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ゆるゆるCC「若草山ピクニックライド」++

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 何やら来週も火水曜の連続の休みはお天気が良くなさそう、色々と雑用が溜まっているものの、今日を逃すとGW明け来月8日まで通勤以外では走る機会がない様な… 今日19日はゆるゆるCCのイベントがなんと三つも、DeGucciさん主催の「仏隆寺~赤埴カトラ林道~西光寺~室生寺サイクリング」、いまむさん主催の「若草山ピクニックライド」、大ちゃん主催の「葛井寺の藤と浅香山ツツジと古墳ゆるポタ」、と云う事でいまむさんの「若草山 …」へ顔を出す事に…

 平城宮跡9時と云う事ですので約1時間半、7時15分に出発して近所のスーパーで弁当を買って行きます。さて平城宮跡まで来たものの南門広場トイレ前には姿が見えません、ネットを確認してみると集合場所は資料館駐車場との事、急ぎ移動してどうにか集合時刻に滑り込む事が、平城宮跡は広いからカンチガイしていると大変、朱雀門なんて云われたら線路の南側ですもんね。ドタ参はおられない様で今日の参加者は5名(内女性2名)也、これ位が走り良いかと。

 若草山へ向かう前に佐紀盾列古墳群の中を走りまわり足慣らし、奈良自転車道(県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)に入り、ドリームランド跡地から黒髪橋を渡り般若寺近くから奈良阪を南に下ります。

 正倉院の裏側から二月堂の下に出て小休止。土曜日ですがまだ午前10時過ぎですのか観光客の姿は多くないのが救い。

 若草山の南側からダートの春日山遊歩道に入ります。遊歩道と云っても車が通れる幅員がありますが、月日亭から先は一般車は入る事ができず、ハイカーやジョガーが少なくないので注意。なかなか新緑も良いですが秋の紅葉シーズンならこんな感じに。

 約2キロ標高差150m程をこなすと奈良奥山ドライブウェイの鎌研交番所に到着、休憩なしなら25分もあれば、交番と云っても警察の交番ではなくドライウェイのゲートみたいなもんで、ここへは奈良奥山ドライブウェイ経由で観光バスも上がってきます。

 駐車場から少し走れば若草山山頂です。実は奈良県人ながら若草山へ2015年12月以来の9年ぶり、ただ周りから聞こえる言葉は…

 「若草山ピクニック」ですから若草山でお昼にするのかと思いきや、いまむさん曰くドライブウェイ沿いの休憩所でとの事、ドライブウェイと云っても鎌研交番所から芳山交番所を経て石切峠への分岐までのB区間はダートで自転車や歩行者も通行可能です。

 1145 東海自然歩道と合流する大原橋休憩所に到着、ここは何年か前にリニューアルされて綺麗になっています、2014年11月当時。私はおにぎり弁当しか持ってきていなかったのですが、皆さんピクニックライドと云う事で準備万端、色々とお呼ばれに預かりました。

 休憩所で小一時間ゆっくりさせて貰ってから再びドライブウェイを、予定で石切峠を越えて南下し鉢伏峠を下るとの事だったのですが、芳山交番所から東海自然歩道のダートを新薬師寺の方へ下るとの事。私は奈良市街に下っても上ッ道で帰るのも芸がないので、芳山交番所で皆さんとお別れする事に。

 13時過ぎに芳山交番所前で皆さんを見送り石切峠へ向かいます。

 石切峠と峠の茶屋、2021年11月の「ゆるゆるツーィドラン」以来です。茶屋、お客さんがいなくて親爺さん縁台で昼寝してましたよ、名物わらび餅って云っても正直大して旨いものでもないですしね。さて誓多林に下ったもののどう走るか、県道184号須山西狭川線から県道183号日笠東金坊線と辿り県道80号奈良名張線の大野町へ、「真夏の早朝ラン」で越える天理市境の無名峠を越える事も考えたりしながら少し迷走して一台峠へ向かう事に。

 1420 2021年7月以来の一台峠(580m)、その折は針側からでしたが田原側からの記憶が?? もしかしたら初めてかも。

 国道369号を少し南下し馬場から針ヶ別所、県道127号北野吐山線に入り国道24号旧道を跨いで宇陀市境の無名峠を下り室生染田へ、室生寺まで来る予定のDeGucci組と出逢えるかもとLineで呼び出してみますが、応答なし。

