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大隅半島へ船の旅

 この週末は台風襲来で色々と計画が吹き飛ばされて残念な事になりそうですが、先月ご紹介した大阪南港から九州志布志港まで往復タダで連れてって貰える企画「目指せ!自転車の聖地 大隅半島を走ろう!!」、先日「現地1泊プラン」9月30日~10月3日の日程で当選の連絡を受けました、3年前は一部定員割れしていたそうなんですが、今回は「現地1泊プラン」も「弾丸プラン」も定員の25名を上回る応募あったそうで、抽選の結果「ゆるゆるCC」の方から4名応募して2名が、私の聞いた範囲ではFacebookの「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の方で1名、「大和川CC」の方では4名が当選している様です、前回は見知った顔が全くいなかったので往復の船の旅は些か寂しかったのですが、今回は賑やかな事になりそうです。ただ私同様にキャンプツーリングの予定で申し込んでいたタックさんが外れたので現地では前回同様ソロツーリングになりそうです。
 前回の2019年10月は道の駅「すえよし」を回らなくてはならないと云う条件があったので、志布志から半時計回りに旧国鉄志布志線の廃線跡に沿って北上してから錦江湾沿いまで走り、桜島の見える道の駅「たるみず湯っ足り館」でゲリキャンして翌日には同じく一部が自転車道となっている大隅線の廃線跡を辿って志布志港へ戻りました。今回も現地での時間を考えると佐多岬は少々難しいので、飫肥や都井岬を考えてみたのですが、鹿児島県大隅地域振興局に主催して頂いているのにそれはないだろうと、前回見えなかった開聞岳を期待して根占方面へ向かう事にしました。ただ復路は前回同様としても往路はR448でしょうかね、鹿児島県道74号内之浦佐多線なんて魅力的な険道もあるのですが…
 ここからは前回の反省と参加される方には船旅で参考になりそうな点をご紹介… 
 前回志布志港到着後、自転車の下船が最後だったり出発のセレモニーがあった上に志布志駅や志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所に立ち寄ったりしたものですがから、結局志布志を離れたのは11時前になってしまいました、翌日帰りの便に乗り遅れると大変ですので、余裕を持って志布志に戻って来なければなりません、その辺りを考えると「志布志…」は志布志に戻ってきてからにしておけば良かったのですね。
 今回も私は4サイドで行く予定にしています、5月の「琵琶湖キャンプツーリング」で破損してリアのサイド枠がそのままなのですが、ショコラさんの応急処置が完璧なんで、取り敢えずこのまま行こうかと…

  「現地1泊」組は往路と復路で船が変わります、前回は自転車の積載方法が行きと帰りでは違いました、往路はマットの上に寝かせ、復路はバイクラックでした、これは天候によって変わったのかも知れませんが、なお4サイドの私は壁に立て掛けて固定して貰いました。もちろん航行中に車両甲板には入れませんので、船室での1泊や入浴される方は予め荷物を揃えておいた方がが慌てずにすみます。
 前回2019年10月はコロナ禍の前で船内のレストランはバイキング形式だったのですが、その後なにやら弁当になった時期もあった様ですが、今はどうなんでしょ。写真はフェリーさんふらわのプライベートベット、もちろん個々にコンセントがありますので充電等が可能です。
 クリートシューズでなくても重宝したのが、WORKMANのスリッポン、ソールや踵が柔らくて使用しない時はコンパクトになります。それでも今時ロードの人には現地で走る時には余計な荷物ですよね、志布志港にはコインロッカーがあったと記憶しています。なお昨年から部屋に備え付けられていた共用スリッパも廃止されている様です。

 ところで志布志行きのフェリーさんふらわの出港する「大阪南港コスモフェリーターミナル」へのある南港北へは2本の海底トンネルと2本の橋が架かっているのですが、うち3つは自転車(125cc以下の単車や軽車両、歩行者も)が通れないので、ニュートラムかバスで輪行しない限り自走で行くには南側の南港大橋が唯一のルートなんです、私の様に奈良から大和川に沿って行くにはどうって事はないのですが、大阪市の中心部や北部から走られる人には結構遠回りなんですよね、それと南港大橋の西側はとても乗っては登れない写真左のスロープが、ただ東側は写真右の様になっています。写真はいずれも北から南に向かって撮っています。
 さて後2週間、走るコースをあれこれ考えるのも自転車ツーリングの愉しみです。
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今日は休足日に

