京奈和自転車道 大和郡山市大師橋付近 続きを読む 走り納め ~京奈和自転車道~
「奈良県」カテゴリーアーカイブ
サイクルトレイン運行社会実験
今日は奈良県の主催する表記のイベントに参加してきました。桜井線の天理駅から和歌山線五条駅まで団体列車を仕立てて往復すると云うもので、事前の申し込みが必要で、参加資格は奈良県在住または県下に就労就学していると云う事なのですが。
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今年最後の東吉野サイク
恒例の今年最後の東吉野サイク、いつもお世話になっている東吉野村の「麦笑」「よしの庵」「月うさぎ」と宇陀の「おごぽご」にカレンダーを届けるのがミッションなのです。ちなみに昨年は12/10、一昨年は12/5でした。
ところで東吉野サイクの定番ルートの芋ヶ峠ですが、台風の被害で10月22日から通行止となっています。状況が判らないので吉野口経由を考えていたのですが、昨夜榛原のS氏から11/26に走った人がいて二輪なら通行可能と云う情報が入ってきたので、とにかく芋ヶ峠へ向う事に。
明日香村側では土砂が流れ込んでいたと思われる部分は撤去が済んだ様で、峠までは全く問題はありませんでしたが、吉野町側、明日香村栢森から4キロ余りの地点で路肩が崩落して四輪の通行は不可能です。工事が始まると自転車も通して貰えない様な状態ですね。
しかし標高500m超の峠前後は雪が舞って、吉野側は霙交じりで寒かった事、些かウェアとシューズの選択を間違えてきた事、後悔しきりです。路面も最後までウェットでしたし、ゴアテックスのMTB用シューズを履いてきても良い状況でしたね。
河原屋のローソンで温かいコーヒーで一息入れて東吉野へ急ぎます、対岸の県道を宮滝まで走り川沿いのR370を走って「オオカミ像」までプッ飛ばして50分、お陰で暖まってきました。
「麦笑」ではカンパーニュ他を買って帰ります。
「よしの庵」では変わりご飯とのセットを温かいお蕎麦でお願いして、今年の食べ納めですので追加で盛り一枚を頼んで満足、来週で今年の営業を終え来年3月までお休みとなるそうです。
いつもの高見山を見上げるポイント、案の定高見山は雲の中です、昨年は青空に冠雪の高見山を見る事ができたのですが。
標高600m超の谷尻(たんじり)まで来ると路肩に雪が残っています。「月うさぎ」も今解けたばかりとの事、番頭さんと来年のキャンプの日程をお話しして一谷峠へ。
宇陀は寒いと云っても一谷峠を下ってくると、多少暖かい様な気もしないでもありません、芳野川沿いを走り小さな峠を越えて「おごぽご」へ、ぜんざいで温まります。女寄峠を下って「4’season」まで往復して本日の走行94.4キロ、外食以外に饅頭2個とチョコレートを補給していますから消費カロリーより摂取カロリーの方が大きかったかな。今年の走行距離累計9,764.1キロ、後236キロどうにか今年も10,000キロには届きそうです。
第15回あすか鍋サイク(後編)
萱生町の休憩所で皆さん思い思いの昼食の後、集合写真を撮って、再びスタートです。


















はやま夫妻、つっちーさんご一家の到着を待って「あすか鍋」の始まりです。
実は翌3日は齢64の私の誕生日なのですが、ある方からちょっとしたサプライズが、恥ずかしいやら照れるやら、でも気に掛けて頂き有難うございます。 「あすか鍋」次は2019年12月、もう平成じゃないのですね。
例に拠って集合写真を含む当日の写真をうちのHPのアルバムにアップしています、[BYCICLE]→[ツーリングの記録]→[2017]と辿って下さい。1920×1280の大きなサイズもダウンロード可能です、参加者の方には再利用して頂いて結構です。なお認証が必要です、ログインは’2017’、パスワードは2017年の「CanCan謹製カレンダー」の裏表紙右下黄色枠内の4桁の数字です。
