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4th「月うさぎ」キャンプ(1日目)

 春と秋の恒例行事となりつつある「月うさぎキャンプ」、奈良県東吉野村谷尻(たんじり)地区の分校跡地にある古民家カフェ「月うさぎ」の校庭?をお借りしてのキャンプです。 以前からやっていました4サイドキャンプの延長線上にあるので、キャンプ仕度のツーリング車で自走現地集合が基本的なコンセブトなのですが、多くの皆さんにキャンプツーリングの魅力に触れて貰おうと、千客万来あえて車種にはこだわらず、車載での参加もOKです。

東吉野村へは桜井市在住の私は30キロ余りと最も近いのですが、R165西峠、R166女寄(みより)峠、多武峰から大峠トンネル経由、いずれにせよ決して楽なコースではありません、大阪組は遠回りでもわざわざ吉野川水系へ峠越えして川沿いに遡上するコースをとる人もいる位ですから。
 今回は昨夜のうちに道の駅「宇陀路室生」まで来ている静岡のムラマサ君と、東京から朝の新幹線と近鉄特急を乗り継いで来られるT氏と榛原駅で落ち合い4サイドを連ねて走る予定ですのでR165をとる事に。 長谷寺門前の菓子舗「宝園堂」に立ち寄って差し入れの草餅を仕入れて西峠へ、車さえ少なければ走りづらい事もないのですが、GW初日とあって結構な車です、旧道と4サイドには辛いですが歩道を継いで走ったりしながら10時前には榛原駅南口に到着。 しかし最高のお天気ですねぇ。

既にムラマサ君が到着していて、今年も滋賀から小径車のKHSにサイドバッグを付けて走ってきたNiwa-Chanさん、珍しく輪行で来たなべちゃんに、大宇陀の道の駅に車を置いて走ってきたどらちゃんさんと次々に登場、そして遠路はるばる東京から輪行袋を担いで前後サイドバッグを抱えたTさんが到着です。

榛原駅近くのスーパーで少し買出しをして県道<31>榛原菟田野御杖線と途中で芳野川沿いの道を継いで「月うさぎ」を目指します。 しかし4サイド3台、リア2サイドの小径車にお洒落な女性ローディ2名とちょっと奇妙な取り合わせです。 (Photo : ムラマサ君)

菟田野松井橋のローソンで小休止。 この後も岩端(いわはし)、一谷峠と少しずつ休憩をしながらのんびりと。 しかし一谷峠への登りではしっかり皆さんに置いて行かれました(^_^;)

13時までには「月うさぎ」に到着、車載組の何人かが到着していたり、朝から三峰(みうね)山登山に向っているメンバーもいます。

 

今日のお昼にと何人かがここ「月うさぎ」の「石釜ピザ焼き体験」を申し込んでいましたので、早速生地を伸ばす作業から。

 

トッピングを並べて…




 

そして番頭さん(オーナー)に石釜で焼いて貰います。 (なお「月うさぎ」の店長は猫のももたろうです。 ) 

「石釜ピザ焼き体験」は予約が必要ですが、サラダ・飲み物付き2,000円、4名以上でお願いできます。

 ゆっくりと流れる午後の時間を、テントの設営や夕食の段取りをしたり、お茶を飲みながら自転車談義とのんびり過ごしていますと、15時の集合時間までには残りの自走組や車載組が三々五々到着してきて、車に乗り合わせて近くの「たかすみ温泉」まで往復します。

 夕食は「月うさぎキャンプ」お馴染みの持ち寄り宴会、もう何が出てきたのか一々書いていられない種類です、なんと「明石焼き」や「鰹のタタキ」まで、そして恒例のキャンプファイアです。 今回はなべちゃんやshimozooさんのお友達とか、初対面の方もおられるので火を囲んで自己紹介も、見上げると満点の星空の下、夜遅くまで話は尽きません。  (Photo : tatsumiさん)

