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7th「月うさぎ」キャンプ(2日目)

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5月とは云え標高600mの「月うさぎ」の朝は寒いです、結局持って来た物を全て着込んで3シーズンの寝袋にもぐりこみ、余りもののホカロンまで使って寝ていました。 今日は積んできて貰ったロードを駆って桜井へ下り、asuka号でここへ戻ってこなければなりません。 そろそろ起き出そうかと思っているとエンジン音が、新聞配達も来ないだろうに思っていると、VIVVA2000さんが差し入れを持ってやってきてくれました、昨日鈴鹿市の有名焼肉店「みさきや」へ家族で行って、帰りにお肉を差し入れて下さるつもりが名阪国道が渋滞のため遅くなったので、今朝改めてわざわざ持ってきて下さったとの事、有難く頂戴した後、すぐに帰ると云う事ですので、ロードもろとも桜井まで送って貰う事に、何のために積んできて貰ったのやら、koga-miyataは一歩も走る事なく桜井へ。

 
20150505a.jpg早速、近くのファミマへ届いているチェーンカッターを引き取りに、こう云った時にAMAZONのコンビニ受け取りは便利ですね、昨日日中に受け取れない荷物を夜中とか早朝に受け取れるのですから。 PWTと云うブランドのチェーンカッター BT-15R を買いましたが、チェーンフィキサーと云う名の両端を曲げた針金をセットする様になっていて、これがとても重宝します。 針金を加工すれば簡単に作れるものですが、チェーンカッターにセットしておけるのが便利です。 (私の買ったものは10速までの対応ですが割高ですが7~11速対応もある様です。 )
 
20150505b.jpgチェーンを繋ぎ終えると、サイドバッグ他荷物は既に昨日積んで行って貰っていますから、カメラとか身の回りのものだけ入れたフロントバッグだけセットして再出発です。 本来ならR165西峠やR166女寄峠を越えて行くのが近くて早いのですが、キャリアが付いているものの空荷ですし、送って貰ったお陰で時間の余裕もありますので、のんびりと芋峠を越えて吉野経由で向かう事にします。
 
20150505c.jpgshokoraシェフからサランラップを買ってくる様にとの指令がでていますので、吉野ストアへ回りますがありません、結局ローソンで買ったのですが、田舎でもコンビニができてしまうと日用品まで含めて依存度が高いのですね。 川面に響くカジカガエルの声に癒されながら吉野川から高見川沿いの道を快走します。 ニホンオオカミ像の前で小休止しようとすると、先程写真を撮っている時に抜かして行ったローディ2人は女性だったんです、本当に最近増えましたね、華やかになって良い事です。 これから佐倉峠を越えて宇陀へ、関戸峠で戻って津風呂湖畔を経て帰るそうです。 世間話をしていると1台の車が、道でも尋ねるのかなと思っていると2月の「福寿草サイク」でご一緒した北野さんでした、最近はエンジンの付いた愛車でのドライブが多いとか。
 
20150505d.jpg「月うさぎ」に残っている一行は七滝八壺へのサイクリングを予定しているので、上手くすれば合流できるかも知れません。 丹生川上神社中社のある蟻通橋に着いたのは11時半、何人かの携帯を呼んでみましたが一向に繋がりません、暫く待っても連絡がとれませんので先に進む事にすると連絡が、昼食には「月うさぎ」に戻りたいので七滝八壺までは行かずにやはた温泉で折り返し、既に数キロ先を走っている様子、オオカミ像前で油売ってなかったら一緒に走れたのに、残念。
 
20150505e.jpg木津川(こつかわ)から伊豆尾にかけての高見川沿いはこの季節、藤の花が満開です。 遠目には新緑に溶け込んでしまって自転車を入れての写真はなかなか難しいですね。
 

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七滝八壺へ向かった一行の様子は… 写真はsyokoraさんからお借りしました。

 

 
 
