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遠回り通勤ポタ「献血」

  京奈和自転車道にて

 今日の遠回り通勤ポタは大和郡山まで献血に行く事に。下ッ道を北上、二階堂から県道193号筒井二階堂線で三郷橋で佐保川を渡り筒井へ。最近は成分献血で30~40分じっとしているのが辛いので全血ばかりです。

 献血後ですから充分に水分補給と休憩をとって、せっかくなので郡山市街まで北上してから佐保川べりへ。京奈和自転車道の奈良県下の区間で一番良いと云うかマトモな区間、佐保川と地蔵院川の導流堤上(写真左)と近鉄天理線と橿原線のアンダーパス区間(写真右)をを走り、高橋を渡って浄化センターを抜けてほぼ大和川沿いにのんびり走って帰ってきました。
 本日の戦利品、って割く時間だけ考えても割に合う話でもありませんが、献血のボランティア依存体質が気に入らないので、粗品の良い時を意地でも狙って行く事にしています、ティッシュ5箱なんて時はバッグ装備でね。しかしあの何の役にもたたない記念品の「盃」どうにかならないですかね。
 まぁ走る動機付けにはなる訳ですから、それはそれで本日の走行44.2キロ、14時前には無事帰宅。

琵琶湖キャンプツーリング(3日目)

 滋賀県草津市 湖岸緑地志那1

 朝5時過ぎには目が覚めます、昨夜の風も治まってくれて爽やかな晴れの朝です。今日は撤収して帰途に就きますが、1泊2日だった前回前々回に比べるとゆっくりする事ができました。

 ショコラさんが倉庫がわりに設営したテントだけを残して撤収、自転車もサイドバッグを付けて出発準備OKです。不可解なのはテーブルの下に置いてあったmont-bellのコッフェルと結構重くて頑丈な五徳が行方不明、コッフェルは空だったので昨夜の強風に飛ばされたのかも知れませんが、五徳はとても飛ばされる様な代物ではありません。最近キャンプ場での盗難が多いと聞きますが、それにしてはバーナーとボンベは残っているのですよね。
 0912 「志那1」を後にし湖岸道路を南下します。

 草津川河口で齋藤電鉄さんとniwa-chanさんとお別れです。

 近江大橋を渡ります(写真左)、ショコラさん自身が建設に関わった橋を後年渡る事ができるなんて羨ましいですね、私みたいに商業印刷物やソフトウェアなんかは消えちゃいますもんね。近江大橋西詰で大阪へ帰るタックさんとお別れします(写真右)。

 破損したサイド枠の代用品があるかもと大津市内のショコラさん宅へ向かいます、琵琶湖大橋西詰から瀬田にかけての西岸は自転車で走った事がないので、色々とガイドして貰います、写真右は江若鉄道の廃線跡だそうです。
 残念ながらサイド枠はネジ位置が合わなかったのですが、破断したパイプの内側に内径の合うネジをカットした丸材(いわゆる寸切り)を押し込んでカシメて、針金でサイド枠全体を縛って貰いました、これで桜井までの長丁場も安心です。
 教えて貰った湖岸の道を走り、お陰で石山寺を過ぎるまで車や信号に煩わされる事なく抜ける事ができました、残念ながら河川敷を走っていたので「茶丈藤村」の前は通りすぎる事になってしまいましたが。

 瀬田川沿いの府県道3号大津南郷宇治線を走り 1221 一旦京都府に入った辺りでタックさんに追いついてしまいました。コンビニへ寄ったり写真を撮ったりしながらのんびり走っていたそうです。


 緩やかなアップダウンを繰り返しながら川べりの快走ルートです。天ヶ瀬ダムに立ち寄り、それぞれ手持ちの食料でお昼にします。(写真 : タックさん)

 平等院まで下ってからいつも難儀するのですが、遠回りになる事は判っているのですがタックさんに淀の「さくらであい館」まで案内して貰う事に、大阪方面から来るサイクリストには当たり前の宇治川沿いのルートですが、奈良県民の私は殆ど走った事がないのです。(写真 : タックさん)

 R1をくぐる処で難渋しましたが「さくらであい館」が見える処までやってきました。(写真右 : タックさん)

 1435 「さくらであい館」に到着、休日とあっていつも以上にサイクリストが多いですね、結構ソロの人がたむろしていて何やら変な雰囲気、その中にキャンピングが2台乱入、この人たちにはどう映るんでしょうね。(写真 : タックさん)