 今日はにわか雨のリスクはあるものの、まずまず良いお天気との予報、スタンプラリーも兼ねて定番コースの東吉野から宇陀と走ろうかと思っていたものの何やら気が重い、さすがにここ最近続けて走っていたから疲れも溜まってきたかと、久しぶりに「休足日」にするかと考えつつ…
 先日から使えないと云うかアプリが起動しなくなったスマホのドコモメール、メインにしているメールアドレスではなく、家族やとかNTTドコモからの通知だとか読めないと困る。とにかくアプリを立ち上げ様とすると「バージョンアップ」しろと宣う、「する」を選ぶと「お前のスマホは古いからバージョンアップできない」と、「しない」を選ぶとアプリが有無を云わさず終了してしまう。つまり現在入っている旧バージョンのアプリすら起動しない、新たにメールを受信できない処か過去の送受信すら見る事がかなわないのです。
 そこで朝からNTTドコモのサポートダイヤルに、意外にすんなりと繋がったのは良いのですが、出来ない、判らないのないないづくしでたらい回しにされ、ようやく4人目にして話の通じる男性が出てきた、ここまで既に1時間超。結論として出来ない事には変わらないのですが、理屈の通った説明とまがりなりの善後策は頂けた、他のアドレスへの転送はできないがIMAPでドコモのメールサーバーに接続できるとの事、所要1時間28分、すっかり午前中は潰れてしまった。8年前に買っていまだに使い続けている SAMSUNGのGalaxy S5 Active 壊れたり潰れたりしてスマホ本体は入れ替わっているものの、10個程あるバッテリの持ちが悪くなっている事以外は不自由を感じてないのですかネェ…
 さて明日木曜夜の勤務を済ませると来週月曜夕刻まで休み、土日の天気も良さそうなので川湯温泉の野営場泊で潮岬まで走ろうかと考えてみた、潮岬の「望楼の芝キャンプ場」で泊まって月曜朝にサイドバッグをクロネコに託して輪行で帰ってきてそのまま出勤、リアキャリアは先日の琵琶湖で破損したままなのでフロント2サイド+サドルバッグにネルソン、帰途に輪行に備えてリアのマッドガードを分割式に交換。

 丁度日曜にはUG兄さんとMさんが潮岬を目指してロングライドを画策しているのでタイミングが良ければお出迎えができるかも。ところで「望楼の芝キャンプ場」(写真は昨年3月)は1980年代から折りにつけ使わせて貰っていて、最近では昨年8月31日に1泊しています。以前は無料だったのですが近年はGWやお盆や連休と繁忙期のみ有料で広い芝の部分が開放される様になっていたのですが…  なんと今年4月から無料だった期間がディキャンプをも含めて利用禁止になっているではありませんか。ググってみると色々とトラブルもみられたみたいです。しかし最近は大台町の宮川河畔のキャンプ指定地や琵琶湖でもキャンプ禁止になる処が… 1980年代のキャンプブームでは道具類が豊富に安価になってメリットはありましたけど、今のブームはネェ、自転車にしろ写真にしろ鉄道にしろ山にしろブームになって趣味人口が増えてモラルが低下するのは仕方がないとは云いたくないですが、何事も形から入る風潮に喜んでいるのはメーカーとショップとメディア、設備充実で高価なオートキャンプ場やグランピングとやらとは対極にいるサイクルキャンパーには何かにつけ肩身の狭い時代になったもんです。
 な訳ですっかり戦意喪失、潮岬が使えないとなると月曜早朝から帰途に就くのが難しくなってしまうので、キャンプ支度は中断してしまいました、試運転する事もなく本日は「休足日」に。

 

琵琶湖キャンプツーリング(3日目)

 滋賀県草津市 湖岸緑地志那1

 朝5時過ぎには目が覚めます、昨夜の風も治まってくれて爽やかな晴れの朝です。今日は撤収して帰途に就きますが、1泊2日だった前回前々回に比べるとゆっくりする事ができました。

 ショコラさんが倉庫がわりに設営したテントだけを残して撤収、自転車もサイドバッグを付けて出発準備OKです。不可解なのはテーブルの下に置いてあったmont-bellのコッフェルと結構重くて頑丈な五徳が行方不明、コッフェルは空だったので昨夜の強風に飛ばされたのかも知れませんが、五徳はとても飛ばされる様な代物ではありません。最近キャンプ場での盗難が多いと聞きますが、それにしてはバーナーとボンベは残っているのですよね。
 0912 「志那1」を後にし湖岸道路を南下します。

