(ここまで) 室生ダムで15分ほど休憩した後、ダム湖畔の道を上流の榛原方面へ向かいます。 もちろん今日も「自撮り」の為の重いカメラや三脚を積んで来たのですが、深野で諦めた事もあってあまり成果のない日でした。 ちょっと悔しいので湖畔の道で湖の写っていない写真を、紅葉の頃なら少し彩りもあるかも知れませんが。 しかし昨日三脚の脚を曲げてしまい、無理やり押し込んできた為に手では4段目を引き出す事ができず、高さが足らずに左下にガードレールが写り込んでしまいました。 最近になって雲台を買い換えたり、安いものですが石突ゴムを取り寄せたりしたばかりなのに、買い換えるとすれば余計な出費ですわ。
帰りに榛原町道路元標へ立ち寄って行こうかと思っていたのですが、R369へ出た辺りで雨がパラパラと、ここまで来れば走り慣れている道ですし、雨宿りする処は幾らでもあるのですが、雨雲レーダーを確認してみると、北側の鳥見山辺りに雨雲がはっきりと、西峠は避けて川沿いに篠楽から笠間辻を目指す事に。 笠間辻に向かって緩やかな登りですが逃げ足は速いです、殆ど濡れずに雨雲をかわす事ができました。
笠間辻を越えると後は女寄峠の急坂をバヒュンと下るだけです。 粟原(おおばら)まで下ってきた処で旧道に入るために減速した時、後輪からパチンと嫌な音が、それ以上の異音はなかったので旧道に入った処で確認すると、案の定スポークが1本ニップルの処で折れています。 さすがに強靭な36本組ですから1本折れた位では殆ど振れは出ません、パンク修理キットと一緒にインシュロックをケースに入れていますので2箇所で束ねて固定します、マルチツールもこう云った時こそ役立ちます、まぁガムテープの類でも間に合うのですが。 自宅まで後数キロ足らずこれなら普通に走っても大丈夫です。 一難去ってまた一難でしたが、念の為に雨雲レーダーを確認すると、さっきまで薄い影だった雨雲が成長しているではありませんか、油断も隙もならないお天気です。
桜井市街を走り抜けて雨雲に捕まる直前16時過ぎに無事帰投、向渕で無理せず室生ダムへ下って正解でした、大和高原や額井岳山麓へ行ったらきっちり捕まっていたでしょう、本日の走行ちょっと物足りない77.1キロでした。
桜井を基点にしていますが、奈良市方面から大和高原や針インターから三陵墓古墳に入り、このコースを走り向渕から大和高原に戻るコースも良いかと思います。 「轍ONLINE」は「大きな画面で見る」をクリックすると、プロフィールマップやGPXデータをダウンロードする事もできます。