「風の森」へ

 御所市鴨神 風の森にて

 今日はお昼過ぎまで快晴との予報、asuka号の試運転もかねてのんびりと走る事に。大和高田からR24に沿った旧街道下街道を南下します。南葛城郡忍海(おしみ)村道路元標にて。


 少し寄り道して、最近になって現存が確認された南葛城郡御所町道路元標。解体された前の御所市民会館跡に放置されていますが、フェンスに囲まれていて敷地内に入る事ができません。


 西に水越峠の鞍部を見上げながら南下します。小殿のセブイレの裏からは旧道の雰囲気の残る道が峠まで残っています。
 峠の鞍部でR24と合流、現在「風の森峠」と呼ばれる場所は風の森神社の裏手で、信号を西へ急坂を登ると金剛山を見上げる開けた場所に出ます。(写真は2009年8月23日、南側から)

 近くにある三角点で標高272.4m、大和川水系と紀の川水系の分水嶺になります。葛城古道の南端にあたり、下街道以前の奈良と和歌山を結ぶ主要なルートだったのでしょうね。賀茂氏ルーツの地とか稲作発祥の地とも云われています。
 五條へ下ってオークワでお昼を補給、吉野川沿いに戻るつもりだったのですが、せっかくですので県境を越えてWAKAYAMA800のポイントになっているJR隅田駅経由で一昨日10時に供用されたばかりの恋野橋へ。

 2018年11月に橋台が傾き通行止となり撤去された恋野橋、1年あまりで新しい橋に架け替えが行われましたが、右折レーンに広い歩道とはオーバースペックでは。和歌山県のサイクリングルートにもなっているのでブルーラインも引かれています。
  以前の恋野橋、趣のあるトラス橋がまた一つ姿を消しました、1952年製だったとか。(撮影 2006年11月17日)

 

 恋野橋で紀の川(吉野川)を左岸に渡り県道55号で五條へ。市街をパスして栄山寺橋へ。まもなくここに栄山寺トンネルの坑口がぽっかりと口を開けるのかと。


 県道39号に入って、芝崎河川公園の四阿でお昼にします、予報通り少し曇ってきましたね。ところでクランクアームを170から172.5mmに交換したasuka号、やはり少々違和感が、サドルを少し後ろに動かしてみました。
 千石橋南詰を経て椿橋から壺阪峠の定番ルートで帰ってきました。本日の走行84.5キロ。


asuka号とerbaロードのメンテナンス

 ここ暫くマトモに走れない日が続いています、今年はもう雪遊びの機会もなさそうですし、asuka号のメンテナンスをば。チェーン、プーリーの交換に加えて、クランクアームを170mmから172.5mmに交換する事にしました。
 実はerbaロードのクランクのペダルのネジ穴をなめてしまい、輪行時に一旦外すと正しく締めこむのが少々厄介な状態になっています、そこで以前に某氏から譲って頂いた同じSHIMANO ULTEGRA FC-6503、それが172.5mmなんです、それならasuka号に172.5mmを付けて、外した170mmをerbaロードに付けようとの企て。しかしクランク長170と172.5の差はあるのでしょうかね、S氏はあっさり「そんなん素人には変わらんで」と云われ、V氏には「そらちゃうで」と云われますし、まぁものは試しに、膝を痛めるなんてオチがつくかも。せっかくですからBBも外してハンガー部のグリスアップも、BB-6500はシールドタイプですのでこれ以上はバラせません。
 無事にクランクアームの交換終了、ブレーキシューもウェットな環境に強いM50Tから、効きがしなやかでリムアタックな少ないR50T2に交換、ついでにバーテープ、シフトワイヤー、アウターを交換しました。
 足回りを触ったので少し試運転を、大和川べりを走っていたのですが、坂道も取り入れようと箸中へ、檜原神社の前後の道の舗装工事が始まっています。ここは山の辺の道の一部ですし、東海自然歩道にもなっていますので、自転車には鬱陶しい石畳様にするのかと思っていたのですが、工期が今月13日までとなってますので残り工期からするとカラー舗装かな。気になったのは「農村周遊自転車ルート整備事業」との表示、なんか訳の判らん事をやっているのですね、ググってみると田原本町と広陵町では既に整備されているとか。
 さて帰って次はerbaのメンテナンス、クランクアームの入れ替え他、asuka号とerbaロードの駆動系はリアディレラーとスプロケット以外は共通の6500系なんです。スプロケットは以前間違ってポチった13-25が付いていたのですが、些か辛いので以前から使っていた11-28に換装、asuka号と同様にチェーンとプーリーも交換しますが、チェーンは思い切ってCN-HG53から安いFSCの物を試してみる事に、さすがにasuka号には躊躇いますがね。自分で交換するなら安いものをマメに変えて行く方が良い様な、モノにもよりましょうが、
 タイヤはパナのTOURER 700x26Cが長らくお気に入りだったのですが、コスト面から同じくパナのCLOSER PLUS 700x25Cを一昨年から履いてみたのですが、あまり耐パンク性は良いとは、昨年高野山でサイドカットした折には走行距離が短いので切れた前輪だけ交換してローテーションしてきたのですが、そろそろ交換時期かと。TOURERといきたいところなんですが、コスパが良いと某氏オススメのIRC JETTY PLUS 700X25Cを試してみる事にペアで送料込み3,899円で手に入ったのは魅力です、IRCのタイヤを履くの2004年以来、以後ロードにはパナの25か26をずっと履いてきました。

