乾さんの「稲渕棚田のカカシと彼岸花の乱」へ


 時節柄皆さんとご一緒する機会も少ないのですが、乾さんの「稲渕棚田のカカシと彼岸花の乱」に少しだけ顔を出してきました。何人かは大阪柏原から走ってきているのですが、第2集合場所の橿原運動公園へ向かいます。
 お馴染みの面子にも久しぶりにお逢いできました。
 些か人数が多いので3分隊に分かれ、要食料調達組を率い、畝傍山の北側を回ってオークワ橿原畝傍店へ立ち寄って、甘橿丘の北側の豊浦休憩所へ。
 再び分隊を率いて、入鹿の首塚から板蓋宮へと抜けて行きます、さすがに人が多いですね。稲渕の棚田を見上げる新しい休憩所までご案内して、すみません私はここで引き上げます、このまま帰途に就くのが勿体無いお天気でしたね。肝心の案山子や彼岸花の様子はそのうち乾さんスミ旦那のブログにアップされるかと思いますので、よろしく。

 集合写真もありませんし僅かな枚数ですが、大きなサイズの画像をうちのHPの「サイクリングの記録」にUPしています。参加者は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。



9月22日の日記

 朝、十五夜の月が葛城の山並みに沈んで行きます「中秋の名月」が満月になるのは8年ぶりだとか、単純に旧暦との差だと思っていたら月の公転周期だとか結構難しいんですね、次は2030年だとか。
 10年前の9月10日は大黒屋さん、天神橋五丁目さん、kiki君とかと敦賀の気比の松原で「お月見キャンプ」していたんですね。昨夜は雲が多くてお月さんは見え隠れしていましたが、月明かりの明るさに久しぶりにナイトランしたくなりましたが、今月になってからテンション下がりっぱなしで体調も良くありません、なんか走らないと生活のリズムまで狂ってしまった様で…

 新しいフロントバッグをasuka号に取り付けるためのブラケットがようやく形になりました。最終的にアルミで作るつもりでMDF材から削りだしていますが、サイドバッグの時と同様、強度的に問題がなければこのまま使い続けるかも。ベロオレンジのバッグサポーターに対応させています。



彼岸花パトロール


 昨年は遅かった彼岸花ですが、今年は順調に咲き始めました、咲き出すと一気に拡がります。勤務明けですが「案山子コンテスト」も開かれていますので明日香村稲渕の棚田へ向かいます。


 正直云って今年はパッとしませんね、先週に紹介した分は省いていますので先の分も合わせて見て下さい。休日ですので人が増えてこない内にさっさと引き上げる事にします。


 まぁ彼岸花の方はなかなか見応えがありそうです。葛城古道あたりも行ってみたい気もするのですが、観光客やらアマチュアカメラマンが押しかけて密なんでね。「彼岸花の乱」こと葛城ポタ (2016年9月25日)

 



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113キロで折り返し

 1日の話やないんです、今日は折り返しの15日、なんと今月の走行距離はなんとまだ113キロなんです。記録のある過去20何年でワースト記録を更新しそうです。asuka号の戦線離脱とすっきりしないお天気続き、何より事故に訃報と気分的にも落ち込んでます。実は昨年9月(2019年10月~2020年9月)も逆突事故のせいでasuka号がないのですが800キロ超、コロナ禍第2波と第3波の合間にGOTOトラベルを活用してErba号とデモン太の輪行くで走り回ってましたからね。
 いつもの通勤ルートですが彼岸花が咲き始めました、今年は早いのかな、と云うか去年が遅かったですもんね、暫くは路傍の鮮やかな緋色が愉しみです。そんなこんなで遠乗りが出来ませんが、ご近所ポタで9月は過ごしますかね、ライフワークの「自撮り」も暫く御無沙汰ですし。2020年9月28日 彼岸花「自撮り」ポタ
 さて昨日買ってきたワッシャ-を何枚か重ねてリーマーで内径をごりごり拡げます、真鍮製とは云えしっかり掴めないのでなかなか作業は大変です。そしてフロントバッグの背面にナッターを4つ埋め込み完成(写真右)、写真はデモン太ですがasuka号の時はリクセンカール用のフレームを外して、これに自作のマウントを固定します、asuka号が帰って来るまで出番がないのですがね。



