「デモンタ」タグアーカイブ

レトロだけどチープな


 2019年の暮れにYさん処からうっとこにやってきたデモン太、色々と手を入れましたがヘッドライトは有り合わせのものを組み合わせて取り付けただけだったのですが。

 AMAZONで見つけたレトロなデザインの格安LEDヘッドライト、値段相応だろうだとは思っていましたが、届いたものの箱を開けてみるて… うーん何ともチープな、ボディは樹脂製でぶつけでもしようならすぐに割れてしまいそう、スイッチが上にある割に防水を考慮した構造でもありません。電池は単4×3本ですが今どきのLEDとしては決して明るくはありません。実は陽が短くなって来て出勤時は職場に着く頃には暗くなってしまうのがきっかけだったのですがね、でも写真で見る限りは格好良いでしょ。
 この取り付け位置でこの大きさだと輪行時に内側なので干渉するかな、試しに一度畳んでみなくては、まぁ外側だとぶつけたりする可能性が大ですが、取り敢えず簡単に外せる様に蝶ナットで固定。
 ところで同様にレトロなテールランプ、2021年1月に買ったものですが、金属筐体で一応防水をうたっていだけに今の処問題なく使えていて、最近は以前より安く入手できる様です。

遠回り通勤ポタ「明日香村へ」

 勤務明け、午後から天気が崩れると云う事ですので、軽く明日香村に残るスタンプラリー「ライドアラウンドinなら」のチェックポイント巡り。「あすか燻製工房」「飛鳥おもいで堂」「石舞台古墳・明日香の夢市」と回って稲渕の案山子ロードへ向かいます。
 ここも「稲渕棚田」としてチェックポイントになっているのですが、9月に行われていた「案山子コンテスト」の案山子たちもすっかり片付けられ、棚田の稲刈りも済んで、今年のジャンボ案山子鶴瓶兄さんも寂しそう。
 例によって朝風峠の手前から棚田を見下ろす小径へ、途中にある大きな銀杏の木、色付くのはまだまだこれから、県道からも遠目に見えるので、色付いたら久しぶりに「自撮り」に来てみようかな。
 今日4ヶ所ゲットしたので計56ヶ所/1,760pt(ボーナスポイント30pt)含むとなり「一般カテゴリー」で9位に入っています。13位(1,480pt)にいるのはあのタモさんでしょうか、そしてSORAさんは17位(1,090pt)に。
 ところでチェックポイントは全部で100ヶ所あって全て回ると4,400ptとされていますが、これは18ヶ所あるポイントで見学や利用して得られるボーナスポイントを加えたもので、単にチェックインするだけでは3,640pt(推計)にしかなりません。公のところではポイントを無料で貰える処もありますが、買い物や食事、温泉への入浴と云った事が必要な処も、真夏やあるまいし自転車で「月ヶ瀬温泉」や「霊山寺(薬師湯殿)」へ行って立ち寄り入浴する気はあります? なおチェックイン後なら期間中にボーナスポイントは利用できる様で、車のある人なら後から行くと云う手もありますがそこまでします。文句を云って人もいますが、このスタンプラリーどこにも車や単車で回ったらダメだなんなんて記載はない様な、参画している側にすれば利用して貰えるなら自転車でなくても良い訳ですしね、確かに車だとチェックインが困難な場所もあるにはありますが。今年 MBGFのスタンプラリーのチェックポイントになった「4’serson」のりょうママ曰く、店の前でウロウロする人は居ても入ってくる人は… そら次のポイントへ急ぎたいのが当然、そうなるとボーナスポイントの様な制度で金を落として貰う方策を考えるのは致し方ない事、でも今の季節に温泉はないよ。
 ところでエントリー時に性別や年齢などで「一般」「ファミリー(小学生同行)」「女子」「UNDER30」とカテゴリー分けされていて、私が属している「一般カテゴリー」では上位入賞はかなり難しいですが「女子」や「ファミリー」カテゴリーなら普通な人でも行けるかも、特にチェックはないので偽れば楽なカテゴリーに属する事も、来年はすみれちゃん如何。しかし「UNDER30」って何なんだろう「20」ならともかく、それより「シニア」は無いの? しかしまたたく間に4,400ptを取っている強者?がいるのがこのスタンプラリー怪しさ満点、アプリはクソ重いし、ランキングはなかなか正しく反映されない、運営会社はルーズ・スポーツ・ジャパンだったっけ。
 例の「北陸3県デジタルスタンプラリー」にしろスタンプラリーがビジネスモデルとなった今、美味しいの参加者ではなく運営会社、かつての自治体が手間ヒマかけたスタンプラリーが懐かしい。
 まぁ、効率的にチェックポイントを回る為に日頃は走らないルートを引いたり、再発見もありますし、それはそれで面白いものでして、何だかだ云いながら愉しむ事に、ともあれ目標はポイント交換上限の3,000ptね。

