「峠」タグアーカイブ

スケジュール調整ソフト

 年に何度か仲間での自転車ツーリングの幹事役をやっていて、その度にあちこちのBBSとかBlogで出欠をまとめている訳ですが、宿泊とかキャンプとか色々なオプションが絡んでくると、結構大変になってきます。 2009年の峠おやじナワールドさんの「弐千峠記念サイク」では専用ブログを用意してみましたがそれはそれで大変です。 その様な用途に役立つソフトやサービスがないものかと思っていたら、あるもんですね、幾つか試してみたのですが、Rumixと云うソフト会社がやっている無料のWebサービスです、無料ですから広告が鬱陶しかったり、機能的に後一歩と云う処もなくはないのですが、私達のニーズには一番合っている様な感じです。
 本来の利用形態は複数の日時から都合の揃う日時を決めると云う形で、「どこどこ行くけど、いつがエエ?」と云う使い方、確かにそう云ったパターンもたまにあるのですが、どちらかと云うと日時を決めて出欠をとると云う形で十分なんですが。

1日では機能的に十分過ぎますが3/4に予定している門岡さんの「自転車ツーリング再生計画 15周年オフ in 奈良」の出欠と、まだまだ気が早いですが試験的に4/28~30に予定してます4回目の「月うさぎキャンプ」を材料に作ってみました。

「月うさぎキャンプ」は次のアドレス
[PCから] http://chosuke.rumix.jp/main.aspx?g=40b5dfd862407711a
[携帯電話から] http://chosuke.rumix.jp/x/main.aspx?g=40b5dfd862407711a
でアクセスできます。 本来は参加者それぞれが次の画面で登録するものですが、サンプルとして過去に参加されている方をこちらで登録してみました。 パスワードは「ツーリングの記録」へのアクセスで利用して戴いている4桁、つまりうちのFAX番号下4桁となってますので、そのまま出欠を選んで頂いても結構ですが、パスワードを変更できませんので、一旦削除(消しゴムボタン)して、新規に任意のパスワードでの登録を試してみて下さい。 なお正式な出欠に移行するか、改めて用意するか後日お知らせしますので、気軽に試して下さい。

入力画面はこんな感じです。 このサービスの基本機能としては[◎][○][▲][×][空白]のボタンと3つの項目、コメント欄を用意する事ができますが、ここでは[◎]以外を選択できる様にしています。
 他のサービスではメール機能やBBS機能を持っているものがありましたが、基本的なところでしっくりいかない様で。

 

【一覧画面】 人数が8人以上では頁を切り替える必要があり一覧性に欠けますが、画面左上の[タテヨコ入替え表示]ボタンで一覧表示が可能になります。

画面左上端の[新規○×表作成]でオリジナルの表を作る事ができます。

下見ポタ

昨日一昨日とお天気が良かったのですが、そうは毎度うまい具合に走りに出掛けられない訳で、悔しい思いをしていたのですが、今日こそはと10時前になって出発、来月4日に予定していて、コースリーダを引き受けさせて戴く「自転車ツーリング再生計画 15周年オフ in 奈良」のコース確認に行く事にしました。

初瀬街道から長谷寺門前、初瀬ダムと登って行きます。 さすがに標高が300mを越える辺りから、日当りの悪い路肩には先週の雪が残っています、しかし風さえなければ登りでは暑い位の気温です。 フリースも持ってきたのですが、結局ネルシャツ+ベスト+ヤッケのいでたちで走ってました。

東へ行く時、いつもは県道781号線を走るのですが、今日は藺生(いう)から豆入峠で広域農道に入り、吐山から無山までR369を走り県道28号で向渕へ、海老坂峠へ下る道へ入ります。 室生口大野を見下ろす処にあった手作りの展望台、一昨年撤去されてしまっていたのですが、復活していました。

 

やまなみロードで海老坂峠を一旦またいで砥取まで登ります。 実は一昨年の「月うさぎランチサイク」でコースミスした処を再確認に、無事に滝谷しょうぶ園を通って三本松の道の駅「宇陀路室生」の対岸にでてきましたが、やはり判りにくい道です。