 1444 トイレ休憩の後、淀川沿いに下るタックさんとはここでお別れ、御幸橋を渡り木津川べりの木津八幡嵐山自転車道(京奈和自転車道)へ入ります、走りなれたルートとは云えまだ桜井まで60キロ近くあります。(写真 : タックさん)
 15時丁度に「流れ橋」に、以前近くにクライアントがあって2015年には40回も来た事があるのですが、もしかして一昨年の正月以来? ここもサイクリストの溜まり場なんですが、今日行われている木津川CCの「嵐山往復サイク」の一行が休憩中。16時丁度には木津八幡嵐山自転車道の終点近く京奈和自転車道が別れる樋門公園へ、京奈和自転車道をたどると桜井へは遠回りになってしまいますので、井関川沿いに遡って 1628 には京奈県境を越えて奈良阪へ。

 県庁前から上ッ道を、夕陽に映える山並みを見ながら18時過ぎには無事桜井に帰宅しました、本日の走行119.5キロ、お天気に恵まれた3日間の走行距離は294.6キロ、何より色々と段取りして下さったショコラさんに感謝です。

1日目(5月6日)  2日目(5月7日) 3日目(5月8日)

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん他の写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

国中の桜も終盤「自撮りポタ」

京奈和自転車道(広陵町)にて

 月曜から雨と云う事で国中(くんなか)の桜もこの週末が最後かと、勤務明けですが一昨々日に続き「自撮り」の準備をして出掛けます。実は膝の調子があまり良くありませんので暫くはポタリングペースで… さて花筏の浮かぶ飛鳥川沿いを北上し大和八木から横大路を走って京奈和自転車道(飛鳥葛城自転車道)に入ります。


 葛城川左岸の飛鳥葛城自転車道。
 明日9日から期間限定でサイクルトレインが始まる近鉄田原本線の手前を西に入り、高田川に出ます。大和高田と並んで箸尾の桜並木も良く知られています、2021年3月27日2018年3月31日

 とてもタイミングを合わせられないので Image Composite Editor による合成です。
 田原本線は単線でここ箸尾駅と大輪田駅で交換が可能です、日中は1時間2本、朝夕は3本程度運行されています。サイクルトレインについてはこちらを。

 箸尾から大和川左岸まで北上し寺川を遡り、川西町の「結崎面塚」の桜並木へ、桜の季節「面塚公園」の横はぼんぼりが提がるのが… 向こうに見える高架は京奈和自動車道です。

 大和川の支流寺川は談山神社のある桜井市多武峰が源流です、結崎付近から西側を望む。近鉄橿原線と京奈和自転車道をくぐって天理市庵冶町へ、再び大和川べりに出て帰途に就きました、本日の走行38.9キロ。

雪の天辻峠を越えて(後半)


 道の駅「吉野路大塔」で本日のミッションは果たしたものの既に13時、新天辻トンネルを抜けるにしても来た道を戻るのは面白くありません、12時まででしたら阪本へ下り天川経由も考えていたのですが、新川合~新笠木の2つの長大トンネルは通りたくないので、笠木峠旧道の積雪具合を考慮すると些か時間的に厳しそう、このままR168を阪本側に2/3程下って県道732号阪本五條線で出屋敷峠(660m)へ登り返すのが一番賢いかな。

 県道732号に入り再び調子よく登り出したのですが、暫く行くと脚が攣り始めます、幸い今日は「芍薬甘草湯」を持っていたので助かりました。今まで持っていない時に限って攣ったんですよね、効果覿面無事に 1333 出屋敷峠へ。
 以前シクロツーリスト 旅と自転車 特集「日本の峠200選」imageで奈良の峠として芋ヶ峠と染谷峠を紹介させて貰っているのですが、私自身は此処とで奈良の三名峠だと思っていたのですが、処分場かのフェンスができて興ざめなのは残念です、あとは小南峠か石切峠でしょうか。
 県道732号は起点と終点が奈良県域なのですが出屋敷峠から高野町富貴を過ぎるまでが和歌山県域です、出屋敷峠の北側は緩やかな1.5車線が道が続き出屋敷辻で県道733号川津高野線と合流します。
 富貴集落を抜け再び奈良県域へ、東の川(うのかわ)の深い谷の東斜面を豪快に下って行きます、日当たりが良い事もあって路面は乾いていて安心して下る事ができます。1458 火打口で県道55号橋本五條線へ。五條市街を避けて辯天宗宗祖御廟の横を通って県道137号平原五條線で栄山寺橋へ。栄山寺トンネルimageの供用はまだの様ですが、供用されると京奈和自転車道のルートになっている県道137号の交通量が増えるでしょうね。
 栄山寺橋を渡り一旦県道39号五條吉野線へ入りますが吉野川左岸に渡る手前でそのまま右岸を走る市道へ、水溜りとかもある悪路ですが、ランドナーにはぴったりのコースです。途中にカルディア第2キャンプ場がありますが殆ど車が入ってきません。阿太橋西詰で県道259号吉野川公園線に入り西阿太でR370を跨いで阿太高原へ、東寄りに京奈和自転車道のコースが設定されているのですが、こちらの方が楽だと思うのですがね。この後福神駅前から今朝立ち寄った吉野口駅前へは1642には戻ってきたのですが、所用でVIVVAさんちと勤務先に寄って20時過ぎに無事帰投しました。本日の走行121.5キロ、今年初めての100キロ超となりました。

