「道路元標」タグアーカイブ

今日は曽爾高原へ向かいます

 
「都祁山之道」を行く 奈良市都祁甲岡町にて

 4月29日から開催されている「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のスタンプラリーですが、24ヶ所のチェックポイント中14ヶ所は先月までに巡り残りは10ヶ所、ただ吉野山を除けば「遠回り通勤らいど」で回れる様な場所ではなく吉野郡の9ヶ所と宇陀郡の1ヶ所、加えて今月は天候不順と休みの巡り合わせが悪くて回れず仕舞いだったのですが、今日は天気にも恵まれおニューのフロントバッグをセットして宇陀郡曽爾村の曽爾高原へ向かう事にしました。
 曽爾村への最短ルートはR165西峠で榛原へ、R369で大内峠、栂坂峠と云ういわゆる伊勢本街道なのですが、だらだらとした登りが延々と続き、交通量も多いのであまり好きなルートではありません。最近では2014年10月と2015年9月に向かっているのですが、いずれも一旦大和高原に取り付いて名張市赤目へ下り椿井峠を越えると云うなんとも遠回りなコースなんです。 
 結局今回もそのコースで向かう事に。初瀬ダムから旧都祁村へ、県道781号都祁名張線へ入ります。都祁名張線は「都祁山之道」と呼ばれ、東大寺二月堂の「お水取り」の松明を、赤目から奉納する道としても知られる歴史のある道です。途中南之庄の「三陵墓古墳群史跡公園」(写真)で小休止。2017年1月25日の写真
 旧室生村域に入り、多田で今月5日にも立ち寄った「満寿寺薬師堂」へ寄り道して行きます、5日にはまだ蕾もなかった百日紅が咲いてくれていました。2016年8月19日の写真
 染田、小原と山間の集落を縫って東へ、上笠間の集落を見下ろす辺り。2015年6月24日 上笠間にて

 県道781号は三重との県境になる笠間峠を越えて赤目へ下りますが、今では深野経由の道が整備されている為にこの県道はかなり荒れてきています。なお古道の笠間峠は500m程南の集落内になります。

 下るにつれ多少マシになるとは云え、ご覧の様にかなり荒れています。
 殆ど林の中を下ってゆきますので視界はありませんが、半分以上下った頃に1ヶ所だけ東側に展望の開ける場所が、眼下には伊賀盆地の南端になる赤目の集落が、背後は青山高原から布引山地になります。
 県道とは云え集落の中の狭い道を縫って国道165号線坂ノ下交差点へ、正に坂の下の交差点です。近鉄赤目口駅へ立ち寄り小休止、あの赤目四十八滝の最寄り駅ですが、観光客の姿もなく閑散としています。

 三重県名張市になる赤目から曽爾村へは県道784号赤目掛線が通じていて、椿井峠(747m)を越えるのですが、手前に鬼や坂(570m)と云う峠があって(写真左)、赤目側からだと鬼や坂までに方が厳しいです、ただずっと林間ですので多少は快適です。鬼や坂を越えて少し下れば「出合茶屋」があって赤目四十八滝の上流側の入り口になります。営業はしていませんし自動販売機などもありません、テーブルとかはきれいですので「コロナ禍」の今はともかく行楽期の休日は営業していたのでしょうかね、昔は三重交通の路線バスもあったのですが。なお携帯はdocomoすら圏外です。
 県道は再び奈良県へ、10キロ程の三重県への越境でした。県境付近から椿井峠への登りが始まります。「椿井峠への道」2015年9月29日撮影

 1324 椿井峠に到着、桜井をスタートしたの7時前、あちこち寄り道したとは云え結構時間を食ってしまいました。
 椿井峠の向こう側は結構な激坂で、約4キロで280m程下ります。下るにつれ左側に兜岳が見えてきます。




 青蓮川沿いの県道81号名張曽爾線まで下ると、稲刈りを始めている処が、南紀古座川あたりではお盆明けには始まるのですが、幾らなんでも早いですよね。


 県道81号を名張方面に少し下りますと今度は鎧岳が正面に見えてきて、太良路まで下ります。ここから曽爾高原へ取り付く道は2つ程ありますが、北側の橋を渡り北側へ回り込む道の方が木陰もあって斜度も多少楽です。  スタンプラリーのチェックポイントは「曽爾高原ファームガーデン直売所」にあり、曽爾高原へは更に標高で200mばかり登らなくてはなりません、2014年は御杖村側に越えて帰途に就いたのですが、既に15時前と時間も押してきたので、曽爾高原は見上げただけで、ここから引き返す事にします。2014年10月24日 曽爾高原での写真
 再び県道81号へ下ります、宇陀郡の曽爾村道路元標は曽爾村役場敷地内にありますので、健在である事の確認に。掛の交差点まで南下し」国道369号に入ります。桜井まで30キロ程の道のり、途中栂坂バイパスの3本のトンネルを抜ければ2時間程で暗くなるまでには帰る事ができます。栂坂(1,827m)、石楠花(430m)、弁財天(旧開路)(922.9m)、3本合わせると3キロを超えますが、旧道の栂坂峠と大内峠を越えているとさすがに陽が暮れそうです。前灯2基、尾灯2基の装備はありますが。
 伊勢本街道はほぼ国道369号に沿っていますが、栂坂バイパス部分では約1~2キロ程北寄の室生黒岩を経由するルートをとっています。現在の曽爾村山粕は昭和29年まで室生村だったのです、その経緯から室生村道路元標は山粕郵便局前に保存されています。山粕への入り口で自販機休憩の後、バイパスの北側に旧道と旧々道が錯綜していて、その郵便局の先に出てしまいました、後から考えれば引き返せば良かったのですが、トンネルに向かって先を急ぐ事に。ただアクシデントで記憶はそこまでなんです… (つづく)