 
20150505g.jpg「月うさぎ」へ戻ると丁度お昼の準備が、「よしの庵」顔負けの釜飯とざる蕎麦のセットです。 火器は各自のものですが、釜飯の釜と食器はsyokoraさんが準備してくれました、昨年9月の「山の釜飯 北摂サイクリング」の時のそれですね(^_^)
 
20150505h.jpgniwa-chanさんが今日帰られるので「月うさぎ」の番頭さんにも入って貰って記念撮影を。
 
 
 
 
 
 
20150505i.jpg入れ替わりに八尾から4サイド自走でUG兄さんが到着、今回は1958年エルスキャンピングの初お目見えです、リアもパニアではなくソローニュの巨大サイドバッグ仕様で積載容量が尋常ではありません。 サドルバッグは装備していませんが、バッグ5点セットで自転車が買える。
 
20150505j.jpgそうこうしていると思わぬ闖入者が、ねぎジャージに身を包んだいまやんさんとTABOOさんが菟田野は西昭和堂のみたらし団子を提げて差し入れにやってきてくれました。 今日は何やらロードバイクのイベントで走り回っていたそうです。
 

20150505k.jpg2日目の夜は、VIVVA2000さんが差し入れてくれた「みさきや」の焼肉をメインに「月うさぎ」の番頭さんご夫妻も加わって恒例の持ち寄り宴会です。 syokoraシェフは新たにお好み焼きを投入、そしてキャンプファイアーの始まりです、すみませんこれ以降の事はあまり覚えていません…

本日の走行62.3キロ。 

7th「月うさぎ」キャンプ(1日目)

 奈良県東吉野村にある古民家カフェ「月うさぎ」の敷地をお借りして行われている「月うさぎ」キャンプ、シクロツーリスト誌にも紹介された私たちの恒例行事です。 (ちなみに第6回は…
 今シーズンは開催の予定をしてなくて、またいつもは千客万来オープンな催しなのですが、大黒屋さんがGWはのんびりと山の中で気兼ねなく過ごしたいと云う事で、内輪の催しとして行う事になりました。
 
20150504r.jpg さて準備の方ですが、愛用のテントMOSS OUTLANDのポールを昨年5月の「満腹キャンプツーリング」の時に折ってしまったのを無事に修復した件は先に「今日は休足日」でお伝えした通りですが、テント本体も洗って防水処理を済ませて準備万端。 「10年ぶりの野迫川村」から戻った後にasuka号にキャリアを取り付け、足回りを28Cから32Cへ交換し、調子の悪くなってきたチェーンを交換しようとしていた時に、チェーンカッターの押し出しピンを折ってしまいました。 すぐにAMAZONに注文しましたが配達は4日になります、それにお天気の思わしくない4日は無理に走らずに、軟弱にも大黒屋さんの車にサイドバッグ4個とともに便乗させて貰う事にしてしまいました。 最初は5日朝に「月うさぎ」から菟田野まで送って貰い榛原駅経由で桜井に戻り、配達をコンビニ受け取りにしておいたチェーンカッターを受け取り、asuka号のチェーンを交換後に再出発を考えていたのですが、車にロードバイクを載せる位の余裕があったので、ちゃっかり回送用にkoga-miyataを積み込んでしまいました。
 
20150504s.jpg 榛原のオークワで買出しを済ませ、大黒屋さんのリクエストで東吉野村木津川(こつかわ)の手打ち蕎麦「よしの庵」へ向かいます、休日ですが曜日が平日でですので営業の確認に電話を入れた際に予約しておいて大正解、到着した時には「おそば売れ切れ」の貼り紙が、東吉野村は食事のできる処が少ないので当てが外れると難儀です。 いつもの変わり御飯とお蕎麦のセットを戴きます、大黒屋さんにも気に入って貰えた様で良かったです。
 
20150504t.jpg 「よしの庵」を後に「月うさぎ」への道をとりますと、前を走っているのは九度山人さんではありませんか、天気次第では車載もと仰ってましたが、しっかり和歌山県九度山町からの60キロ余りを4サイドのBSアトランテッスで自走されてきました、暫くそっと後ろにつけて勾配が緩くなった処で声を掛けます。
 