 その後勢いで県道28号吉野室生寺針線を室生大野へ下り、国道165 号緑川半焼の嫌な坂を登って「濡れ地蔵」付近から室生ダム湖畔へ、この水位ですから「濡れ地蔵」は「溺れ地蔵」です。ダム湖南岸を走り榛原経由で17時過ぎには帰宅、本日の走行94.2キロ、久しぶりのダート走行に距離以上に疲れました。

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「東の海へ 2025」②

  
  宮川河畔 三重県度会郡度会町長原

 1337「もみじの森公園」を後にします。県道31号大台宮川線を東へ、そのまま行くと大台署前で国道42号線に合流するのですが、手前で旧道に入り、紀勢本線三瀬谷駅の手前で踏切を渡り42号の信号を渡ります。


 宮川の深い谷を渡る舟木橋へ、現在は西側に新船木大橋が架かっていて、舟木橋は現役とは云え老朽化で2t以上の車両は通行止になっています。

 このワーレントラス橋は昭和9年に改修されたものですが、橋台は明治時代のものが使用され、登録有形文化財に指定されています、写真は新船木橋から。

 舟木橋南詰から県道747号打見大台線へ、この県道は宮川右岸を大紀町七保支所のある打見地区までを結んでいますが、途中に狭隘区間があり国道42号と県道770号高奈上三瀬線の走る左岸との間に橋が一ヶ所しかない事もあり交通量が少なく自転車にはお誂え向き。
 打見地区で県道38号伊勢大宮線に入り、度会町麻加江で左岸に渡る県道38号と別れそのまま右岸に沿う町道へ、些か判りにくいのですが県道が宮川を渡る手前で交差点を右折です。写真は度会町長原地区。
 
 長原の集落を抜けると宮川河畔近くに出ます、GoogleMapでは「おいかわの森」と記されていますが、特に何かがある訳でもありません、視界にあるのは宮川の流れだけ、通り過ぎるのは勿体ないなかなかのビューポイントです。

 度会町川口で県道22号伊勢南島線に入り1557 伊勢市域へ、2021年7月は1333でした。この先県道22号は津村町交差点で左折し宮川右岸沿いに度会橋東詰近くまで行くのですが、伊勢市街を走る距離が長くなるので直進して外宮と内宮の間に抜ける事に、多少のアップダウンが続くので後半故に辛い処、ただ距離的にも時間的にもショートカットになります。県道32号伊勢磯部線に出る手前のスーパーで最後の休憩。

 1653 内宮に到着、東の海までまだ10キロ近くありますけどね。

 内宮前で自転車を置いて写真を撮っていたりすると、いつもの事で警備員が煩いので早々に退散しおかげ横丁へ。

 「おかげ横丁」の老舗のお店は朝が早い事もあってか、15時には店仕舞いしてしまう処も少なくありません。手ごね寿司に伊勢うどんと行きたい処ですが、この時間になってしまいますとね。赤福本店の角を曲がって五十鈴川を渡ります。

 五十鈴川に沿って北上します。


 JR参宮線二見浦駅近くから二見ヶ浦へ、以前は赤福二見浦店では一足先に「赤福氷」が頂けたのですが、今はそうでもないらしいです、今年は4月19日からだとか・


 1728 夫婦岩に到着。なお二見ヶ浦は志摩半島の北岸で伊勢湾に面していて対岸に見えるのは知多半島、東の海と云うには多少おこがましいかも、やはり志摩(紀伊)半島最東端の鎧崎、太平洋に突き出した大王崎まで行きたい気持ちも。ちなみに鎧崎へは2017年5月に到達、安乗崎までは往復輪行で2006年に行っていますが、波切から大王崎は未踏です。

 一応の目的は達成、最寄り駅のJRの二見浦に戻っても近鉄に乗り換えが必要になるので後10 キロ程頑張って鳥羽駅までラストスパートです。

 1757 鳥羽駅南口に到着、走行146.4キロ、実走行時間8時間06分。ここで帰りの電車を乗換案内NEXTで検索した処 1822 が最早、ただ輪行に関しては初心者のDeGucciさんに教えながらと云う事で次の 1917 に乗ろうと云う事にしたのですが、実はここでミスをしていました。
 1822 / 1917 のスジは伊勢市までJRを利用して近鉄に乗り換える経路、鳥羽から近鉄で乗り換えなしの 1820 / 1835 / 1905 スジがあったのです、結局はJRのホームから出ていく1917発「快速みえ」を近鉄のホームから見送ると云う情けないミスをしてしまいました。結局は鳥羽1939発で伊勢中川2分接続と云うタイトなスジで帰る事に、大阪へ帰るお二人の帰宅を1時間も遅らせてしまいました、陳謝。
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 一部にタックさんの写真を利用させて貰っています。

