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Nちゃん迎撃

 この週末には「月うさぎ」の大きな銀杏の木が色づく頃かなと思っていたのですが、ブログ月の日記「月うさぎ」によるとまだまだとの事ですので、週末は仕事に勤しむ事に、来週は伝説のツーリングもある事ですしネ。
朝、Rさんの「風のたより」にNちゃんの書き込みが、枚方から自走で室生寺と「月うさぎ」に向かって走っているとの事、メールで経由地を尋ねると、三輪から初瀬、R165西峠に向かうとの事、午後から予定を入れているし、第一とても健脚組に西峠を付いては登れないので、初瀬までの少しでもお付き合いしようかと、R165と三輪からのショートカットルート<199>慈恩寺三輪線の合流点付近へ向いました。
案の定三輪から<199>を走ってきましたよ、奈良公園から70分ですね、一度位休憩してるかな。 R169を走ると信号が多いから結構大変だったかと思いますが。

 

新しくできたバイパスの下を走りR165へ、初瀬のローソンで休憩を予定していた様でしたが、あそこはいつの間にか店仕舞いしているので、足を停めさせる事なく、長谷寺駅前(下?)でお別れ、パラパラと雨が降り出す中を引き返し帰宅、本日の走行13キロ程、ハイペースですからエエ運動になりました、その後天気は少し回復してきて、室生寺の後、無事に「月うさぎ」に辿り着いた様です。

高取城址から芋峠

20101103d.jpg 決して頚の具合は良くもないのですが、Rさんが高取城址へ行くと云う事なので、ネタ不足のカレンダー用の写真を狙って、しっかり冬支度で出かける事に。 壷阪寺へのバイパスでRさんと合流し、壷阪峠で9さんを待ってますと、まず登ってきたのはEさん、続いて9さんが。
日本三大山城と云われる高取城、最近までハイカーも殆ど訪れる事のない処でしたが、町も「たかとり城まつり」とかで力を入れているせいか、今日は次々と訪れるハイカーとかで結構賑わっています。 四阿でお湯を沸かしてお昼に、Eさんと入れ替わりに鉄人Kさんがやってきました。

今日はRさんも重くてデカいSIGMAを担いできたので撮影会です。
 帰途は芋峠へ向かおうと云うRさんに、悪い予感がしたのか壷阪峠へ引き帰すと云う9さんと別れ高取城址を後にします。

 

Rさんの案内で芋峠へのルートへ、上子嶋や栢森へのシングルトラックは昔走って?いますが、このルートは未踏です。 案の定、押し担ぎの世界、思っていた以上に押し上げる事に、ガード付きと小径車の踏み込む処では… MTBなら結構走れるかも。 でも結構危険な箇所もあるので、あえてお薦めはしませんし一人では行かない方が良いかと。

 

でも林道に出てからは路面状態も良く、久しぶりにダートを愉しまさせて貰いましたよ。

吉野側の展望が開けます、春には吉野山の桜を遥かに見下ろす事もできるとか。

 

2キロ余りの林道を走り、無事に芋峠に到着。 丁度休憩されていた高田からこられたロードの方と歓談して明日香へ下りました。 Rさんは朝風峠経由で帰途に、案山子コンテストの展示期間は既に終わっていますが結構賑わっています。 本日の走行38キロ、距離は知れていますが、結構愉しまさせてもらいました。  

「月うさぎキャンプ」(二日目)

 キャンプファイアを囲んでいた皆さんも12時を過ぎる頃にはそれぞれのテントへ、誰かがトイレへ行く度に犬たちが騒いだりしていたのですが、寝静まってしまうと時折鹿の鳴き声が響くだけで、前の県道を通る車もなく本当に静かな処で、いつの間にか寝入ってしまいました。 気温も3シーズンの寝袋で丁度良いくらいだったのですが、エアマットのバルブが壊れていてせんべい布団にもならない状態、下が草地だったのが幸いでしたが。
天気予報は「晴れ」なのですが、山間の事で6時頃から少し降られましたが、朝日が入ると爽やかに晴れてきました。

最初心配していた犬たちのフンですが、オーナーいわくある時から仕付けをしたでもなく、山の中へ入って勝手に用を済ませる様になったそうです。 おかげで誰も被害に遭うこともなく、鹿のフンの転がる奈良公園より余程に安全?です。 さすがに彼らも今日は疲れたのか朝食後は、陣中見舞い組3名が到着しても吠えずにご覧の通りです。 (写真はSORAさん処からお借りしました)

