月別アーカイブ: 2014年11月
菊奴に逢いに東吉野へ
紅葉の便りがあちこちから聞こえてくる11月、高野山とか洞川とか香落渓とか走って行きたい処はいくらでもあるのですが、こう寒くなってくると約束でもなければ夜明けとともに走り出すのは余程の根性が、結局スタートしたのは8時を回ってから、陽が短くなってくるともうあまり遠くにも行けないのでとにかく東吉野を目指す事にします。 芋峠なう。 吉野川沿いのローソンで補給し暫く休憩して、吉野川左岸へ。 例によって写真ばかり撮っているのでなかなか前に進みません。 東吉野村に入ります、ここは吉野川の支流で高見川となります。 丹生川上神社前でSORAさんに捕まっちゃいました、お願いして記念写真を1枚。 彼は今年の自転車は終了してますんで車です(^_^) 東吉野へ来る自転車乗りにはお馴染みの蟻通橋です。 やはり木津(こつ)川集落前後が一番綺麗です。 R166を跨いで旧道に入った処の高見診療所の紅葉がなかなか見応えがありました。 2時過ぎに谷尻(たんじり)の古民家カフェ「月うさぎ」にやってきました、今日のお目当ては二代目菊千代こと菊奴ちゃん、大宇陀の道の駅に捨てられていたのを拾われてきました。 じっとしていないのでなかなか写真を撮らしてくれません。 「月うさぎ」のシンボルの大きなイチョウの木、先日の強風でかなり葉を落としたと云う事なんですが、ふかふかの黄色い絨毯です。 陽も短くなってあまりゆっくりもしていられませんのでコーヒーを頂き半時間ほど過ごして、一谷峠を下り篠楽から女寄辻へ出て女寄峠をバヒュンと下って16時半無事に帰宅しました。 本日の走行89.3キロ。
東吉野の紅葉
2日連続の蔵王峠
昨日の輪童さん主催の「串柿クライム2004」に続いて、今日はダイバーてっちゃん主催の「串柿の里サイクリング」に一部参加、2日連続で蔵王峠(560m)を和歌山大阪のそれぞれ両側から登る事になってしまいました。 続きを読む 2日連続の蔵王峠
串柿クライム2014
和歌山県北部、伊都郡かつらぎ町から旧高野口町(現橋本市)にかけての地域はは串柿の生産で日本一と知られる地域です、これを愛でようと云う輪童さん主催のサイクリング、今年で12回目になるらしい「串柿クライム」に参加してきました。 過去に2,3度参加したかと思うのですが、とにかくとんでもない激坂ばかりのサイクリングです。
今日は昨日戻ってきたばかりのasuka号で、とりあえずガードは外したままでキャラダイスのサドルバッグを載せられる様にキャリアだけを付けて輪行袋を押し込んで6時前に桜井を出発、集合場所のJR和歌山線高野口駅まで約45キロの行程です。
重阪(へいざか)峠を越えて紀ノ川沿いに走り、自転車では久しぶりの和歌山県です。 途中コンビニで時間調整しながら、高野口駅に9時前に到着。 本日の参加者は輪童さん、九度山人さん、だいすけさん、中尾さん、鉄人児玉さんにkitanoさんとkishiさんのドタ参を受け8名で走り出す事に。
途中スーパーで買出しをしてから、中飯降駅近くまでは和歌山線に沿ってのんびりと走り、そこから標高400m程の竹尾集落に向かっての登りが始まります。 今日は8台中3台が小径車、もうハナから押すつもりで来ています。 (写真:だいすけさん)
途中竹尾集落への道が工事で通行止めになっている様で、少し下って別ルートをとるハメに。
御歳80歳にして年間20,000キロを走り、奈良で知らないサイクリストはもぐりだとまで云われる鉄人児玉さんも流石に押しが入ります。
竹尾集落。
さらに登って標高500m程の大畑集落へ、紀ノ川を見下ろす展望ポイントで輪童さんにやらせ写真を撮って貰います。
県道61号に入り大阪府との境界の蔵王峠へ、2009年6月のナワさんの「峠おやじ弐千峠達成記念サイク」以来です。
燈明岳への分岐(今日のピーク668m)で、明日大阪側からアタックする「串柿サイクリング」の下見で着ているダイバーてっちゃんと落ち合います。
(写真:だいすけさん)
堀越観音の駐車場(WC有)近くで各自持参のお昼に、バーナーでお湯を沸かしカップヌードルやコーヒーを入れる面々。
ここではダイバーてっちゃんを加えて9名で記念写真。
中畑集落。
中畑から一旦谷筋まで標高で150m程下り文蔵の滝への入り口へ。 案内板を前に今日のコースリーダーと明日の「串柿の里サイクリング」のコースリーダーが何やらブリーフィングと云う名の悪巧み中。
東谷へ登り返します、本日最大の激坂。 さらに平集落へ上がり、ここで鍋谷峠経由で大阪へ戻るてっちゃんとお別れしR480を四郷まで下りますが、ここですんなり終らないのがコースリーダーの悪い性格、東滝集落まで再び登らしてくれます。