遠回り通勤サイクで荒稼ぎ


 今日の遠回り通勤はスタンプラリー「ライドアラウンドinなら」のチェックポイント巡りにデモン太で、まずは明日香村へ、「国営飛鳥歴史公園館」「高松塚古墳・中尾山古墳」「キトラ古墳壁画体験館」「あすか夢販売所」「飛鳥びとの館」「牽牛子塚古墳・越塚御門古墳」(写真)と6ヶ所、ところでアプリ上のマップには★印のついているポイントが何ヶ所かあるのですが、ここでは見学や買い物等利用しないと記載されているポイント点数全ては貰えず、チェックインだけで貰えるポイントもチェックインするまで判りません。
 明日香村と後に線路沿いに北上し「今井まちなみ交流センター」にチェックイン、ここはMBGFのスタンプラリーにもなっているので、ついでにチェックインしようと思ったのですがこれが厄介で開館時間以外はチェックインできない様です。この後飛鳥川沿いの「大和中央自転車道」(大和郡山田原本橿原自転車道線)に入り田原本町域まで北上します。
 途中右岸側にある「小杜神社」に立ち寄ります、多神社の摂社で道路を挟んだ南側にあるのですが、少々判り難いのです。


 自転車道を離れて西へ「矢部の綱掛」(写真左)「朝日堂」「やすらぎ公園」「法楽寺」(写真右)と回り筋違道(太子道)へ入ります。
 チェックポイント「MiiMo食堂」ですが、食堂と云っても三宅町役場に隣接している「三宅町交流まちづくり センター MiiMo」の一角でテイクアウトで提供していて、敷地内で頂く事ができます。お弁当が800円也、コーヒーとケーキとがセットになって1,000円と云う事なので、それを頂く事にしたのですが… 箸がなかったりと段取りが悪いのはともかく、かやくご飯以外はどうみてもる冷凍食品を並べてあるだけ、それでもちゃんと料理をしてあるならともかく、固くなった唐揚げとか素人料理にも程がある、先日の高取町の500円の弁当がボリュームもあって良かっただけに残念。この付近には食事のできる処やコンビニがないだけに、R24まで我慢すれば良かったかと。ただ日替りスタッフで運営している様で Google の口コミではそう悪くもない、たまたま私がそんな日に当たったんだ思う事に。
 筋違道に戻り、三宅村道路元標の生存確認を。ところで磯城郡三宅町は県内で最も狭い市町村で、全国でも2番目に小さな町です。明治22年の町村制施行以来町制をしいた以外町域に変化はありません。
 少し筋違道を北上し右手にある「忍性菩薩御誕生之地石碑」にチェックイン。MBGFのチェックポイント「屏風杵築神社」の少し手前です。