 


遠回り通勤ポタ「源九郎稲荷」

大和郡山市洞泉寺町 源九郎稲荷神社にて

 ここ暫く通勤以外では皆目走っていません、運動不足よりも生活のリズムが狂ってしまって、いけませんネェ…ぐっすりと眠れません。今月中に道の駅「吉野路大塔」まで往復しなければいけないので、調整がてら大和西大寺の自転車工房「Delft」さんまで往復する事に…
 勤務明けですので大和高田の「松のや」まで走ってがっつり朝飯image、満足した処で高田川に沿って北上「葱」の総帥吉盛さんの「イイギア」へ、もう2月になってますがカレンダーを放りこんでおきます。
 後1ヶ月半もすると高田川べりは桜並木で華やかになりますね。引き続き高田川べりを北上します、なかなか快適なルートなのですが、交通量の多い県道と交差する処が些かやっかいなんです。箸尾まで来て近鉄田原本線で行き止まりになりますので、些か判り難いですが箸尾駅に西側踏切まで迂回して「奈良県第二浄化センター」の南側で「飛鳥葛城自転車道」に出る事ができます。
 「奈良県第二浄化センター」の西側を回りこんで再び高田川に出ますが、すぐに曽我川に合流します。

 御幸橋で大和川を跨ぎ富雄川沿いへ、引き続き「飛鳥葛城自転車道」なのですが、県道9号大和郡山斑鳩線と交差する富雄橋西詰で法隆寺からきた「大和中央自転車道」に合流します。休日とあって行き交うローディも多いです。
 このまま自転車道のルートを辿ると道も狭く交通量も多く、郡山城跡のまわりで丘陵状になっている大和郡山市街を越えなければなりませんので、手前で山田橋を渡り東へ大和郡山ならではの「金魚田」の中を抜けて近鉄橿原線を跨ぎ筒井から北上してきた下街道へ入ります。
 著作権侵害で金魚ボックスimageは撤去されてしまいましたが、柳通商店街は「金魚ストリート」と名前がついている様です。郡山城跡で盆梅展が行われているせいかいつになく観光客で賑わっています。また26日からは「大和な雛まつり」も開催されます。

 いつもは柳通商店街を「菊屋」の角まで北上するのですが、今日はかつて遊郭のあった洞泉寺町の「源九郎稲荷神社」に立ち寄ってみます、遊郭跡は「町家物語館」(旧川本楼)を残して昨年取り壊されてしまいました。「源九郎稲荷」と云えば上方落語ファンにはお馴染みの「猫の忠信」、歌舞伎や浄瑠璃の「義経千本桜」の「狐忠信」をパロったものなんですが、ここに祭られている宇迦之御魂神(ウカタノミタマ)、すなわち稲荷神の化身がその「狐忠信」、九郎判官義経が奥州に下る際に源九郎の名を贈られたとの事なんでして、なにやら話がややこしいです。ところで稲荷神社の狐は稲穂とか色々なものを銜えているのですが、ここの狐は「巻物」と「玉」を銜えています。
 ところで「源九郎餅」なんてのがあるんですね?「菊屋」の「城之口餅」があまりに有名なんで知らなかったのですが、Facebookにどんパパさんが美味しいよとコメントを下さっていたので次は買ってみようかと。
 奈良口に出て秋篠川沿いに北上する「大和中央自転車道」に戻りますが、この区間は「京奈和自転車道」の一部になっています、ただ幅員が狭いのと、住宅街の中を行くのでジョギングの人やら買い物の自転車が多いのが難点。
 R308に出た処で左折し西へ、尼ヶ辻駅前を経て西大寺駅の西の方へ、1242「Delft」に到着、ようやくカレンダーをお届けする事が、あと「ポタリング&スポーツ栄養講座&歴史講座」のチラシを置かせて貰いました。しかしマスプロランドナーの現物を展示して販売しているお店っていまや貴重です。奈良口まで元来た道を引き返し佐保川沿いの「京奈和自転車道」へ、1月末まで通行止だった区間をやっと走れると思っていたのですが…