解散場所の道の駅「柿の郷くどやま」に戻ってきたのは16時半。 ここから鉄人児玉さんと共に輪童さんの車に便乗させて貰い帰途に就きました。 往路高野口駅までの自走と御所から桜井までの帰路を含めて本日の走行99.1キロ、気付くのが早かったら家の周りを2,3周して100キロに乗せておいたのに、残念。
だいすけさんのレポートはこちら
九度山人さんおレポートはこちら
例によってアルバムに写真をUPしています、大きなサイズの画像もダウンロードできます。 うちのHPから[BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2014]と辿って下さい。 なお認証が必要です、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい、なお昨年とは変わっています、昨年までの番号から-3です。
帰ってきたasuka号
最近ロードばかり乗りやがって、さてはあすか700Cツーリングついに乗り潰してしまったかとお思いの皆様。 まぁここ2,3ヶ月狂ったように走り出すもんですから、各車あちこち不具合が出てくるのは当然でして、タイヤなんぞは皆んな新品になってしまった訳ですが。 主戦力のasuka号先月位からBBあたりから異音が… さては。 ところがasuka号のビルダーであり長年お世話になっていた橿原市のシクロサロンあすか、親爺さんが倒れてからは何年も休業状態、自転車の事は全てお任せでいただけにロクにメンテナンスをする知識も技量も工具も持ち合わせていません、基本的にパンク修理とフレ取りとチェーンを継ぐ(これもいざとなると怪しい)位の事しかできません、そこが「走」「工」「趣」三拍子揃って三流サイクリストたる所以なのですが、BBの交換なんて恐ろしい事はとてもとても、元国体チャンプT御大の処へ行けばどうにかなるかとも思ったのですが、ここ20年位のSHIMANOの事になるとちょっと怪しい、かと云って桜井、橿原、高田と云った奈良中和地域でスポーツサイクルを扱う店は皆無に等しいのです、奈良市周辺まで行けば何軒もあるのですが、今風の美しく高価なロードレーサーのフレームがずらりとぶらさがっているお店はどうにも私には敷居が高いのであります。 大阪まで行かなアカンかなと悩んでいるうちに、曽爾高原へ行ったあたりからBBの異音はますます酷くなってきました、9さんからは色々と脅かされますしもはやここまでかと。 ところで以前からTwitterでフォローさせて頂いていた奈良市富雄の自転車屋さん「TRANSIT」、スポーツサイクルからママ■■■、電動自転車まで販売、修理されるお店、ブログを見ているとあのBOTTECCHIAのレストアもされた様でここなら快く引き受けてくれそうな雰囲気、それに車に乗らない自分にとって駅から近いと云うのが有難い。 富雄なら勝手知った大和川沿いに走って行って、後は富雄川沿いに走って行けば、片道30キロってのも適当な距離だし。 と云う訳で先週11月6日にガートやキャリアを外して身軽になったasuka号、BBをきしませながら富雄駅前に向かったのであります。 近鉄富雄駅の西側、富雄川に面したローソンの横の路地の奥、周りとは隔絶されタイムスリップした様な空間、町屋風長屋の中にその店はありました「すみません、はじめてなんですけど、BB交換して貰えます?」 ま、もう同じ部品(アルテグラ)は廃番でないとか下位シリーズの部品も来年2月まで入らないとか色々あったのですが、バラして貰うと綺麗にしてグリスアップすれば行けそうだよとの事、と云う訳で今日無事にasuka号は帰還を果たしたのであります。 「TRANSIT」はこんなお店です、実は今日は店内の写真も撮らして頂いたのですが、最近スマホの調子も悪くて、時々空振りしよるんですわ。 でお店のブログから写真を拝借してきました。 奈良県に来て20年になるのですが、大和川より北側はどちらかと云うとあまり土地勘がありません、桜井と云うサイクリストにとって恵まれた土地に住んでいるとわざわざ車の多い方角に行く事もありませんので、富雄川沿いの奈良自転車道、今回初めて走った位なんです。 大和川左岸から富雄川右岸を継いで走って行くと殆ど車に煩わされる事なく走って行けるので、これからも色々とお世話になるかも知れません、有難うございました。 本日の走行33.4キロ、今月も既に500キロ越えました。
No tags for this post.うちのフロントバッグ事情
ツーリング系のサイクリストには必携のアイテムフロントバッグ、ソローニュとかの高級品や定番の犬印の帆布製バッグとかを持ってはいないのですが、いつのまにやら増えてしまいました。 ところでツーリングには必ずと云って良いほどカメラを積んで行きますから使い勝手は非常に重要です、まぁフロントバッグにカメラを入れる事は振動面から色々と異論もある処ですが。