 その他にブレーキシュー、ワイヤー一式も交換。
 後は「延陽伯」号のギドネット化が残っているのですが、明日の心だ。それより走りに行きたい。

 

 

自転車人生10個目の輪行袋

左から2代目、5代目、6代目、8代目、9代目、10代目

 暮れにやってきたデモンタ用に筒型タイプの輪行袋を新調しました。なんと自転車人生10個目の輪行袋になってしまいました。マルトのRINKO BAG ZDですが探してみるとモノタロウが一番安かったのですが、箱が傷んでいると云う訳あり品で送料込み3,300円で手に入れる事ができました、しかし箱入りの輪行袋って初めてですわ。
 9代目なんと1970~80年代でしょうかSS印ヤングマン輪行袋、非常に状態の良い新品を今年の正月にTさんから頂きました。このサイズの輪行袋、asuka号をヘッド抜き輪行ができる様に改造してから、私も今の処は使い道がないのですが、輪行袋より収納袋が簡易サドルバッグに使えそう。
 8代目は2018年10月の「紀伊半島ツーリング」の折に輪行袋を忘れていって、紀伊田辺で買い求めたオーストリッチの巾着タイプのL-100、それまで使っていた同じくオーストリッチのemu(左から3番目)の縫製があまりに酷くてファスナーの縫い付け部分が次々とほつれてきてファスナーに噛みこむので、輪行の度に買い替え様と思っていた矢先でした。しかしこのemu、同じカラーを使っている人がFacebookにいて、やはりほつれてきているそうでロット不良でしょうね、昨今の中国製品の方がずっとマシと思える品質ですね、収納袋の底も抜けてしまいました。おかげで今はL-100が主力になっています。
 実は2015年に「自転車人生6個目の輪行袋」なる記事を書いたのですが、実はオーストリッチの紫色の前に青色のものを使っていたので、その時点で7個目だった計算に。
 写真は1991年8月に紀勢本線賀田駅にて、R311の全通前で賀田~二木島駅間の一駅だけ輪行した思い出が、輪行には手回り品切符が要った時代ですが、車掌さんに料金だけ払った記憶が。
 さてデモンタ用の筒型輪行袋、本来は小径車用の様ですが、650Aのデモンタもすっぽり被さります。3本のコードで縛る様にできていますが、ファスナーもマチもないのでミシンさえあれば誰でも作れそうな気もしますけど。自転車の一部が出ている輪行は駄目だなんて野暮は云わないでね。


大人の絵本「黎明期の国産ツーリング車」

 タイトルから変な本を想像した人は残念です、2月2日に伊賀上野で行われた「黎明期の国産ツーリング車観賞会」の写真集が出来上がりました。参加車両29台の写真と中出氏のイラスト4枚が掲載されています。当日参加された方にはUG兄氏から既に発送され到着されているかと思いますが、住所の判らない方はお知らせ下さいとの事です。多少の在庫がありますので参加できなかった方もRRCBメンバーの方には有償で配布するとの事です。