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今日の「遠回り通勤らいど」は東吉野へ

高見川河畔を行く 東吉野村

 今日の「遠回り通勤らいど」は「モバイルグランフォンド in 奈良・吉野」のチェックポイント巡りで東吉野~室生方面を走りたいのですが… って100キロ近いんですよね(^_^;)
 ただお天気が… 雨雲レーダーは昼から降る降ると云ってますけど、時間とともに尻が引けた予報になってきていて、信用ならないですね、まぁ走りなれたコースで雨宿りできそうなポイントは把握してますし、ポンチョも準備してあります。
 何事もなく退勤できて9時前にはスタート、明日香村のセブイレで補給の後、芋ヶ峠へ。栢森を過ぎると涼やかな林間コースですが、路面はべちょべちょどころか行者辻まではウォータースライダー状態。1023には芋ヶ峠へ、ここもチェックポイントですが、既に履修済み。

 芋ヶ峠を下りR169へ、いつもは妹背大橋から柴橋まで左岸の県道を行くのですが、今日は気持ち先を急いでそのまま宮滝大橋北詰までR169を行きます、中山トンネルでショートカットまではしませんがね。そしてR370から県道16号と吉野川から高見川河畔を遡ります。

 東吉野村へ入ると路面がかなり濡れています、どうやら30分前にはかなり降っていた様です。次の雨雲も近づいてきています。
 東吉野村小川、いつもはここを右折してお馴染み「麦笑」と「よしの庵」のある高見川沿いに走るのが定番コースなのですが、今日はお休みと云うより、チェックポイントが鷲家にありますので、ここは左へ。
 霧雨の様な雨が少し降り出してきましたが、ポンチョを出す程の事もありませんので、そのまま天然のミストの中、先を急ぎます。

 1212 今日1つ目のチェックポイント「ひよしのさとマルシェ」に到着、この先の雨模様が判然としないので、とりあえずここで明日香村で調達しておいた弁当を頂く事に、しかし「豆大福」と看板と幟が目の毒です。実は2月から勤務先のメタボ改善プログラム「めざせ25」に参加させられていて、既に4kg程減量はしていて、ここ1ヶ月半ばかしはあんことチョコレート断ちしてるんですが、「豆大福」の誘惑には勝てませんでした、まぁ今日の消費カロリーでチャラを良い事に、室生寺で例のよもき入り回転焼を2個、毒食えば皿まで。
 ところが困った事に、スマホの予備バッテリーがフロントバッグに入っていたので安心していたらなんと使用済み、この先予定のポイントでチェックインするにはあまり写真を撮ったり、雨雲レーダーをチェックするのもままならなくなってしまう事に。「ひよしのさとマルシェ」にはヤマザキストアが入っていて電池式のモバイルバッテリーも売っているのですが…
 とりあえず雨は止んでますし、らちの明かない予報なので1244 スタートする事に、新木津(こつ)トンネルを抜けると意外にも高見山を望む事が。なお木津峠旧道は峠の下の三叉路から高見側が8月下旬まで通行止の様です。
 陽射しが暑い位に晴れてきて1324 2つ目のチェックポイント「たかすみ温泉」へ。

 滝集落まで来ましたので、久しぶりに「投石の滝」へ、マイナスイオンたっぷり、最高に涼しいです。
 見上げるとむくむくと絵に描いた様な入道雲が… 梅雨前線も消えて、週末には近畿も梅雨明けかと、いよいよ夏ですね。この先、滝から染谷峠への道は「シクロツーリスト 旅と自転車 Vol.10」での特集「日本の峠200選」でも紹介している様に私のお勧めのルート、雨上がりの陽射しに輝く道が最高でした、ただ「自撮り」の準備どころがコンデジも持ってきてないのが。

 1432 染谷峠(710m)に到着、さてこの先R369大内峠まで下り、3つ目のポイントは諦めて榛原に下るか、室生方面へ向かうか悩ましい処、雨雲レーダーを見ると明日午前3時まで降らない予報になっているではありませんか、室生のチェックポイントは曽爾高原の帰りでも行けるのですが、信用なら無いとしても降らないと云ってるんですからね。
 大内峠を室生寺側に下りR369を跨ぎます、R166からここまで逢ったのは郵便配達のカブだけ。1504 「室生 ふるさと村」に到着、これで14ヶ所(青色)で残り10ヶ所(赤色)となりました、残るは吉野山を除けば遠隔地ばかりで「遠回り通勤らいど」とは行きませんがね。
 室生寺門前の回転焼に脱線していると雲行きが怪しくなってきました、路面も濡れていて既に降っていたそうですが、ここまで殆ど降られず雨雲をかいくぐってきたのは運が良かったのかと。

 1539 室生ダムに駆け上がり四阿で一息入れます、東の空には青空も見えるのですが、西は雨雲が榛原まで迫ってきています。雨雲レーダーに拠ると後25分で降りだすとの事、ここで待つか進むか、湖岸のまま進むと雨宿りする場所はありませんが、赤人橋を渡って「濡れ地蔵」まで行けば四阿があり、その先はR165です。
 無事に「濡れ地蔵」前を通過、立ち寄る余裕はありませんでしたが、今の水位ですと拝む事ができるかと。ただ榛原の街中に入ると降りだしてきました、夕立だけに降りだすと早い事、ずぶ濡れになる直前に札の辻へ、今は宇陀市歴史博物館になっている旧旅籠「あぶらや」の軒下に駆け込みます。通学の中学生と一緒に15分ばかり雨宿りする事に。向かい側には伊勢街道の道標と榛原町道路元標が残っているのですが、南都銀行旧榛原支店の建物と鳥見酒造跡の建物は2015年に解体されてしまいました。
 小止みになった処でびしょ濡れの旧道を上がり 1640 には西峠の交差点を通過、通勤の車が増えてくる前には桜井市街へ帰ってくる事ができました、結局はポンチョも使わず仕舞い。本日の走行95.2キロ、橿原スタートでしたので100キロには届かなかったですね。

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梅雨の中休み 信楽へ(前半)

府県道5号木津信楽線 京都滋賀県境にて

 西日本は異例の早い梅雨入りを宣言したものの、その後長い梅雨の中休みに、それはそれで良いのですが連日の猛暑が続いています。それも明日位までとの予報ですので、今日走っておかないと云う訳で、信楽方面を目指す事に。
 5時半過ぎに桜井を出発、上街道(上ッ道)を北上しますが、なんと櫟本で完全に通行止、いわゆる「北の横大路」と呼ばれる県道192号福住横田線と交差する処に架かっている「土橋」の架け替え工事の真っ最中。