 筋違道が大和川の支流寺川に出た処の右方向に観世能楽発祥の地「面塚」があります。
 今日北上するのはここまで寺川沿いに帰途に就きますが、途中「田原本バッティングセンター」「おいもわかいも 田原本店」「補巌寺」「Plus Square」にチェックインして本日19ヶ所と荒稼ぎ「補巌寺」は少々手こずります、ある意味QRコードを探すより大変、しかし不正防止の為にこう云った自転車以外ではチェックインが難しいポイントもないとね、都合 42/100 1240pt、本日の走行51.2キロ、今月の走行距離がようやく500キロに届きました。

ちょっと山之辺ポタ

山之辺の道(桜井市穴師)にて

 せっかくの休みだったのですが夜更かししたせいで出そびれてしまいました。なんとなく罪悪感が残るのでご近所ポタ、デモン太を駆って久しぶりに山之辺の道へ。処でMBGFのスタンプラリーもあまり熱心にやってはいないのですが、通りすがりで「纒向遺跡」を。
 山之辺の道、狭井神社の辺りを除けば自転車で乗って行けなくもないですが、ダートも石畳もあります、まぁロードバイクで踏み込む様な場所では、それより休日や行楽シーズンは観光客やハイカーが多く、ハイカーの団体などに出くわそうものなら最悪です。


 彼岸花と云えば奈良では葛城山麓や飛鳥とか見どころがありますが、山之辺の道界隈も、写真左は穴師でバックは巻向山ですが、茅原あたりでは三輪山をバックに狙えるかも。今年は盛りを過ぎていますが、来年は狙ってみようかな。それと以前は無かったと思うのですが穴師の万葉歌碑近くにはコキアが、色付く季節ですね。

 もし自転車で走られるなら天理から南向きに桧原神社からは無理せず西へ下り箸墓古墳辺りにでるのが良いかと。ベンチやトイレ、休憩ポイントも幾つかあります。そう云えば2017年の「第15回あすか鍋サイク」は山之辺の道と中ッ道でしたね、さすがに12月ともなればハイカーの姿は少ないです。

 スタンプラリーのチェックポイント「天理市トレイルセンター」、相変わらず判りにくい場所です、長岳寺の駐車場と云った方が判り易いかと。ここで17ヶ所、得点数は35点、今年はちょっと賞には遠いです。天理まで行こうかと思っていたのですが、柳本駅に下り上ッ道で帰途に就く事に、本日の走行距離17.8キロ。

 ところでErba号用にポチった安サドル、試しにデモン太に付けて走ってみたのですが、僅かな距離ではどうとも。私自身穴あきサドルは初めてなのですが、そう云う事よりデモン太には似合わない様でして。

帳尻合わせに一回り

 キャンプツーリングの予定がなくなってしまってぽっかり空いてしまった貴重な週末の休み、とにかく月末ですので帳尻合わせに走り出します、600キロ/月まで24キロ、先月の走行距離まで35キロが目標。asuka号はキャリアが付いたままなのでデモン太で、しかしエエ天気やないですか、早起きして大和高原にでも登るんやった、ホンマに昼から崩れるの?

 大和川左岸を北上し蔵堂橋で右岸に、車が少ないのですが舗装路としては通して走る事ができません、法条橋(写真左)で左岸に戻ります。
 大中橋を渡り一旦大和川べりを離れ下ッ道(中街道)へ入り天神橋を渡って大和川右岸へ。右岸には近鉄橿原線の踏切がないので下永橋で再び左岸に戻ります。

 近鉄橿原線を跨いで杉の木橋で右岸、川久保橋で左岸、馬場尻橋で右岸、要するに可能な限り右岸を走っています。御幸橋北詰で一旦自転車道で富雄川左岸に入り、名称不明の橋で右岸に入り大和川右岸に戻ります。