1日目の参加者は26名(宿泊は25名)、テント22張り、10名が自宅や最寄り駅から走ってきました。

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道路元標とむらまさ君拿捕サイク

先月15日鹿児島をスタートし青森まで日本縦断中のツィッターのお友達むらまさ君(@che_ma2sa 静岡県在)。 ところが関西までやってきながら、ある京女の色香に迷い大阪~京都~滋賀~三重とけしからん事に奈良を避けて走りぬけ鳥羽から伊良湖にフェリーで渡ると云う、これでは今後の示しが付かないので伊勢まで拿捕に向かう事に。 とそれだけで飛び出して行くのも勿体無いので、きっちり未収の道路元標も拾って行こうと… 朝0600発の近鉄電車に乗車、名張、伊勢中川と乗り継いで伊勢市へ向います。
 今日は機動性重視でKHSの出動です。 斎宮駅から明星駅辺りから走り出せば良いのですが、M君の後ろへ回ってしまうと追いかけるのが大変、なにしろちょっと4サイドとも思えない時間で走っている時もあるので、伊勢市から戻り気味にコースをとりますが、北よりの風が大変です。 彼のツィッターへの書き込みを見ながら現在地を推定し、どうにか予定の北浜村道路元標までまわり、伊勢市街へ引き返します。 写真は神社町道路元標、伊勢市神社港、漁港の防波堤の内側にあります。 ちょっと首を傾げたくなる記述ですが、案内もあります。
 一度外宮前の信号で待っていたのですが、どうやらニアミスしていた様で、外宮を端折って内宮に向ったのかと御木本道路を爆走して内宮へ、宇治橋前で待つ事にします。 12時11分やってきました、実は彼と会うのは初めて、私の事は天五さんのブログでツィッターでやりとりする以前から良く知っていたそうです。
 さすが日本縦断キャンピング4サイド仕様、凄い荷物ですこれにまだデイバッグを担いでます(中身はくまもんのぬいぐるみ)。 深谷DAVOSに私と同じ日東キャンビー、オルトリーブのサイドバッグ、タイヤはパナのコルデラビィ、鹿児島からノーパンクと云いますが、ブロックタイヤですよ。
 せっかくですので内宮へお参りに行ってもらいます、まぁ日本では誰もこの自転車持っては行きませんが、その間お守りを。 しかし「鹿児島~青森 日本縦断 ブログ『銀輪記』」なんて貼ってあるもんですから、それでなくても観光客の多いお伊勢さん、待っている間に3回も声を掛けられましたよ。 ちなみに関西圏に入って声を掛けられる事が格段に増えたそうです。
 ところでM君は「伊勢うどん」は知っているのかなと尋ねたら、意外と知らないそうで、こんなもんやと説明して「おかげ横丁」の一軒のお店へ。  時間も時間なので満員でしたが、タイミング良く少し待って座れました、てごね寿司とのセットを注文。
 平日と云うのに「おかげ横丁」は人で一杯、どうにか押して行けるものの、土日はとても無理でしょうね。 ここの松阪牛コロッケ、一個300円もするんですよ。



 赤福本店も相変わらず満員、赤福は乗船前に買ってもらう事にして写真だけ。 「おかげ横丁」を後にして鳥羽へ向います。 二見ヶ浦へ寄るつもりはないそうなんで、近鉄志摩線沿いにショートカットできる松阪鳥羽線を案内します、こちら小さな峠越えですが、線路が平行している位ですから大した事はありませんし、何しろ信号が殆どないのが4サイドには有難いのです。
 14時過ぎに鳥羽に到着、1510の便に乗船できそうです。 私も2度ばかりこのフェリーを利用した事があり、一度は桜井から自走でお昼の便に乗り浜松まで200キロ走った事があります。 今回も午前中の便に乗れるのなら、一緒に伊良湖へ渡り、渥美半島に残る未収の道路元標1基をゲットして三河田原から輪行で帰ってくる事も考えてはいたのですが、さすがにこの時間では帰ってこれなくなりますんで。
 2サイドの先客が1台、富山大学の自転車部?のクラブランのアフターで実家の浜松に帰るそうです、浜松までは75キロ程でしょうが、M君の方はナイトラン承知の上で、静岡までの約150キロを走り抜くつもりでいます。 そして静岡で用事を済ませた後、再び青森目指して北上します、もし見かける機会がありましたら、応援してやって下さい、なかなかの好青年ですよ。
 乗船する彼を見送って、さて私は帰途に就きます。 まだ陽も高いのでもう少し走っていたいのですが、何しろ北よりの強い風にめげてしまい、早々に輪行で帰途に就きました、本日の走行約55キロ也。 

【981】 2012/03/13 三重県 度会郡 神社町 (現 伊勢市)
【982】 2012/03/13 三重県 度会郡 大湊町 (現 伊勢市)
【983】 2012/03/13 三重県 度会郡 豊浜村 (現 伊勢市) 
【984】 2012/03/13 三重県 度会郡 北浜村 (現 伊勢市)