 草津川河口で齋藤電鉄さんとniwa-chanさんとお別れです。

 近江大橋を渡ります(写真左)、ショコラさん自身が建設に関わった橋を後年渡る事ができるなんて羨ましいですね、私みたいに商業印刷物やソフトウェアなんかは消えちゃいますもんね。近江大橋西詰で大阪へ帰るタックさんとお別れします(写真右)。

 破損したサイド枠の代用品があるかもと大津市内のショコラさん宅へ向かいます、琵琶湖大橋西詰から瀬田にかけての西岸は自転車で走った事がないので、色々とガイドして貰います、写真右は江若鉄道の廃線跡だそうです。
 残念ながらサイド枠はネジ位置が合わなかったのですが、破断したパイプの内側に内径の合うネジをカットした丸材(いわゆる寸切り)を押し込んでカシメて、針金でサイド枠全体を縛って貰いました、これで桜井までの長丁場も安心です。
 教えて貰った湖岸の道を走り、お陰で石山寺を過ぎるまで車や信号に煩わされる事なく抜ける事ができました、残念ながら河川敷を走っていたので「茶丈藤村」の前は通りすぎる事になってしまいましたが。

 瀬田川沿いの府県道3号大津南郷宇治線を走り 1221 一旦京都府に入った辺りでタックさんに追いついてしまいました。コンビニへ寄ったり写真を撮ったりしながらのんびり走っていたそうです。


 緩やかなアップダウンを繰り返しながら川べりの快走ルートです。天ヶ瀬ダムに立ち寄り、それぞれ手持ちの食料でお昼にします。(写真 : タックさん)

 平等院まで下ってからいつも難儀するのですが、遠回りになる事は判っているのですがタックさんに淀の「さくらであい館」まで案内して貰う事に、大阪方面から来るサイクリストには当たり前の宇治川沿いのルートですが、奈良県民の私は殆ど走った事がないのです。(写真 : タックさん)

 R1をくぐる処で難渋しましたが「さくらであい館」が見える処までやってきました。(写真右 : タックさん)

 1435 「さくらであい館」に到着、休日とあっていつも以上にサイクリストが多いですね、結構ソロの人がたむろしていて何やら変な雰囲気、その中にキャンピングが2台乱入、この人たちにはどう映るんでしょうね。(写真 : タックさん)

 1444 トイレ休憩の後、淀川沿いに下るタックさんとはここでお別れ、御幸橋を渡り木津川べりの木津八幡嵐山自転車道(京奈和自転車道)へ入ります、走りなれたルートとは云えまだ桜井まで60キロ近くあります。(写真 : タックさん)
 15時丁度に「流れ橋」に、以前近くにクライアントがあって2015年には40回も来た事があるのですが、もしかして一昨年の正月以来? ここもサイクリストの溜まり場なんですが、今日行われている木津川CCの「嵐山往復サイク」の一行が休憩中。16時丁度には木津八幡嵐山自転車道の終点近く京奈和自転車道が別れる樋門公園へ、京奈和自転車道をたどると桜井へは遠回りになってしまいますので、井関川沿いに遡って 1628 には京奈県境を越えて奈良阪へ。

 県庁前から上ッ道を、夕陽に映える山並みを見ながら18時過ぎには無事桜井に帰宅しました、本日の走行119.5キロ、お天気に恵まれた3日間の走行距離は294.6キロ、何より色々と段取りして下さったショコラさんに感謝です。

1日目(5月6日)  2日目(5月7日) 3日目(5月8日)

 集合写真を含む大きなサイズの画像を順次うちのHP「サイクリングの記録」にUPしています、一部タックさん他の写真を拝借しています。なお私の写真に関して参加された方は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2022’、パスワードは2022年版「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザで開いて下さい。

琵琶湖キャンプツーリング(1日目)