 

 

ここには11匹の犬と9匹の猫がいますが、それぞれ色々な性格と力関係、行動パターンがあって、観察しているとなかなか愉しいものです。
 自転車は雨に濡れないスペースを確保、また商店などで飲料用などに置かれている冷蔵庫もまるまる貸して頂いて重宝しました。

キャンプの8名にオーナー夫妻にも入って頂いて記念撮影。 帰りも長丁場になるので山内さん、UG兄さんと早々に出発して行きます。 五条のカルディアの様に大阪からもう少し近いか、奈良盆地を横断するルートが自転車にとって走りやすいルートだったら、もう少しゆっくりして貰えるのですがね。

 

入れ替わるように、陣中見舞いと云いますか冷やかし組が到着、なべちゃんからは「アナンダ」のパンの差し入れも。 入れ替わりに出発する天五さんを囲んで記念撮影。




最後の記念撮影、(写真はなべちゃんにお借りしました)








 

 

吉野ルートで帰途につく3名と陣中見舞い組がこの後、出発して行きます。







 

今回、現地まで車で来ているakutaさんはパスハンターで西杉(差杉)峠へ行ってしまったので、残るは私一人、いっぺんに静かになってしまいました。 荷物をまとめてオーナー夫妻にお礼を云って11時50分「月うさぎ」を後にしました。



 

一谷峠にて、丁度24時間後、ここから携帯も圏内に、娑婆へと下ります。







 

往路同様<31>榛原菟田野御杖線を、旧街道と芳野川沿いの道を挟んで榛原方面へ、榛原西小の前の道をショートカットし、西峠へは向かわず<198>粟原榛原線で女寄峠方面へ向かいます。



 

 

R166に入り女寄峠の下る途中から旧道?へ入ります。 結局今回は往復一人だけで走ったので走行シーンの写真がまったくありません、丁度名残の彼岸花が咲いていたので、三脚を立ててお馴染みセルフタイマ-3連写でhimself 下り基調の29.4キロ、正味1時間40分、14時少し前に帰投しました。

のべ11名の参加メンバー-と、「月うさぎ」のオーナー夫妻と犬たち猫たち、愉しい2日間をありがとうございました。

「月うさぎキャンプ」(一日目)

 春からキャンプ企画は流れたり、まとまらなかったりと、今年はこのまま一度もテントを拡げず仕舞いで終わってしまうかと思っていたのですが、先月の東吉野「月うさぎランチ」サイクに続いて、今回は古民家カフェ「月うさぎ」の場所をお借りしてキャンプをさせて貰う事になりました。 15時を目標に現地集合、キャンピング装備の自転車を走らせるのは結構大変で、個人差もあるので敢えて連んで走る事までは企画しませんし、三々五々目的地に集うと云うシチュエーションも面白いものです。

懸念していたお天気、最悪は午前中一杯残るかと思われた雨も、明るくなる頃には止み、時折陽が差すまでに回復してきました。 サイドバッグを取付完了、近場とあっていつになくゆっくりとですが8時50分出発。
 昨日おでん鍋他を宅急便で現地に送っているので、すこしは減量できて テント(モスのアウトランド)をサイドに押し込み、ポールと三脚をパニア台の上に固定したので、見た目もすっきりしました。 それでも調理済みの「おでん」がタッパー3個に入れてフロントサイtドに収まっているのでそれなりの重量です。

走り出したもののまだコースを決めてません、水溜まりが残っている様なら、国道で車にハネを掛けられながら走るのを避けて、押してでも多武峰下の八井内から大峠トンネル~宮奥経由も考えていたのですが。 桜井駅南側の商店街から旧街道で宇陀ヶ辻へ、国道も殆ど乾いてきているのでR165を西峠へ向かう事にしました。

 

長谷寺参道に入り宝園堂で「草餅」を仕入れで、例の旧道とおぼしき坂を登ってR165へ戻ります。 いつになくパトカーが多いなと思っていたら、天皇陛下が午前は室生、昼から長谷寺に来ると云う事で警備の車両が、機動隊のバスとかもゾロゾロ下ってきます。
 消防署を過ぎたあたりから右側に入り旧道と歩道を継いで走ります、歩道のスロープが4サイドには辛いですが、車に追われる事なく10時過ぎに西峠に到着します。