 迂回路を探し橋の北側に出ますが、ここは櫟本町道路元標が建っていたとされる場所で「土橋」の親柱の傍に基部と思われるものが埋まっています。上田倖弘著「道路元標」に拠ると櫟本町道路元標は「改訂天理市史」(昭和51年刊)で「土橋北詰に現在倒れている」と記載されがなら保存などの処置がされずに逸失してしまったと嘆いておられます。過去に川ざらいをしたら道路元標がでてきたなんて話も複数あるので、周辺を見渡してはみたのですが…
 奈良市街に入り、いつもなら興福寺辺りから県庁前に出るのですが、漢国(かんこう)神社が「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のチェックポイントになっていますので「やすらぎの道」まで下る事に。ところで漢国神社の中には林神社なる社があって「饅頭の祖神」なんだそうです。
 奈良少年刑務所(旧奈良監獄)跡から奈良阪を越えて京都府へ、大仏線跡に沿って加茂、恭仁大橋で木津川を渡り井平尾から府道5号に入ります、既に道路脇の温度計が既に25℃を示しています。
 0837 には和束南のローソンへ、いつもなら何人ものローディがウロウロしているのですが、今日は珍しく今日は1人だけです。サンドイッチと飲み物を買って小休止、なんでもM氏が近くを走っていたのだとか。

 このルート4月にも「齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ」で走っていますが、その折は湯船から朝宮へ越えています。少し向かい気味ですが、涼やかな風が心地良いです。

 奈良交通のバスの終点小杉を過ぎると谷が開けてきます。信楽へ向かう多くの車は朝宮の方へ回りますので、車が少なく快適な道です、一昨年5月30日にF1氏と一緒に走って以来。1012 には滋賀県との県境になる無名の峠(357m)に到着、信楽から先のルートはまだ考えていないのですが、自走で帰るとなるとやはり伊賀上野(現在は伊賀市)経由しかないですよね、とにかく信楽駅を目指します。

 杉山口でR307を跨いで旧道へ、少し現道を走らないとならない部分もありますが、窯元の並ぶ道と旧い街並みを抜けて信楽駅まで行く事ができます。1039 駅前でお馴染みデカい狸が出迎えてくれます、2年ぶりですが昨年から白いマスクをしているのが、このマスクいつ外せる世の中になるのでしょうかね、狸も困り顔。
 暫し休憩しながらこの後のコースを考えます。一般的なのは素直にR138を辿って御斉(おとぎ)峠。勅旨から林道牧杉谷線を越えて岩尾池を回るコースも考えてみましたが、さすがに遅くなってしまいそう、車の多いR422の桜峠はないとしても御葉木峠(槙山新田越)で阿山経由はありかなぁ… やはり一昨年同様に神山経由で御斉峠かな、32Cを履いたasuka号ですし「鶏鳴の滝」にでも寄ってみるのも。(後半へ続く)

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布目ダムから笠置へ

布目湖々畔にて(山添村北野)

 梅雨の中休みが続きますね、先週の大和高原行きは出発が遅すぎて中途半端だったのでリベンジに。例によって長谷寺門前から初瀬ダムに取り付きます。

 桜井市小夫にて、すっかり田植えも終わった様で。一応ゴリラポッド位は持ってきているのですが、今回唯一のセルフ?です。

 大和川源流近く、天神社笛吹奥宮の湧き水の処まできましたが水が出てません、まさか「コロナ」対策と思ったのですが、暫くするとチョロチョロと、あれっセンサーでも付けたのかな、新発見。
 0923 には広域農道との信号を渡り並松池の手前で左折し山辺高校の裏側を越えると、布目川の支流小野味川源流部に出ます、ここから川沿いに殆ど下りのルート。なお布目川そのもの源流は先週通った桜峠の手前あたりなんですが、何れにせよ天理市福住町です。

 名阪国道をくぐり旧R25を跨いで天理市山田地区から布目川本流沿いへ、と云ってもまだまだ用水路程度の流れですが。
 再び奈良市域(旧都祁村)に入りR369と交差し少し下ると県道25号月瀬針線へ、これからの季節はあちこちで紫陽花を見る事のできるルートなんです。

 山添村に入り峰寺で県道80号奈良名張線と交差します、添上郡東山村道路元標の生存確認を。このまま直進しても良いのですが、お昼の用意をして来なかったので右折して大矢商店でパン2個を調達、この付近で食品が買えるのはここ位ですからね。

 右岸を走って布目ダムへ、一応ここも「モバイルグランフォンドin奈良・吉野」のチェックポイントなんで。暫し休憩の後 1115 には出発。
 県道4号笠置山添線と合流し、沈下橋でお馴染みの興ヶ原を行きます。

 このまま県道を走って柳生から打滝川沿いに笠置へ下るのが常でしょうが、今日は久しぶりに布目川沿いの黒線(地形図で幅員1.5~3mの道路)道へ。柳生への登りの途中を右へ下ります(写真左の黄色矢印)、なお手前を入っても下流側は行き止まりです。

 斜度はそれほどでもないのですが、路面は悪く傷んだ舗装がダートの様になっていたりぬかるんでいる箇所もあるので、ロードバイクでは推しても難渋する事に。ただ木津川が増水して木津川潜没橋が通行できなくなると、布目川発電所や笠置町飛鳥路地区への唯一の車道となるので余程の事でもない限り通行は確保されています。
 橋の架かった三叉路まで下ってきます。真っ直ぐ行くと飛鳥路を経て木津川潜没橋へ、橋を渡り渓流沿いに行くと布目川発電所、車道はその先の関西線の踏切までで、後は東海自然歩道が線路沿いに笠置まで続いています。