三本松のローソンで補給の後、阿保越伊勢街道を西へ走り再び海老坂峠へ、三本松の古い街並みの中に三本松村道路元標が健在です。

室生ダムまでやってくると通行止の看板が、どうやら今月中はゲートの整備作業が行われている様です、幸い自転車は押してなら通して貰えました。 あと山辺三から赤人橋までが落石で人車ともに通行止となっていました。

ダム湖畔を走りR369に出て、榛原から宇陀川沿いの道を「おごぽご」までやってきましたが、またも定休日にあたってしまいました。 ところで対岸の遊歩道の整備がすすんでいて、もうすぐ自転車でR370に全く出ずに榛原から大宇陀まで行ける様になります。

 

20120221g.jpg そのまま女寄峠には向わず、宇陀川沿いの道を戻ります。 大和富士とも呼ばれる額井岳をバックに写真を撮るには、この辺りが一番良さそうですね、と立ち止まっているとクロスバイクが2台、何処の何方さんか知りませんがカメラに収まって貰いました。 篠楽まで戻り県道198号で女寄辻に出るいつものコースで帰途に就きました。 本日の走行75.1キロ。

雪道を求めて

輪童さんと雪道を求めて走ってきました。 毎冬それぞれ雪の写真を狙って出掛けているはいるのですが、相手がお天気だけに、そうは示し合わせて出掛ける機会はなかなかありません。 昨日も自転車乗り御用達食事処「よろづ」で落ち合ったのですが、高取城址もあまり期待できそうになく天気も今一つ。 改めて今日東吉野方面に向う事にしました。 (Photo:輪童さん 一谷峠にて)

別に時間を決めていた訳でもないのですが、お互いTwitterを見ながら石舞台で合流、まずは芋峠を目指します。 栢森を過ぎても行者辻までは問題なし、26Cの輪童さんには峠手前の急坂は厳しかったようですが、32Cの私は空転しながらもどうにか峠へ到着。 (Photo:輪童さん 芋峠にて)

峠の向こう吉野側は南斜面とあってまったく雪もなく路面も殆ど乾いています。 千股の三叉路まで下りてきて振り返ると、後ろにいたはずの輪童さんの姿が、暫く待っても来ないので水辺公園まで戻ってみると、どうやらパンクをしていた様です。 下りですっかり冷え切っているところにパンクはたまりませんなぁ…

食料を持ってきていなかったので、最初は吉野川河畔のコンビニまで下ろうかと思っていたのですが、体も冷えてきたので登り基調のルートをとり、三茶屋経由で宇陀市田原のパン工房「のら」へ向う事に、この季節で12時も回りそうなので、はたして焼いているのか残っているのか全く判りませんが、とにかく向う事に。 ありました「のら」のパン。

「のら」を後にして佐倉峠まで登り、東吉野村の古民家カフェ「月うさぎ」へ電話してみますが、どうやら留守のの様です、谷尻はかなり積もっている様ですからね、この時期は仕方ありません。 とにかく岩端まで行って、コーヒーを沸かしてパンを齧ります。 期待した 程晴れ間は出ないのですが、風がないのでそう寒くはありません。

岩端までは全くと云って良い程路面に雪はありません、せっかくここまで来たのですから、少し一谷峠へ、途端にこんな具合です。 除雪車が入って圧雪されている部分は結構乗れたりします。 林間コースなのでかなり暗いのですが、峠の半分位まで登って写真を撮りながら過ごし、無事転倒する事もなく女寄峠経由で帰途に、本日の走行70.8キロ、この季節としては結構走って帰ってきました。

自転車ツーリング再生計画15周年オフ

ひょんな事で宮城県在住の門岡さんの「自転車ツーリング再生計画15周年オフin奈良」のコースに、私が出していた大和高原と宇陀周回の2つのプランから、宇陀周回案が採用されました、すみませんまた「月うさぎ」ですm(_ _)m