 なんと通行止は3月末まで延長されています、昨年5月に「全線開通」と報道されて以来いまだにこの区間は通行止のままです。まけに迂回路は佐保川右岸の堤防上が通行できるのにも拘わらず300mも西の市道まで迂回する案内が、加えて地図は少しおかしい。恐らく河川管理路を大っぴらに自転車道の迂回路に指定できないお役所事情かと、とにかく4月が愉しみです。
 大和川に出て後は川べり桜井へ帰途につきますが、大和川左岸路が近鉄橿原線を跨ぐ踏切の前後ですが、2月17日から3月10日まで舗装工事で通行止になるそうです、桜井から王寺への定番ルートなのにね。
 15時半には無事桜井に帰投、平坦路ばかりですが本日の走行67.2キロ、1月16日の「東吉野」以来ほぼ1ヶ月ぶりの50キロ/日超となりました。


11月6日の日記


 奈良のサイクリストにはにはお馴染み「4’season」へは勤務明けに時々行くのですが、今日の予定は10時に「メガネの三城」へ行ってから西大寺の自転車工房「Delft」まで、時間調整を兼ねてモーニングを。なにやら東側が明るくなったなぁと思ったら住宅が建つとかで整地作業中、暫し見通しが良い様で。
 8月の事故でひん曲がった眼鏡を補償して貰えるので「めがねの三城」へお願いしていたのを引き取りに、中和幹線沿いに移転してからは初めて。しかし眼鏡って体の一部として治療費同様に補償して貰えるんだって、怪我をしていない場合とか、装飾的要素の高いものは物損扱いになるそうですけど。
 大和川べりに出て北上し下永橋からショートカットして佐保川の三郷橋までショートカットし京奈和自転車道、しかし大師橋から北の工事通行止本当に来年1月末なんでしょうかね、今年7月末までの予定だったのにまた延長されたりして。今年5月2日に「京奈和自転車道全通」が報道された時から通行止のままです、なんなんだ。
 奈良口から秋篠川沿いに入り、尼ヶ辻駅の北側の暗越奈良街道(R308旧道)から抜けて行きます、菅原神社へ阪奈道路をアンダーパスできるのでこれが一番早いみたい、1220 到着。
 asuka号とerba号で使っている9速用ダブルレバーSL-7700のSISユニット(図②)をダメ元でお願いしていたけどやはり無いみたい、SL-7700はぼったくり価格でネットにでているけど、10速化か8速化も考えておかなくては。写真右のRIGHT PLATE(図⑤)は以前に常識的な価格でヤフオクに出ていた頃に落札したら欠品していたもの、問い合わせたら「写真に写っているものが全て」とのたまう、今だから云うぞ「お前はアホか!」。
 さて「Delft」さんにちょっと長居してしまいましたが同様のルートで桜井への帰途に、佐保川沿いの京奈和自転車道の何ヶ所かで交通量調査が行われています、土曜とあってそれなりに自転車は行き交っているけどあちこちズタズタの奈良県下の自転車道、お隣の京都八幡木津自転車道とかとは比べるべくもないけど、まぁお役所も成果を検証はしておかなくちゃならないしね。本日の走行58.9キロ。



久しぶりの「遠回り通勤らいど」

秋篠川沿いの自転車道から薬師寺を望む

 久しぶりの「遠回り通勤ライド」です、西大寺の自転車工房「Delft」さんまで往復します。大和八木から下ッ道(中街道)を北上します。写真はR25との交差、ここから下ッ道は近鉄橿原線とR25に挟まれた集落を縫って行きます。
 田原本町から天理市に入った辺り。
 (写真左) 天理市二階堂、この三叉路から東に行くのが丹波市(現在の天理市)への旧い道です。立派なお堂のありかつては交通の要衝だったんですね。(写真左) 近鉄天理線を跨ぎ、京奈和自動車道をくぐります。下ッ道は更に北上しますが、菅田神社参道に入り西へ。