 せっかくですので発電所まで往復する事に、鉄橋の向こう側で布目川が木津川に合流しています。少し待てば加茂行きの下りが来るので狙ってみる事に。かつては急行も走っていた関西線ですが、今では亀山~加茂間は通勤通学の時間帯を除けばキハ120の1両編成と寂しい限りです。余談ですが1965年3月から1967年9月と短い間ですが、特急「あすか」が名古屋~東和歌山間(当時)を関西線~阪和貨物線~阪和線経由で走っていました、当時は堺市に住んでいたのですが、特急停車駅となる機会に金岡駅が堺市駅と改名したのです。実の処は特急「くろしお」の間合い運用だったのですが、奈良県下を国鉄~JRの特急列車が走ったのは後にも先にもこの2年半だけです。

 分岐まで戻り飛鳥路集落を抜けて関西線の踏切木津川潜没橋を渡りR163に出ます。一つ上流の大河原の沈下橋は「恋路橋」と云う由緒ある名前が付いていますが、ここのはそのものすばり木津川潜没橋です。
 R163に出た処で折り返しの上り列車を待ちます。R163は大型車が多くてサイクリストには評判の悪いルート、深い谷あいだけにこれを走るしかないのですよね。笠置トンネルを避けて関西屈指の心霊スポット「笠置観光ホテル」跡の下を通る川べりの旧道を行きます。色々云われてますが、トンネルより安全です、落ち葉に隠れた石を踏んで転けかけましたけど。ご興味のある方はググってみて下さい。なお北側に旧街道の笠置峠(車道)もあります。

 笠置橋からキャンプ場を望むとご覧の通り、「コロナ禍」で6月21日までの予定で閉鎖中です、こんなにすっきりきれいな「笠置キャンプ場」を初めてみました、いつもはこんなんですからね。
 再びR163に戻り泉大橋まで突っ走ります。桜井へは奈良阪を越えて奈良市街から上ッ道(上街道)を南下するのが最短なのですが、まだ時間もありますし京都八幡木津自転車道へ入り1キロ程で京奈和自転車道が分岐する公園へ、なお写真は京都側から見たものです。京奈和自転車自転車道を三郷橋まで走り、大和川左岸に帰途に就く事にしました。京奈和自転車道に関しては例によって色々と云いたい処もありますが、それはまた別に機会にがっつりと。今日は奈良市で31℃の最高気温だったとか、ただ湿度がなかったせい快適に走る事ができました。16時丁度には無事に桜井に帰投。計算通りと云いますか、本日の走行102.5キロ、まぁ昨日のロースとんかつ定食の分は走りましたよ。

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齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(2日目後半)

近江富士を見ながら野洲川左岸を行く

 14時過ぎに琵琶湖大橋を渡った処で齋藤電鉄氏と別れ湖岸道路を野洲川河口まで北上します、湖岸側を走っているので山側に横断できる場所がないのが気になっていたのですが、野洲川を渡る直前にスロープがあって湖岸道路をアンダーパスできる様になっています。それは良いのですが屈強な車止めが、例のサイドバッグ殺しです、前後それぞれ持ち上げて突破するしかありません。
 野洲川沿いのサイクリングロードがR8の野洲川大橋まで整備されているとの広報があったのですが、ブルーラインや標識と云った案内の類いは全くと云って良い程ありません、見当を付けながら堤防上を走ったり河川敷を走ったり。
 16時前には石部大橋の手前で旧東海道に入り、2007年以来の甲賀郡の石部町道路元標の生存確認。

 石部宿から三雲まで旧東海道を辿ります、のんびりと旧街道を辿るのは良いものです。旧東海道は三雲で野洲川を渡り水口宿に向かいますので、以降はJR草津線に沿って行きます。18時甲賀駅に到着、ここまで約80キロ、柘植、伊賀上野、名張、榛原経由として後80キロの道のり、日付の変わらない内に帰宅もできなくはないし、適当な処でゲリキャンを決め込むか時間的に悩ましい処。走るとなると伊賀上野を過ぎる頃には月夜のナイトラン、4サイド初のセンチュリーランなんて考えもよぎりますが…
 1836 滋賀三重県境を越えます、よくよく考えるとここには余野公園があるんだった、それなら甲賀で食料とか調達しておけば良かったな。後は伊賀上野を過ぎて木津川べり位しか思い浮かばない、柘植からいつもの大和街道を走らずにR25を走っていたら服部川を渡る手前で道を間違えてしまい暗い中を迷走する事に、昼間走り慣れている道でも暗いと距離感も変わるし、見えるものが見えなかったりと、とにっく無事に上野(伊賀)市街に入りましたがすっかり意気消沈してしまいました。ライトの電池も桜井までは持ちそうにないしコンビニで割高な電池を買うのもね、R165も赤目から三本松までは安全とは云えないし、そこで思いついたの近鉄大阪線の伊賀神戸駅まで走り、駐輪場に置いて大事なものが入っているフロントバッグとリアサイドだけ提げて桜井まで一旦帰宅する案。
 そう考えがまとまると後はR422をひた走るだけ、21時前には伊賀神戸駅に到着、2107 発の大阪上本町行きに飛び乗る事が。おかげで10時には一旦は桜井まで帰ってくる事ができました。本日の走行120.3キロ、所要時間7時26分、平均速度16.1km/h也。(つづく)

前日 1日目 2日目前半 2日目後半 おまけ

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富山湾岸サイクリング(2日目)


富山県射水市海王丸パークにて、後ろは新湊大橋

 明るくなってきた頃からホテルの前で輪行支度を解き、7時半にはスタートしますが、天気予報は「晴れ」なのに鬱陶しい空です。写真は七尾駅前にて。
 R160から県道246号庵鵜浦大田新線と遠回りですが海よりのルートをとります、鵜浦で右折する県道と別れ更に直進、LPG備蓄基地のゲートに突き当たりますと、物々しく警備員が2人立哨しています、海岸沿い左折すれば道が繋がっている事は判っているのですが、不審がられてもなんですので「左行ったら観音崎に抜けられますよね」と声を掛けたら親切に「自転車なら通れるよ」と教えてくれます。小口瀬戸を挟んだ600m程の対岸には昨夏も走った能登島が… 2020年9月能登島から見たこちら側、備蓄基地のタンクが見えています、