 氏は3月3日(土)に「奈良サイクルツアー」 のサイクルシンポジウムのパネラー(被災地サイクリスト?)として来られ、翌4日(日)に走ろうと云う計画です。 「自転車ツーリング再生計画」は15周年とある様にまだまだインターネット黎明期の当時、自転車関係のサイトと云えば、輪童さんの「風のたより」、乾さんの「ランドナー補完計画」、峠おやじナワールドさん、他には布目さん、当時の駒井さんとうち位だったかと思いますが老舗サイトのひとつです。  コースは近鉄三本松駅およびR165道の駅「宇陀路室生」を起終点にする約60キロで、一昨年9月の「月うさぎランチサイク」に準じ、大宇陀松山街道と室生寺を経由するプランです。 いつもと顔ぶれの異なるメンバーになるかとは思いますが、よろしければ先の「月うさぎランチサイク」参加の方のサポートをお願いします。

第17回新春サイクルミーティング

今年も正月恒例の「新春サイクルミーティング」にお邪魔してきました、この行事は名古屋のサイクリングクラブ「はづき」とカト-サイクルさんが中心になって毎年行われていて、今年で第17回となるとの事です。 参加資格は原則的にガード付のツーリング車である事、まぁ今風ロードに無理矢理ガードを付けたり、小径車にお飾りの様な泥除けが付いた車もあったりしますが。 ここ数年UG兄氏の強力なトランポ(乗員5名と完組状態の5台搭載可能)のお世話になってT御大とともに参加させて貰ってます。

ところが今年はUG兄氏が仕事の関係で出発が遅くなると云う事で、T御大は初参加のH氏の道案内も兼ねて拾って貰い、私は平城駅まで28キロ余りをを自走して合流する事になりました。 未明に出発し真っ暗な上街道を北上します、真っ暗と云っても勝手知ったる道、それに今朝は風もなくそんなに寒くもありません。

とある事情で買い換えたばかりのMさんの新車?にランドナー4台を載っけて東へ、運転している本人より私のほうがこわごわです、さすがに多少は遠慮して運転している様なんですが。 名阪国道から東名阪~伊勢湾岸と、湾岸長島SAで後続のH氏の車と合流します。 (写真:tatsumi氏)

集合時刻に少し遅れて愛知県豊田市の「昭和の森」に到着します。 今年の参加者はなんと70名越えだとか、挨拶とと自己紹介もちょっと端折り気味に、しかし風もなく最高のサイクリング日和です。

 

その後出発までの間に、景品の抽選、記念写真の撮影とか、個々に食事を済ませたり、昨年まではあみだくじでの抽選でしたが、さすがに大変ですので、今年はドラフトの抽選の様に、景品を選ぶ順序を書いたクジを選ぶ方法になりました。 私は例のカレンダーを配ったりとか、ここでしかお目にかかる機会のない方とかもおられて、なかなか忙しいもんです。

20120104d.jpg11時50分出発、今年は通称北コース、一昨年と同様のコースです。 大所帯ですから最初はレースの如き様相ですが、すぐに登りが始まって幅員の狭い小さな峠道が待ち構えていますから、あっと云う間に集団は伸び切ってしまいます。 身仕度に手間取ってしまってすっかり出遅れてしまったのですが、最初のの峠を越えて県道350号へ入る頃にはどうにか先頭グループへ追いつく事ができました。 広梅橋まで下り矢作川河畔へ、廃線となった名鉄三河線三河広瀬駅跡で最初の休憩です。

20120104e.jpg自転車ブームといってもトレンディと云うか流行りのロードバイクの類と違ってツーリングの世界は、まぁボチボチと云う処でしょうか、多いのか少ないのか今回の女性参加者は3名です(^_^)/ やはり女性がいると華やかなので大歓迎です。

20120104f.jpg矢作川左岸の県道355号を加茂橋まで北上します、土地勘こそありませんが何度も走ってますので、適当な撮影ポイントまで先回りしますが、人数が多い事もあって休憩ポイントを幾つか端折っている様で結構しんどいです、加茂橋を渡りいつもの喫茶「川澄屋」へ、全員が入れないのは今に始まった事ではありませんが、毎年正月に自転車の集団が店の周りを占拠してしまうのは、もう恒例行事なんです。 正月ここで「ぜんさい」と食べないとその年の自転車ライフが始まらないと云う方もいるそうで。