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「東の海へ 2025」①


高見トンネル 三重県側にて Photo : タックさん

 今週は火水曜と連休でしたので、昨年9月のリベンジで湯郷温泉に泊まり岡山鳥取県境の峠と因美線沿線を走ろうと考えていたのですが、火曜日は全国的に大荒れの天気と云う事で断念、だた水曜日のお天気は良さそうですので久しぶりに「東の海」を目指す事に、なんと2021年7月以来、鉄人児玉さんを習って海無し県から東西南北の海を目指すライドは2017年以来実現できていません。コースは2021年同様に高見トンネル、湯谷トンネル経由で宮川右岸を伊勢に向かいます、2019年5月に走った桜峠経由より距離的に少し長くなりますが、車や信号、市街地走行が少ない自転車向きのコースです。
 
 急な上に平日でしたが、何人かに声を掛けるとタックさんとDeGucciさんがご一緒して下さる事に、タックさんは近鉄榛原駅まで輪行で。ソロだった2021年7月は朝4時半に桜井を出発したのですが、今回は榛原7時半の約束ですのでかなり遅め、それでも準備ができたので6時前にはスタートしたものの、思っていたより気温が低め、ベストか何か取りに帰ろうかと考えがよぎったものの、どうせ走っているうちに温もるだろうしと西峠への登りですからね。なお今回機材はエルバロードで、2021年はasuka号だったのですが、分割式マッドガードの再製作が相変わらず滞ったままなんです。0720着の急行でタックさんが到着、DeGucciさんはなんと自走で到着。他にドタ参の人もおられない様ですので 0738 榛原駅をスタート

 菟田野松井までは芳野川沿い「月うさぎ」への定番コース、先週末に咲き始めた桜も散り始めてます、こと宇陀に関しては今年の桜は短かった様です。松井のローソンで一息入れますが、薄着が災いしてお腹を冷やした様で調子が良くありません。
 どうにか走り出せる様になり、国道166号旧道を継いで0849 佐倉峠を通過。しかし平日にも拘らずなんでこんなに車が多いのだろう、それも県外ナンバーに大型バスまで、そうか「高見の郷」の千本の枝垂れかぁ… 新木津トンネルも避けて旧道の木津(こつ)トンネルを 0909 に通過、その後も旧道を縫って 行きますが、「高見の郷」寄りの駐車場が満車の様で、溢れた車が手前の駐車場へと旧道を戻ってきます。0927 高見山登山口バス停に。
 「高見の郷」を見上げる処まで来ると車はぐっと少なくなります、三重県側から来る車は少ない様で、知名度はまだまだ関西ローカルと云う事なのかな。

 0955 には高見トンネルに到着、2021年は0747ですから桜井から2時間余りで来ています。

 1002 高見トンネル(2,470m)へ、歩道を走っても10分程で通過します、但し待避部分(東向きで2ヶ所)の歩道がクランクになっているので注意。なんと三重県側では満開の桜と青空が出迎えてくれました。

 高見トンネルは何度も通っていますが、このタイミングでは初めて、今年最後のお花見ツーリングに。
 写真右は旧飯高町木梶、加杖坂峠への分岐にある栃谷口の見事な枝垂れ桜。懐かしい2007年4月15日の写真。

 和歌山街道だった国道166号旧道へ入ります、老朽化のせいか4輪は入れない様にポールが建っています、橋の袂の民家の枝垂れ桜も見事です。
 少し遠回りにはなりますが和歌山街道の宿場町だった波瀬へ。

 ここには里程標が残っています、写真はDeGucciさんにレクチャー中の私。

 標高が下がるにつれ桜は花を落としていますが、このルートは昔から民家の庭先に色々な花木があって愉しまさせてくれます。旧飯高町の中心部森を過ぎて県道569号蓮峡線へ、
 1110 旧飯高町宮本の「つるや」へ、この界隈では貴重な食品スーパーです。少し補給の後、国道422号線へ入り湯谷峠へ向かいます、即ち櫛田川流域から宮川流域側に越える事になります。大津市と紀伊長島町を結ぶ国道と云っても重用区間が多く三重県下には不通区間が2ヶ所あります、実は滋賀県の瀬田川大橋から朝宮の間も422号なんです。
 標高差180mは比較的登り易い峠道、20分少しで湯谷トンネル(250m)に到着、大台町に入ります。