 備蓄基地の反対側に出ると車両が通れない旨の標識が、軽トラなら通れなくもないのですが、全く離合はできません、

 ここまで遠回りしてきたのは、最近になって崎山村道路元標の現存が確認されたのです、例によって石川様式の道路元標です。

 観音崎は半島の中の半島が売りだそうなんですが、観音島と云う小さな陸けい島があって観音堂が建っています、能登には日本海側の漁港のひなびた風景が残っています、静かで良い処です。

 県道に戻り小さな峠を越えると富山湾側に出ますが、黄砂のせいで海側は真っ白です。2008年5月に走っています、その時も立山連峰こそ見えませんでしたが、気持ちの良いお天気でした。
 道の駅「いおり」に、この辺りから平日にもかかわらずローディの姿が、富山市方面からでしょうか、ただ一向に挨拶を返さないので、こちらも止める事にしました。やはり北陸は関東圏なのかな。自販機の前のベンチで小休止、相変わらず鬱陶しい視界です、陽射しも遮られるかして気温も上がってきません。

 観音崎周りですが、七尾から35キロ程で富山との県境に、R160経由ですと約20キロ。県境の標柱2008年5月以来ですから13年ぶり、黄色時代のasuka号、石川県と富山県の陰刻の書体が違うのが。
 県境を越えると早速路肩よりにブルーラインが、新潟県境まで100キロ余りの「富山湾岸サイクリングコース」が設定されています。港や河口で迂回する区間が幾つかありますが、1/3位は海を見ながら走れますかね、北陸本線で富山県を横断しても海は新潟県境直前まで全く見えませんよね。
 少々買い物があって氷見市街に入って時間を食ってしまったのですが、12時半過ぎには雨晴海岸へ。雨晴海岸にはキャンプ場が幾つかありますが、営業期間外のはずの雨晴キャンプ場に設営しているテントを見かけました。

  



 氷見線雨晴駅にはお天気の良い時の雨晴海岸の写真の大きな看板が、まぁここまでの展望は地元の人でもそうは見られないかと思いますけどね。
 道の駅「雨晴」の前で休んでいると氷見線の下りが来たので… 前回は氷見駅から輪行したのですが、キハ40系の塗色が首都圏色(いわゆるタラコ色)に変わってしまった様ですね。
 射水市に入り新庄川大橋で庄川を渡ります「富山湾岸サイクリングコース」のブルーラインが見えますが、石川県境から途切れる事なく続いていて右左折の案内も的確、ズタズタの奈良県の自転車道は見習って貰いたいものです。左に見える鉄橋は万葉線(前身は富山地鉄)。この辺りの経緯はややこしいのでWikiでも見てください。
 せっかくですので海王丸パークへ立ち寄ります。後ろに見える新湊大橋は富山新港開削で分断された東西を結んでいて「富山湾岸サイクリングコース」も階下の歩行者自転車通行路へ誘導され50m近い高さまではエレベーターが登る事ができます。

 富山新港で先の万葉線の前身富山地方鉄道射水線が分断された後、県営渡船が越の潟と堀岡発着場を結んでいますのでそちらを利用します。分断された射水線は西側が万葉線として残りましたが、東側は1980年に廃止されています。歩行者や自転車にとって不自由な巨大橋が完成すると渡船が廃止される事も多いのですが、2012年に新湊大橋が供用された後も県営渡船は減便こそしたものの残っています。
 堀岡発着場(写真左)に着いた後、サイクリングルートに戻るために新湊大橋へ戻りますが、せっかくですので、エレベータで橋上へ。車道との2階建て構造と云っても道路橋に歩道部分がぶらさがっている感じですね、自転車は480mを押して渡る事になっていて、従って車道部分は原付通行可です。自転車が走れない大鳴門大橋の階下部分に歩行者自転車道を作る話もあるそうなのですが、もしできるとこんな感じになるのかなぁ。なおこの歩道部分も渡船も深夜は利用できません。

 廃線となった富山地鉄射水線の東側は2012年までバス専用道になっていた様ですが、現在は歩行者自転車道となっています。桜並木が見事ですが、この車止めには参ります、間隔はあるので4サイドでも推さずに通れそうですが。
 16時過ぎに神通川を渡りますが、ここまで自転車道をたどっていたつもりがいつの間にかブルーラインが無くなっていて、富山駅方面へ向かう廃線跡と「富山湾岸サイクリングコース」は途中で別れるのを見落としていた様です。気がついて鯰鉱泉付近でブルーラインに復帰します。

 北前船の寄港地だった富山の旧い港町岩瀬へ、JR富山港線の廃止後、富山ライトレールとなり、現在はは富山地鉄富山港線、連接車が走っています、広島のに比べると可愛いです。

 黄砂の空に沈んで行く夕陽をみながら富山駅近くの宿へ、路面電車の走る街って良いですよね。さて明日は少しはマシな空になってくれれば良いのですが、本日の走行98.1キロ。

【1111】 石川県鹿島郡崎山村(現 七尾市)

1日目 2日目 3日目

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吉備路サイクリング(1日目)

 吉備路自転車道 備中国分寺跡を行く

 勤務明け帰宅後、準備してあった輪行袋を担いで桜井駅へ、JRだと到着があまりに遅くなってしまうので0947発の近鉄で鶴橋まで、JRへの乗り換え口で「18きっぷ」にハンコを押して貰うのにウロウロ、ともあれ予定のスジで大阪から姫路へと。ただ東岡山駅から走り出すか、赤穂線の西大寺駅から走り出すか、つまり6キロ手前から約30分遅れでスタートするかを、悩んだ挙げ句に余裕を見て東岡山へ向かう事に。相生から先岡山までの山陽本線は3両または4両編成となり「18きっぷ」のシーズンには結構混むのですが、やはり「コロナ控え」なのかなぁ、輪行袋を担いでいると多少の後ろめたさも。まぁQOLも大切だしね。

 1327 東岡山着。リアガードのステーがぐずって出遅れ、14時過ぎにスタート。あえて手前の東岡山からスタートしたのは大きな駅でウロウロしたくなかった事にと、古来の山陽道に近いので真西にとれば割りと自然に吉備路へ入る事ができる。ただ真夏なら日陰のない東岡山駅より次の高島駅の方が良いかも。