9月14日の日記「ナニ銀」さんから日本橋へ

 1日中雨の予報なんですが、先日事故に遭ったasuka号を担いで「ナニワ銀輪堂」さんへ。見た目だけではリアのホイールとマッドガードの損傷ですが、芯出しをして貰わないといけませんので、困った時の「ナニ銀」さん頼みです。さて車に乗らない人ですから、誰かに無理をお願いでもしなければ担いで行くしかありませんが、バッグやら余計なモノを外していると案外とasuka号も軽いものだと感心したりして… 自宅から桜井駅へ歩いて数分ですが、雨の止みまを狙って出掛けます。自分の休みと「ナニ銀」さんの休房日を考えると無理してでも今日行っておかないと。
 鶴橋で寝過ごして上本町まで行って引き返すと云う失態をやらかしますが、大正駅からはあまり降られずに「ナニ銀」さんに到着、Nさん曰くもっと酷い事になっているかと心配して頂いていたとか。とりあえずパーツは揃いそうですが、リアディレーラーがちょっと心配かな。9速ロングケージのシルバー筐体って今はないですからね。
 「ナニ銀」さんもなかなかお忙しい様ですが、見積りがでたら保険会社のやりとりもありますし、色々と無理をお願いしてお店を後にします。

 緊急事態宣言下の大阪ですが、せっかくですのでちょっと買い物で日本橋へ、お天気なら新今宮からぶらぶら歩くのですが、市バスでなんばへ出ます、結構人歩いてますね。朝4時から食っていなかったので、なんさん通りの「松乃家」でタブルロースカツ定食を食った食った。大満足で日本橋界隈へ、ラジオ少年時代からオーディオ、パソコンと50数年通った街ですが、寂しくなりましたね。

 実はM7の平ワッシャ-を探しているので、日本橋の「ナニワネジ」へ。AMAZONやモノタロウになくはないのですが量がね、必要なのは正味4枚だけ。しかしさすがの「ナニワネジ」にもM7やM9は置いていません。ただM7のネジを使う訳ではなくて内径7.1mm以上のワッシャ状のものが欲しいのです。売場のベテランお姉さん(^_^)とやりとりしたのですが、M8では大きすぎるし、W1/4は1.6mm厚しかない、結局0.8mm厚の加工のしやすそうな真鍮製のM6ワッシャ-を買ってヤスリかリーマーで拡げる事に。レジでお姉さんに「頑張ってや」と、浪速の老舗やわ。
 処でなんで内径7.1mmのワッシャーやねん。Delftさんにお願いしたおニュ-のフロントバッグ、既に出来上がって使ってはいるのですが、本来はリクセンカールのアダプタを使うデモン太とベロオレンジのサポーターを使うasuka号の両方で使う構想で、現状はどちらもリクセンを使っていて、ベロオレンジに対応できたら皆さんに詳しくレビューをしたいと思っているのです。
 まったく異なる固定方法に対応させるのが悩ましい処なんですが、バッグ側のマウントをスピーディーに脱着させるために背面の革のプレートにM5のナッターを付けるのですが、金属や樹脂板と違い革とかではかしめる時に逃げてしまうのでワッシャ-をかませる事にした次第、これが7.1Φなんですよね。



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今年のジャンボ案山子は

 明日香村稲渕の「案山子ロード」で行われる恒例の「案山子コンテスト」、シンボルとなるジャンボ案山子、今年は大谷選手が登場。
 ここ数年、話題の人がジャンボ案山子のモデルになっているのですが、過去の登場人物です。


 今年で26回目になるのでしょうかね「案山子コンテスト」の出品も始まっていますが、まだまだ半分位かな。今年のテーマは「マスクの似合う案山子」だそうなんですが… やはりコロナ絡みやオリパラ関連が多くなるのですかね。

2020年の模様 2019年の模様 2018年の模様 2017年の模様 2016年の模様 2015年の模様 2014年の模様 2013年の模様 2012年の模様 2011年の模様 2010年の模様

 暫くasuka号が使えないので最近はデモン太の出動が多くなってます。「案山子路」の看板が新たに中腹にも建っていました、以前からの朝風峠の手前のもありますよ。

 