 峠から少し下った処にある「湯谷不動」湧き水があるので夏場は貴重な休憩ポイントです。今は残っていませんがクレージーキャッツの植木等さんの生家だったお寺が峠を下った処にあったのだとか。
 三重県道31号大台宮川線に入り、大台町と合併する前の宮川村中心部の旧道沿いにある食品スーパーへ、以前はJAだったのですが、今はキッチン「海ものがたり」となっています。なんと三重県産こしひかり2kgが1,380円(税別)で売っているではありませんか、4サイドなら買っていたかも。

 1250 には「もみじの森公園」へ、三瀬谷ダム湖(奥伊勢湖)の湖畔にあって四阿やトイレがあって、以前は無料でキャンプができて利用させて貰っていたのですが、コロナ禍をはさんで現在はキャンプ禁止になってしまいました。近くに食事や地元産品の買える「ふるさとプラザ もみじ館」もあったのですが、現在はバーガーとドーナツのお店になっています。さてここでお昼の休憩、距離的にはほぼ半分走ってきた事になります。(つづく)

一部にタックさんの写真を利用させて貰っています。

藤原宮跡 醍醐池の桜と菜の花


 昨日の宇陀の桜はこれからですが、国中(くんなか)の桜は今がピーク、毎年のことですが出勤前に、遠回りもならないので、「醍醐池の桜と菜の花」を覗きに、asuka号はキャリアにサイド枠が付いたままですので延陽伯号で、写真を撮るには午後の陽射しが丁度良いのですよね。

「番頭さんを囲む会」へ (2日目)

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 予報に違わず昨夜遅くから降り出した雨、夜中には結構強く降っていた様でしたが…  明るくなる頃には上がり、良いお天気になってきました、これならゆるゆるCCやアイズさんの皆さんも走れたのにね、残念。

 Mt.なおじさんが、アルプスではまだ輪行をした事がないとの事でヘッド抜き輪行の演習を。

 その後、バクローさんがタンデム学会との事で持ってきていたバイクフライデーのタンデム、せっかくだからとMt.なおじさんと乗ってみる事に、私はほぼ50年ぶり、小径車ゆえか結構手こずりました、日頃見てる程楽な乗り物ではないと実感。
 お昼前にバクローさん一家が来られたので、入れ替わりに私達は「月の宝箱」を後にします。

 ただ岩端の公民館で臨時の蕎麦屋さんがオープンしていますので、寄って行く事に。岩端の桜はまだですが、毎年恒例の鯉のぼりが上がりました。
 1215 岩端を後にします。

 菟田野まで下りてくると芳野川沿いの桜並木、開花が進んでいます。

 さらに芳野川に沿って走って行きますが、榛原三宮寺から榛原山路にかけての桜並木も開花が進んだ様です。
 昨日は通り過ぎた「伊那佐郵人」の対岸の「さくら公園」は一気に開花が進んでいてお花見のグループも。四阿で一息入れる事にしてバクロー家からの差し入れのカステラを頂きます。
 「伊那佐郵人」も何やらやっているみたい。

 満開までとは行きませんがMt.なおじさんをモデルでやらせ写真を、満開まで行くとこんな感じになるのですがね。

 さくら公園を後にし対岸に渡って県道217号高塚野依線で宇陀川側へ越え左岸の道へ、対岸に見える「おごぽご」も賑わっている様です。

 額井岳(大和富士)の見える処まで戻ってきました。

 「猟路の桜」もなかなか賑わっています。Mt.なおじさんが車をデポしているコインパーキングまで戻ってきてここで解散と云う事に、niwa-chanさんも榛原駅から輪行との事ですのでここでお別れ、自転車を車に載せる処まで見届けてから駅まで追いかけたのですが姿が見えません、さすが KHS 既に輪行自宅を済ませてホームへ行ってしまった様です。この後西峠まで漕ぎあげて15時過ぎには桜井に無事帰投。本日の走行 32.2キロ、久しぶりの4サイドではありましたが、1泊2日で50キロ余りとは…
 