天五さんが榛原まで輪行してくるので待ってみる事も考えたのですが、Twitterを見ると結構のんびりしている様なので、先を急ぐ事にします。 一旦<31>榛原菟田野御杖線に入ってから、先月の「月うさぎランチ」サイクでも走った芳野川沿いの道を走り、松井橋のローソンに立ち寄って岩端へ。 ここまで来てやや雲行きが怪しくなってきたので、雨雲レーダーの予想を見ると13~14時にかけて奈良県北部から南東へ雨雲が通過する様子、岩端みんなの森公園の屋根の下で予報通りに降ってくるかどうかは判らない雨を待つのもと考えていたら。 輪童さんのBBS「風のたより」への書込み通知が、九度山人さんが東吉野村小川で馴染みの「みたらし団子」を食っているとの事で、携帯で情報交換。 一谷峠を登って行くとどうなるかは判りませんが、とにかく進む事に。

12時15分に一谷峠着、ここからDoCoMoも圏外となります。 明日まで下界とは音信不通となりますので、メール等のチェックを。


谷尻(たんじり)の三叉路から1キロ程登り返し「月うさぎ」に到着、本日の走行35.1キロ、4サイドで登りとは云え平均速度12キロでした。
 オーナーご夫妻が地元谷尻の神社の秋祭りの餅蒔きに呼ばれているとの事で、厚かましくも付いて行ってお餅を拾ってきました。 丹生川上神社の方では車が通れない程盛大に行われていたそうですが、こちらは村に残る人達と街で暮らしている子や孫が集まる素朴なものです。

餅蒔きから「月うさぎ」に戻ると鈴鹿からakutaさんが到着した処、留守だし犬に吠えられるはと前でウロウロしていました、すみませんネ。
 テントの設営とか料理の準備をしながら、皆さんの到着を待ちます、どうやらお天気も大丈夫な様です。

14時50分、天五さんとkikiさんが到着、途中で出会って一緒に一谷峠を登ってきたそうです。



和歌山県から九度山人さん、大阪府からは山内さん、ダイバーてっちゃんと次々と到着、いっぺんに賑やかになります。 東吉野に入って局所的に雨に降られた人も、やはり山の天気はわかりません。

20101010i.jpg「月うさぎ」の敷地は分校跡、元の運動場の跡でしょうか、大きな桜の古木の下にテントを張ります。


 

後16時を回ってもUG兄さんが到着しません、そろそろ暗くなってきますし、どこかで雨も降っているかも知れません。 16時半、軽トラをお借りして救援に出ようとした処に到着。 大量の食材を含め6つのバッグに荷物を満載して到着です。 

長駆105キロ、お疲れさまです。
この後、車で来て頂いたakutaさんの送迎で近くの「たかすみ温泉」へ、距離は5キロ程なんですが、標高差が150m程あって、自転車で往復すると温泉へ入った意味がなくなります。  

宴の始まり。 お馴染みセナ御用達「みさき屋」の焼き肉、松茸ごはん、おでんetc.etc. 日本酒にワインにウィスキーと、バラエティとボリュームも…

 

最近は殆どのキャンプ場が直火禁止になっていますが、ここはキャンプファイアもOK、今回は薪割り名人の辰巳御大が不参加ですので心配していたのですが、オーナーが薪とかを準備してくれました、感謝。 自転車談義や色々と夜遅くまで続きました。 (Photo:天五さん)

2日目

宇陀への道(西峠)

女寄峠に対して西峠へ向かうR165にも旧街道が残っています。 ただこちら側は右側だったり左側だったりとかなり断続的です。 先の宇陀ヶ辻を左折して、近鉄大阪線のガードをくぐると大和川(初瀬川)に沿う様に、朝倉から黒崎の集落にかけて旧道が続き、朝倉村道路元標もしっかり残っています。 一旦国道に戻ってしまいますが、出雲集落で今度は左へ、信号で国道を右に跨いで初瀬地区の入り口まで続きます。 ちなみに慈恩寺から黒崎にかけて現国道は明治から昭和14年にかけて存在した長谷線(初瀬軌道~初瀬鉄道~長谷鉄道~大阪電気軌道)の廃線跡と重なっている。

西峠への道で一番の難所は、この長谷寺参道口からの登りです。 ロードなら一気に登りきってしまえる長さですが、4サイドでなくてもキャンピングでは結構大変です、交通量もR166より多く、路肩もご覧の通りです。

なぜそこだけが急になっているか、以前から怪訝には思っていたのですが。 長谷寺参道である<38>桜井都祁線に入って暫く行き、「宝園堂」を過ぎて左側に残っている初瀬町道路元標、些かこの位置も不可解だったのですが、その角を右に入って橋を渡り…

 

引き返す様に坂道を登って行き、長谷山口坐神社の前を回り込み切り通しを抜けると...