20120104g.jpg川澄屋の後は通称けんぞう峠へ、天気も良い事ですし本日最高の撮影ポイントです、激坂が待っているので出発の気配を感ると、早速こそっとフライングスタートです。 しかし人数が多いのでどうしてもかぶってしまうので、ちょっとNさんにはタイミングを計って貰いました、いっそヤラセで引き返して貰うんだった。

 

20120104h.jpg30キロにも満たないコースを3時間あまりかけて無事「昭和の森」へ戻ってきました。 締めは関西勢恒例のカフェの開店です、今年はM氏に代わりUG兄氏が、1時間近くワイワイガヤガヤと自転車談義やら怪しいブツのやりとりとかが行われていました。 帰途はUG兄さんに例年通りT御大ともどもお世話になり、大した渋滞にも遭わず19時前には桜井に帰投しました。 今年も色々お世話頂いた名古屋の皆様有難うございました。  

枚数が多いので大変でしたが、いつもの様にうちのHPの[ツーリングの記録]に写真をUPしました。 [BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2012]と辿って下さい。 いつも通り認証が必要で、ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダーの奥付等をご覧下さい。

いぬいさんのブログ「ランドナー補完計画ブログ」
鈴鹿のあびさんのブログ「伊勢国の野風増~」
 

年末恒例「年忘れ石川ポタ」

2011年も押し詰まり最後の日曜日は、恒例の「石川ポタ」の日です。 「石川ポタ」も「あすか鍋サイク」と同様に元はランドナー補完計画の名を冠した行事で、私が参加する様になってからでも今年で10回目になります。 こちらはUG兄さんが世話人と云う感じで、大阪は柏原市役所前に集合し大和川の支流石川沿いのサイクリングロード「南河内サイクルライン」を数キロ、通称「OHCHOの森」まで往復します。 車種、年齢、性別を問わず家族連れでの参加も歓迎と云うイベントです。 雨だった昨年、寒波襲来の今年とお子さんの参加こそなかったですが、年末の慌しい中で20名を越える参加者が集いました。
 集合場所の柏原市役所までのアプローチは輪行だったり車に便乗させて貰ったりとしていたのですが、ここ暫くは約30キロの道のりを自走で頑張っています。

今年は最近走りつけている大和川に沿ったコースをも考えたのですが、西よりの風が強い事と、いずれにせよ帰りは大和川ルートになるだろうしと、一昨年、昨年と同様に桜井から初瀬街道を高田まで走り、関谷からR165の田尻峠の旧道部分を抜けて行きます。 ここには大阪奈良の府県界標が残っているのですが、橋が陥没していて通行止となっています。 昨年まではゲートの横をすり抜ける事ができたのですが、今年は担がないと越えられなくなっていました、お陰で2サイド装備の自転車を持ち上げるのが大変でした。 写真に写っているのは近鉄大阪線の旧の玉手トンネル、その上をR165が走っています。

集合場所に到着したのは約束の10時数分前、既に殆どの面子が揃っている上に、ドタ参の方もチラホラと、合わせて20名近くの集団に。 例によって私はカレンダーを配りに回りますが、「あすか鍋サイク」とこの「石川ポタ」で主だった方々には手渡す事ができました。

参加表明のあったノコ魔女ことshimozuさんがまだ現れませんが、時間も過ぎているので出発する事に。 今回はマッちゃんご夫妻(写真)とUG兄さんもご夫妻での参加です。
 幾らも距離はないのですが、一度の休憩をはさんで「OHCHOの森」に到着、集合場所に間に合わなかったshimozuさんも追っかけてきました、ずいぶん暫くですがお元気そうでなによりです。 ここでミヤノさんも登場して21名になりました。

「OHCHOの森」では早速、各自食事の準備を始めます。 自分の分やら、振る舞いの分やら大変です、UG兄さんところではスノーピークの強力な新兵器が、ただ強烈な風で背か高くて風防が使えずなかなか思った様に湯が沸きません。
 こちらではなんと組み立て式オーブンが登場して、ピザを焼くという手合いも、最初はかなり焦がしてましたが、だんだん手馴れた出来栄えになってきて美味しかったです。