 滋賀県草津市 湖岸緑地志那1

 予定通り9時前に勤務先をスタート、下ッ道を菩提仙川を渡る番条橋まで北上し左岸を西へ、佐保川べりの京奈和自転車道へ入ります。

 京奈和自転車道を北上しようやく通れる様になった地蔵院川の導流堤上(写真左)を走ります。秋篠川沿いに入る自転車道をたどると遠回りになりますので、打合橋から佐保川右岸を走り、みやと通りへ入り平城宮跡を抜けて佐紀町交差点から再び京奈和自転車道へ、平城駅前を経て府県境を越えます、京都府下への一番楽なコースになります。
 木津川べりに出て左岸を東へ、ただこの辺りから向かい風に苦しめられる事に、ようやく 1140 恭仁大橋を越えます。

 和束のローソンで補給の後、ひたすら府道5号を走り 1355 に京都滋賀府県境になる峠を越え 1428 には信楽駅前へ。前回前々回は湯舟から下朝宮へ越えたのですが、今回は少し遠回りになりますが貴生川経由のコースをとります。
 雲井駅付近まで線路沿いの裏道を走りR307へ、小野峠旧道への入り口まで3キロ程が交通量が多く我慢の区間です。踏切を渡り広徳寺への参道と別れると元国道とは云え今では4輪の通行は難しい道となっています。貴生川へ下ったのは15時半、JR草津線に沿って走り旧東海道石部宿で地酒を購入。時間が推しているので旧中仙道をたどる事は諦めひたすらR1を走りますがリアから異音が…
 なんとリアキャリア右側のサイド枠が破断しているではありませんか。とりあえず振れを抑える様にショックコードで補強し走り続けます。

 草津市街で酒の肴と飲料水を調達し葉山川沿いのサイクリングロードを走り湖岸道路へ 1750 ようやく「湖岸緑地志那1」に到着、本日の走行111.8キロ、やはり奈良阪と瀬田を経由するより20数キロ遠回りになり、膝と腰の具合も心配ですので「頑張らず」に走ってアベレージは前回より1.2km/hダウン。既に着いている皆さんで宴が始っていますが、日が暮れるまでにとまずはテントの設営を済ませます。

 タープと大きなテーブルは地元のショコラさんが朝から車で来て準備してくれました、持ち寄った酒を並べるのが恒例行事です。(写真 : タックさん)

 夜遅くになって今日も仕事だった地元のSさんが到着、宴はまだまだ続きます。昨夜は皆目仮眠ができなかったのと、話題が南アルプス登山の方に行ってしまったので、お先にテントに潜り込みます。(写真 : タックさん)

1日目(5月6日)  2日目(5月7日) 3日目(5月8日)

琵琶湖キャンプツーリング(2日目)

琵琶湖岸緑地(志那1)にて

 微妙な予報だったのですが未明から降り出した様です、雨雲レーダーによると10時頃まで断続的に降る予想です、Mt.なおじさんとショコラさんの声がするのでごそごそとテントから這い出します。
 「湖岸緑地志那1」には北端に写真の様に一部屋根のあるベンチがあって駐車場からも比較的離れた位置なのでサイクルツーリストにもうってつけです。10時頃に軽く朝食を済ませて撤収準備もほぼ完了。
 今回カメラはスマホとG3、実はコンデジのTZ85を事故の時にウェストポーチに取り付けていて壊してしまったのです。せっかく持ってきたのでG3を取り出して「湖岸緑地志那1」内でやらせ写真を何枚か…
 右はショコラさんに撮ってもらいました、実は今回三脚を持って来なかったのです、あれば公園内の通路ですから3人で「自撮り」にトライしても良かったかも。

 11時過ぎに「湖岸緑地志那1」を後にし、Mt.なおじさんはデポ地の琵琶湖大橋、ショコラさんは大津へとそれぞれ帰途に就くのですが、軽く腹ごしらえに「JA草津市 あおばな館」に併設されたカフェ「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」へ、湖岸道路から500m程入りますがサイクルラックもあって「びわいち」の立ち寄りポイントにもなっているようです、「あおばな館」では地場の野菜とかが安く買えるので賑わっています。
 Mt.なおじさんはメロン街道経由で戻るのでここでお別れです。
 私とショコラさんは湖岸道路へ戻り近江大橋へと、帰帆島前後の橋とかでアップダウンのある区間なのですが、結構良いペースで曳いてくれます、こっちは先が長いんですけど(^_^;) 近江大橋東詰で走りながら再会を約束してお別れです。
 近江大橋を過ぎた処のトイレのあるベンチで小休止、荷物を整えます、ここからまだ70キロは走らなければなりません。今回帰途に大津から逢坂越とかも考えたてみたのですが、やはり走りなれた瀬田川沿いの府道を宇治に下る事にします。久しぶりに石山寺の「茶丈藤村」に寄ってみたかったのですが「NICOLAO Coffee And Sandwich Works」でサンドイッチを食べたばかりですからね。