 

先の坂の上に出てきます、これが旧道だったかは判りませんが、そうなると道路元標の位置も納得が行くと云うものです。 斜度的に楽かどうかは些か疑問ですが、殆ど車がやってこない道ですから、蛇行しながらでも登って行けます。

 

与喜浦で左に旧道を少し走り、浄水場と消防署の前をこなしてやれば、後は右側の歩道を旧道を継いで行けば、越えられない段差こそないものの急なスロ-プや草刈りをさぼってりる処もありますが、どうにか西峠まで辿り着く事ができます。

来週の「月うさぎ」はやはり西峠が本命かなぁ...

 

 

宇陀への道(女寄峠)

実は昨日の「案山子ポタ」の後、走り足りないと云うか帳尻合わせに、久しぶりに女寄峠へ向かいました。 桜井から宇陀へ越えるルートの一つですが、交通量も多く急坂を直線的に登って行くので結構車は飛ばしています、自転車にとっては難儀な処です。 桜井市街から旧街道のいわゆる初瀬街道を東へ、R165と交差する宇陀ヶ辻交差点で松山街道が分岐します。 国道R166の北側の集落を縫う様に登って行きます。 歴史街道忍坂(おっさか)として石位寺から粟原、男坂を越え大宇陀へと続いています、もちろん峠は山道ですが、由緒ある古道です。 途中で一旦国道にかぶってしまいますが、下尾口の交差点で南側に跨いで国道下を平行して進んで行きます。 車は農作業の車以外には殆ど入ってこず、少なくともここだけは自転車にとって快適な区間です。 粟原集落、男坂へ向かう道と別れ、粟原川に沿って進んで行きます。 集落の途中から左へ回り込み国道をくぐると、東行き車線に出られる様になっています、旧道なんでしょうかね。 なおこの先川沿いの道が砂防ダムの下まで続いていて国道に抜けられはしますが、乗って行くのはちょっと難しい坂と云うよりスロープがいくつもあります。 丁度登坂車線の始まる処に出てきます、と云う事は結局は斜度が一番キツい区間は国道を走らさされる訳です。 新旧女寄峠の分岐まで後1.5キロの距離ですが、標高で150m近く登らなくてはなりません、正味10%勾配が続きます。 中女寄バス停にて ようやく到着、写真を撮ったり、中女寄のバス停でTwitterしてたりですが、40分も掛かってしまいました。 しかし前半だけでも車に追われる事なく登ってこれましたが、やはり4サイドでは… 笠間辻、ここで右折すると女寄峠旧道へ、真っ直ぐ行くと<198>粟原榛原線で旧榛原町域に入ります。 なお現在の宇陀市榛原区笠間地区は昭和29年まで桜井市域でした。