 大和川では唯一の沈下橋、大城橋を渡り、ここで引き返す事にします。

 御幸橋南詰で一息入れて、自転車道へ。

 近鉄田原本線を越えます。

 季節柄とは云え飛鳥川沿いの自転車道は草ぼうぼう、朝から何人ものサイクリストとすれ違いましたが、飛鳥川沿いでは皆無、そら避けますわな。


 大和八木界隈の裏道を抜けコスモスが満開の藤原宮址へやってきました、休日とあって人も多いですが。

 丁度お昼どきですので「4’Season」でお昼にして、お客様感謝デーでWAON5%引のイオンで買い物をして帰宅、本日の走行47.8キロ。ほんと帳尻合わせだけに走った一日でした、明日はどうしましょ。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「敦賀から三方五湖」

三方五湖 水月湖畔にて

 本来は先月21日の「北陸本線廃線跡 山中越」の続きで28日に行くつもりだったのが… 今年の夏は疲れがとれませんわ、月が変ってしまいましたが、敦賀から三方五湖に向かいます。今回は三方五湖を巡る一部の路面状況が心配でしたので延陽伯号ではなくデモン太で。
 前回同様に奈良駅 0448 発の始発に乗るために桜井から20キロ余り、上ツ道を自走します。真夜中とは云え街灯に照らされた旧街道が続き、加えて今夜は月明かり、涼しくて気持ちが良いのですが、早起きと云うか殆ど寝る時間が無いのが。

 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀、近江塩津での乗り換えを無事こなせば、8時前には敦賀に着いてしまいます。今津で京都よりに移動しておいて2両編成の米原行きの最後尾に乗り込み、塩津でさっさと下りて狭い地下道を急ぐのがキモです。
 来春の北陸新幹線延伸開業も3月16日と昨日発表された敦賀ですが、相変わらず9600の動輪の前で輪行支度を解く事に、些か曇り空、大丈夫かなぁ…
 今回は風光明媚な三方五湖と云う事で「自撮り」の準備と「北陸3県デジタルスタンプラリー」のチェックポイント巡りがテーマです。まずはチェックポイントの気比の松原に立ち寄ってから敦賀半島を中途半端に回る県道33号佐田竹波敦賀線へ、「わかさいくる」のブルーのサインが引かれています。

 馬背(まじょう)峠トンネル(1,405m)で敦賀半島を横断します、峠への旧道は塞がれている様です。

 ダウンヒルで水晶浜へ、ここもチェックポイントですが、対岸の原発が複雑ですね、その見返りと云うか早くから道路は良くなって、裕福な地元自治体によるハコモノもあちらこちらに。雲は途切れてきて降られる心配はなさそうです、それはそれで陽射しが入ると途端に暑くなります、それでも9月を感じさせますね。

 トイレ休憩を兼ねて道の駅「若狭美浜はまびより」へ、JR小浜線美浜駅前にあってかなり立派な施設です。夏休み明けの午前中とあってか空いていてスタッフの数がやけに目立ちます。パンケーキにスパゲティとお洒落なメニューしかないのですが、この先の目当てもないのでここで早いお昼にはします、しかし豚肉とキャベツのホワイトソースにアイスコーヒーLサイズで1.628円とはちと高い。

 12時過ぎに三方五湖へ、写真は久々子(くぐし)湖畔と日向(ひるが)漁港。なお日向湖は海水、久々子、水月、菅湖は汽水湖、三方湖は淡水湖です。

 日向湖の西半分を反時計回りして再び久々子湖へ。なお途中に「レインボーライン」への入り口があります自転車歩行者通行禁止となっています。


 久々子湖と水月(すいげつ)湖を繋いでいる浦見川(運河)、ただ並行する道路は結構登らされます。

 小さな峠を越えると三叉路があって、直進すると菅湖畔から小浜線沿線に、左折して浦見川を渡ると水月湖を巡るルートに入ります、「わかさいくる」のルートで湖岸に沿って1車線路が5キロ程続きます、三方五湖々畔のサイクリングロードのハイライトでしょうね。専用道ではない様ですが離合できそうな場所が皆目ありませんので車はまずやってきません。懸念していた路面状況ですがロードバイクでも問題はありません。。