ブログ「銀輪記」自転車旅の記録

「自転車ツーリング再生計画15周年オフ in 奈良」

 朝、そろそろ明るくなるだろうと云う頃に起きだすと結構晴れていて、暫くすると朝日が登ってきます、相変わらず天気予報は午後から雨との予報を流していますが、どうなんでしょう。 集合場所の道の駅「宇陀路室生」までは約20キロ程の距離ですが、R165西峠を越えて行かなければなりません。 少し早いですが7時過ぎ出発しに、念のために断続的に天端道路で工事が行われている室生ダムに寄り道して今日のコースの確認にをして行きます。 気掛りなお天気の方ですが西峠を登りきる頃まで陽射しがあったのですが、榛原に入る頃には案の定曇ってきました。 後は降りだしが少しでも遅くなる事を祈るだけです。
 室生ダムを経由しても道の駅には9時前に到着してしまいましたが、既に待っている方々もおられ、そうこうしている内に次々と自走、輪行、車載と様々な方法で集まってきます。 馴染みの顔ぶれの他にも初対面の方も何人かおられます。 さて予定の16名が揃いました。

 集まった方々も様々ですが自転車の方も本当に様々です。 それに今回は初めてお目にかかる方が半数近くもあられます。



 
さて三本松を出発し阿保越伊勢街道を西へ、R165を見下ろしながら旧街道の街並みの中を走り、海老坂峠を越えて大野から室生ダムへ。



 最初の休憩は室生ダム、 天気の事もありますので、少々まきぎみのペースですが、約40分。 ダム湖畔に入る頃から少し雨粒が。
 10時17分室生ダムを出発、室生ダム湖を右に見ながら西へ、檜股から墨坂神社まで少しR369を走り榛原へ。




 
榛原からは宇陀川沿いの道を行きます。 専用自転車道ではありません、地元のサイクリングロードとして、小さな案内標識も設置されています。 ほぼ国道に出ずに榛原駅前近くから大宇陀まで、車に煩わされる事なく行く事ができます。
 「 
おごぽご」の対岸を走りますが、宮前橋から先の工事中看板が撤去されていたので、既に工事が終わったのか思っていたら、反対に先週はルーズだった通行止がしっかり固定されていて、担ぎ上げないと越えられません。 ちょっとシクロクロスみたいで、皆さん賑やかな事です。
  松山街道に入り西門跡の休憩所で2度目の休憩、雨もひどくはありませんが、そろそろ途切れる事なく降りだしているので、ここで殆どの方がカッパやポンチョを着込みます。

 
11時50分に西門跡を出て、再び松山街道に戻ります、街道沿いは見処もいくつかあり、時間があればよって頂けるのですが残念です。 アナンダの前で臨時停車です。 なお4月から暫くの間休業されます。 菟田野松井橋のローソンは端折って一気に一谷峠へ向います、 
 さて「月うさぎ」で昼食をお願いしている時間が押してきているので、先に峠へ付いている方は鉄人児玉さんの先導で先に行って貰う事に。 「月うさぎ」に到着すると、バイクスタンドが、オーナーが朝から即席で準備してくださいました。 ブルーシートのターフで万全、感謝感激です。
 
今回は人数も多いので、2部屋を目一杯使わせて頂いて特別メニューをお願いしました。 五穀米ごはんに自家製野菜を使った料理に、少し鹿肉や猪肉をアレンジ。 美味しい料理の後は、薪スト-ブに癒し猫たちと、今回も色々とお世話になりました、ありがとうございました。
 14時半に「月うさぎ」を後にします、滝野への峠で1台のRV車が、なんとどんパパさんがサポートに来て頂いたとの事です。 R166の佐倉峠区間が通行止めになって事もあって、日頃車が通わない一谷峠や染谷峠の狭い道にも車が入ってきて大変だったと思います。 15時15分全員が染谷峠に到着。 大内峠まで下った処で往復自走の鉄人児玉さんが離脱、R369で帰途に就かれます。 染谷峠から延々と下りが続きますので、結構皆さん寒い思いをされていた事とは思いますが、それにしては早かった事。 龍穴神社前で最後の休憩、予定では室生寺を経由して大野からR165を道の駅に戻って貰うプランでしたが、雨の中車の少なくない国道を走って貰うより、長くても室生トンネルでショートカットして頂いた方が得策だとコース変更をお願いしました。 ただトンネルを出ても先行した何人かがやまなみロードを突っ走っていったので、どんパパさんにフォローをお願いして、本隊は滝谷しょうぶ園を通って道の駅へ無事に戻りました。 60キロ余りのコース、雨も思っていた程には酷くならずに済みました、ただ大宇陀の古い街並みや室生とゆっくり見物して頂く時間を取って頂けなかったのが残念ですが、トラブルもなく終える事ができたので、コースリーダーとしては安堵しております。
 輪行組と別れ、車載組は道の駅でコーヒーブレイク、帰りはワカメ(Liberty)さんの車に乗せて頂き桜井へ、本日の走行、往路自走を含めて85キロでした。 うちのHPの[ツーリングの記録]に写真をUPしました。 [BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2012]と辿って下さい。 集合写真他大きなサイズの画像のダウンロードも可能です。 なお認証が必要で、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 峠おやじナワールドさんのブログ「ぼやき日誌」 (動画もあります) ofはやまさんのブログ「自転車のある風景2」 乾さんの「ランドナー補完計画ブログ」