 1508 吉備路自転車道の入り口に、ここからJR吉備線と同様に総社市へ向かいます。ただ岡山駅からここまでの案内は皆無の様で結構判り難いかと、起点は岡山県総合グラウンドとなっていますが、岡山中央病院の前からと考えるのが判り易い。ここから概ね自転車歩行者専用道として川や用水路べりを繋いで行き「日本の道100選」にも選ばれていますが、はっきり云って岡山市寄りは今一つ、要所要所に標識がありますが、結局総社までには数回道を間違えてしまった。
 こんな跨道橋があったり、これが結構滑って危ない、良い子は降りて押しましょうね。ただ奈良県と違い一般道路との交差には必ずと云って良いほどに横断歩道があり、なにより車がちゃんと停まってくれるのが凄い。
 1536 備前国一宮である吉備津彦神社に。古代の吉備国が後に分割され備前、備中、備後の国になるのですが、備前と備中の境界が判りにくくて、自転車道の次のポイントである吉備津神社は備中国になります。
 せっかくですので御津郡の一宮村道路元標の生存確認に、吉備津彦神社からはJR吉備線を挟んだ反対側の県道沿いにあります、2007年以来ですから14年ぶりになります。岡山県の道路元標は現在までに18基が確認されていますが、英田郡、後月郡、真庭郡を除いた岡山市周辺(旧備前国)のものは独特の書体で正面に「道路元標」とのみ陰刻され、郡名と市町村名が側面に記されています。
 桃太郎やきびだんごで知られる吉備津神社(写真右)から造山古墳(写真右)と史跡巡り。造山古墳は前方後円墳としては4番目の規模で、畿外では最大、入って登れる古墳としても最大らしい。

 吉備路自転車道沿いで一番の見処はやはり備中国分寺でしょうね。吉備津彦神社でのんびりし過ぎてしまい、17時過ぎとすっかり遅くなってしまいました。せっかくですので「自撮り」をしてみましたが記念写真以上のものでもありません。自転車道沿いより南側(写真左)とか西側(写真右)からが良さそうです、花の季節を考えて再訪してみたい処ですが、ただ岡山市街から自転車道を走り抜けるより、総社側から吉備津彦神社辺りまで往復するのが良いかも。
 さて総社の街中に入る頃には陽が落ち、途端に寒くなってきました、朝夕の寒暖差の大きいこの季節ウェアには気をつけておかないと。総社駅へは向かわず清音駅へ走り、今日の行程を終えました。まぁ今日は明日への足慣らしと云う事で、本日の走行35.3キロ。

1日目 2日目前半 2日目後半

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大阪府の道路元標

 さて危険を顧みず大阪のど真ん中まで来たのですから、梅新交差点の北西角に建つ「大阪市道路元標」に立ち寄ってきました、ご覧の様に(大正)道路元標の様式とは全く異なる石標と云うよりモニュメント、測量で使われた下げ振り錘を模しているのですね。明らかに(大正)道路法の下で建てられたものではないので和歌山市道路元標とともに私はコレクションにはカウントしていないのです。
 元の道路元標は中之島の現在の大阪市役所前に建っていた様で、明治の里程標は高麗橋に跡碑が残っています、まぁ大阪の道路の起終点が移動してきたと云う事ですね。このモニュメントは昭和57年に地元ライオンズクラブによって再建されました、銘板は先代のものが流用されているとの事です。
 実は先日から道路元標のデータを整理していて、従来から道路元標が建っただろう12,000余りの市町村とネット上に公開されている情報と自身の履修情報をExcelで都道府県別に、現存が確認されている、或いはされていた座標をカシミールにプロットしています。
 道路元標は「道路法施行令」が施行された大正9年(1920年)4月1日に存在した市町村に設置を義務づけられたのですが、えいゃとばかりにその4月1日に一斉に12,000本もの石標が日本の津々浦々に建てられた訳でもなく、昭和にかけてぼちぼちと建てられいた様です。
 設置場所に関しては、設置(された或いはする)場所を県報(都道府県版官報みたいなもの)で告知された様で、これが道路元標探索の大きな拠りどころになっている訳です(左は山口県報第813号 大正9年4月1日 告示第141号)。戦災で逸失したものもあるでしょうが、幾つかの都道府県のものが図書館などで閲覧複写が可能です、ただ日本の公文書管理のエエ加減を知る事になりますけど。
 ただ設置場所が判っても実際に建てられた或いは残っている訳ではないのです。あと話がややこしいのは実際に建てられるまでの間に市町村合併などの変化もあり、大正9年4月1日の時点で存在しなかった市町村や既に無くなってしまった市町村の道路元標も存在している訳です、即ち時系列での重複を考慮に入れる必要もあるのです。
 例えば山口県山口市に現存する吉敷郡の「秋穂町道路元標」ですが、大正9年当時は秋穂村、町制をひいて秋穂町となったのは20年も経った昭和15年、それまでの間に「秋穂村道路元標」と印した元標が存在していたのか、今となっては判りませんが。また京都府舞鶴市には「舞鶴市道路元標」「東舞鶴市道路元標」がともに現存していますが、東舞鶴市は昭和13年から昭和18年にかけて旧舞鶴市と合併するまで存在しただけで、あと昭和17年に東舞鶴市に編入された「東大浦村道路元標」も現存しています。まぁ所属する市町村を失った道路元標をどうするかの条文はない様ですし。
 さて現時点で全国で2,000弱の現存が確認されている(された)道路元標のうち1,110基の道路元標が履修済みなのですが、集計して行くと1つ数が合いません、それが大阪府。先の大阪市を除けば府下には「岸和田市道路元標」「熊取村道路元標」「粉浜村道路元標」の三つしか確認されていません。その大阪府には大正9年当時の設置場所を示す県報などは見つかっておらず、昭和4年から道路元標の設置義務がなくなる昭和27年の(新)道路法施行前の昭和24年にかけての大阪府告示に設置場所が記されています。ほぼ訂正や廃止を含め大方がネット上に転載公開されていますが、大正9年から昭和24年までの開きがありその間の府下での市町村の変遷はかなりの数になります、なにしろ大正14年までに当時の西成郡20町村と東成郡24町村が大阪市に編入されたのが大きいかと。
 さて数が合わなかったの粉浜村がその西成郡に属していた為ですが、自治体がそのまま残る岸和田市や、町制こそひかれたものの合併する事なく残る「熊取村」2006年に何の手ががりもなしにたまたま発見できたのはともかく、大正14年(1925年)に大阪市に編入された「粉浜村」が100年近くも現存しているのは奇跡的かと。
 お陰で非常にややこしい大阪府の市町村、大正9年に301あった府下の市町村、昭和24年には164までに統廃合されたのを、私になりにまとめる事に。四条畷駅はなぜ四条畷市でなく大東市にあるのか、1日しか存在しなかった美陵(みささぎ)市、南大阪市、狭山市とかトリビアもあるのですが、道路元標は今も時折発見される京都府に対して寂しい限り、まだどこかに埋もれていないのでしょうかね。発見を願って整理した一覧を掲げておきます。
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S氏と丹波サイクリング