(前日に戻る)

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「番頭さんを囲む会」へ (1日目)


宇陀市榛原下井足 宇陀川河畔「猟路の桜」にて

 今日明日は宇陀市菟田野岩端の「月の宝箱」で行われる恒例の「番頭さんを囲む会」、第7回の今回はさっちゃんの○○祝い題して行われますが、要するに番頭さんがわいわいがやがやと呑みたいだけのお題目です。今や伝説の「月うさぎキャンプ「酒池肉輪会」の流れを汲む持ち寄り宴会。現在はバクローさんが感じを務めてくれています。
 ところが朝目覚めたものの体調が優れず起きる事ができません、準備はできているもののドタキャンするかもとメッセージを入れてお昼まで寝ている事に。お昼前に目が覚めると随分楽になっていたので、とにかく西峠を推してでも登れば後はどうにかなるだろうと出発する事にして asuka号と荷物を下ろしていますとバクローさんから連絡があり、積んでいってあげるよとの事、サイドバッグだけでも運んで貰えばずっと楽になります。結局 asuka号まで無理くり載せてもらう事になりましたが、それではあまりに格好がつかないですし、榛原のスーパーオークワで買い出しの予定でしたので、オークワの駐車場まで運んで貰う事に。
  桜井界隈の桜はほぼ満開ですが、標高のある宇陀市はまだまだこれからと云った感じです。オークワで買い出しの後、いつも車載組のデポ地になっているコインパーキングを覗いて見ると Mt.なおじさんが出発準備中。

 と云う訳で連れ持って花見をしながら「月の宝箱」を目指す事に。いつもならオークワ前から芳野川沿いに入るのですが、宇陀川河畔の桜並木「猟路の桜」が五分咲き、少し宇陀川沿いに走って榛原西小の横を越えて芳野川沿いへ県道31号榛原菟田野御杖線に入ります。


 県道を走っていると向こうから1台のローディが、軽く会釈するとすれ違いざまに名前を呼ぶ声、榛原在住ですが随分と久しぶりの山王ことSさん、いつものオレンジ色のTREKじゃないと思ったら今日は SPECIALIZED の29erの今どきのMTBでした。右の写真はSさんが撮ってくれました。


 伊那佐郵人の対岸のさくら公園もまだまだ蕾か三分咲きと云った処、「カエデの郷ひらら」に桜が見えたので寄ってみましたが、階段横のこの1本だけ、ここはカエデの郷ですもんね。

 先に進むほど桜の開花は期待できないと思っていたのですが、菟田野の古い町並みから芳野川を挟んだ対岸の桜並木は結構咲き始めていて見物客もチラホラと。
 松井橋のローソンと向かいのアグリマートで少し買い物をしてから菟田野岩端へ、「月の宝箱」に向かって徐々に斜度がついてくるのを、Mt.なおじさんエエ調子でどんどん行くので付いて行くの精一杯。「岩端みんなの公園」の周りの桜はまだまだ蕾固しといった感じです。

 1617 には「月の宝箱」に到着、本日の走行18.2キロ也。バクローさんと滋賀から一部輪行の niwa-chanさんが到着済、温泉には行かない事になってさっそく酒宴の始まり、今回参加人数も寂しいので並ぶ酒もこんなものです。

 番頭さんとさっちゃんも「月うさぎ」から下りてきて、今日の参加者が揃いました。パリ・ブレストに因んだケーキと猫のお菓子にさっちゃんご満悦、宴は果てしなく続きます。(翌日に続く)

西吉野「桃源郷」へ (後半)

壺阪峠から壺阪寺を望む

 13時には川岸を後にします、振り返ると川岸地区全体を眺める事ができます。間を流れるのは奈良県の丹生川。「二つの丹生川を遡るランドナーサイク 」でも通るお馴染みのコース、他の季節は何となく通り過ぎていますね。 
 その丹生川に沿って十日町で県道138号赤滝五條線へ入り下市町域へと。

 下市町西山地区、ここもサンシュユ、桜、桃とのコンラストが見事です。「自撮り」の準備もしてきたのですが、曇り空に前回以上のロケーションは期待できそうにないのが。
 旧下市町立丹生小学校の木造校舎も解体されすっかり更地になってしまい、校庭の鉄棒も残っていませんでした。

 