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 「月うさぎ」には既にsyokoraさんが到着されていて、早速準備を始めます。 今回syokoraさんは車に食材、機材を満載してきて賄い役に徹して頂けるとの事です。
 
 
 
 
20150504v.jpg 断続的に小雨が降ってきたりするのですが、ターフのお陰で快適に過ごせます。 大阪からkiki君、滋賀からniwa-chanさんが到着、九度山人さんも無事到着して、1泊目のメンバーが揃いました。
 
 
20150504w.jpg 今夜のメニューは豚肉と野菜でヘルシーな「蒸し鍋」です。 いつもの月うさぎキャンプは大人数であちこちでワイワイガヤガヤ、新しい出会いもあってそれはそれで愉しいのですが、今夜は気心の知れたメンバーで落ち着いた時間が流れて行きます。  
本日の走行0キロ。
 

4th「月うさぎ」キャンプ(3日目)

朝4時、風とコッフェルか何かの転がる音で目が醒めます、まだ暗いのですが、昨夜の宴でテーブルの上やらひっくり返ったまま、ごそごそテントから這い出して点検作業、今日から天気は下り坂、日中こそ持ちそうな予報なのですが、なにせ標高600m吉野の山の中ですから、安心はしてはいられません。 明るくなりだした頃から、テントの中でまず自分の荷物をまとめ始める事にします。 今日の予定は12時までに撤収して解散と云う事なのですが、早めに片付け始めます。 3台の車はともかく、8台の自転車は大阪京都方面へ6台、和歌山方面へ1台、滋賀へ1台と自走と途中から輪行で帰途に就く事に、私が京都まで自走するつもりの3台を嵐山八幡木津自転車道の入り口までご案内する事にしました。 朝食を済ませ、テントや荷物を片付け9時過ぎには出発準備が完了、大阪京都組の5台のキャンピング車を引き連れて「月うさぎ」を後に帰途に就かさせて貰います、帰りは下り基調なもので。 写真を撮ったりしながら一谷峠を下り、一昨日と同じ芳野川沿いの道を選んで<199>粟原榛原線で女寄トンネルの西側に出て一気に下り、途中から旧道の忍坂(おっさか)街道へ入り宇陀ヶ辻から伊勢街道へ。 桜井で横大路(伊勢街道)を大阪方面へ向う純米酒さんとLibertyさんと別れ、コンビニ休憩して貰っているうちに、私は自宅でサイドバッグを下ろして身軽に。 タイミングが良すぎると云いますか、こんちゃんさんが後輪パンク、チューブ交換中です。 ここからは勝手知ったる上街道(上ッ道)を北上、とにかく信号の殆どない旧街道は、スタートストップのつらい4サイドにうってつけです。 まともにR169を走ろうとすれば奈良県庁前まで信号の数は50以上、上街道を走れば5つか6つ、まぁ見通しの悪い旧街道ですからロードレーサーで飛ばすような道ではありませんが、キャンピング車なら丁度エエ按配です。 卑弥呼所縁の箸墓古墳と帯解駅で一息入れただけで、GWで観光客で混雑するならまち、猿沢池、興福寺と通り抜けて行きます。 写真はドリームランドの遺構ではありませんよ、あのJAZZピアニスト山下洋輔の祖父が設計した奈良少年刑務所正門です。 奈良阪を越えて京都府へ、14時には木津川沿いの自転車道への入り口へ、むらまさ君のTwitter友達が流れ橋へ迎えにきてくれるとの事ですので、 ここで安心して京都へ向う3名を見送らさせて貰いました。 桜井へ引き返す途中で天理あたりで雨がパラパラと降り始めてきましたが、本降りになる前に無事帰投できました。 和歌山、滋賀へ向った皆さんも降り出す前には帰宅できた様で何よりで、早めの撤収は正解だった様です。 3日間ご一緒頂いた皆様、場所を提供して頂いた「月うさぎ」のオーナーご夫妻、ありがとうございました。 1日目へ 2日目へ