 私は今年も土鍋持参で「鍋焼きうどん」を、てんぷら、ほうれん草、乾燥ねぎ、玉子が入ります。 一人土鍋はダイソーの百均商品、確かに重くてかさばりもしますが、保温性が高いので冬のアウトドアでもなかなか有効です。

 鍋焼きうどんの後は栗入りの振る舞いぜんざいを始めます、隣で山口さんが餅を焼いているのでコラボで餅も入る事に。  

 食事の後は、これも恒例のビンゴゲームでのプレゼント交換です、参加者は1000円程度の予算でプレゼントを持ってくる事になっています。 私はモンベルで買った大きな熊鈴を出して、自転車用のLEDライトをゲットしました。
 帰途は王寺経由の大和川ルートを追い風に助けられながら日没前には無事帰投、走行77.8キロで今年の累積走行距離が6000キロを越えました。

 強風が吹き荒れる中での「石川ポタ」でしたが、時々日差しも入り、去年の雨の事を思えばまだまだ快適、いつもの仲間と愉しい時間を過ごさせて貰いました。 いつもの様にうちのHPに写真をアップしております、集合写真を含め大きなサイズの画像もダウンロ-ドできます。 メニューから「BICYCLE」→「ツーリングの記録」→「2011」とたどって下さい。 なを認証が必要です、ログインは’pal’、パスワードはうちのFAX番号の下4桁です、カレンダー等の奥付をご覧下さい。

今年最終の「月うさぎ」サイク

 今年も色々とお世話になった東吉野村谷尻の古民家カフェ「月うさぎ」、それに宇陀市野依の「おごぽご」にも例のカレンダーを届けなくては思っていたところ、なべちゃんが仲間と走って行くと云う事なのでご一緒する事になり、「おごぽご」で待ち合わせする事に。

今回もR166女寄峠へ向うのですが、いつもの旧道からさらに谷あいの道を走ります。 ただこちらは旧道と云うより農道で、簡易舗装に断続的に激坂が現れるので上りだけではなく下りでも決してお奨めではありません。
 

女寄峠への谷の一番奥、砂防ダムの前まで行ってしまい、R166に取り付くと中女寄バス停より上、登坂車線の途中に出てきますので、新しい女寄三叉路まで後少しです。



 

女寄トンネル内はまだ上りが続くので、自転車にはあまりお奨めではありませんし。 今日は時間があるので県道を篠楽方面へ下ります。




 

「おごぽご」にて。 宇陀市野依、R166とR370の分岐近くにあるログハウスの喫茶店、以前近くにクライアントがあった事もあって古くからの馴染みの店です。



宇陀市岩端にて、ここから一谷峠への登りが始まりますが、雪がちらほらと。 近くのお寺で葬儀が行われていて、いつになく人や車が一杯で、焚き火もあるので、少しあたらせて貰います。


12時半に「月うさぎ」到着。 相変わらず犬どもの大歓迎。

癒し猫たちはストーブの回りで丸くなっていて、知らん顔。

なべちゃんが予約を入れていてくれた「満月ランチ」を頂き、食後もまったりと過ごさせて貰いますが、枚方まで帰る時間を逆算して14時過ぎに出発します。

標高600m越の「月うさぎ」はさすがに寒いですが、下ってくるにつれて少しずつ気温が上がってきますが、それよりも向かい風が、できるだけ風当たりのマシそうな道を考えながら走ります。 写真は女寄旧道を下るなべちゃん。 桜井市街を過ぎるあたりまでご案内して帰宅。 本日の走行60.4キロ也。

第12回「あすか鍋サイク」

20111211d.jpg今年で12回目となる「あすか鍋サイク」、毎年12月に奈良県明日香村岡の食事処「めんどや」に集合してサイクリングの後、名物の「あすか鍋」を頂くという忘年会サイクリングイベントです。 1998年にHP「ランドナー補完計画」のBBSのメンバーでの企画として始まり、第10回以降は隔年開催で行われています。 当初は東吉野や室生ダムに集合してサイクリングの後、車で明日香村へ移動するパターンもあったのですが、参加人数の増加や輪行での参加者もあって、現在の様に「めんどや」の駐車場を一日お借りして、明日香村を起終点とするスタイルが定着しました。 おのずとコースも限られてしまうのですが、今年は芋峠を越えて吉野側へ越えて壺阪峠で戻ってくる2003年、2007年に準じたコース設定としました。