国道429号榎峠にて (Photo : skuram氏)

 久しぶりにskuram氏と丹波篠山方面へサイクリングに。実は9月29日に福知山線石生(いそう)駅から2つの道路元標を巡って舞鶴方面へ走るプランが雨で流れ、その後2つのうち岡田上村は10月18日に丹後半島へ向かった折に履修、残った兵庫県氷上郡の神楽(しぐら)村に今回「関西近郊休日ぶらり旅きっぷ」を使って行こうと云う案、加えて丹波篠山市今田に寄りたいお店があり、そこで篠山方面にめっぽう詳しいskuram氏に声を掛けた次第。
 始めは石生駅から篠山を経て三田まで南下するつもりだったのですが、Ride with GPSで線を引いてみるとそこそこ距離もある上にコースを厳しい、そこで相野駅をスタートしもう一つの目的地「Touya cafe」に先にお邪魔してから神楽村まで北上し、足が残っていたらR429の榎峠を越えて福知山から帰途に就く作戦に変更。
 奈良桜井から福知山線へは大阪駅経由が早いのですが、時間に余裕もありますので奈良経由で木津から学研都市(片町)線~東西線~福知山線直通の快速で向かう事に、輪行袋を担いで混雑するターミナル駅での乗換はないものの遠回りで時間も掛かりますし、丹波路快速と違いトイレのない321系が使用されています。とにかく桜井0552発に乗車、相野駅着が0926着ですから、所要3時間34分。ちなみ近鉄で鶴橋経由すれば1時間54分で行っちゃいます。
 定刻に相野駅着、用を済ませて駅を出ると、S氏も尼崎から同じスジに乗っていた様で既に輪行支度を解いています、こちらはヘッド抜き輪行のasuka号ですから、暫しお待ちを。しかし2人で走るのは何年ぶりでしょうね、龍神村?百間山?(写真左 : skuram氏)

 結局今日のコースはS氏にお任せ、相野駅からなら最短コースで10キロにも満たない「Touya cafe」、開店時間は11時ですので、時間調整を兼ねて近所の里山の中の道を走ります。
 三本峠、盟友「峠おやじ」によると手前のピークが峠らしい、昨年5月1日に篠山市が丹波篠山市と名称を変えてから初めてです(自転車では)。
 少し早いですが10時40分には「Touya cafe」に到着、実はフロントガード周辺から異音がしますので、サイクルラックに掛けて点検しますと、キャリアに固定しているネジが脱落していた次第。

 ところで「Touya cafe」は昨年4月にオープンしたお店ですが、既にS氏はカレンダーでお馴染みの凸凹コンビを連れてきていたとか、私は月替わりのランチ、S氏は前回来た折に香りが堪らなかったと云うカレーを注文。その「Touya cafe」のオーナーとは今は無き大阪阿部野橋のJAZZ喫茶「トップシンバル」の同窓生?であったと云うご縁なんです。至って硬派だった「トップシンバル」の様に大音量でJAZZを流す訳にも行きませんが、LPレコードのリクエストを。壁に飾られたジャケット、ERIC DOLPHYの「OUT TO LUNCHI!」がただ者ではない事を主張しています。
 オーナーと昔話に花を咲かせ、名残惜しいですが12時過ぎには「Touya cafe」を後にします。
 R372「デカンショ街道」の小さな峠を越えて福知山線沿いに戻ります。多可郡の古市村道路元標は交通事故?に遭って破壊され新しく再建されています、残念ながら本来の様式とは異なります(写真左)。暫くは線路に沿って北上し篠山口へ(写真右)。
 篠山口からは福知山線と離れて鐘ヶ坂峠へ、ここには明治、昭和、平成と3世代のトンネルがあるのですが、明治と昭和のトンネルは通常閉鎖されていて抜ける事ができませんが「さくら祭」の時だけ一般公開されるのだとか。
 新鐘ヶ坂トンネルを抜けると丹波市、支流の柏原川から加古川本流へと桜並木の続く川べりの道を縫って走ります、満開の頃は見事でしょうね。
 道の駅「あおがき」での小休止を挟んで、2006年11月に履修済ですが氷上郡の佐治町道路元標芦田村道路元標の生存確認。

 神楽村道路元標、休校になっている小学校の敷地内、植え込みに隠れていて、見つけるのに少々手こずりましたが、無事に1,110基目となりました。
 日没にはまだ余裕があるので予定通り国道ならぬ酷道の429号線の榎峠を越える事に。S氏によると兵庫県側は楽勝だとか、丹波市から福知山へは殆どの車がトンネルが抜けている隣の府県道109号福知山山南線の穴裏峠の方を越えるのでこちらを越える車は僅か。とにかく1.5車線路のカーブの連続、ただ斜度が知れていますのでロードならインナー要らずで峠まで行けてしまいそう。雰囲気の良い峠道に満足して福知山へ下りますが、こちら側は結構アプローチが長くて、やはり北行きコースが正解だった様です。
 16時半には福知山駅に到着、次の大阪方面は1706発の丹波路快速、ヘッド抜き輪行には少々厳しいので、S氏には先に行って貰い一旦お別れしたのですが、すんなり輪行仕度を終えて発車までにホームへ上がる事が叶いました。このまま大阪駅まで乗車し、9番ホームから1番ホームへ6分の乗り換えをこなせば、大和路快速で21時過ぎには桜井にたどり着けるのですが、結局新三田で東西線経由木津行を待ち、朝と同じ経路で帰途に就きました。本日の走行80.1キロ、実走行時間4時間01分、私にしては平均時速19.9km/hは些か早すぎ、輪行時間は往復合わせて8時間17分也。久しぶりにご一緒したS氏には道案内と風避けをして頂き感謝。