3th「月うさぎ」キャンプ (3日目)

今朝も烏の羽音で目が醒めました。 あの騒がしい犬だちは相変わらず夜中じゅう誰かが用足しに行くたびに吠えていた様ですが、すみません私はあまり気にならず寝ていました(^_^;) さて今日の朝食はなんやよう覚えていません、昨夜の「ラタトゥイユ」やウィンナがいっぱいあったり、パン以外にUG兄さんは昨日頂いた餅を次から次と焼いて、色々なトッピングで出してきてくれます。 実は今回の「月うさぎキャンプ」、後の9~10日は私とskuramさんの共通の古い仲間、今はなきパソコン通信の日経MIX(1987-1997)のフォーラムkansai会議のメンバーでのオフ会「アウトドア宴会」と抱き合わせで行わせて貰いました。 そちらは私を別にして5名の参加者、料理は別メニューだったのですが、酒や一品を交換しながら交流。 ところで日経MIXでは私はoutdoor会議の議長を勤めさせて頂いてました。 日経MIX組を加えた2日目キャンプ組から、早立ちのnanaさんが抜けてオーナー夫妻が加わって記念写真を、しかしチロちゃん亡き今、看板犬のはずのココロはなかなかポーズをとってくれません。 「月うさぎキャンプ」は建前上はキャンピング装備の自転車での自走が基本ですから、これが本隊です。 12時丁度に「月うさぎ」を後にし帰途に就く事に、和歌山方面へ帰る九度山人さんは鉄人児玉さんを介添役に吉野経由、私と大阪組はなべちゃんのサポートで宇陀から女寄を下り自転車道経由で王寺を目指します。 4サイドが4台も連なって走る機会はそうはありませんから、しっかり写真を撮りました、一谷峠を下ってきたこの写真と上の集合写真はなべちゃんです。 と云う訳で2泊3日の「月うさぎキャンプ」を無事に愉しく終えさせて貰いました、参加の皆さん、「月うさぎ」の滝口オーナーご夫妻、有難うございました。 今回は参加できなかった皆さんも含めて次の機会も、お目にかかれる事を愉しみしています。 本日の走行29.3キロ、地元で幹事役とは云え3日間で100キロ走ってません。 ちなみに大阪市内の山内さんは南回りの往路約105キロ、帰途約75キロだったそうです、お疲れ様でした。

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SORAさんのブログ鈴鹿のあびさんのブログ九度山人さんのブログだいすけさんのブログ niwa-chanさんのブログ 「月うさぎ」のブログ いつもの様に「月うさぎキャンプ」の写真をうちのHPにUPしています。 TOPから「BICYCLE」→「ツーリングの記録」→「2011」とたどって下さい、集合写真他大きなサイズの画像を落とす事も可能です。 なお認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 また申し訳ありませんがIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

敦賀「お月見キャンプ」

 D女史のお誘いで、福井県敦賀市の芭蕉ゆかりの名勝「気比の松原」で中秋の名月を愛でようと云う企画です。 参加者は5名、キャンプそのものは同市内野坂の「自然の家キャンプ場」で、予約は必要ですがテント設営は無料、市営の清潔な施設です。

 最初は気比の松原まで自転車で往復する計画だったのですが、月夜とは云え海岸から標高150mのキャンプ場まで土地勘のない道を登って帰ってくるのに恐れをなして、若干3名は軟弱にも車で往復する事に。 私は往復送迎付きだったので大きなテントでも良かったのですが、コンパクトなコールマンのアビア(右下)を持ってきた事を後悔、さすが飲んだ後に狭いテントは蒸せました、隣のDさんは朝方は寒い位だったとの事なので、酔っ払いには丁度良かったのかも知れませんが…