今回はなべちゃんとkiki君がそれぞれ大阪から自走でやってくるので、道案内にと大和川御幸橋までお迎えに行く事に。 お昼に芋峠を越えた吉野町千股の水辺公園で「ぜんざい」を振舞う予定ですので材料と鍋他を積んだ2サイド仕様で大和川河畔を北上します。 いつも2サイドの時はリアにセットするのですが、今回は始めてフロント側にセットしてみました。 フロントキャリアの構造上どうしてもフォークががっしり固定されてしまい腕への負担があるので敬遠していたのですが、リアにパニア台を付けると、使い勝手の良いキャラダイスのサドルバッグがセットしづらくなるので、バッグレイアウトとしてはこちらが良いのです。 まぁ走行性と云う点ではフロント派、リア派がそれぞれいて賛否両論分かれる処ですね。

結構桜井を余裕で出たつもりだったのですが、天理市庵冶のコンビニでお昼の弁当を調達しておこうかと時計を確認してみると、御幸橋南詰め8時40分までと云う約束の時間にはぎりぎり、コンビニはスルーして御幸橋へ急ぎます。 既になべちゃんもkiki君も到着していましたが滑り込みセーフ。 そのまま停まらずに自転車道へと、しかし2サイドで健脚のお二人とご一緒するの大変です。 (写真:なべちゃん)

どうにか「めんどや」へ9時40分過ぎに到着、既に殆どのメンバーが揃っていたので、霧のイベントが行われる石舞台に移動して貰う事にしましたが、どうやら乾さん早速パンクをやらかしてしまった様です。 明日香村石舞台では「飛鳥アートプロジェクト2011」のひとつとして9時から18時までの毎正時から10分間、霧による演出が行われています。 遠来の参加者もおられますし、折角の機会ですから時間を合わせて見て頂く事にします。

今回のサイクリング参加者は14名、特にレギュレーションを定めている訳ではありませんが、ガード付きツーリング車がメインで、今回も東叡、アルプス、片倉、エルスの名車が並んでいます。 それにフロントサイドバッグを装着した車も3台、全員のコーヒーを用意して下さったつっちーさんのアルプスと肩を並べて走らせて貰いました。 (写真:輪童さん)

日本の棚田100撰に選ばれた稲渕の棚田を見下ろす場所や、栢森、行者辻とローディには考えられないペースで休憩をしながら芋峠で目指しますが、栢森を出た処でkiki君がパンク、先頭集団は行者辻で待ってくれていましたが、体を冷やしてしまうので先にすすんで貰う事に、標高は高いものの少し日差しのある芋峠で待つ事にします、でも皆さん自転車談義で退屈する事はありませんが、私は「ぜんざい」の準備もあるので先にすすませて貰う事にします。

標高差250m余りの下りを一気に、始めてのフロント2サイドですがバランスも良く、荷重にもよるでしょうがシミー現象の心配も全くありませんでした。 吉野町千股の水辺公園へ、ここで昼食休憩です。 皆さん思い思いの弁当やらを広げます。  

各自、昼食の後は温かい「ぜんざい」を、今回は女性の参加者がなべちゃんだけだったので、色々とお世話になりました、有難うございました。 2kg余りのつぶあん、餅と栗入りぜんざい、完食して頂きました。

昨日の下見では千股と高取城跡の休憩で合わせて2時間半の余裕があると踏んでいたのですが。 千股を出発したのは13時をまわってしまい、今日は吉野川河畔まで下らずに、山麓の道を縫って壺阪峠の取り付きを目指す事にしますが、好事魔多しとは… 今度はつっちーさんがパンク。