「月うさぎ」への道

月10~11日に東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」で行う予定のキャンプ、例年通り4サイド仕様で向かうつもりですが、距離を考えるとR165西峠かR166女寄峠を越えて宇陀市経由で向かうのが普通、しかしいずれも交通量が多く、自転車にとってとても憂鬱な区間。 九度山町の9さんは当然としても、大阪のUG兄氏までが吉野川遡上コースを考えている始末。 私すら距離が倍になっても走り馴れた芋峠でも越えて吉野川側に入る事を考えなくもない位。 実際それぞれ過去に4サイド装備で越えてはいるのですが、できれば西峠や女寄峠を越えたくはないのが正直な処。 そこで思いついたのが大峠トンネルを越えて宮奥へ出るルート、1800mの長いトンネルと標高570mまで登るのですが、なにより交通量が少ないのが魅力、多武峰より先は何度か下ってますが、登った事はないので、試しに向かう事にしてみました。 桜井市街から県道<37>桜井吉野線には入らず、西側の参道を登って行きます。 決して斜度が緩い訳でもありませんが、車は少ないです。   聖林寺前から倉橋へ、正面に見えるのが熊ヶ岳(904m)、大峠はその右を越えています。 案の定、下居から百市の間の急坂は手ぶらでも大変、過去にキャンピングで熊野へ向かう時もこの区間で押しが入りました。   不動滝への分岐、ここまで来れば。 針道から大峠への古い道はここから川に沿って入りましたが、新しい道は、多武峰の下から八井内トンネルを抜けて行きます。 朝を食べずに出てきたので、八井内のヤマサキショップで缶コーヒーとメロンパンを買って暫し休憩。 しかし休日とは云え、ロードが増えましたね、ここへ来るまでに2台が下りてきて、休憩している内に1台が鹿路へ向かい、八井内トンネルでも1台が下ってきました。 どうにか大峠トンネルに到着、昨夜「よろづ」での話ではmillonさんがアウターで登りきるとあって、交通量が殆どない、路面が良いと云う事もあって、思った以上に楽にやってきました、多武峰まで来る方が余程しんどいです、ただ日陰がないので真夏は登りたくないですね。 トンネルの銘板には2002年3月となってますが、八井内トンネルと橋梁の開通が遅かったので正式に供用されたのは2008年です。 照明もなく柵もしてありましたが、2006年頃から地元の人は使ってました。 20101010a.jpgR165西峠で榛原へ、芳野川沿い<31>榛原菟田野御杖線で一谷峠へ向かうコース。 R165も旧道や歩道が整備されていれば良いのですが、あっても反対側なんですね。 榛原まで出てしまうので、意外に距離的なメリットはありませんが、大宇陀へは出ずに芳野川に沿って進むので岩端まで楽勝です。 20101010c.jpg           R166で新しい女寄トンネルを、最短コースと云う事で大宇陀野依から<217>高塚野依線で芳野川沿いへ越えるコースを示していますが、宇陀川沿いに南下し大宇陀からR166に入った方が楽かも知れません。 でも女寄峠は… 今回走ったコース、多武峰下で既に標高390mに達していて、西峠や笠間辻より標高は高い訳で、交通量が少なくのんびりと走れる以外にメリットのないコースで、下居~百市辺りをキャンピングでも押さずに乗りきれるなら考えてもいいのですが。 宮奥ダムから彼岸花の写真を撮ったりしながら大宇陀の町へ、旧街道の中にある手作りパン「アナンダ」へ、知らない人はこの店構えに退いてしまいますね。 「月うさぎ」はここのパンは持ち込みOKなので3個買って行きます。 毎日そんなに多くは焼いていない様で、休日はお昼までに売り切れてしまう様です、他にケーキもありますが、自転車では… 岩端の「みんなの森公園」で少し休憩し一谷峠へ、丁度12時に「月うさぎ」へ到着、今日は道路まで犬が歓迎?に出てきましたが、知らないとちょっと怖いかも。 ← かぼちゃサラダをサービスして貰いました。 アナンダのパンを入れて写すの忘れてしまいました。 この後、木津、鷲家経由で吉野川河畔へ、蟻通経由より5キロ程近道ですが交通量は多いです。 しかし久しぶりに逆回りすると新鮮です、椿橋まで下り壷阪峠を越えて、明日香経由で帰ってきました。 本日の走行93.0キロ、今月の走行642キロ、記録のある範囲で9月の記録更新です。