 国道309号旧道に出て右折すると丹生川上神社下社、丹生トンネルの供用で神社の前の道は随分と静かになりました。さてここには白と黒の2匹の神馬がいます。ただ名前がシロちゃんとクロちゃん、些か安直過ぎる気もしないでもないですが。このお馬さん特技があって、夕方のチャイムを合図に自分で柵を開けて厩舎に帰ってゆくのです。まぁ勝手に出て行かない様にその時間以外は柵を括ってある様ですがね。2024年5月22日の「二つの丹生川」ランで偶然出逢ったChiharuさんが撮った動画

 道の駅「吉野路黒滝」は通過し再び県道138号を黒滝村役場のある寺戸へ。ここから県道48号洞川下市線へ、才谷から伃邑の間が2ヶ所で通行止になっていて下市へは抜けられないので才谷から吉野山に取り付くつもりでいたのですが、それにしては車が多いので怪訝に思っていたら、通行止になるのは4月2日と8日の2日間だけ、そらそうですよね、よりにもよって吉野山が桜で大混雑する時に貴重な抜け道ルートが通行止なんてありえないですよね。

 通れる通れないに関わらず才谷からは県道257号才谷吉野山線で吉野山の方へ入るつもりだったのですが、日頃通行止の多い脳天さんへ下る道(林道南谷線)が通れたのでそちらへ、従い本日吉野山はパス。

 吉野脳天大神まで下りてきました、ちょうど金峯山寺の下辺りになります。(写真左) 更に下ると県道15号桜井明日香吉野線に突き当たります、ここを道なりに真っ直ぐ行くと吉野神宮へ登ってしまいますので左へ入らないといけないのですが、いつ来ても間違えてしまいます。(写真右)
 当初は今月2回目の「裏芋」で帰るつもりでいたのですが、今年にまだの壺阪峠で帰る事にして吉野川左岸の県道39号五條吉野線で椿橋に向かいます。「花巴」の美吉野酒造の前を通ったので、今週末の「月の宝箱 番頭さんを囲む会」用のお酒を買って帰る事に。
 1539 椿橋へ、ここまで帰って来て何やら良いお天気になってきたのですよね、高見山も見えます。

 1634 壺阪峠を越え壺阪寺を見下ろせる処まで、平日にしては参拝客も多くて境内の桜も満開。帰り道の先日の「河津桜の丘」へ登ってみましたが、河津桜は葉桜になものの回りの桜が満開に、明日香村界隈の桜は週末までが見頃でしょうね。18時には101.4キロ走って無事桜井に帰投。

(前半に戻る)

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西吉野「桃源郷」へ (前半)

五條市西吉野町川岸にて

 一昨日土曜にゆるゆるCC一行が急遽イベントを立ち上げて向かった西吉野のいわゆる「桃源郷」そう云えば2019年4月以来ご無沙汰、よし行こうと直前にSNSで呼びかけたものの一人も釣れず、まぁ皆さん昨日の日曜に走り回っていた様ですからね、実は私今日から3連休「使えない改悪18きっぷ」3日版を駆使してどこかへと企んではみたもののやはり使えないヤツでした。


 やはり約束がないとダメなもんで、少々寝過ごして桜井を出たのが8時前、少々雲が多い様ですがまずまずのお天気。明日香村を抜けて近鉄飛鳥駅前へ(写真左)、ご覧の様に駅の回りの桜は満開間近。県道120号高取五條線へ入り 0907 吉野口駅前。

 0927 薬水まで来ました、さて福神から下市に越えて、役場の処から県道20号下市宗桧(むねひ)線で樺の木峠を越えて行くか、五條回りで五新線沿いに行くか… 一息入れながら思案… 云う程の事でもないのですが。
 距離的には下市回りの方が近いのですが、光円寺の枝垂桜ももういいかとこのまま県道120号を走り重阪(へいさか)峠を越えて五條へ下り大川橋を渡ります、もう鯉のぼりですかぁ…

 吉野ストアを過ぎた処から五新線廃線跡に沿った道に入ります、その辺りの経緯はこちらを。はい、単に天の邪鬼なだけなんです。


 廃線跡と別れ丹生川右岸の旧十津川街道と思しき道を行きます、強引に丹生川第1橋梁を左岸側に渡っても生子(おぶす)トンネルが封鎖されているので、激坂を押し上げて国道168号に取り付くしかありませんので、私の定番ルートはこちらです。最初の内は軽トラの轍の残る道で乗車可能ですが、明治時代に建てられた「法華経一字一石塚」「為川筋往来安全也」と記された石碑の建つ辺りから落石と落ち葉に覆われた状態になります。ちなみに石碑の付近が以前の五條市と西吉野村の境界、昭和の大合併以前は宇智郡南宇智村と吉野郡賀名生村との境界でした。