壺阪峠に着くのはすっかり遅くなってしまい、これから高取城跡へ往復する時間はないので、つっちーさんが積んできてくれたコーヒーの用意もあるので、五百羅漢へ行く途中の空き地でコーヒータイムをする事にしました。

 

紅葉の高取城跡を端折ってしまいましたが、予定の時間までに「めんどや」に戻り、「あすか鍋」を囲んで宴の始まりです。

今年も皆さん色々とご一緒頂き有難うございました。

乾さんのブログ
SORAさんのブログ
九度山人さんのブログ

「あすか鍋サイク」下見ラン

明日の「第12回あすか鍋サイク」の下見で走ってきました。 写真は石舞台で行われている「霧」のイベント、毎正時に霧が噴出されます。 明日「めんどや」駐車場を10時出発の予定ですが、予定のメンバーが揃えば9時45~50分に出発して、ここで記念写真を撮っても良いかななんて考えてます。

 明日の集合場所はお馴染みの「めんどや」駐車場、右の坂を登った左側、お店の裏と云うか上です。

石舞台前を10時過ぎに出発し、ロケハンも兼ねて、明日のタイムテーブルで芋峠を越えて吉野町千股まで走ります。 棚田を見ながら稲渕、栢森、行者辻とローディには考えられない間隔で休憩しながら11時10分に芋峠到着、あとは千股の水辺公園まで一気に下ります。 栢森から千股までで出会った車は1台、それより自転車が4台、ちょっと前まで考えられなかった事です、しかもこの季節に。 写真は芋への登りで、すみません知らない人です。

ところがここで大変な事に気がつきます、サブとは云えデジカメのLUMIX DMC-ZX1を石舞台を見下ろす公園のベンチに忘れてきたのです、今さら取りに戻っても元の場所にあるとはとても考えられませんし、デジイチのG1ならともかく大したデータも入ってないので、予定通り壺阪峠を回ってから明日香村岡の交番へ行く事にします。
 写真は明日の昼食休憩場所、吉野町千股の水辺公園、四阿は定員オーバーですが、日差しがあって風がなければポカポカと暖かいのですが。
今日は吉野川河畔まで下らずに山麓の<255>寺前千股線と<222>今木出口線の旧道を継いで壺阪峠の南側へ出ます。 このルートは2003年の第6回「あすか鍋サイク」で走っているのですが、アップダウンがあって時間的にはあまりショートカットにならない様ですね。 壺阪峠への道はご覧の通り落ち葉の絨毯です。

壺阪峠からさらに標高で150m程登ると日本三大山城の高取城へ行け、今年はまだ紅葉が愉しめそうなのですが、写真を撮るにも今日は日差しが期待できないので、明日の愉しみにして峠を下ります。 途中からは葛城山麓から二上、生駒が望めます。

鷹取町の古い街並みへ入り、観光案内所の「夢想館」まで下りてきましたが、今日の午後は臨時休業。 高取町道路元標を横にみて明日香村へ戻ります、ただいつもの消防署裏から檜股へ抜ける道が途中で工事中、自転車は押して通れなくもないのですが、明日は時間によってはバイパス経由した方が良いかも知れません。
 明日香村へ戻りまずは石舞台へ、まだベンチにデジカメがそのままある訳もないでしょうが。 続いて岡の交番へ、ここへは届いていない様でとにかく届けをだすと、石舞台周辺の係員が見つけると高松塚の国営飛鳥歴史公園管理センターに届くそうなので、そちらへ連絡してみると良いと教えられ。 早速管理センターへ走ります。 案の定公園係員の手を経てこちらへ届いていました。 川原の母方の実家へ顔を出した後、交番に報告とお礼を云って一件落着、桜井へと帰途に、本日の走行56.1キロ、思いがけないトラブルで早く帰るつもり遅くなってしまいました。 暗くならないうちに慌てて明日の準備を、フロントにサイドバッグ用のキャリアを取り付け、ボトルゲージを1.5リッタ-用に交換。