 水月湖畔、フェンスが設置している区間も多いです。

 ようやくフェンスが途切れて「自撮り」できそうなポイントが…

 最近ヘッダー用の横長サイズにはまっているのですが、波があるとパノラマ合成ができない場合が多いのですが、今回は上手く行った様です、恐るべし「Microsoft Image Composite Editor」。

 水月湖と三方湖の間の水道、人工的な水路ではない様で案内には瀬戸と記されてますね。三方五湖のうち菅湖を除く4つを巡り終え世久見トンネル(715m)を抜けて日本海側へ。

 世久見トンネルを抜けると若狭湾に浮かぶ烏辺(うべ)島と常神半島が。国道162号沿いの世久見展望台がチェックポイントになっています。

 「田烏の棚田」実は3月に来た折にたまたま見つけたのですが、時間がなくて通り過ぎたので今日一番立ち寄りたかった処で、あわよくば「自撮り」も考えていたのですが、曇ってきましたし、ちょっと難しいロケーションです、棚田と云っても整然と区画整理がされていて、白米や丸山や奥三河の四谷には叶いません、まあ放棄地が多い中でこの厳しい環境で稲作を続けようとする人の苦労を考えると部外者の都合なんですがね。それよりこの棚田が人目に触れずに海岸に出られるのかして密漁防止のゲートがあります、たまたま稲刈りの準備で開いていたのですが、どうやらいつも入れるとは限らない様です。

 田烏トンネル(527m)を抜けて再び内陸部へ、後10キロ程足を伸ばして小浜市街まで走る事も考えたのですが、上中駅から帰途に就く事にします。1743 発下りに乗れば敦賀回りで18きっぷのまま 2234 には桜井へ帰り着けるのですが、今日は東舞鶴経由で帰途に就きます、実は小浜線の小浜~松尾寺間は国鉄時代を含め未乗区間なのです。上中1744→1846東舞鶴1850→1919綾部1928→2029園部2040→2128京都2137→2232奈良2257→2325桜井、時間も乗換回数も多くて京都駅では34番ホームから10番ホームと在来線の端から端と大変なのですがね。

 「北陸3県デジタルスタンプラリー」の方は予定の7ヶ所を回って都合11ヶ所、「53.気比の松原」「57.水晶浜」「59.若狭国吉城歴史資料館」「55.道の駅はまびより」「56.美浜町レイクセンター」「62.茅葺きの舟小屋」「64.世久見展望台」一応賞品を申し込む最低ラインはクリアしたものの、11月一杯までもう少し考えてみます。
 本日の走行95.6キロ(奈良までの自走21.4キロを含む)、18きっぷ  6,050円分乗車。

2023年夏 18きっぷ輪行旅「北陸本線廃線跡 山中越」


樫曲隧道(旧北陸本線トンネル群)

 早速ですが整備したばかりのデモン太を担いで福井県に向かいます。実は今週末にゆるゆるCCのイベントで皆さんが旧北陸本線の山中越(杉津線)の廃線跡へ行くのですが、残念ながらその当日は私は仕事で参加できません。山中越の廃線跡は過去2度ばかり(2009年6月2017年5月)、北行きで走っているのですが、代わりに今回は今庄スタートで南行きで走ろうと考え、あわよくば未踏の敦賀市~若狭町を走ってみたいと考えてみたのですが… ただこれにはかなり無理があります、と云うのはデモン太で100キロを越える距離を走った事がないのですよね。
 と云う訳で色々と調べ物をしていると石川県のやっている「いしかわ里山里海サイクリングルート」のスタンプラリーが「北陸3県デジタルスタンプラリー」として富山県、福井県にエリアを拡大して11月末まで行われているそうです。ただ従来のスタンプラリーとは異なりチェックポイントにQRコードの掲げた看板等がない様で「NAVITIME」を利用している様なのですが、チェックインの方法とか良く判らないのと、アプリのお試し期間を過ぎてもスタンプラリーの利用が無料なのか、不可解なまま今庄宿と敦賀市街にチェックポイントが何か所があるのでトライしてみる事にしてプランを練ってみました。11月末までには富山県と石川県を走る計画もある事ですし、「いしかわ里山里海サイクリングルート」では能登牛や醤油とドレッシングのセットを云った商品も頂いてますしね。