大阪渡船ポタ

20120212a.jpgなみはや大橋から望む千歳渡船、この後4番目に乗りました。

今日はH氏のご案内で大阪市のベイエリアに残る大阪市営渡船をを巡るポタリングに参加してきました。 ベイエリアと云っても、舞洲や南港と云った今風の処ではなく、造船所や工場倉庫の並ぶ下町の雰囲気を残した地域です、大阪生まれの私もあまり土地勘ない方角で、かつてはどちらかと云うと映画「泥の川」の世界だったんです。 集合場所は住之江区平林、KHSを近鉄大阪難波駅経由で地下鉄住之江公園駅まで輪行して向います。  

 

 集合場所に着くとなんと鉄人児玉さんが、案の定御所市から自走、参加者は9名になりました。 車種はランドナー、ミキストから今風の小径車までまちまち、私が一番気になったのはUG兄氏のシルクの24吋スポルティーフ、タイヤはともかく細身のガードが貴重です。

まずは木津川渡船で大正区に、後ろに見えるのは新木津川大橋ですが、ここの渡船は便数が少ないのでこの時間に乗り遅れるとあそこまで押し上げる必要があります。 (Photo:ofはやまさん)
 ところで私は参加していませんが「渡船ポタ」は確か2003年にも行なった事がありますが、最近は結構自転車で巡るグループもいて渡船場毎にすれ違ったします。 ここでも私達以外にもロードが1台、効率よく回るコースや渡船の時間もありますので、足の差があっても午前中は一緒の船に乗り合わせる事に。 なおいずれの渡船も地元の人の生活や通勤通学の足として利用されているもの、定員も40数名程度まで、自転車も定員分乗れる訳でもありませんし、最寄駅からの案内標識など皆無に近いです。

8箇所に残る大阪市営渡船の内、USJや海遊館への足にもなる天保山渡船を除く7つの渡船を継いで住之江区、大正区、港区、西成区を巡ります、と行っても走行距離は20キロ余り、走っている時間より渡船を待ちながらの自転車談義の方が長い真正ポタリングです。

木津川渡船と船町渡船の後、なみはや大橋で港区へ、高度差数十mのヒルクライム? お天気に恵まれ大阪市街の高層ビルから生駒、二上、葛城、金剛、和泉葛城の山並みが見渡せます。

第三突堤の名の残るバス停とか貨物線の廃線跡とか懐かしさの残る港区を抜けて、甚兵衛渡船と千歳渡船で再び大正区に戻る頃にお昼、

大正区は沖縄出身の方を多いところで、沖縄料理を出す店も多く、お昼はソーキラーメンを頂きました。

 

食後は近くの公園で、早すぎるコーヒータイムというかおやつの時間、チーズケーキにチョコレートフォンデュ。 今月78歳の誕生日を迎えられた鉄人児玉さんの即席ですがお祝いを。 そしてますますお元気、ご自身の走行距離と体重をパソコンでグラフにしたものを見せて頂きましたよ。

 

長い休憩の後、落合上渡船で少しだけ西成区へ、向こうに見えるアーチ状のものは木津川水門、上流側へ倒れる様に回転し、高潮対策の防潮水門としての役目を果たします。 同型のものが安治川、尻無川にありますが、定期的に試験運転がされる様で、一度見てみたいものです。

 7つ目の千本松渡船で住之江区へ戻ります。 風もなく時折日差しも入る恵まれた天気、とても愉しい一日を過ごさせて貰いました。
 認証が必要ですが、うちのHPの[ツーリングの記録]に写真をUPしました。 [BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2012]と辿って下さい。 いつも通り認証が必要で、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。 走ったコースはこちら、参加車両はH氏のこの日のブログで紹介されています。