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‘Ride with GPS’を使ってみました③

 前回「ルートラボ」で作ったデータを「Ride with GPS」にインポートしたのですが、その中で主にR169を経由した桜井駅~新宮駅のルートを、細かな処まで同じになる様に「Ride with GPS」で作成してみましたら、なんと獲得標高が+5,769m/-5,844mと「ルートラボ」で作ったもの+2,139m/-2,213mと倍以上どころか3倍近く違うのです。
 試しに同じルートを「Strava」で作ってみましたら、こちらは+3,038m/-3,109mとなりました。距離に関しては「ルートラボ」が148.3km、「Strava」が149.3km、「Ride with GPS」は148.6kmと充分に許される誤差の範囲はなのですが、獲得標高の極端な違いはこれをルートの難度の尺度にする人が多いだけにとても許容できるとは云えません。それぞれベースにしている地図データが違い、プロットされているポイント数も違うのである程度の差異は想像していたのですが。

 コースがコースだけに原因は想像できたのですが、判り易い様にそれぞれのデータが「カシミール3D」にインポートしてグラフ表示させてみました、左から「ルートラボ」「Strava」「Ride with GPS」で赤線がそれぞれの標高データで、薄緑の部分が国土地理院の標高データです。このルートは長大トンネルが幾つもあって全行程の一割近くがトンネルで、その部分の道路と地表面の標高差がかなりになります。「ルートラボ」は新鹿路、新伯母峯、不動トンネルにおくとろ道路のトンネル群で道路の標高になる様な処理がされていますが「Ride with GPS」ではほぼ地表面の標高をなぞっています。
 この問題は橋梁でも発生するので、桁高のある伯母谷ループ橋とかでグラフに現れています。寡聞にして「ルートラボ」や一部で補正されている「Strava」ではどの様なデータや処理がなされているのか私には判らないのが。
 さてこれらを今更比較しても仕方がないのですが、やはり道路の標高に沿ったデータや獲得標高がほしいものです。従来から「ルートラボ」で作ったデータを「カシミール3D」や「轍」にインポートして標高値の書き換えを行うと「Ride with GPS」と同様の結果になってしまうのでトンネル部分のポイントを間引いたり、ポイントの標高値を書き換えたりしたりするのですが、前者の方法ではカーブしているトンネルとかでは距離に誤差を発生させてしまいますし、標高値の編集も結構な手間になります。
 ところで「Ride with GPS」にはプロフィールマップ上で標高を編集する機能があります、図は先のルート中の伯母谷道路部分をアップしたもので、大台ヶ原へ登る途中大迫ダムから新伯母峯トンネルの手前、4つのトンネルと伯母谷ループ橋があり、図ではその部分を選択しています。ここで[Flatten elevation]機能を利用して選択部分を平坦化する事ができるのですが、残念ながら現在では有償版の機能となっています。同様に[Add POI][Add to Cuesheet]と云った機能も有償化されています。先年GoogleMapも有償化され二次利用するサービスも相応のコストが発生するので無償サービスだけでは成り立たないのは判るのですが、ある日突然機能が有償化される様ではなかなか手を出しにくいですよね。
 ちなみに「Ride with GPS」の有償版はBasicが$6/月 $50/年、Premiumは$10/月 $80/年と機能が豊富だとは云え決してお安くはないですよね、1週間のお試しもあるので、時間のある時に他の有償機能を試してみようかと。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました①
‘Ride with GPS’を使ってみました②