輪友の訃報

 残念な話題が続きますが… 4日未明に訃報が入ってきました、三重県在住の自転車仲間の細川隆(TABOO)さんが亡くなられたとの事です。名古屋の「新春ラン」とかで毎年お逢いしていたのですが、今年は「コロナ禍」で参加がかなわず、2020年の「新春ラン」が最後となってしまいました、その時頂いた輪行袋が形見になるとは…
 (左上) 2013年6月22日 榛原「廣栄堂」にて、(右上) 2011年12月11日「シクロツーリスト」誌寄稿者が顔を揃えた「第12回 あすか鍋サイク」明日香村「めんどや」にて、左から細川さん、土田さん、小島さん、私、(左下) 2015年5月5日「月うさぎ」にて、(右下) 2019年11月9日 「鈴鹿8時間エンデューロ 2019」 での審判員姿。

 (左上) 2018年3月11日「さんぽdeサイクリングin天理」にて 、(右上) 2019年1月3日「第24回 新春サイクルミーティング」にて、(左下)2015年1月3日「第20回 新春サイクルミーティング」にて、(右下) 2018年1月3日「第23回 新春サイクルミーティング」にて。奈良県に縁のある方でNCAを始め県下でのイベントにも良く顔を出されてました。
 2019年1月3日「第24回 新春サイクルミーティング」にて、通称K三峠を登って行く細川さん。TOEIランドナーは勿論ですが、三重車連の審判員をされたり今風ロードも乗りこなす間口の広い温和な方でした。3年前の夏に亡くなられた大塚さんもそうですが、同世代の輪友の不慮の死、まだまだ走れるし、走りたい処が一杯あった筈、もうご一緒する事がかなわないとなると、もっと機会を作っておればと後悔するばかりです。心よりご冥福をお祈りします。



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事故の顛末

 さる8月31日、曽爾高原へのサイクリングの帰り道、R369で帰途に就いていた時の事なのですが…
 気が付いたら救急車の中、曽爾村山粕の集落を出て栂坂トンネルへ向かって走っていた処から後の記憶がありません、自転車の後ろの方に衝撃があった記憶がかすかにあるのですが、右からなのか左からのなのか、自分で転倒したのか車と接触したのかも判らないのです。救急車の中で救急隊員と会話をしている辺りから記憶が戻ってきます、痛みはあまり感じず、桜井の済生会中和病院へ行きますからと云われた事や、今日は何月何日なのかと云う質問に答えられなかったりと、徐々に今どの辺りを走っているのかなぁと記憶は鮮明になってきます。最初に住所氏名や勤務先を聞かれて答えていた様で、ただ携帯の番号は2ヶ月程前に変更した前の番号を云っているのが。
 とにかく済生会中和病院に救急搬送され、コロナの検査で暫く待たされましたが、CTとレントゲンの撮影と、擦過傷部の手当てを受け、取り敢えず格段の心配はないから、今日は一旦帰って良いから、明日、整形外科と脳外科を受診する様にとの事で病院から10分位歩いて帰宅しました。
 翌1日朝、整形外科と脳外科を受診、脳に異常や骨折はないとの所見で「右肋軟骨損傷」「頭部外傷、右前額部挫創」との診断を受けて帰宅。宇陀署に連絡を入れて後続車と接触した事とasuka号は宇陀署で保管されている事を知ります。とにかくたんこぶができているのと咳をすると胸が少し痛い程度なので、1日夜は通常通り出勤。一人住まいですからね病院にいる方が余程安心なんです。
 くたびれてぐっすり仮眠していたら深夜 0314 STで叩き起こされる事になるのですが、なにやら右目のまわりが腫れぼったいので鏡を見ると青く晴れ上がっています。朝出勤してきた院長(整形外科医)に診て貰ったら、血が下りてきているみたいやね、あまり心配はいらんやろとの事。とりあえず帰宅の足で済生会中和病院眼科を受診、精密検査の結果網膜はく離等の所見はないけど、1週間程は視野の欠損や酷い飛蚊症状がでないか経過観察との事。目の周りの腫れはひくのを待つしかないねとの事。
 宇陀署の交通課の婦警さんから電話があって自転車を自宅まで持って行きますよとの事、エラい神対応やなぁ誰か事故と知った知り合いが気を使ってくれたのかなと思っていたら、宇陀署では証拠品保管ができないのと、相手車両のドライブレコーダーのメモリーカードが読めないので桜井へ下りるついでがあるとの事。
 asuka号は手元に戻ってきましたが、見た限りでは後ろのリムとマッドガードの変形程度、あとベルクロ止めのヘッドランプが無くなってますがGPSとメーターはちゃんと付いていました。おニューのフロントバッグが無傷だったのは幸いです。まぁハンドルとサドルはあさっての方を向いてますががね。
 asuka号を持ってきた貰った時に現場写真と見せて貰いましたが、道路センターライン付近に転倒していたらしく、相手車両の右前部に接触痕があるそうです。相手車両(マークXだとか)の運転手の談に拠ると、自転車が路側帯付近を走行しているを視認、先行車が過ぎた後に右折しようとしたのか道路中央に入ってきて接触してきたとの事です。ただ栂坂トンネルに向かって登っていたので、この時間から旧道に入るつもりもなく右折する必然性がないのですがネェ。ただこちらの記憶がないのと、相手のドライブレコーダーのメモリーカードが桜井署でも読めなかった様で、車や道路のキズ、転倒していた位置から現時点では右折時に接触との判断の様です。こちらの事情聴取がまだなので、まだなんとも云えませんが… (画像はGoogleMapから)
 asuka号の修理見積等は「ナニワ銀輪堂」さんのお世話になるしかないのですが、作業が立て込んでいたり、Nさんが手を怪我されていたりと、asuka号の復帰には時間がかかりそうです。「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のスタンプラリーは残り9ヶ所、全24ヶ所をマッドガード付きで走ろうと思っていたのですがねぇ、残るは吉野郡の山間部ばかり、非力なデモンタと延陽伯号では大台ヶ原はネェ… スタンプラリーそのものは来年2月末まで行われているのですが、奈良県道40号大台ケ原公園川上線は例年11月下旬から4月下旬まで閉鎖されるのですよね。それにせっかく80kgをきった体重がまた戻りそう…