 14時には天ヶ瀬ダムへ、平等院から奈良街道へ入ろうとするのですが、どうも宇治界隈は苦手です。どうにか奈良街道にはいったものの、JR奈良線と平行する辺りでは踏切待ちの車が交差点を塞いでしまうので、なかなかスムースに走れません。結局R307に出た処で山城大橋を渡って木津川べりの京都八幡木津自転車道に入る事にします。ところで山城大橋東詰のセブイレが11月15日で閉店するとか、結構賑わっていたのにね。
 自転車道終点の泉大橋南詰の三角公園で小休止、ここから京奈和自転車道のルートに入りますが、平城宮跡へは向かわず奈良自転車道(県道266号奈良西の京斑鳩自転車道線)で奈良市街へ、京終駅前まで車の多い市街を走りに抜けて旧街道の上ッ道へ、後20キロ途中で陽も暮れますが、ここまで来れば帰ってきた様なものです。18時半には桜井の自宅に帰投、久しぶりの4サイドでの1泊2日約170キロをどうにか無事に走り終えました。本日の走行88.4キロ。

前日 1日目 2日目



琵琶湖キャンプツーリング(1日目)

木津川河畔にて 京都府木津川市加茂町

 0850に職場を出発、4月に琵琶湖に向かった時は下ッ道(中街道)を北上したのですが、買い物に寄り道したために上ッ道(上街道)を北上する事に、写真は天理市丹波市にて、念のためにキャリアのネジの点検をしておきます。
 奈良市街を抜けて奈良阪を超えます、丁度11時に元の奈良少年刑務所前へ。
 
 隣に新しい道ができているのにわざわざ通る事もないのですが大仏線跡を(写真左)。木津川べりに出て恭仁大橋の見える処へ(写真右)。1143 恭仁大橋を渡ります、スタートから10分遅れですが、4月に比べて35分遅れです。
 和束清水橋で府道5号木津信楽線と別れ県境越の町道へ、町道と云っても和束から信楽方面へのメインルートになっています。1311 京滋県境の無名の峠を越えます、和束ローソンでの休憩時間が短くした分で6分短縮。県境を越えると直ぐにR307の旧道の裏白峠の東側に出て暫くでR422に入ります。ここから大津市大石まで標高差200m程のダウンヒル、と云っても車が多いのであまり快適でもありませんが。土曜とあって登って来るサイクリストが結構います。1354 鹿跳(ししとび)橋、4月より28分遅れ。
 1419 瀬田の唐橋東詰、1429には近江大橋の手前へ、休憩もあったのですが向い風に苦しめられた4月の時間に追いついてしまいました。現地では飲料水がないのでイオンモール草津で飲料水2リッターを調達しますが、「お客様感謝デー」とあって店内は大混雑、他の買い物もあったのですが所要40分。1520 帰帆島の北側の橋を越え 1535 無事に集合場所の「湖岸緑地志那1」に到着、走行84.8キロ。

 4月はここからまだ50キ先の「六ツ矢崎浜キャンプ場」まで走ったのですが、9月10月と通勤以外ではロクに走っていなかったので、今日はこれで目一杯と云う感じです。Mt.なおじさんとショコラさんは既に到着して設営も済ませています。
 昨日地元のniwa-chenさんに声を掛けたのですが、「今回は遠慮しときます」とつれない返事をしていた割にちゃんと居るではありませんか、泊りはなしで芋煮と柿を差し入れに持ってやってきてくれました。

 メインはショコラさんが準備してくれたもつ鍋です、焚き火を囲んで夜遅くまで酒宴は続きます。(写真右 : Mt.なおじさん)

前日 1日目 2日目



明日は琵琶湖へ

 Mt.なおじさんとショコラさんと月末までにasuka号が治ったら琵琶湖畔へキャンプに行こうと計画したものの、先週辺りが体調が今一つ、咳もしなければ熱もないし鼻水もでる訳でもなし、もちろん臭覚も味覚も異常なし、ただ風邪をひいた様な倦怠感が。ここ最近ストレスがたまる事が続いているし、もうこれはあれだなぁとS先生から処方して貰っている薬を半日量だけ使う事に。asuka号も火曜には「ナニ銀」さんから引き取る事ができて、お天気次第でいよいよ行くしかない状況に、木曜のうちにキャリアの取り付けなど自転車本体の準備が完了、金曜の朝には薬のお陰かずいぶんと気分も良くなって食料以外の荷物の準備を済ませる事が…