 三郷橋から京奈和自転車道へ入りますが大師橋から郡界橋の間の工事通行止は相変わらずです、来年1月末までと云う事ですが。
 緊急事態宣言明けの最初の週末にこのお天気とあって、最高のサイクリング日和、自転車道を行き来するローディも多いです。秋篠川沿いの自転車道を「Delft」さんまで往復して、大和川河畔沿いを走って14時過ぎには無事帰投。平坦なコースですが本日の走行56.7キロ。



猛暑の国中巡回サイク 4つのミッション

奈良県庁にて

 一昨日からの暑さ、二度目の夏がやってきたと云う感じ、お盆の長雨でクーラーが要らない位に涼しかっただけに、この暑さは調子が狂いますよね、8月も終わりとあってさすがに朝夕は少しはマシな気もしなくもないのですが。今日の「遠回り通勤らいど」は幾つか用事がありますので、猛暑の国中(くんなか)を巡る事に。
 まずは献血に奈良県庁に向かいますが、橿原市の勤務先からできるだけ車の少ない道を走って行こうと中ッ道と布留(ふる)川南流沿いの自転車道と上ッ道を継いで行きます。

 中ッ道は奈良盆地を南北に結ぶ古代官道の一つですが、上ッ道と下ッ道がそれぞれ上街道、中街道として近世以後も残るものの、中ッ道は平安時代以降には失われてしまった様で、大和川以南では道筋を辿る事は難しくなっています。天理市武蔵町、これより県道51号天理環状線と重なります(写真左)。同じく九条町の「野神さん」(写真右)。

 中ッ道だったと思われるルートを北上すると山邊御縣坐神社(やまのべみあがたにいますじんじゃ)、前裁駅を経て奈良市北之庄からJR奈良駅付近と繋がりますが、交通量も増えてくるので布留川南流沿いを走り天理市街へ向かいます。天理ダムのある布留川は天理市守目堂で北流と南流に別れ、それぞれ別々に大和川に流れ込んでいます。布留川南流堤は一部が自転車道として整備されています(写真左)。川べりを走りJR桜井線のガードをくぐると天理駅の前身の丹波市、現在の天理駅東側の道に出ます(写真左)。
 天理市街を適当に走りお馴染みの上ッ道へ、帯解寺の前を走り猿沢池まで旧街道の趣を残す道です。

 10時20分には県庁東交差点へ、27キロを1時間半程で走ってきました、信号が数える程ですからね。献血にわざわざ奈良県庁までくる事もないのですが、ボランティア依存の献血事業に憤りがあるので、わざわざ粗品の多い巡回バスの来る処へ向かいます。しかし何故県庁会場だけ粗品が多いの? 炎天下に自転車で献血に来てますので、自身の安全のために冷房の良く効いたロビーでゆっくり休憩させて貰いますね。

 2つ目のミッションは自転車工房「Delft」へオーダーしているフロントバッグ、そろそろ出来上がるのですが、私の作ったプロトタイプとかも持って帰っておきたいし、今日は献血の粗品のボックスティッシュを入れるためにサイドバッグを付けてきましたので、県庁から「Delft」のある西大寺へと向かう事に、ほぼ奈良県道104号谷田奈良線一本、30分足らずで到着。
 店に着いてみると、既にフロントバッグは完成、24日にはメールを頂いていたとの事、どうも最近スパムメールが多くて見落としていた様です。と云う訳でプロトタイプと往きに付けていたフロントバッグをサイドバッグに押し込み、おニューのバッグをケーブルタイでハンドルに仮止めして帰途に就きます。なお新しいフロントバッグについては改めまして詳しくご報告をば。

 近鉄尼ヶ辻駅の東側から秋篠川沿いの京奈和自転車道(奈良県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)を南下、3つ目のミッションは佐保川沿いの京奈和自転車道(奈良県道280号大和青垣吉野川自転車道線)の郡界橋から大師橋と稗田橋の間の工事が7月30日に終わっているはずですので、佐保川と地蔵院川の導流堤上の自転車道をLC360CAMで動画撮影しようと準備してきたのですが、なんと工事期間が来年1月31日までになっているではありませんか「京奈和自転車道 全線開通って何なんよ」って話です。
 大和川を渡り東へ、天神橋から今度は下ッ道(中街道)へ入り南下します。写真は天理市庵治町の地蔵尊、鎮守の森が涼しげで腰を下ろせる石もあります。