道路元標蒐集の旅(’12冬 総括)

大阪南港着は0730、明るくなる頃にロビーに出て到着までの時間をコーヒーを飲みながらのんびり過ごします、やはり船旅は気持ちゆっくりできて良いものです。 ところで輪行で宮崎フェリー上り便を利用するのは今回が初めてで、よくよく考えると大阪市内を抜けるのに通勤時間帯にぶつかってしまいます。 宮崎フェリーはいわゆる南港フェリーターミナルではなく、その先のかもめフェリーターミナルに着きますので地下鉄まではバスを利用する必要があります、宮崎港と同じくフェリーの乗客のための様なバスなので、通勤客で混雑する事はないのですが、さすがに地下鉄四ツ橋線も大国町からなんばの間は混んできますが、さして顰蹙を買う事もなく近鉄に乗り継ぐ事ができました、輪行といっても折畳み小径車ですからね。 駅から近いとは云え担いで行くのもなんなので組み立てて推して帰る事に、10時前に無事帰宅。

この機会にKHSの輪行スタイルを紹介しておきます。 うちのF20-Rはオリジナルのブルホーンからドロップハンドルに交換していますし、前後キャリアを取り付けています。 輪行袋はオーストリッチの「ちび輪」を利用していますが、ハンドルを抜いてサドルを下げてもかなり厳しい状態ですが、袋に収める事ができればかなりコンパクトです。

折り畳んだ状態で下に空間ができますのでモンベルの小さい方のサイドバッグ(フロント用とされているもの)片方がフレームとタイヤの間にすっぽり入ってしまいます、多少ペダル位置に考慮が必要ですが。 もう片方のサイドバッグはキャリアの上に。 サイドバッグの中身次第で相応の重量になりますので、肩掛けベルトはカメラ用品のアルミバッグ用のしっかりしたものを利用しています。 なおKHS純正のギヤガードと補助スタンドを使用しています、バランスはあまり良くないですが折り畳んだ状態でチェーンリングを当てる事なく自立します。

 

今回の収穫、昨夏以来久しぶりの道路元標です、なかなか近場には少なくなってしまって後20基で1000基達成と云ってもまだ予定も目処もたってはいません。







【972】 2012/01/08 岡山県 邑久郡 大宮村 (現 岡山市)
【973】 2012/01/09 佐賀県 東松浦郡 名護屋村 (現 唐津市)
【974】 2012/01/09 佐賀県 東松浦郡 切木村 (現 唐津市)
【975】 2012/01/09 佐賀県 東松浦郡 北波多村 (現 唐津市)
【976】 2012/01/09 佐賀県 西松浦郡 南波多村 (現 伊万里市)
【977】 2012/01/09 佐賀県 杵島郡 若木村 (現 武雄市)
【978】 2012/01/09 佐賀県 杵島郡 住吉村 (現 武雄市)
【979】 2012/01/10 熊本県 球磨郡 山江村
【980】 2012/01/10 宮崎県 北諸県郡 西岳村 (現 都城市)

3日で走行182.5キロ、少々走り足らない気もしますが、この季節にKHSですから良しとしましょう、玄界灘を見ながら走るR204はなかなか良かったです。

金券ショップで買った「青春18きっぷ」3回分7,800円で20,050円分乗車させて頂きました、JRさん有難うございました。

交通費 19,060円
宿泊費 7,568円
食費、飲料等 8,885円
その他雑費 330円
やはり一等シングルを利用した分予算オーバーかな

道路元標蒐集の旅(’12冬 3日目)

新八代0633発の鹿児島本線下り始発に乗車、次の八代で肥薩線0646発に乗り換え、球磨川の流れを眺めながら人吉に向かいます。 車両はキハ31の単行、JR四国のロングシートのキハ32、54に比べると快適です、輪行袋を置くスペースもありますし。

 

人吉駅で下車、球磨郡山江村へ、人吉市と合併する事もなく、今も現役の村です。






 

 

 

 

山江村道路元標は旧役場建物の横に健在、解説板も建っていますが、ここでも明治里程標との混同がある様です。 旧役場建物は「時代の駅むらやくば」と云う施設になっています。

 

 

 

人吉駅にもどり「いさぶろう・しんぺい」号で吉松へ、「いさぶろう・しんぺい」号は1日2往復の観光列車で、合わせても1日5往復しか走っていない人吉~吉松間ですから一般乗客のために自由席があります。 普通列車ですので「18きっぷ」でも乗車可能です。