 今庄駅へは桜井駅を始発に乗っても18きっぷだと1007着、京都駅まで近鉄を利用でも0902着になってしまいます。そこで未明に奈良駅までの20キロ余りを自走し0488発の始発に乗るという裏技、これなら今庄駅に0757に着く事ができます。殆ど寝る間もなく3時前にスタートし上ッ道を奈良駅へと急ぎます、真っ暗な時間帯ですが古くからの集落を縫って行く道ですので街灯の明かりが続いていて安全に走る事ができます。奈良駅 まで DST 21.0km / TM 1:24:51 / AVS14.7km/h / MAX 25.9km/h。
 奈良0448→0544京都0551→0653近江今津0705→0724近江塩津0727→0740敦賀0742→0757今庄、京都、近江今津と無事に乗り換えを済ませますがこのスジの危ないのは近江塩津での乗り換え、近江今津で乗車するのは米原行き、従って近江塩津での乗り継ぎにはホームが変わります、3分で狭い通路の地下道を通って行かなくてはなりませんし、反対方向の乗り換え客もいるので結構難儀です。

 無事に今庄に到着、駅舎は綺麗になってますが、今ではエレベーターもない無人駅となっています。輪行支度を解きまずはスタンプラリーのチェックポイント「今庄宿」、漠然としていて範囲も広いので良く判りません、結局チェックインが上手く行かないまで今庄宿を離れたのは9時を回ってしまいました。その上山中越の県道207号今庄杉津線と並行する旧街道は災害復旧工事で通行止になっているのに案内が不備で何度か引き返す事に、既に北陸新幹線の工事は終わってはずなのに県道はダンプが行き交っています。

 1962年の北陸トンネル開通までの北陸本線旧線の敦賀~南今庄間には3か所の駅と3か所の信号場がありましたが、その一つだった大桐駅跡。ところで今庄と敦賀では100m以上の標高差があり、北行きですとピークの山中トンネルまで約250mの登りには夏でも涼しいトンネルが幾つもあり木陰も多いのですが、南行きですと山中トンネルまで県道を淡々と登って行かなければなりません。

 0957 ようやく山中トンネルに到着、ここから下り基調で山中隧道(1,170m)~伊良谷隧道(467m)~芦谷隧道(223m)~曲谷隧道(260m)~第二観音寺隧道(310m)~第一観音寺隧道(82m)~曽路地谷隧道(401m)~鮒ヶ谷隧道(64m)~葉原隧道(979m)と9つのトンネルが続きます。なお旧北陸本線トンネル群とは湯尾隧道(368m)と樫曲隧道(87m)を含めている様です。なおトンネル内は漏水により路面が濡れていて水溜りもあります、天候にもよるでしょうが特に山中隧道の漏水は酷く車種はランドナーを選択するのが最良かと。もちろんライトは必須です。

 トンネル間の幾つかでは敦賀湾越しに敦賀半島を望む事のできるポイントがあります。

 以前は葉原隧道と伊良谷隧道に交互通行の信号機がありましたが、現在は芦谷隧道などにも信号機が設置されています。それぞれ3~5分の待ち時間が設定されていますが、青になっている時間は僅かです。平日とあって通う車は工事関係者だけの様でしたが、サイクリストは3人ばかりすれ違いました。
 なお現在の北陸自動車道杉津PA近くで廃線跡ルートと県道207号は別れますので注意、廃線跡は北陸道を右へくぐります。