‘Ride with GPS’を使ってみました②

 「ルートラボ」で作成した主にR169経由で桜井駅から新宮駅までのプランをインポートしたもの、「Ride with GPS」からは[Upload]となります。
 「Ride with GPS」そのものの機能では無いのですが「ルートラボ」のサービス終了が今月末に迫っているので、「ルートラボ」から「Ride with GPS」へのデータのコンバート方法について説明しておきます。現在「ルートラボ」では「マイページ」にログイン後「ルートデータの一括ダウンロード」機能が準備されています、従来から個々のデータをKML,GPX,TCXそれぞれのフォーマットでダウンロードする機能はありましたが「一括ダウンロード」機能で一度にGPXデータとしてダウンロードできます。
 ダウンロードするとデスクトップ上に「route_posted」フォルダが作られ、ZIPファイルで出力されます、但し「ルートラボ」上の名称にはファイル名に使えない文字が含まれている可能性や重複を避けるために、解凍されたGPXファイル名は一意な文字列を自動生成されたものになっています。
 自動生成されたユーザーには無意味なファイル名では困りますので「メモ帳」等のテキストエディタで開き<name>タグとして保存されている元の名称である<name>~</name>の間をコビーしファイル名を変更して下さい。それでも<name>タグに化けて格納されている名称が散見されますので、ここまでの作業は「ルートラボ」のサービスが提供されている内に片付けておいた方が良いでしょう。
 「Ride with GPS」のトップメニューから[Jamp To]→[Upload]と選択するか、左サイドメニューから[Upload]を選んで下さい。ファイルを[UPLOADED]内にドラックするか[Select files]を使って下さい、複数ファイルを同時にアップロードする事も可能です。
 アップロードできたファイルは[Routes]から見る事ができます。「Routes」画面では[Distance][Elevation gain]と云った条件で下の一覧をフィルタリングする事ができます。
 一覧へマウスを持ってゆくと[編集][ピン止め][削除]アイコンが表示されそれぞれの操作が実行でき、地図アイコンをクリックするとサムネイルが、[∨]で地図(右)が表示され、さらに[View Full Details]をクリックする地図が大きく表示されます。
 同様に他のソフトから出力されたGPX, TCX, FIT,  KMLファイルをアップロードする事ができます。なお時間データを持たないファイルは「Ride」ではなく「Route」として格納されます。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました①
‘Ride with GPS’を使ってみました③


‘Ride with GPS’を使ってみました①

 先日の記事「ポストルートラボは…」を受けて、とにかく「ルートラボ」の代替として「Ride with GPS」を使ってみる事にしました。日本語化はされていませんがどうにかなるでしょう、なんならGoogle翻訳を使って首をかしげたり笑ったりしながら操作方法や解説を類推するのもの面白いかと。
 まずは「Ride with GPS」のサイトへ行くとアスリートをターゲットにした「Strava」とは趣の違うツーリストを意識した写真が出迎えてくれるのが嬉しいのですが、何と偶然にもうちのHPと同じWordPressのテーマ「Sydney」を使っているではありませんか、ボタンの色までもオレンジ色。さて初めて利用するにはそのオレンジ色の「Sign Up」から…
 Facebookのアカウントをお持ちでしたらそちらを使用する事もできますが、[Your display name (表示名)]、[Email address (メールアドレス)]、「Email confirmation  (確認用のメールアドレス 先と同じもの)」と任意の[Password (パスワード)]を入力します。[Your display name]は[Ride]を公開すると表示されますので、Facebookアカウントを使用する場合は注意して下さい。
 Log In(ログイン)画面です。「Sign Up」での登録手続きを済ませれば、次からはメニュ-バーの[Log In]からになります。

 ログインすると上のどちらかの画面が表示されます。ログインした直後のこの画面が「Dashboard」になります。「Dashboard」画面の「Stat」やサブメニューの「Calendar」や「Frlends」は日々のトレーニング記録を意識したものですから、ツーリングのルート作成を目的としている者にあまり関係ないですね。できれば[STAT]あたりはたためる様にしてほしいです。