 4つ目のミッションは… 今年の夏になっていわゆるかき氷は7月の「東の海へ 2021」「赤福氷」だけしか戴いてません「4Season」も「おごぽご」「よしの舎」もまだと云う事で、少し遠回りして「4Season」の話題の「ほうじ茶ミルク」を戴きに走ります。本日の走行67.3キロ。



本日の走行55.1キロ也

 磯城郡川西町 下永橋北詰にて

 今日は丸一日の休みなんで「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のチェックポイント巡りで曽爾高原か吉野方面を走ろうかと思っていたのですが、昨夜遅く2台あるスマホのうち1台が突然動かなくなり、対処に時間を取られてしまった次第。SNSやメールは問題ないのですが、一部のオンラインバンキングがPCでないとできないのと、幾つかのスマホ決済が使えなくなってます。ようやく手が空いたのは10時過ぎ、今月は距離的にもう少し走っておきたいのですが、この時間から山の方に行くのもね、そこで次期フロントバッグをお願いしている西大寺の自転車工房「Delft」まで往復する事に。

 大和川河畔を下り、川西町の下永橋から佐保川三郷橋までショートカット。

 三郷橋から佐保川沿いの京奈和自転車道へ入りますが、大師橋と稗田橋の間から郡界橋までの間の工事通行止はまだ続いています、工事期間は7月30日までとの事。この区間は佐保川右岸を迂回できますが、佐保川と地蔵院川の導流堤上の自転車道を走れないのは残念ですよね。
 京奈和自転車道は打合橋から秋篠川沿いに、薬師寺の見えるポイント。北部は曇りの予報に違わず奈良市域に入ったら辺りから曇り空、梅雨時の事を思えば多少湿度も低いかして走っていれば快適です。
 12時前、27キロ程走って「Delft」に到着、ずいぶんと時間がかかってますが、オリジナルなデザインで色々と無理をお願いしてますんで、来月には出来上がるかな。

 帰りもほぼ同じコースを、桜井から西大寺まで車の少ない道と自転車道を縫って、信号もR24庵治町と郡山の奈良口とか4つ程、尼ヶ辻のスーパーでお弁当を買って自転車道を南下、奈良市域を出ると晴れてきて陽射しが。下ッ道が大和川を渡る天神橋の公園の木陰で頂きます。潰れてしまった休日でしたが、のんびりと走ることができました。本日の走行55.1キロ、あと一息で今月は800キロ、明後日は往復デモンタ輪行で渥美半島を走る予定です。



今日の「遠回り通勤ライド」は「Delft」へ

中街道(下ッ道)を行く 天理市庵治町にて

 今日の「遠回り通勤ライド」は出来上がった次期フロントバッグのプロトタイプを持って西大寺の自転車工房「Delft」まで往復する事に、プラダンとガムテープで作ったプロトタイプですが、一応フロントバッグとして使えますので、取り付けて行きます。なお実際に作って貰う色は写真のベージュではなくキャラダイス相当のグリーンになります。
 勤務明け後、9時から健康診断だったのですがグズグズしていたら順序が後ろの方へ、すっかり出遅れてしまいました。八木札の辻から中街道(下ッ道)を北上しますが、昨夜から絶食だったので、二階堂のローソンの寄り道してカレーパンを買い食い。菅田神社参道から三郷橋へ、京奈和自転車道は三郷橋から郡界橋まで2ヶ所で通行止なので筒井から下街道を大和郡山市街へ向かいます。

 三郷橋から筒井への間道の途中にある近代の道標(写真右)、停車場とあるのは天理軽便鉄道のもの、この間道が下街道と中街道を結ぶルートだっと事が読み取れます。R25との交差では筒井村道路元標も健在。(写真右)

 郡山市街に入ると下街道は柳町商店街へ、もう金魚電話ボックスも昔話になってしまいましたね。「菊屋」の前で大和郡山市役所に突き当たります。市街の旧い街並みを抜けて奈良口から秋篠川沿いの自転車道に入り尼ヶ辻駅近くまで北上します。

 結局「Delft」で2時間近く打ち合わせをして帰途に、秋篠川沿いを戻り、そのまま奈良口から京奈和自転車道を郡界橋まで走り中街道から大和川べりを走り帰ってきました、しかし6月にしてこの暑さ、国中をそれも木陰の少ない川べりの自転車道をウロウロするのも限界ですね、本日の走行55.0キロ。