 正確には今年の中秋の名月は12日で、今夜は十三夜なのですが。 心配して天気も崩れる事はなく、気比の松原の松林の間から真ん丸い月が…
 月明かりの下でなぜかJAZZを聴きながら宴の始まりです、なにしろ筋金入りのJAZZファンが集まってしまったもので、Moonをタイトルに含む曲や、7月に急逝されたミムラさんの放送録音を聴きながら、kiki君の見事な包丁さばきで剣先烏賊と石垣鯛の刺身他を戴きながら夜は更けてゆきます。(photo : 大黒屋さん

 そうこうしていると2灯のライトを点した自転車が、大阪から仕事を終えた後、宴会だけのためだけにUG兄さんが乱入、敦賀駅前まで車で来られて、自転車で走って来られたとの事 ここ最近ご執心のアウトドアクッキングとご自慢のコレールのカップでのティータイムまで。

結局、宴は10時過ぎまで続き、大阪へ帰るUG兄さんを見送り、キャンプ場まで戻ってからスーパー銭湯まで往復して汗を流すと、すっかり日にちは変わってしまいました。本日の走行0.0キロ(^_^;)

月うさぎお花見キャンプ(2日目)

 色々な鳥の声が聞こえてきて5時頃に目が醒めたのですが、珍しく30分位寝袋の中でうとうとしていました。 フライの裾からの冷気が結構寒かったものの、嵩高いマットの断熱効果が大きかったです、あとホカロン一つあれば快適だったかも、今年のこの気候標高600mの「月うさぎ」なめてはいけません。 Colemane AVORの中は横になったまま着替えられるのが精一杯の断面、一応前室があって長さは充分あり、俯せになって読み書きするには不自由はありませんが、でも中で過ごすには限界のサイズ、横になればすぐに寝付けてしまう人でないと辛いでしょうね、それに夏場はどうでしょうか。 収納サイズとペグダウン必須と云う事は自転車ツーリングのゲリキャン用としては及第点は出せませんね。

 気持ちの良い朝です。 荷物を片付けたり、適当に残っているもので朝食にしていると、仕事の都合で昨日から参加できなくなったtatsumi御大が名古屋から直接こちらへやってきたり、わしはGTさんが大宇陀の道の駅から走ってきたりと賑やかに。

 kikiさんは榛原まで走り、車にキャリーして貰って敦賀へ、今夜のフェリーで北海道へ渡りGW休みを過ごすそうです、若さとバイタリティには感心します。

 お昼から室生寺まで行こうと云う話になります、往復30キロ位2時間半位の行程です。 昨秋は往復単独行でオーストリッチのサイドバッグを外すの鬱陶しいのでこちらでは走らず仕舞でしたので、帰路も自走約75キロの行軍に備える9さんを置いて、5人で走る事に、まずは隣村の滝野にある「投石の滝」に寄ってから、染谷峠を目指します。

 染谷峠の北行きは何度となく走っていますが、正直云って室生寺から辰尾橋~大内峠~染谷峠と戻ってくるコースは苦手なんです、その上携帯が使える染谷峠まで登ると雲行きが怪しくて風も強い、雨雲レーダーを見ると奈良県北部を雨雲が通りすぎていrる様です、荷物も拡げたままですし。 SORAさんも冷やかしに来る様な書き込みがあったので、私だけここで引き返す事にします。

 染谷峠を下り滝野から一気に「月うさぎ」へと登り返しましたが、SORAさんは9さんと一緒に帰途に就いた様でもうからっぽです。 荷物を片付けていると少しパラパラと来たので慌てて荷物を屋根のある処へ移動させたものの、心配する程の事もありませんでした。 何しろ携帯も入らないので荷物を片付けてしまうとする事がありません、写真を撮ったりベンチに転がってみたり、11匹の犬と9匹の猫たちと同様に平和な春の午後を過ごします、そうようやく猫たちの名前と顔?が一致する様になってきました。 写真左下は店長のももたろう、右下は唯一の洋犬チロです。

 15時までには室生組も戻ってきたので15時半、天五さんと2人で「月うさぎ」を後にする事にしました、一谷峠を下り榛原の手前で天五さんと別れ、R166女寄を下って17時頃に帰投、2日間での走行72.7キロでした。 「月うさぎ」のオーナー夫妻と参加の皆さん有難うございました。 
 例によってうちのHPの「ツーリングの記録」に写真をUPしましたが、認証が必要です、ユーザー名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 なおIE6以前のプラウザでは正常に表示できない場合があります。