今まで一番長く付き合って貰っているのがこいつ、モンベルのツーリングフロントバッグ、まわりにも愛用者が非常に多いです、3代目になりますが何故か初代が本体に穴があくまで使ったのに2代目はマップケースのビニールが裂けてきました、素材が悪くなったのではとクレームを入れましたら、素材は変えてないが修理はできないので新品と交換するとの事で交換して貰える事になりました、しかし3代目もやはり裂けてきました。 度々交換と云うのもと思っているうちに新しいモデルが出てきましたが僅かに背が高くなっている様です。 裂けて汚らしいマップケースをハサミでカットしてマップホルダーを使用していてフロントバッグにマップケースの必要のないKHS用として頑張って貰う事にします。
替わりにasuka号用にはKHSで使っていたTOPEAKのTour Guide HandleBar Bag DXを、こちらは逆にマップケースがしっかりしすぎていて出し入れが大変なのですが、全体的に作りがしっかりしていて使い勝手は悪くありません、基本的にTOPEAKのマウントシステムでハンドルバーに固定するのですが、フロントキャリアの上に鎮座して戴くので、マウントを外し軽量化も兼ねて加工をしてあります。 内部のポケットもバッテリーやら何やらと小物の多い昨今重宝しています。 ただ一つ気に入らないのは前面のポケット、べろ状にファスナーが開くのですが、ついつい中身をこぼしてしまうのです。
最近ロードに乗り付けていてそちらに使っているのはRIXEN&KAULのバギー、収納量は知れていますが、身の回りのものやコンデジ程度なら収まってくれます、とにかく軽くて手っ取り早いのが良いです。
そこでどうしてもロードでデジイチを持って行きたい時に先のモンベルのツーリングフロントバッグを付けたりしていたのですが、マウントをいくらアッパーぎみにしても底がタイヤと干渉してしまいます。 そこでうちのある一番古いフロントバッグ、前開きが気に入らないのですがオーストリッチ製なのに何故かモンベルのフロントバッグフレームに対応しているのです。 蓋と底に芯材が入っているのですが、先日の伊賀上野ツーリングで一日使ってみた感じ、先の二つに比べると背が低いのですが収納量は充分です、ただどうもふにゃふにゃした処がいけません。
そこで周りを囲むように段ボールを現物合わせで切って芯材を作ってみました、これでなかなかしっかりしてくれましたのでアクリル板か何かでちゃんと作ってみようかと思っています。
余談と云うか余計なやつも紹介しておきます、オーストリッチの巨大なフロントバッグF-702、使い勝手の悪い前開きで2本のベルト、役にたたない半透明のマップケース。 昔キャンプツーリングで何度か使いましたが、いまは埃をかぶって粗大ゴミと化しています。 容量はカタログ値14.5リットルとなっていますがフロントバッグにここまで大きいものは必要ないですし、必要なら荷物を分散させるべきでしょう。
他にモンベルのドラム型のサイクルフロントバッグも持っていたのですが、ベルトの縫いつけ部分がちぎれてしまい見当たらないので処分してしまった様です、サドルバッグとしても使えますしロード用に丁度良いかも知れなかったかなぁと思っているのですが、取り付けがワンタッチでないのがね。
今日届いたお荷物は
来年の「CanCan謹製カレンダー」用のフロッピーディスクケース120個です。 昨年はネット文具通販のASKULで30個480円(税別)で買っていたのですが、カタログから姿を消してしまいました。 替わりを探したのですが100個単位でも結構良いお値段20数円します、ようやく見つけたのがKILATと云う通販サイトで30個518円(税込)、税込1,900円以上で送料無料になるので4セット購入、ほぼ同額で手に入れる事ができました。
メーカーが変わったので内寸が心配でしたが、ぎりぎりで作っている例年のサイズでばっちり、ようやく前に進める事ができます。
余談ですがしつこい様に年2回送ってきていたASKULのカタログ届かなくなりました、サイトにログインしても利用できなくなっています、まぁ必要があっても知人が代理店をやっていたkaunetがメインですから、フロッピーケース以外は用が無かったのですが連絡も無しに失礼な話です。 聞く処によるとカタログや決済の費用は代理店が持つので取引の少ない処は切り捨てているのが実情だそうです。
もうひとつはインクジェットプリンタのカートリッジ再生品です。 以前は手を汚しながらも詰め替えインクを使っていたのですが、最近は見なくなりましたね。 その後はエコリカとか使ってみたのですが実用上問題はありません、今回はカラークリエィション初めて使うブランドです。 友人からいっそ印刷したらなんて云われてますが、今年も着々と手作りの準備が進んでいます。