 旧線の杉津(すいづ)駅の跡地はPAになってしまっています、写真は次の新保駅跡。

 9つのトンネル群とは離れていますがトンネル群の一つ樫曲(かしまがり)隧道、併行している国道476号線を走っていると見落としてしまいがちです。歩道トンネルとなっていてレトロな街灯が付いていますが、もちろん鉄道トンネル時代にはなかったシロモノですよね。実はこの街灯が点いているつもりで「自撮り」の準備をしてきたのですが、点灯していません、点いていないと絵になりませんよね、涼みがてらのんびりしていると突然点灯、どうやら天井にセンサーが付いている様です、あわてて「自撮り」の準備を始めたものの、一旦消えると今度はセンサーの下をウロウロしてもなかなか点いてくれません、結局は樫曲隧道で1時間近くいた事に。なお今庄を出ると廃線跡ルートには樫曲付近までコンビニや商店はもとより自販機すらありません。

 そして敦賀市街に入ったのは既にお昼を回ってしまいました、こうなると若狭方面へ足を延ばすのは諦めざる得ません、時間よりもこの暑さが。市内の「北陸3県デジタルスタンプラリー」を3ヶ所程回ってみましたが上手く行きません、諦めてお昼でも食べて敦賀駅1443発の姫路行き新快速で帰途に就こうかと考え、アルプラザのフードコートでカレーを食べながらスタンプラリーのオンラインマニュアルを見ます、どうやら「NIVITIME」の機能にまるっきり依存しなけらばならない様です、これではジオキャッシングライクなスタンプラリーの愉しみがないではないですか、まぁ複数チェックポイントを効率的に回る順列の工夫は必要でしょうが、せっかくですのでもう一度敦賀市街を一回りして再度トライ、今度は上手くゆきました。そうなるとせっかくですので「赤レンガ倉庫」まで足を延ばします。

 「赤レンガ倉庫」の影に運転台前面窓がパノラミックウインドウになった後期型のキハ28が保存されています、急行「わかさ」ってありましたね、乗った事はないけど。

 無事に市街地のチェックポイントを回り4ヶ所目の敦賀駅前「星野鉄郎とメーテル」像へ、敦賀市と松本零士は何の所縁もありません、やや無理っぽいその訳をググってみて下さい。しかし来春に北陸新幹線の敦賀延伸を控えて駅の変わりようは…

 市街をもう一回りしたお陰で1本遅れて敦賀1523→1657京都1707→1751奈良1812→1845桜井と敦賀直通の新快速のお陰で2回乗換所要3時間22分でラッシュになる前に桜井に帰ってきました。いつもなら輪行袋を担いで自宅まで歩くのですが、デモン太ですので駅前で組み立て数100mの帰路を走り、本日の走行63.2キロ、「18きっぷ」は往復で5,280円分乗車。

デモン太仮復帰


 暮れにマッドガードの取り付け部分が破損してしまい、どうにか上手く治そうと考えている内に半年以上もほったらかしになっていたデモン太、なかなかラチがあかないので昨日午後から取り敢えずの応急処置、裏側からアルミ板を当てがって仮にネジ止めしているだけなんで、ずっとは持たないとは思えないのですが、やはりアルミ板で挟み込む様にしないとダメですね。朝一から試運転に行こうと他にサドルやブレーキシューを交換したり、バーテープを巻き替えたりしていたのですが… 晩飯にギョーザを焼いてビールを飲んだら寝てしまいました。


 ようやく段取りが出来て走り出せたのはお昼過ぎ、外界はとんでもない暑さ、木陰でブレーキの調整をしたりしながら、とにかく近所を一回り。途中信号待ちしていたら、車で実家に戻ってきていたdendenさんとばったり、このクソ暑いのに走っているヤツがおると思っていたそうです(^_^;) 陰に入って15分くらいかなぁ世間話をしていました。さてもう少し調整すれば戦列復帰、デモン太で走りに行けそうです。