 

 

観光シーズンは結構混みますが、この季節の平日、それに「18きっぷ」も今日が最終日とあって乗客もまばら、ガイト役の客室添乗員も手持無沙汰の様です。 

こちらが自由席、2両合わせて12席分程度。 

観光列車ですので、途中の大畑、矢岳、この真幸駅以外にも展望の良いところで停車しますのでのんびりしたもんです。 ちなみに人吉駅は熊本県、真幸駅は宮崎県、吉松駅は鹿児島県にあります。 

 

吉松駅にて特急「はやとの風」、「いさぶろう・しんぺい」と同様のキハ140,147使用ですが、曲りなりにもこちらは特急ですので座席はリクライニング。 

最初は都城経由か隼人経由で日豊本線に乗り換え大隅大川原駅から宮崎県北諸県郡の西岳村道路元標を目指す予定でしたが、吉都線の谷頭駅を下車して向う事に、ところが何を勘違いしてか、ひとつ手前の万ヶ塚駅で下車してしまいました。 まぁ走る距離はさして変わらなかったかも知れませんが。 全く土地勘のない地域をウロウロ走りながら西岳村道路元標へ。 帰途は下り基調の県道を都城へ、都城駅まで1.5キロ程、R10の沖水橋北詰へ出た処で後輪がパンク、都城1625乗車の予定ですから、チューブ交換して走って行くには十分な時間だったのですが、チューブ交換して空気を入れ始める段になって、サイドが大きく裂けている事に気が付きます、空気を入れ続けてもチューブが出てくる様な状態ですがら、もう走行には耐えません。 そうなると都城駅まで押してゆくとなると時間はかなり厳しい事に。  とにかく急ぎ足でKHSを推しながら駅へ向います、今夜宮崎泊で明日も少し走って夜の宮崎フェリーで帰阪の予定でしたが、406-35や37のタイヤが宮崎で入手できるアテもないので、明日走れないのならいっそ今夜のフェリーで帰阪するする方が得策です。 都城駅は北側に改札はありませんが、地下通路があるので一旦南側へ、幸い宮崎行きが1番ホームからだったので、どうにか1625発に乗車する事ができました。 宮崎1734着、宮崎港まで走って行く事もできませんので、輪行袋を担いだまま1750発の宮崎港行き宮崎交通バスに乗車。

宮崎フェリーにはマリンカード会員というのがあり、2000円の入会金を払えば20%の割引が受けられますが、誕生月と前後月の3ヶ月は50%割引2回分の割引券が送られてきます。 1等シングルが空いていたのでちょっと贅沢する事に、通常は20000円もしますが、半額ですので2等寝台との差額は3550円です。  

バストイレこそありませんが、輪行袋も入れられますし、けっこうゆったりしたスペースです、難を云えば窓がない事です。 1300円のバイキングと暗くて何も見えませんが展望風呂に入って一路大阪南港へ、なお北九州や別府航路と違い高知沖の外洋を行きますので、この季節は揺れる日もあります。

新八代0633~0636八代0646~0815人吉1008~1121吉松1153~1306万ヶ塚/都城1625~1734宮崎 3,640円分乗車

本日の走行 45.1キロ

道路元標蒐集の旅(’12冬 1日目)

九州へは昨年1月に自転車なしで3泊3日、7月末から8月にかけての4泊5日、asuka700cで行っていますが、今回はKHSを担いで行く事に、破れかけていた輪行袋、オーストリッチのちび輪を年末に年末に新調したばかり、目だった不具合はないのですが走行距離的にタイヤがちょっと不安なのが。 今回のメインは佐賀県西部の未収の道路元標数基を順番に6基か7基はGETしたいところ、唐津駅からスタートしたいので、8日泊は御馴染み東横インの博多か佐賀、大阪0650発の新快速のないあ休日ダイヤですが、佐賀まででも問題なく移動できますが、せっかく山陽路を西へ向うのですかた昨年新たに確認された岡山県邑久郡の大宮村道路元標(現 岡山市)へ立ち寄って行く事にして、未明にJR王寺駅まで20キロ余りを自走して行く事にします、真っ暗な川沿いの道ですが日頃から走り慣れている道ですし月夜で明るい事、寒いのは仕方がないと云う事で。 真夜中3時過ぎに桜井を出発し王寺0430発の始発に無事乗車、ここまでしてこのスジを利用するメリットなんですが、昨年夏にも利用してますのでこちらを。