「月うさぎランチ」サイク

 先月、東吉野村でたまたま見つけた古民家カフェ「月うさぎ」、食事は予約が必要なので、今回は仲間を募って「ランチ」をしに行く事にしました。
 しかし久しぶりにオープンなツーリング企画です、前夜に突然思いたって2~3人で走る事はありましたが、事前にコースや時間をちゃんと決めて募って走るのは昨年暮れの「第11回あすか鍋」以来です。 結構早くから輪童さんの「風のたわごと」とかで告知していたのですが、やはり事前の予約が必要な事と、タイミング悪く2~3日前から天気予報が悪くなり開催を懸念する程、結果的に「雨」は何処へやら。 と云う訳で参加メンバーはお馴染みの7名、久しぶりにNちゃんも参加して紅一点を添えてくれました。 正直云って10名位かなと思っていたのですが、多いと多いでキャパの心配もしなくては、かつての「牛タンとろろ」の様になると、つるんで走るのも大変です。
 集合場所は宇陀市三本松、道の駅と近鉄大阪線の駅が近接していてコンビニまである。 輪行にも車載にもおあつらえ向きの場所です、自走組にはちょっと辛いかも知れませんが。
 自走の私はR165を避けて、早朝から大和高原にあがり、早朝の爽やかな高原の空気の中、向淵から三本松へ下ります。 1時間も早く7時40分には到着してしまったのですが、昨日から名張界隈を走っていた9さんも既に準備中、8時過ぎにはUG兄氏も到着。
 道の駅を見下ろす三本松駅には、輪行組2名が到着、6名が集合し、自走の鉄人Kさんの待つ榛原へ向かいます。
 R165と近鉄大阪線を見下ろしながら伊勢街道阿保越で海老坂峠を越え室生ダム方面へ、R165に入る事を嫌って、下をくぐるルートをとりますが、その後の激坂に、大野寺経由の方が楽だと、Sさんから一回目のダメ出しが入ります。
 室生ダム湖畔を走っていると、早速鉄人Kさんから携帯に連絡が、既に墨坂神社まで来ているとの事。 おかしいなと思ったら一時間も時間を間違えていた様です。
 鉄人Kさんと合流後、芳野川沿いの道を菟田野へ向かいます。
  一谷峠を越え東吉野村に入りますが、谷尻集落からの登り返しの方が辛いようで、皆さんブーたれております、確かにそうなんですが。
 12時過ぎに「月うさぎ」に到着






 先月はテラスでお茶でしたが、今回は中でお食事です。
 「日替わりおまかせ定食」を頂きます。
 食事の後は2時間余り、猫たちと一緒にゴロゴロさせて貰います。 黒猫の「月」は私のスタッフバッグが気に入ったようでなかなか退いてくれません。
 ゆっくりさせて貰った後、滝野へ越えて「投石の滝」へ少し寄り道して染谷峠へ向かいます。
 今年は何回登ってきたでしょうか、染谷峠(712m) 
 室生トンネルで一気に三本松側へ抜けたのは良かったのですが、下見の時のコースより一つ手前の道に入ってコースを見失ってしまい引き返す始末。 Sさんの案内で滝谷川沿いの道を辿って、集合場所へ無事戻ってきました。 みなさんお疲れさまでした。 
 本日のコース走行距離は約55キロですが、往路自走、復路は針までUG兄さんの車で上げて貰ったので、都合走行113.4キロ、早くも今月の累計は400キロを越えてしまいました、年内にはタイヤ交換は必須。

18きっぷの旅

 今シーズンの「青春18きっぷ」の利用期間は今日が最終日、最後の一回分をきっちり消化しに行ってきました。 自転車抜きですが、元標を2基ばかり拾いに北近畿へ向かいます。
 今回は京都府天田郡の2つの道路元標、中夜久野村と福知山町を、いずれも近くを通過したり、探索したりもした事があったのですが、見つけ出す事ができませんでした。 自転車でR9や市街地をあまり走りたくはなかったので、この機会に訪れる事にしました。 京都から山陰線、福知山で乗り継いで下夜久野駅へ、中夜久野村道路元標は上夜久野駅から2キロ程の距離ですが、数少ない市営バスの時間を見計らって利用する事に。 市営バスと云っても、民間が撤退した後をカバーしている福祉バスの様なものです。 運賃は均一200円で乗客は私一人、車内はアナウンスも表示も無いマイクロバス、よそ者が利用する事は前提にない様です。