 ところで新しいフロントバッグをasuka号仕様の取付け方で実際に使うのは今回が初めて、VeloOrange製のサポートを輪行ヘッドで使うのは首を振る事は必須ですので底面をEB金具で固定しています。なおバッグ側のプレートは自作です。
 お天気の方は日曜朝の予報がコロコロ変わっていたのですが琵琶湖周辺はほぼ大丈夫そう、16時には試運転も兼ねて藤原宮跡をうろうろしながら出勤、なかなか快調です。食事に関してはショコラさんが来るから心配なかろうと、明朝に酒と携行食だけ買って向かう事にします。

前日 1日目 2日目

 

 

久しぶりのキャンツーのつもりで…

再び奈良市藺生(いう)町にて

 お馴染み「月うさぎ」の別館?みたいな「月の宝箱」に昨年11月同様に内輪で集まろうと云う企て。隣の空き地でテントも張れますので、私はテントを積んで出掛ける事にしたのですが…
 キャンピング車で走る気満々のVさんは「月うさぎ」が東吉野にあった頃に定番だった芋ヶ峠~吉野町~高見川遡上コースを一緒に走ろうと云うのですが、連日の天候の急変に恐れをなして私は西峠経由を。西峠経由ならいそくますいそけさかさ急ぐ事もないのですが、大気が不安定にならない内にと8時前には桜井を出発します。今回はフロント2サイドに大型のサドルバッグの組み合わせです。

 R165を西峠へ向かいますが、時間帯もあるのでしょうか車の多い事、土曜日で仕事と遊びの車が重なっている様な。長谷寺まで来た処で西峠を止め5日に続き県道桜井都祁線で初瀬ダムに取り付き大和高原方面へ向かう事に、先日に続いて藺生町の紫陽花を愛でに。
 三陵墓古墳群史跡公園で小休止の後、都祁白石でR369へ入り香酔峠へ向かいます。南側から登る事を思うと大した事はないのですが、吐山の集落を外れた処で一息入れているとNさんの車が、酒2本だけでも積んでもらえると助かるんですが、彼女も榛原から走るんだっけ、残念。11時丁度に峠を越えます。
 12時半には「月の宝箱」に一番乗りしたのですが、自分用の安ワインとかを積み残してしまったので、買い出しに戻らなくてはなりません。幸い榛原まで戻らずとも菟田野に間に合いそうですが。そうこうしてるとNさんが榛原で買った弁当を菟田野地蔵ヶ辻界隈で食べていると云うので、そちらに向かいます。

 芳野川べりのベンチで弁当を食べ終わったNさんを捕捉、連れもって「月の宝箱」へ向かいます。
 明日香村から長駆東吉野経由してきたVさんも既に到着、今回はフロント2サイドが3台揃いました。後はここまで車で来るTシェフとIちゃんの到着を待ちます。本日の走行62.5キロ。(つづく)

 

 

齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(おまけ)

道の駅「宇陀路室生」にて お馴染みのミラー、マウスオーバーで反転します。

 おはようございます、3日目の朝は自宅のベッドの上でと云う顛末ですが、駅の駐輪場とは云え長時間ほっておくのも気掛かりですので、桜井 0556 発の伊勢中川行き始発で伊賀神戸駅へ戻ります。昨日一昨日の風も治まり、最高のサイクリング日和ではないですか、朝一に伊賀神戸スタートなら色々と走れそうではと思いを巡らせてみたものの、結局は県道57号から初瀬街道といつも通りのルートを桜井に帰る事に。
 県道57号も桔梗が丘から名張市街まで車が多いのですが、旧道を選びながらのんびりと走ります。朝の空気は清々しいし、ちょっと勿体ないなと思いながら、皮肉にも今回で一番心地好いサイクリングです。
 宇陀川では今年初めてカジカガエルの鳴き声を聴けました、従来の近鉄特急を捉えてスマホをしまっていたら「火の鳥」が(*_*) そうそうリアサイドは昨夜提げて帰ったので今日はご覧の様にフロント2サイドで走っています。