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とりあえず北へ


 信州行きは諦めたのですが、各地の予報を見ていると北近畿は日曜から月曜と比較的良さそう、そこで発売中の「関西近郊休日ぶらり旅きっぷ(1日券)」を買って18日(日)は福知山まで行く事にし、少なくとも宮津までは走る計画。1日券は2,600円ですから桜井から福知山まで乗れば片道だけでも元が取れる計算、月曜の天気も良ければ京丹後市の峰山あたりまで走り1泊しても良いかと。
 この切符、ネットと「みどりの券売機」限定、年内12月20日までの土休日に利用できますが、乗車当日には買えないのでj-westのe5489サービスで買って、桜井駅まで受け取りに行ってきました。受け取りは当日でも可能ですが、みどりの窓口またはみどりの券売機の営業時間内ですので、始発でスタートしたい場合には間に合わない場合が、ネットでの購入時にクレジット決済を済ませた場合でも、受け取り時にもカードの提示が必要等、購入には色々と注意点があります。あと「福知山光秀ミュージアム」の割引とレンタサイクル1回無料の特典、これは私には関係ないかな。

 0929 福知山に到着、ただ曇り空にテンションが上がりません。今回サドルバッグはお馴染みキャラダイスのネルソンを付けてきたのですが、一応1泊2日と三脚など「自撮り」の準備をしてきているので余裕がなく少々手こずります。まずは舞鶴市加佐地区に残る加佐郡岡田上村道路元標を目指して由良川沿いに北上する事に、

 福知山城を右に見ながら音無瀬橋を渡り由良川右岸へ、すぐに堤防上の道へ入ります。休日とあってローディの姿もちらほら。
 基本的にブルーラインも引かれている府道55号舞鶴福知山線を行くのですが、3ヶ所ばかり堤防上を走り抜ける事ができました。左岸の国道に比べると車も少なく見通しも良いので走り易いです。
 京都縦貫自動車道をくぐり由良川橋を渡り左岸へ、今回の最初の目的地になる加佐郡の岡田上村道路元標へ、これで1,109基目となります。
 少しR178を由良方面に走り、府道570号西方寺岡田由里線から府道567号地頭四所停車場線へと。今日の予報は曇りのち晴れ、少し陽射しもでてきました。

 舞鶴市西方寺と云う処で大庄屋井上家と云う史跡があったので、休憩がてら立ち寄ります、内部も見学できて資料館も併設されています、近くを通るなら一見の価値が、以前は農家レストランもあった様ですが、現在は移転して営業している様です。

 下漆原で府道75号舞鶴宮津線へ入り板戸峠(190m)へ、漆原側からだとどうってない峠です。峠おやじこと名和さんのHPによると栗田(くんだ)湾が見えるとありますが、展望は標高で100mは下った辺り(写真右)になります。
 宮津市街に下りたのは既に15時、近隣の明日のお天気は曇りのまま、ここから輪行で帰途に就くかが思案のしどころです、「関西近郊 休日ぶらり旅きっぷ」も既に3,080円分乗車で元はとっていますし、なにより三脚に交換レンズと「自撮り」機材を無駄な荷物にしてしまうのが。ただウェザーニュース社の予報だけは午後からちらりと晴れマークが、今夜の宿もGOTOトラベルで峰山で取れるので、晴れマークに望みを託す事にして峰山へ向かう事に。

 峰山へは京都丹後鉄道宮豊線沿いに走ります、途中の与謝野駅は国鉄宮津線の丹後山田駅が北近畿タンゴ鉄道となった時に野田川駅となったのですが、更に2015年に京都丹後鉄道となった際に与謝野駅と改称されています、古くは1985年に廃止となった加悦鉄道との接続駅で、2014年9月にも来ていますが、駅舎内には丹後山田駅資料室があって公開されています、昭和50年台の丹後山田駅を再現したジオラマが。加悦鉄道廃線跡は自転車道となっていて終点の加悦鉄道資料館には客車改造気動車や片ボキー車などの珍品もあって鉄なサイクリストに格好の立ち寄りポイントです。
 京丹後市へは途中に水戸谷峠があるのですが、標高は100mにも届きませんし横をトンネルなしで宮豊線が越えている位ですからどおって事はないのですが、線路の方は与謝野駅から結構高さを稼いできていますから、写真の鉄橋の高さまでは登らなくてはなりません。
 17時過ぎには峰山のビジホに到着、GOTOトラベルで3,705円(税込)也、35%引と云ってもそう安くはありません、元々この界隈はあまり安い宿はないのですが、設備などを考える元々5,000円台とは、ここがそうだとは云いませんが、GOトラベル適用と云っても操作が行われている様な気もしないでもありません、実際GOTOトラベルで潤っているのは高級な処だとか。まぁ別にクーポン1,000円を頂けるのですから、明日までの期限に有効に使えればお得には違いないのですが。
 チェックインを済ませ、食事に出掛けます。丹後半島まできて「餃子の王将」かいと云われそうですが、一人の時はそんなもんですよ、キャンプツーリングの時だって走るのが精一杯でコンビニ弁当だったりパンをかじっていたりしますから。ところで峰山とか網野とか云えばとんでもない田舎みたいですが、コンビニはもちろんそこそこ大きなスーパーなどがあって、ダイソーもセリアも、チェーン展開している外食チェーンもあって不自由しません。本日の走行73.4キロ、10時半からの走り出しなので良しとしましょう。

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