 上端に[Jump To][Find][Route Planner][Ride Reports][Help][Search][Upgrade][とメニューバーが表示され、右端には通知アイコン他があります。
 [Jamp To]をクリックするとプルダウンメニューで[Dashboard][Calendar][Routes][Rides][Analyze][Upload][Friends][More]を選択する事ができます。なお同様のメニューが画面の左側(左サイドメニュー)にも表示されますが、そちらは画面サイズが小さい場合などに折り畳むと見えなくなってしまいます。「Analyze」は有償のプレミアム版での機能になっていますので良く判りませんが、[Upload]ではGPX, TCX, FIT, KMLファイルをインポートする事ができ「ルートラボ」で出力したデータを取り込めます。[Friends]は友達の登録、データを公開する場合に公開範囲としたりできます。
 メニューバーに戻り「Find」では公開されている「Ride」データを様々な条件で検索する事ができる様です。
 「Ride to GPS」の概念として机上で作成した軌跡の様に時間情報を持っていないものを「Route」、GPSのログなど時間情報を持つものは「Ride」と呼びます。「ルートラボ」で作ったでインポートしたデータには時間情報がありませんから「Route」になります。
 メニューバー右端のアイコンをクリックしプルダウンメニュー[Profile][Messages][Settings][Upgrade][Help][Sign Out]から[Settings]を選択すると「Profile」画面「Display Name(表示名)」などを編集する事ができます。

 

 まずは[Settings]で是非やっておきたい事、サイドメニューの[Location]から地図のデフォルトの位置を登録しておけば、地図を開いた時の中心となりますので、地方に暮らす人にとって毎回東京からスタート地点までドラッグするストレスから開放されます。
 [Settings]→[Private Zones]、「轍ONLINE」でルートを公開されている方にはお判りになると思いますが、公開される「Ride」データから「Private Zones」で指定したエリアを見えなくする機能で、走行データを公開しても自宅等の位置を知られない様にできます。なお機能するのは「Ride」データに対してで「Route」データには有効にはならない様です。なお有償版では「自宅」と「職場」「妾宅(^_^)」と云った風に「Private Zones」を複数設定できる様です。
 さて最低限の設定を済ませれば、早速ルートの作成に挑戦。トップメニューの[Route Planner]をクリックすると左の画面が、[Location]が設定されてあれば、その位置を中心に地図が開きます。地図はGoogleMapが標準で[航空写真][RWGPS][OSM][OSM Cycle][OSM Outdoor][Esri topo][USGS Topo][USGS Scans]が一応選択はできます。なんと云っても情報量の豊富な「GoogleMap」が魅力ですが、他の地図に切り替えながら使用する事も可能です。
 ルート作成の基本的な操作は「ルートラボ」とさほど変わりません。[右サイドメニュー]の[Follow Roads]が「ルートラボ」の「道ピタモード」、[Draw Line]が「直線モード」に相当しますが、先の「Location」が設定されていれば左サイドメニューの[Jump to a location]の下にある[Jamp to home]で起点として緑色のアイコンが表示されます。編集は[Add/Remove Control]から行い、既に引かれたラインやポイントを新たなルートへドラッグする事でラインを引き直したり、ライン上にポイントを追加したりする事ができます。ラインを引き始めると起点に緑のアイコンが表示されます。少々判り難いですが地図右下の[Undo][Redo]で一つずつ戻したりする事ができます。
 なお「Route with GPS」を紹介している日本国内のサイトで[Add/Remove Control]モードでポイントをクリックすると、そのポイントが削除できるとあるのですが、私の環境ではその操作ができたりできなかったりします、[Undo]が使えるから取りあえずは間に合うのですが、些か不便です。
 右サイドメニューの[Optimize for:]で[Walking][Cycling][Driving]を選択できる様になっていますが、日本では自転車道のデータが未整備で[Cycling]では殆どの場合エラーになってしまいます。[Walking]と[Driving]を使い分けながらラインを引いて行く事になります。[Avoid Highways]チェックボックスで高速道路の使用可否を、自転車ならチェックですね。
 左サイドメニュー内に[OverView][Options]のタブがありますが、[Options]では距離の単位を選択する[Units]の他に幾つかのチェックボックスがあり、[Auto Center]をONにしておくと、新しいポイントをセットすると地図の中心が移動します、「ルートラボ」ではドラッグ~クリックの繰り返しで尺取虫の様な操作が必要でしたが、次に打ちたいポイントが地図内ならドラッグなしで効率よくルートを引いて行く事ができます。その他キーボードショートカットの一覧があります。
 [OverView]タブに戻り[Line color]でラインの色を変える事ができますが、地図によっては見え難くなる色もあります。残念ながら下のプロフィールマップ(「Ride with GPS」ではどう呼ぶのかな)の色は変わりません。
 GoogleMapを使っている強みは[Jump to a location]で目的地を検索し一気にルートを引いてしまえる点で、一歩一歩ラインを繋いで行く手もありますが、後から経由点を動かして行く手法も使えます。
 ルートができたら左サイドメニューの[Save]でルートを保存、必要に応じ[Title][Description][Visibility]を設定して保存します。なお[Clear Map]で描画中のルートを全て削除します。面白いのは[Reverese Route]、起点終点を入れ替える事ができますので帰りのルートが一発で出来上がり。
 残念ながら右サイドメニューの[Add POI]と[Add to Cuesheet]は有償版のみの機能です。この辺りそのうちに1週間のお試しを使って探ってみようかと。
 以上、私が「ルート作成」のみを目的に適当に使ってみた報告で、英文のマニュアルやヘルプを読み解いて解説している訳ではありませんので、エエ加減な点はご容赦を、明日になったら云っている事が変わっているかも知れません。タイトルが「’Ride with GPS’を使ってみました①」となっていますが②に続くかどうかは如何とも。なお指摘いただける点がありましたらコメントなと頂けると有難いです。