 8時前にに三重奈良県境を越え道の駅「宇陀路室生」で小休止。
 三本松駅の下から阿保越伊勢街道で海老坂峠を越えて旧街道を室生大野の緑川半焼までを行きます、休日なら必ず鉄な人がいるポイント。室生ダム湖畔を行くルートもあるのですが、今日は素直にR165を。
 0948 西峠へ、ここを下れば桜井です。帰宅前に買い物に寄り道をしたのですが 1032 無地に帰宅、本日の走行39.3キロ、昨夜の内に走ってもセンチュリーランにはならなかった計算ですね。3日と云っても実質2日半で294.0キロ。
 過去2回の琵琶湖ツーリングはソロだったのですが、今回は遠来の齋藤電鉄氏と昨年から滋賀県民となったショコラさんとの現地合流で愉しいキャンプとなりました、4サイドを連ねて走るのも爽快でしたしね、お二人に感謝。世間が落ち着いて次の機会を愉しみにしています。

前日 1日目 2日目後半 2日目後半 おまけ

 例によって集合写真を含む写真を大きなサイズでうちのHPの「サイクリングの記録」に順次UPしています。参加者は再利用して頂いて結構です、なお認証が必要です、ログインは’2021’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー」の裏表紙右下の黄枠内の4桁の数字です。なおスマホのSNSアプリ等からリンクをたどると401エラーが出る事がありますが、Crome等ブラウザが開いて下さい。



齋藤電鉄氏迎撃琵琶湖キャンプ(2日目前半)

高島市「六ッ矢崎浜オートキャンプ場」にて

 5時過ぎに目が醒めて外へ出てみると丁度夜明け前、風が強くて些か寒いですが、気持ちの良い夜明けです、今日もお天気は良さそうです、ちょっと波が琵琶湖とは思えないですがね、

 キャンプ場の敷地は湖岸道路と湖岸の50m程の間に細長くあるのですが、設備もロケーションもなかなか良いキャンプ場です。一昨年4月に通った折はオートキャンプ場と云う事で敬遠して近くの「針江浜」でゲリキャンしたのですが、ここは自転車は1泊1,000円でした。最近のキャンプブームで週末は混んでいるかも知れませんが、日曜の夜からとあって10数張り程度でしたでしょうか。但し「感染症拡大防止」の要請を受けて4月29日~5月11日まで閉鎖するとの事です。

 今日の予定は琵琶湖大橋まで3人で4サイドを連ねて走りお別れしますので10時まで軽い朝食とゆっくりと撤収を済ませる事に。

 ショコラさんを先頭に湖岸道路を行きます、昨日の追い風を考えると追い風になってくれると思いきや、あまりそうでもない様ですが、その割りにハイペース。(写真右 : ショコラさん))

 4サイドを連ねて爆走するのはまさに快感です、S.ペキンパーに「コンボイ」って映画がありましたよね。高島駅前でコンビニ補給の後「びわいち」危険箇所のR161へ、白髭神社から北小松にかけて山側にトンネルを建設しているそうですが。

 白髭神社にて、湖上に建つ鳥居との間がR161、大型車がひっきりになしに通ります。
 白髪神社から山側の歩道を走る事にしたのですが、この先歩道が途切れるので、北小松漁港の方へ入ろうと。R161を跨ぐ横断歩道でなんと齋藤氏の前輪がパンク。1人でなくても4サイドのパンクは大変です。

 12時過ぎに再スタート、北小松の湖岸(写真左)から志賀(写真右)へと。
 志賀と蓬莱の中間位「木戸河岸緑地」で小休止。

 1315 堅田に到着、ここでお昼にしてショコラさんとはお別れ、琵琶湖大橋を望む道の駅「琵琶湖大橋米プラザ」でお別れの記念撮影、今回は色々とご馳走様でした。

 琵琶湖大橋にて。齋藤氏とは大橋を渡りきった処でお別れ、私は野洲川河口まで走り野洲川左岸、旧東海道、JR草津線沿いに走りとにかく三重県経由で帰途に就くのですが。既に14時を回っていて、コース次第ですが何れにせよ後100キロ前後の道のりを走らなくてはなりません。輪行袋も持ってきてませんし、適当な野営地もないのですが、まぁ明日も休みですしね。

前日 1日目 2日目前半 2日目後半 おまけ