姫路駅0732発の新見行き乗車、発車までに野洲始発の快速が追いついてきてきっちり満員になります。 重くてデカい輪行袋を担いでいると、乗換時間や階段、車内での置き場所とか色々と考えておかなくてはならない事が多いです。

山陽本線姫路以西は主に115系か117系です、115系の時はトイレ付き夏は弱冷車となる先頭車のこの場所に陣取ります、先頭車なので時々’鉄ちゃん’がウザいのですが、余程混んで来ないと隣に座る人が来ない席なんです。 今回は東岡山で下車して赤穂線で少し引き返して大富駅へ、大宮村道路元標まで往復20キロ程の行程なのですが、その道路元標が非常に判りにくくて、予定より遅れて西大寺1142発に乗車、佐賀までは行けなくはないのですが、門司駅乗換え1分はタイトです。

糸崎駅にて、どうしてもここで乗り換える事が多いです「18きっぷ」で長時間普通列車を乗り継いで行くと、食事や食料の補給も考えておかないといけません。 糸崎は私の世代の’鉄’な人には色々と思い入れのある地ですが今は売店もなにもありません、ただ駅を出て東へ少し歩けば地元スーパーがあります。

岩国、下関4分、門司1分での乗り換えを無事にこなし鳥栖へ、肥前山口行きを待ちます。 今日の様に柔軟に予定を変更すたりするのには一覧性の高い時刻表が一番良いのですが、そうも行きません、最近はジョルダン「乗換案内NEXT」に頼る事が多いものの、スマホ版は行儀が悪くて一日何度リブートさせる事やら。

鳥栖から長崎本線は817系、水戸岡デザインの815系のクロスシート版、カラフルな内装の815系に対して木と本革のデザインは、座り心地はともかく今なお新鮮ですが、使い込まれてくると、座席の強度、扉内側の塗装に問題がある様ですね、佐賀2229着。

 

王寺0430~0503新今宮0512~0529大阪0540~0645西明石0646~姫路~東岡山~大富/西大寺1142~1337糸崎1358~1620岩国1643~1955下関1959~2007門司2008~2152鳥栖2204~佐賀2229 11,760円分乗車

本日の走行20.7キロ

今年も「青春18きっぷ」GET!!

 「18きっぷ」のシーズンがくる度に、ある時は輪行袋を担ぎ、ある時は’乗り鉄’の旅を満喫しながら出掛けている「道路元標蒐集の旅」。 今シーズンは年末ギリギリになっても年明けの予定がまとまらずに発売期間が12月末までの「18きっぷ」を買いそびれてしまいました、ヤクオクや金券ショップでも入手できたりするのですが、18きっぷもブームなのか、まだ連休もあるし、なかなか適当な価格で出ていない様です、以前は有効期限間近になると結構額面割れで出ていたものなんですが。 Twitterのやりとりの中で「月うさぎキャンプ」でご一緒したゆるり君が大分へ帰省すると云う事で大阪キタの金券ショップで2回分を6,000円でGETした様ですが、その時の話では3軒まわってあったのはこれだけとの事でした。

大阪へ出る予定ができたのでキタで10軒程覗いてみましたが置いていない処が殆どで、確かにあっても少ないですし、残日数4日にもかかわらず1回当り3000円台が相場の様、唯一5回まるまるが額面割れで出ていただけ、やっと見つけたのが残3回7,800円也、1回当り2,600円と額面より300円高くなります、きっと明日なら7,000円割れかなと思いつつ。 いずれにせよ九州方面へ向い8.9.10日で使って、10日か11日の夜に宮崎フェリーの会員特典で格安に帰阪する予定です、仕事の段取りと天気予報を再確認して7,800円でGET!!

せっかくと云うより予定のコースですが、帰りにミナミへ、正月のお屠蘇もたしなまない私ですので、今年の初酒です。 30数年のお付き合いなるマスターと「あけましておめでとうございます、ことしもよろしく」、新春そうそうちょっと呑みすぎて帰宅。

年末恒例「年忘れ石川ポタ」

2011年も押し詰まり最後の日曜日は、恒例の「石川ポタ」の日です。 「石川ポタ」も「あすか鍋サイク」と同様に元はランドナー補完計画の名を冠した行事で、私が参加する様になってからでも今年で10回目になります。 こちらはUG兄さんが世話人と云う感じで、大阪は柏原市役所前に集合し大和川の支流石川沿いのサイクリングロード「南河内サイクルライン」を数キロ、通称「OHCHOの森」まで往復します。 車種、年齢、性別を問わず家族連れでの参加も歓迎と云うイベントです。 雨だった昨年、寒波襲来の今年とお子さんの参加こそなかったですが、年末の慌しい中で20名を越える参加者が集いました。
 集合場所の柏原市役所までのアプローチは輪行だったり車に便乗させて貰ったりとしていたのですが、ここ暫くは約30キロの道のりを自走で頑張っています。