ポストルートラボは…
‘Ride with GPS’を使ってみました②
‘Ride with GPS’を使ってみました③


今月二度目の武装解除と’自撮り’新兵器

橿原市上飛騨町 飛鳥川河畔にて

 「日照り雨」ならぬ「日照り霙」、自転車道の対岸なのですが、いつもと違う道を走ると何か新鮮です。天気も体調も回復する見込みがないので明日からの「南の海へ」キャンプツーリングは止めておく事に。
 せっかく準備を済ませたのですが先々週の山添村に続いて今月二度目の武装解除、暫くキャンプツーリングに行ける様な連休がないのが… 今年の初キャンプはいつになるのでしょうね。
 新兵器と云う程のものでもありませんが、今回はゆとりのある行程でスランプの続いている「自撮り」にトライしようと、外部タイマーを新調(右端)、従来から使っている中華ブランドのJJCの製品なので使っているチップが同じかして機能は全く同じでエツミから出ているのもので、従来から使っているものの数倍の値段がします。少し厚みは増しますがコンパクトになって使い勝手が良さそう、たまたま新品同様の中古がでてきたのでポチった次第。古だお値段が。中華ブランドの。ちなみに真ん中のものはジョグダイヤルになっているのですが、操作性がチープで非常に使い難くおまけに液晶表示も小さくて電池はCR2023で持ちが悪く実用になりませんでした。
 今回のものは従来になかった電源スイッチがついています、電池を入れっぱなし状態でも相当電池が持ちますし、単4×2本ですからいざとなれば私の場合、テールランプの電池を代用する事も可能なのですが、あまり精神衛生上良くはありません、ところがこれが食わせ物でスイッチを切ると設定値も消えてしまいます、せっかくスイッチをに付けたのだからメモリ機能もつけてほしかったと。操作方法は以前と変わりありませんから「自撮りのすゝめ」③をご覧頂ければ。
 ところでこの外部タイマーを使っても、最近のコンデジでも搭載されているタイムラプス機能を使っても撮影できる間隔は短くても1秒、これ以上短い間隔でシャッターを切るにはこのタイマーをバルブモードにしてカメラ側の連写機能を使う手があるのですが、実際のところバッファメモリが一杯になってしまいカメラのスペック通りに行かないのです。想像はしていたのですがメモリカードによって差が結構大きいのですね。クラスにも拠りますし、カメラ側のフォーカスモードに拠っても変わってくるので、具体的に数字を出してどうのこうのと云えないのですが。

 

「南の海へ」の予定なんですが…

 令和の天皇誕生日の連休は走りに行けなかった替わりに次の週末は南紀まで「南の海へ」キャンプツーリングを予定していたのですが… 図は「Ride with GPS」で作ったもの。
 例年の「東西南北の海へ」はロードバイクでのファストラン的な要素があるのですが、今年の「南の海へ」と「北の海へ」はのんびりとキャンプツーリングで行こうかと思っているのですが。

 ここ暫く3日位の周期で天気が崩れているので嫌だなぁと思っていたら案の定、14~15日も山添村へのキャンプツーリングが流れたばかり、はてさて。


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