 上夜久野駅は雰囲気の良い山峡の駅です、峠のトンネルを越えると兵庫県です。
 和田山駅まで往復します。 播但線ホームにいたのは珍種のキハ41、片運転台のキハ47を両運転台化したもので、通常見せる事のない回送運転台ならともかく、切妻断面がそのままと云った感じです。 この様な例は湘南型サロ85のクハ85改造や、キハ44200からの改造車でも見られましたが、これはそのままと云う雰囲気ですね。
 この時間、福知山駅のホームには「たんば」「文殊」「きのさき」「北近畿」が並んでいます。
 せっかくの「18きっぷ」なので久しぶりに小浜線を「乗り鉄」して、敦賀経由で帰ろう考えて東舞鶴へ向かいます。 Twitterを見るとランニングバギーを押して日本縦断をしているKAY.Tさんが小浜を出発して舞鶴へ向かっているとの事、R27を走っているには違いないものの、舞鶴市街に入ってしまうととても判らないので、小浜線とR27が接近している松尾寺で待ち構えてみようと。 松尾寺1649着、R27へ出た処で20分程待ってみたが一向にやってこない、県境トンネルに入る直前の書き込み時間からすると、タッチの差ですれ違ってしまった様です、そうこうしていると舞鶴市街へ入った様な書き込みが。 敦賀経由で帰れる時間はもうないので、東舞鶴へ戻り、履修済みだが東舞鶴市道路元標を確認して、食事でもして帰ろうとしていると、駅付近にいるとの書き込み、2度のニアミスをしていた様です。

【914】 京都府 天田郡 中夜久野村 (現 福知山市)
【915】 京都府 天田郡 福知山町 (現 福知山市)

信州ツーリング(3日目)

 予定では今日は軽井沢から碓氷峠を越えて群馬県へ、高崎でもう一泊すれば群馬県下の道路元標を結構回れるのですが、ちょっと天気も仕事も気がかりな事で。 とにかく佐久平からは浅間山を見ながら中仙道を行きます。
  中仙道の宿場を辿って行くつもりだったのですが、途中御代田駅近くでレタス畑と別荘地に迷い込んでしまいましたが、どうにか軽井沢へ。 浅間山をこれだけ綺麗に見たのは始めてです。

 旧軽井沢駅舎、既にJRとしての在来線はないのですが、裏側にEF63が保存されています。

 軽井沢駅から碓氷峠までは僅かの距離、新幹線の駅から最も近い峠では、碓氷バイパスの開通でR18もこの区間は非常に車が少ないです。

 旧道と云っても、今もちゃんと整備が行われていて、最近アスファルトを引き直した区間もありました。 ただ台風の影響で風が強くて、木の枝が散乱しているのには参りましたが、木陰が多くてなかなか魅力的なコースです。
 碓氷峠に来た目的の一つにこのめがね橋こと旧信越線の第三橋梁、他にも幾つかの橋梁が保存され案内板も設置されています。

  第三橋梁へは「アプトの道」として遊歩道が整備されていて登ってくる事ができます。

 自転車を置いて階段を上まで登ってきましたが、旧線上を遊歩道が横川まで続いています、自転車はダメとは書いてありませんでしたが、どうなのかな。

 横川では「碓氷峠鉄道文化むら」へ寄って帰ろうと思っていたのですが、火曜は定休日(>_<)。 夏休みはやっていたので先週なら開いていたそうです、とにかく周わりを一周して外側から展示車両を遠目に見てきました。
 関門で活躍したEF30とお馴染みEF58。
  他にEF53かなEF59かなも見えました。

 横川駅、ここから碓氷峠を目指すのでしょうか、輪行でやってくる人が結構多い様です。




 有名な「峠の釜めし」は健在、駅前には「資料館」まであります。

 幸運な事にSLイベント列車の試運転に遭遇しました、なぜか後藤デフにされたD51が。







 SLや古い駅名標と、昔の佇まいが。

 横川からは「18きっぷ」で高崎、籠原、二宮、熱海、浜松、豊橋と乗り継ぎ、JRのままでは桜井には辿り着けませんから、名古屋から奮発して近鉄特急に。

 横川駅で買った「峠の釜めし」、高崎線~東海道線とローカルの乗り継ぎでは店を」拡げるのははばかられ、ようやく近鉄特急の中で晩飯がわりに頂きました。

本日の走行45.8キロ

【904】 長野県 南安曇郡 小倉村 (現 安曇野市)
【905】 長野県 東筑摩郡 入山辺村 (現 松本市)
【906】 長野県 小県郡 和田村 (現 長和町)
【907】 長野県 小県郡 大門村 (現 長和町)
【908】 長野県 小県郡 長久保新町 (現 長和町)
【909】 長野県 小県郡 長窪古町 (現 長和町)
【910】 長野県 北佐久郡 三岡村 (現 小諸市)
【911】 長野県 北佐久郡 西長倉村 (現 軽井沢町)
【912】 長野県 北佐久郡 軽井沢町 (現 軽井沢町)
【913】 群馬県 碓氷郡 坂本町 (現 安中市)