今年は最近走りつけている大和川に沿ったコースをも考えたのですが、西よりの風が強い事と、いずれにせよ帰りは大和川ルートになるだろうしと、一昨年、昨年と同様に桜井から初瀬街道を高田まで走り、関谷からR165の田尻峠の旧道部分を抜けて行きます。 ここには大阪奈良の府県界標が残っているのですが、橋が陥没していて通行止となっています。 昨年まではゲートの横をすり抜ける事ができたのですが、今年は担がないと越えられなくなっていました、お陰で2サイド装備の自転車を持ち上げるのが大変でした。 写真に写っているのは近鉄大阪線の旧の玉手トンネル、その上をR165が走っています。

集合場所に到着したのは約束の10時数分前、既に殆どの面子が揃っている上に、ドタ参の方もチラホラと、合わせて20名近くの集団に。 例によって私はカレンダーを配りに回りますが、「あすか鍋サイク」とこの「石川ポタ」で主だった方々には手渡す事ができました。

参加表明のあったノコ魔女ことshimozuさんがまだ現れませんが、時間も過ぎているので出発する事に。 今回はマッちゃんご夫妻(写真)とUG兄さんもご夫妻での参加です。
 幾らも距離はないのですが、一度の休憩をはさんで「OHCHOの森」に到着、集合場所に間に合わなかったshimozuさんも追っかけてきました、ずいぶん暫くですがお元気そうでなによりです。 ここでミヤノさんも登場して21名になりました。

「OHCHOの森」では早速、各自食事の準備を始めます。 自分の分やら、振る舞いの分やら大変です、UG兄さんところではスノーピークの強力な新兵器が、ただ強烈な風で背か高くて風防が使えずなかなか思った様に湯が沸きません。
 こちらではなんと組み立て式オーブンが登場して、ピザを焼くという手合いも、最初はかなり焦がしてましたが、だんだん手馴れた出来栄えになってきて美味しかったです。

 私は今年も土鍋持参で「鍋焼きうどん」を、てんぷら、ほうれん草、乾燥ねぎ、玉子が入ります。 一人土鍋はダイソーの百均商品、確かに重くてかさばりもしますが、保温性が高いので冬のアウトドアでもなかなか有効です。

 鍋焼きうどんの後は栗入りの振る舞いぜんざいを始めます、隣で山口さんが餅を焼いているのでコラボで餅も入る事に。  

 食事の後は、これも恒例のビンゴゲームでのプレゼント交換です、参加者は1000円程度の予算でプレゼントを持ってくる事になっています。 私はモンベルで買った大きな熊鈴を出して、自転車用のLEDライトをゲットしました。
 帰途は王寺経由の大和川ルートを追い風に助けられながら日没前には無事帰投、走行77.8キロで今年の累積走行距離が6000キロを越えました。

 強風が吹き荒れる中での「石川ポタ」でしたが、時々日差しも入り、去年の雨の事を思えばまだまだ快適、いつもの仲間と愉しい時間を過ごさせて貰いました。 いつもの様にうちのHPに写真をアップしております、集合写真を含め大きなサイズの画像もダウンロ-ドできます。 メニューから「BICYCLE」→「ツーリングの記録」→「2011」とたどって下さい。 なを認証が必要です、ログインは’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダー等の奥付をご覧下さい。

年末恒例「石川ポタ」のお知らせ

毎年、年末の恒例行事になっています「石川ポタ」のお知らせを主催のUG兄さんに代わってUPさせて貰います。
 12月25日(日)、他は従来通りで、大阪の柏原市役所前(P有)に10時に出発できる様に集合して下さい。
 石川沿いの平坦なサイクリングロードを往復するだけで、実際に皆んなで走る距離は20キロにも足りませんし、休憩時間の方が長いので、お天気に応じた暖かい格好で、また各自事前に昼食の準備をしてきて下さい。 いつものビンゴゲームによるプレゼント交換を行いますので、1000円程度の予算で各自用意して下さい。
 車種は問いませんが、例年ツーリング車、小径車、リカンベントが主です、家族連れでの参加も歓迎します。 輪行では近鉄大阪線安堂駅が最寄です。