月うさぎお花見キャンプ(1日目)

昨年秋に続いて東吉野村「月うさぎ」でお花見キャンプをさせて貰おうと考え、昨年参加できなかった方を中心に日程を詰めてみたのですが、最初予定していた4//16~17の日程では天気が悪くて、4/29~30に順延して行う事になりました。

 今回はモンベルのサイドバッグ大小をセットして出掛ける事にしました。 取付具の関係でちょっとイレギュラーな点もあるのですが、使う度に頭にきてキレかかる、気の利かないオーストリッチ製バッグを今回は使わない事にしました。 エアマットはバルブが壊れたままなので、嵩高いですがスポjンジ製のロールマットを積んで行く事に、とにかくマット以外の荷物はバッグに収まりました。 後は初めてのバッグレイアウトなのでシミー現象の発生が心配だったのですが、そちらは大丈夫の様です。 ただ走りだしてすぐに引き足がリアサイドに干渉するので一旦引き返す事にはなりましたが。

 昨年秋はR165西峠を越えたのですが、GW初日の上に天気も良いとあって車が多いので、距離、標高差ともに大きいのですが、大峠~宮奥ダムコースをとる事にします。 まずは多武峰へ向かいますが県道桜井吉野線も新鹿路トンネル開通後は交通量が増えました、それに今日は紅葉シーズン程ではありませんが観光バスも多くて、路線バスも増発されている様です。

 下居付近から百市にかけての急坂は押す覚悟していたのですが、どうにか休み休み漕ぎあげる事ができました、八井内から大峠を目指しますが、車は少なくなりますが、今日はこちらへも奈良交通のバスが回送でしょうか入ってきています。 標高560m程の大峠トンネルを越え、宮奥ダムまで下って暫し休憩です。

 菟田野松井橋のローソンで少し買い食いして、一谷峠への登りの始まる少々岩端で休憩。 今回は大阪天神橋から自走の天五さんも既に榛原まで来ている様子です。

 13時40分「月うさぎ」到着直前に大黒屋さんの車に追いつかれます、ダイバーてっちゃんも既に到着し、鉄人児玉さんも陣中見舞いにやってきて、春の柔らかな木漏れ日の中でコーヒーブレイクです。 残念ながら月桜は昨日の雨風で花を散らしてしまいましたが、その袂にテントを張らせて貰う事に。

 今回はMossOutlandではなくColemanのAVOR X1を下ろしてきました。 実は未使用のソロテントが2つもあったのです。 ビビィサックにするまでの勇気もなくゲリキャン用として買ったのですが、収納サイズや重量は満足できる程のものではありません。 一番の難点は自立しないのでペグダウンが必要です。

 泊まりのメンバーも揃い、近くの「たかすみ温泉」まで車で往復し宴の始まり、「月うさぎ」オーナーがキャンプファイアを準備して頂き、京都美山でのアイズラリーに参加していたUG兄さんも差し入れのケーキを持ってやってきてくれました。

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小口キャンプツアー (三日目)

 

 

 

いよいよ3日目の朝、朝食の準備や撤収の段取りと結構忙しいです。 今日はT御大が自走でR168を走って帰途に、T5さんと鉄人Kさんと私は<229>古座川熊野川線で古座川町へ越えR371経由でJR紀勢線の古座駅を目指し、輪行で帰途に就く計画です。




<229>古座川熊野川線、こちらは和田川沿いに遡って行くルートですが<、44>那智勝浦熊野川線とかなり様相が違っていて畝畑までは深い渓谷にへばりつく様にデンジャラスな道が続いています。 写真の様にちゃんとガードレールがある箇所は少ないです。




