ゆるゆるCCの皆さんと夕月橋でお別れして右岸の道を遡り、食堂と売店をやっている湖畔観光の処で府道61号堺かつらぎ線に入ります、府道と云っても峠まで離合困難な一車線路が峠まで続きますが、一般の車が入ってくるのはせいぜい光滝寺キャンプ場までです。
その先は円形の滑り止めが彫られた激坂が断続的に続きます、まぁ緩急があるのがせめてもの救いですが、路面は濡れていたり水が流れていたりと、ロードバイクには登るのも下るのもお勧めはできないルートです。
それでも横を涼やかな渓流の流れる林の中は快適、と云いたいのですが虫が多いのですよね、今日は「自撮り」の準備はして来なかったのですが、ここで立ち止まるには虫除け対策が必須です。
堀越観音への分岐を過ぎて橋を渡ると大阪府と和歌山県の府県境になる蔵王峠(560m)、なんと峠の手前には石川が流れているのです、その橋の名前はなんと「蔵王峠橋」、○○峠橋なんて他に聞いた事がありませんよね。結局、光滝寺キャンプ場から峠までの間でやって来た車は軽トラが2台と単車が数台。
蔵王峠へは2019年5月以来、その折は堀越観音経由で下りました。その前は2014年11月に2日連続で和歌山県側と大阪府側から登っていて、2009年6月には「峠おやじ弐千峠達成記念サイク」のコースになりました。
今日は県道61号をかつらぎ町へ下る事にしますが、峠の和歌山県側には「葛城蔵王権現社」が鎮座していて、朱塗りの鳥居が並んでいます。
和歌山県側の道路状況は良くて、暫く林の中を下ると展望が開け、眼下に紀ノ川の流れを望む事ができます。しかし下界は暑そうですね、暗くなる前に帰れれば良いのでのんびりと行く事にしますが、 結局14時半には紀ノ川に架かる三谷橋北詰に下ってしまいました。三谷橋は京奈和自転車道が九度山を出て左岸から右岸に変わる処で、ブルーラインが引かれています。 1449 WAKAYAMA800モバイルスタンプラリーのチェックポイントになっている「道の駅 柿の郷くどやま」の到着、貴重な梅雨の中休みの休日だけあって車も人もいっぱいです、サイクルスタンドの周りにはローディの数もね。
学文路駅を過ぎた辺りから京奈和自転車道は専用道となります、西向きに走る事が多いので新鮮です。いつもの四阿で休憩する事に、風が心地良いです。紀ノ川沿いではすれ違ったロードも多かったですが、ソロのランドナーも2台程。この後五條の吉野ストアで補給しただけで阿太高原に取りついて福神~薬水~吉野口~飛鳥と近鉄吉野線に沿って走り、18時半には無事桜井に帰投しました、走行131.3キロ、ほぼ計算通りですね。
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