 以前より状態は悪くなっている様です、最後は担ぎとなり滝集落へ、梅の花はもう散っていますが、ほっとする風景です 2017年2月28日、今回も一応「自撮り」の準備はしてきているのですが…

 賀名生(あのう)バス停跡へ、河瀬直美監督の代表作「萌の朱雀」で「恋尾」とされていた停留所です、尾野真千子が兄役の国村隼のカブの後ろに乗せて貰って学校へ通うシーンがありましたね。


 賀名生から向加名生にかけての廃線跡。

 第7丹生川橋梁の手前で廃線跡を離れ、一昨日ゆるゆるCC一行が立ち寄った3月20日にOPENしたばかりの「HaniCafe」へ、平日ですが先客にローディがお二人。一応菓子パン2個他を積んできているのですが、ランチボックスがあったのでそちらを頂く事に。お味もなかなかで食器に紙トレーとシートは好印象なのですが、別メニューでそれなりのお値段のコーヒーまで紙コップとは残念です。
 1211「HaniCafe」を後に、ごちそうさまでした。橋を渡って左岸の国道168号へ、国道から青色のお店が目立ちますが、五條側から国道を走ってきて見えたら行き過ぎ、手前の橋を渡らなくてはいけません、右奥に見えているのは五新線の第7丹生川橋梁。

 西吉野トンネルを避けて発電所から先年廃校になった賀名生分校側の道を越えます、城戸の三叉路を左折し県道20号へ、1キロ少し走れば目的地です、サンシュユも桜も今が一番見頃、ただ曇り空が残念、昨日同様に国中の方は青空が出ているのに南の方は曇っている様です。平日とあってかわざわざ見物や写真を撮りに来ている人は見かけませんでしたが、通りすがりに車を停めて観て行く人が少なくないです。最近は結構人気だそうですが、ここ川岸と下市町西山界隈を最初にネットで取り上げたのは輪友 SORAさんだった様な気もするのですが、少なくともサイクリストでは彼が最初だったはず。

(後半に続く)

水曜ラン「芋越えて津風呂湖畔」(後半)

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 「みかえり橋」と云う名の吊橋を渡り対岸の「木ノ子広場」へ、ここでお昼にします。ただ食事中の写真を誰も撮っていないのですよね (^^)

 1220 木ノ子広場でのんびりした後、津風呂湖畔の道を時計回りに入野(しおの)へ向かいます。何度も走ってレポートしてはいるのですが… 津風呂ダム南岸には県道256号入野河原屋線としてダムの天端道路から平尾へは昔から車道があるのですが、平尾から入野への北岸は近畿自然歩道に指定されていたものの未整備な状態でした (2006年当時)。その後かなり時間がかかりましたが、離合困難な1車線なものの舗装とガードレールの設置が進み2015年春頃から香束から入野まで利用がで繋がり津風呂湖を車でも一周できる様になりました。津風呂湖には3ヶ所に吊り橋があるものの車は渡れないために、離合困難な北岸側に車が入ってくる事は少ないものブラインドカーブが多いので注意。

 途中「津風呂村懐古」と記された立派な碑のある駐車スペースで小休止。津風呂ダムの建設では竜門村津風呂の50戸と国栖村入野の21戸が沈んでいます。
 再び湖岸に沿って、ちなみに北岸側は入り組んだ沢をなぞって道がついているので木ノ子広場から入野まで8キロ程あります。

 1308 ようやく入野に到着、途中15分程休憩していますが木ノ子広場から30分以上かかっています。
 入野の桜並木はまだですが、結構な老木で咲いても昔の勢いはありません (2006年4月9日)。子安地蔵の横の激坂に取り付き国道370号へ、三茶屋(みちゃや)まで国道を往きますが、この区間の交通量を少ないです。

 三茶屋「吉野見附三茶屋」で一息入れて県道28号へ入り小名トンネルを抜けます、道は宇陀市へ抜けているのですが、県道28号が東吉野へ越える区間が未開通のため県道としては途中で終わっているので三茶屋の道路標識は通行不能となっています。