素堀りのトンネルも三つ程あります。










畝畑で近年ようやく開通したホイホイ坂林道が分岐していますが、現在舗装工事中との事、完成すれば川湯方面へのコースとして使えますね。 ここから先は10数年ぶりで、その頃は県道にはなっていたものの未舗装区間が結構残っていました。




標高550m程の足郷トンネルへ到着










古座川町西川、通り雨でしたが雨宿り中です。









2007年6月の「CanCan謹製カレンダー」で使った古座川に架かるあぜちの吊り橋はご覧の様に「耐風索ワイヤー破断の為通行止」と渡れなくなっていました。





 

一部で話題になっている月の瀬の「ゆうや」、連休とあって賑わっている様で、次回一人の時にチャレンジしてみます。







古座駅で和歌山回りの特急「スーパーくろしお」で帰途に就くT5さん達と別れ、私はのんびりと新宮~多気~松阪~伊勢中川~名張と普通列車を6時間余り乗り継いで帰途に就きます。
 紀伊半島有数の険道<44>那智勝浦熊野川線、<740>小船紀宝線、<229>古座川熊野川線を久しぶりに堪能して充実したツアーを無事終える事ができました、 本日の走行68.9キロ。

 

 

 

 


↑ 新宮駅にて、新宮~多気間はキハ48の2両編成です。 まだまだ全国で活躍していますが、国鉄時代末期のディーゼル車です。

「丹生ヤマセミの郷」キャンプツーリング (4日目)

 今日は御坊まで走り輪行で帰途に就く予定です、明るくなりだしたらさっさと起き出して食事を済ませ撤収にかかります。 できる事ならテントを乾かしたい処なのですが、真夏のキャンプツーリングでは日差しが入って気温が上がりだす前に走り出す準備を済ませておかないと、暑さに走る前にくたびれてしまいます。

7時には出発する事ができました、最高に気持ちの良い朝です、基本的に日高川沿いに下り基調の道ですし。

← 県道735号から「丹生ヤマセミの郷」を見下ろす。

丹生川沿いに下ってきて殿原地区、山深い紀伊半島の山中にあって由緒ある晴明神社や、撃墜されたB29搭乗員の慰霊碑があります。 搭乗員7名死亡4名生存、この話には色々な後日談もある様ですが、POW研究会の近年の調査によると4名の生存者は信太山演習場と真田山陸軍墓地で処刑されているそうです。

せっかくですから未知の道路元標の探索も行います、平成の大合併で田辺市となる前の龍神村は旧道路法施行時は龍神村、上山路村、中山路村、下山路村でした。

← この付近に上山路村道路元標が建っていたはずなんですが。

日高川沿いにR425を走り、椿山ダム上流の金比羅橋から対岸路を走ります、車が殆ど入ってこない快適な道です。 この後再びR425に戻り県道26号御坊美山線~県道25号御坊中津線と継いでかまきりトンネルを抜けて日高川左岸の県道193号船津和佐線を走りJR和佐駅を経て御坊市街へ、少し遠回りになりますが、自転車にとっては快適に御坊市へ出る事ができるルートです。

4つのサイドバッグをひきずって輪行する訳にも行きませんのでサイドバッグは宅急便にして送ります。 平日なら龍神村の郵便局で「ゆうパック」にすれば良いのですが、あいにく土曜日で郵便局が使えません、取り次ぎ店で空箱が貰えればそれでも良いのですが、クロネコヤマトの営業所のある御坊まで走る事にしました。 いつも箱を買うのですが、使い古しのハコを分けて貰えました。 某A産業のタコなサイドバッグと汗だくになって格闘、バッグ4つを2つの箱に入れて奈良まで2340円、輪行は「18きっぷ」を使うのでこれが一番の出費だったりして。

紀州鉄道のキハ603もそろそろ引退とかで、西御坊駅に立ち寄ったらお盆休みに週末とあって’鉄ちゃん’の姿がチラホラと思っていると、丁度やってきました。


しかし荷物を降ろすと羽根が生えたように軽くなって快調に県道24号御坊由良線を飛ばして、父方の実家へ向かいます。

 本日の走行101.4キロ

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