峠の上のそば屋へ

 なべちゃんから女寄峠の「韃靼そば」を食べ、「月うさぎ」へやってきた山羊を見に行こうと云うリクエストがあり、喜んでお供させていただく事に。 しかしいずれのコースにせよわが町桜井を通る訳なのですが、女寄峠のそば屋へ行くわけですから、女寄を登る以外の選択肢はない訳で、桜井から一緒に走り出そうものなら、かつて乗鞍入賞経験のある彼女についてゆける訳がありませんので、卑怯にも峠直前の女寄交差点で待ち合わせる事にします。 ただ東吉野村の「月うさぎ」まで行く時間はありませんので、大宇陀を経て大峠で戻る事に。

 当然、私の事ですから粟原集落の中の旧道を行ける処まで行き、R166の下をくぐって回り込めば、登坂車線の始まる直前に出て、女寄トンネル手前の信号まで残り1キロ足らずです。 それでも中女寄のバス停で一息入れさせて貰います。 しかし今日は最高のお天気ですわ。

 女寄の信号を榛原側と云うか旧道側へ入ってR166を見下ろす土手の上で待つ事にしますが、どうやら途中で道を間違えた様な内容のメールが届いたので、到着までは結構時間がかかりそうですが、日差しがポカポカと暖くて快適です。 好天の休日とあって何組かツーリングとおぼしき自転車が通って行きます、この時間にしては珍しく下りの3人組も。

 遠路枚方からなべちゃん到着。 残念ながら交差点で車が錯綜するので、この場所からはなかなか上手いタイミングには写真が撮れません。

 ところで「韃靼そば」の会津屋さん、「よろづ」のmillonさんによると東吉野から、大宇陀、此処と移ってきていて、そう云えば東吉野のお店は入った事はありませんが、何度も前を通っていました。 現在の場所は確か以前「楡」と云う名の喫茶店で、お姉ちゃんが一人でやっていたのですが、店の前に自転車単車嫌いの犬が放し飼いにされていて、お店はともかく自転車乗りには悪名高い店で、国道まで出張って追いかけてくるので側溝に落ちた人もいるとかいないとか、なお現在は黒い仔猫がいます。

 肝心の苦そばを使っているだろう「韃靼そば」は予約制で、普通のざるとおろしそばだけ、暖かいつゆそばの類はありません。 お値段も大中小、量にかかわらず1,000円均一、特大だけ別料金。 2番目の中サイズを頂きましたが、先にそばがきが出てきたので女子には多かった様な。 Yahooや食べログで高評価のお店ですが、見た目はかなりワイルド、私は決してそば通ではないのでエラそうな事はよう言いませんが、美味しかったですよ。

 今日の目的は他にまだ決まっていないカレンダーの写真の穴を埋める事だったのですが、そばで時間も食ってしまい、その上今日はNCTCの総会で夜には京都市内へ行かなくてはならないとの事で、写真を撮りつつも駆け足?で宇陀市を走り抜けます。 写真は火曜日にもSORAさんと走った、新しく舗装された宇陀川沿いの道で、後ろの急坂を登る訳ではありません。 今「おごぽご」の対岸も工事中なので、完成すれば、車の多い国道を走らずに榛原から大宇陀まで行けます。

 大宇陀の古い街並みで写真を撮ってから宮奥ダムを経て大峠トンネルまで登ります。
 大峠トンネルを越えて一気に八井内まで下ります、紅葉の多武峰を越えて飛鳥経由で帰る事も考えたのですが、やはり時間が足らないので桜井へ下り大和川沿いに帰途に就いて貰う事にします。 一昨年に明日香村への県道<155>多武峰見瀬線が開通したので、この時期の紅葉見物の混雑、たいぶマシになった様ですが、やはり桜井からの県道<37>桜井吉野線はあちこちで渋滞していました。 なべちゃんを大和川御幸橋まで送り、携帯に着信のあった輪童さんへ電話を、鉄人児玉さんと加茂屋さんがご一緒でどうやら明日香で迎撃を企んでいた様です、「よろづ」で晩御飯をご一緒する事になり、今度は飛鳥川沿いの自転車道を南下して橿原神宮を目指します。

「よろづ」での晩御飯の後、加茂屋さんを近鉄大和八木駅までお送りして帰途に、本日の走行78.9キロ也。