1月20日の日記

 相変わらず通勤以外では走れない日が続いています。片付けたい雑用も溜まったままですが、暮れからどうも気分の優れない状態で、と云ってどこが悪いどこが痛いと云う事でもないのですがねぇ、自転車に乗るのは苦でもないのですが、どっか走ろうと云うモチベーションがね… 上の画像はお馴染みデモン太ですが、お気付きですか? マッドガードを外しています。
 実はリアガードのブリッジへの取り付け部分が割れてしまいました、予兆に気が付かなかったのが。同じものはないでしょうから、前後揃いで交換するとなる出費がかさみますから、とにかく補強プレートを作って挟み込む様な形で補修しようかと思っているのですが、雑用を増やしてしまった様な、まだ手に付きません。

ゆるゆるCC「交通安全キャラバン隊」

  
 今日は「ゆるゆるCC」のメンバーのもりちゃんのお声掛けで「秋の交通安全週間」の一環として、なんと「ゆるゆるCC」が奈良県警の「交通安全キャラバン隊」として明日香村で啓発活動を行なう事となり、橿原警察署へ集合しました。

 つっちーさん夫妻はエルスタンデムで(写真左)、向こうを張って私は4サイドで来るつもりだったのですが、昨日の雨で予定が狂ってデモン太で、出口さんと来週の大隅半島の打ち合わせ中(写真右)。
 なんと「ゆるゆるCC」管理人の我らがイヌイダイスケが奈良県警橿原署長から「交通安全キャラバン隊」の隊長を委嘱され宣誓文を読み上げる事に、さすがに今日はすみれちゃんではありません。

 さて明日香村に向かって「交通安全キャラバン隊」の出発です、片道10キロに満たない道のり、日頃は自転車道や田んぼの中ばかり走っているのですが、今日は後詰めにパトカーがいるので結構交通量のある道を走って行きます。さすがに20台の自転車が連なって走る訳にも行きませんので、4つのグループに別けて私は3番目のグループを率いる事になりましたが、なんと今回女性の参加者は半分近い9名だとか。
 残念ながら諸般の事情で走行中の写真がありません。明日香村に入り一旦「あすか夢の楽市」に集まりますが、なんと出口さん率いる1番目のグループがいません、なんでも石舞台まで行ってしまった様です。ここはお客さんもあまり多くもいませんので、早々に石舞台近くの「あすか風舞台」へと移動する事に。
 「国営飛鳥歴史公園 石舞台地区」の中の「あすか風舞台」前に到着、全員が揃いました。紙コップみたいのがいっぱい転がっていますが、昨夜と今夜は「飛鳥光の回廊 2022」が行われています。近いとは云えあまり自転車で来るイベントでもないので暫く覗いていませんが2014年の模様です。                                                                                                       

 奈良県警のマスコットキャラクター「ナピちゃん」と「ナポくん」、「いかのおすし一人前」は流していませんでしたが… 知らない?奈良を走るサイクリストとしてはそれはモグリです。「いかのおすし」はともかくとして、こちらの動画に是非’いいね!’をお願いしますとの事でした。しかし「笑ゥせぇるすまん」ってお金かけてますねって聞いたら、これは警察庁がお金だしてるとの事。

 と云う事で、行楽客でいっぱいの石舞台周辺でお昼まで安全グッズやらティッシュ配りを。橿原警察署の皆さん、ゆるゆるCCの皆さん、お疲れ様でした。
 女性陣に囲まれてご満悦のイヌイダイスケ(写真右)、あの「ランドナー補完計画」から20数年を経て誰がこのシチエーションを想像できたでしょう、こんど癌になってももう思い残す事ないよね。
 この後は昼食を済ませて、稲渕の棚田で行われている「案山子コンテスト」やらいま盛りの彼岸花を観に回る予定なのですが、昨夜はあまり仮眠ができなかったのと、人出の多さにちょっと参ってしまったので、午後の部は遠慮させて貰い帰途に就かさせて貰いました。本日の走行23.9キロ。

乾さんのブログレポート

※集合写真の大きなサイズのものは後日うちのHPの「サイクリングの記録」(要認証)にアップする予定です。