2021年8月のまとめ

 8月は走行703.3キロ、内訳はasuka 625.3キロ、démonta 43.4キロ、erba 34.6キロ、2021年累計5224.2キロ。

8月 2日 芋ヶ峠~東吉野~一谷峠~女寄峠
8月 5日 初瀬ダム~「ミモザガーデン」~満寿寺薬師堂~室生ダム
8月 8日 竹之内峠~柏原市役所~峠八幡神社~
8月24日 芋ヶ峠~津風呂湖畔~菟田野~室生ダム湖畔~
8月31日 曽爾高原へ

スタンプラリー
「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」 15/24ポイント 47点

 瞬間風速では77kg台と順調に下がってきたのですがネェ…

 



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今日は曽爾高原へ向かいます

 
「都祁山之道」を行く 奈良市都祁甲岡町にて

 4月29日から開催されている「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のスタンプラリーですが、24ヶ所のチェックポイント中14ヶ所は先月までに巡り残りは10ヶ所、ただ吉野山を除けば「遠回り通勤らいど」で回れる様な場所ではなく吉野郡の9ヶ所と宇陀郡の1ヶ所、加えて今月は天候不順と休みの巡り合わせが悪くて回れず仕舞いだったのですが、今日は天気にも恵まれおニューのフロントバッグをセットして宇陀郡曽爾村の曽爾高原へ向かう事にしました。
 曽爾村への最短ルートはR165西峠で榛原へ、R369で大内峠、栂坂峠と云ういわゆる伊勢本街道なのですが、だらだらとした登りが延々と続き、交通量も多いのであまり好きなルートではありません。最近では2014年10月と2015年9月に向かっているのですが、いずれも一旦大和高原に取り付いて名張市赤目へ下り椿井峠を越えると云うなんとも遠回りなコースなんです。 
 結局今回もそのコースで向かう事に。初瀬ダムから旧都祁村へ、県道781号都祁名張線へ入ります。都祁名張線は「都祁山之道」と呼ばれ、東大寺二月堂の「お水取り」の松明を、赤目から奉納する道としても知られる歴史のある道です。途中南之庄の「三陵墓古墳群史跡公園」(写真)で小休止。2017年1月25日の写真
 旧室生村域に入り、多田で今月5日にも立ち寄った「満寿寺薬師堂」へ寄り道して行きます、5日にはまだ蕾もなかった百日紅が咲いてくれていました。2016年8月19日の写真
 染田、小原と山間の集落を縫って東へ、上笠間の集落を見下ろす辺り。2015年6月24日 上笠間にて