 無名の峠を越えて大宇陀へ下り、帰途はどうするかと云う事にあり、久し振りに大峠トンネルを越えることに。途中宮奥ダムで小休止。このルート2022年6月以来です。
 宮奥ダムから最後の登り、国道370号から標高差200m近くあります。

 1525 大峠トンネル(1,806m)に到着、トンネル内は桜井側に向かって下り、多武峰の下の八井内交差点まで170mのダウンヒルです。

 八井内で県道37号桜井吉野線に入ります、百市の新しく供用された区間(写真左)、このルートを新鹿路トンネルを抜けてきた車が結構飛ばすのであまり好きではないのですが、できるだけ旧道を選びます。
 このまま桜井駅近くまで下ると大和八木へ戻るお二人にはロスになるので「談山」の西内酒造の前を通り過ぎた処で、このまま下るきんなん君とはお別れ、横大路の香久山駅近くまでお送りし、帰途に就きました。本日の走行73.5キロ、お天気にもメンバーにも恵まれ快適に走る事のできた一日でした。
 一部にタックさん、きんなん君の写真を使わせて貰っています。(前半へ戻る)

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水曜ラン「芋越えて津風呂湖畔」(前半)


Photo : タックさん

 新しい職場ではシフトの関係で水曜日が休みになる事が多いのですが、リタイヤ組はもとよりゆるゆるCCでも平日走る事のできる人が少なくないので、先月26日の「布目川に沿って大和高原縦断ランドナーサイク」に続いて「水曜走りませんか?」と平日ランを企画する事に…  今回は津風呂湖畔へ、
 呼びかけに集まってくれたのは私を含め4名、ゆるゆるCCのイベントとしては少人数ですがね、縛りはしてなかったものの結果的にはランドナーサイクに。朝起きた時は凄い黄砂だったのですが出掛ける頃には青空が、まずは kobaさんとタックさんをお迎えに大和八木駅北口に向かいます。明日香村のの方へ向かうので南口の方が良さそうなのですが、北口にはベンチのある広場があって、輪行支度に丁度良く眼の前にコンビニもあります。
 話し込んでいたら予定の8時半を回ってしまっていて慌ててスタート、国道24号を跨いて下ッ道へ、おふさ観音まで南下します。

 飛鳥川沿いの自転車道へ、万葉まほろばセンター裏手の河津桜が出迎えてくれますが、 その先の桜並木はまだこれからです。

 甘樫丘の回りも菜の花は咲いていますが桜はまだ。
 2分遅れで明日香村亀石前のセブイレに到着、ここできんなん君と合流し今日の参加者4名が揃います。0911には出発、いつもは橘寺の北側を回って祝戸のマラ石を経由するのですが、今日は「河津桜の丘」を越えて行きます。
 稲渕まで距離的にはショートカットになるのですが標高差70m程を登らなくはなりません、平日ですので見物客も少ないですが、河津桜の方も葉が出てきてピークを過ぎています。

 朝風峠の新道と云うには離れていますがピークを越えて案山子ロードへ抜ける小径へ入ります、舗装が良くなって走りやすくなりました。この区間のタックさんの動画(Instagram)

 稲渕の集落へ下り県道15号桜井明日香吉野線へ、案山子ロードを下ってくると現在男綱の下の橋が通行止ですので、いつもの旧道ではなく新道へ上がります、ここの桜もまだまだこれから。
 0947 栢森に到着、これりより先は峠を越えて千股まで踏み込む車は少なくなります、今日はサイクリストが1人と軽トラが1台、ただ休日はランニングの人がいるので注意。。

 お馴染み芋ヶ峠への道。3日前に下ったばかりですが、この路面ですから明日香村側に下るのはなかなか大変です。
 役行者の辻で小休止。

 1033 芋ヶ峠(488m)に到着、寄り道した割には早く着いたような…

 標高差250m程を10分で下り 1043 千股の水辺公園へ。
 旧龍門村の旧い街並みの中を行きます、現在の県道28号吉野室生寺針線の旧道にあたります。

 1125 津風呂湖に架かる吊り橋「みかえり橋」に到着、対岸に渡ってお昼にします、サイクリング車通行可が嬉しい吊り橋です。

 一部にタックさん、きんなん君の写真を使わせて貰っています。(後半へ続く)