 県道781号は三重との県境になる笠間峠を越えて赤目へ下りますが、今では深野経由の道が整備されている為にこの県道はかなり荒れてきています。なお古道の笠間峠は500m程南の集落内になります。

 下るにつれ多少マシになるとは云え、ご覧の様にかなり荒れています。
 殆ど林の中を下ってゆきますので視界はありませんが、半分以上下った頃に1ヶ所だけ東側に展望の開ける場所が、眼下には伊賀盆地の南端になる赤目の集落が、背後は青山高原から布引山地になります。
 県道とは云え集落の中の狭い道を縫って国道165号線坂ノ下交差点へ、正に坂の下の交差点です。近鉄赤目口駅へ立ち寄り小休止、あの赤目四十八滝の最寄り駅ですが、観光客の姿もなく閑散としています。

 三重県名張市になる赤目から曽爾村へは県道784号赤目掛線が通じていて、椿井峠(747m)を越えるのですが、手前に鬼や坂(570m)と云う峠があって(写真左)、赤目側からだと鬼や坂までに方が厳しいです、ただずっと林間ですので多少は快適です。鬼や坂を越えて少し下れば「出合茶屋」があって赤目四十八滝の上流側の入り口になります。営業はしていませんし自動販売機などもありません、テーブルとかはきれいですので「コロナ禍」の今はともかく行楽期の休日は営業していたのでしょうかね、昔は三重交通の路線バスもあったのですが。なお携帯はdocomoすら圏外です。
 県道は再び奈良県へ、10キロ程の三重県への越境でした。県境付近から椿井峠への登りが始まります。「椿井峠への道」2015年9月29日撮影

 1324 椿井峠に到着、桜井をスタートしたの7時前、あちこち寄り道したとは云え結構時間を食ってしまいました。
 椿井峠の向こう側は結構な激坂で、約4キロで280m程下ります。下るにつれ左側に兜岳が見えてきます。




 青蓮川沿いの県道81号名張曽爾線まで下ると、稲刈りを始めている処が、南紀古座川あたりではお盆明けには始まるのですが、幾らなんでも早いですよね。


 県道81号を名張方面に少し下りますと今度は鎧岳が正面に見えてきて、太良路まで下ります。ここから曽爾高原へ取り付く道は2つ程ありますが、北側の橋を渡り北側へ回り込む道の方が木陰もあって斜度も多少楽です。  スタンプラリーのチェックポイントは「曽爾高原ファームガーデン直売所」にあり、曽爾高原へは更に標高で200mばかり登らなくてはなりません、2014年は御杖村側に越えて帰途に就いたのですが、既に15時前と時間も押してきたので、曽爾高原は見上げただけで、ここから引き返す事にします。2014年10月24日 曽爾高原での写真
 再び県道81号へ下ります、宇陀郡の曽爾村道路元標は曽爾村役場敷地内にありますので、健在である事の確認に。掛の交差点まで南下し」国道369号に入ります。桜井まで30キロ程の道のり、途中栂坂バイパスの3本のトンネルを抜ければ2時間程で暗くなるまでには帰る事ができます。栂坂(1,827m)、石楠花(430m)、弁財天(旧開路)(922.9m)、3本合わせると3キロを超えますが、旧道の栂坂峠と大内峠を越えているとさすがに陽が暮れそうです。前灯2基、尾灯2基の装備はありますが。
 伊勢本街道はほぼ国道369号に沿っていますが、栂坂バイパス部分では約1~2キロ程北寄の室生黒岩を経由するルートをとっています。現在の曽爾村山粕は昭和29年まで室生村だったのです、その経緯から室生村道路元標は山粕郵便局前に保存されています。山粕への入り口で自販機休憩の後、バイパスの北側に旧道と旧々道が錯綜していて、その郵便局の先に出てしまいました、後から考えれば引き返せば良かったのですが、トンネルに向かって先を急ぐ事に。ただアクシデントで記憶はそこまでなんです… (つづく)