第15回あすか鍋サイク(前編)
15回目を迎えた「あすか鍋サイク」、最近は隔年開催にしていますので20年の歴史が、今回は遠来の方の事も考えて初めて土曜日開催にしたのですが、意外と振るわず事前にサイク参加を表明していたのが8名(内初参加4名)でした。今回はお馴染みの芋ヶ峠~吉野川河畔~壷阪峠の周回コースが先月の台風禍で使えず、ハイカーの多い山之辺の道をコースに入れているので、あまり大人数でも大変だったのですが。
さて当日、昨日は結構風がきつかったのですが、風もおさまり最高のお天気、集合場所の明日香村岡「めんどや」駐車場には案の定大ちゃんを筆頭に常連3名がドタ参、なんとdendenさんは富田林から自走とかで、総勢11名に。メインはマッドガード付きですが小径車3台にロード1台が加わる構成、残念なのは最近には珍しく女性がいない事、おっとややこしいのが若干1名。
予定通り10時には「めんどや」駐車場を出発、特に案内も解説もないのですが、板蓋宮跡、入鹿の首塚、水落遺跡、大官大寺跡と車の入って来ない小径を継いで北へ、明日香村を後にします。今回は非常にややこしいコース設定ですので、引率が精一杯でなかなか写真を撮る事ができません、バックショット連発。
本日のコースは基本的に平坦なのですが、まずはウォーミングアップに天香久山東麓の「万葉の森」を越えて貰います。
R165を跨いで横大路へ、いわゆる竹内街道、伊勢街道(初瀬街道)に繋がる東西の道です。
天理までのコース前半にはコンビニがないので桜井市街のスーパーに買出しに立ち寄ります。
山之辺の道へは桜井側からですと金屋の石仏、三輪神社を経由して行くのですが、三輪神社から山越えのシングルトラックとなるので、上街道(上ッ道)を卑弥呼所縁の箸墓古墳近くまで北上し桧原神社まで迂回する事にします。
桧原神社への参道は本日最大の激坂、頑張る人もさっさと押す人も、桧原神社からは鳥居越しに二上山を望む事ができます。
山之辺の道の中でも景行天皇陵の手前、三輪山を望む辺りが一番長閑な風景が拡がります。好天の休日ですが思った程にはハイカーの姿は多くない様です。特に自転車の通行を禁止している訳でもなく、地元の人の生活道路でもある訳ですが、行楽シーズンともなるとハイカーが長蛇の列となる事もあります、しかしこの道でウォーキングイベントも些か迷惑な話です。
崇神天皇陵付近、シングルトラックが続きます、歩行者の為に石畳が整備されていて少々走りにくくなりました。
長岳寺ではたかやんさんとすれ違ったり、自転車は引退したと云っているSORAさんが自転車で待ち伏せしていたり、ここから12名に。
中山町では乗車困難な区間が少しあります。
予定では内山永久寺跡の休憩所でお昼にする予定でしたが、萱生町の休憩所が空いていたのでここでお昼にする事に。
(つづく)
※ 一部の写真をsetoさんからお借りしました。
山之辺の道と中ッ道「あすか鍋」下見サイク
週末の「あすか鍋サイク」の下見には先週21日にも行ったのですが、部分部分では良く知った道ですが、明日香村基点で山之辺の道を天理まで北上して中ッ道に沿って戻ってくるなんて周回コースは通して走った事がないので、実際のところ所要時間の積み上げがなかなか読めません、今日は穏かな天気の一日だとの事ですので、再び下見に通して走る事にしました。
ところで集合場所の明日香村「めんどや」駐車場ですが、奥山の三叉路から石舞台に抜けるバイパス路(県道15号桜井明日香吉野線)側から入る事ができます、車の場合は道が広いこちら側からの方が早いかと。岡寺の駐車場前から少し石舞台側に下ると「めんどや」の看板がでています。しかし「この下20m」って、200mの間違いなのか標高差の事なのか。
駐車場はお店の3階部分の裏になります(写真左)、サイクのみの方も遠慮なく使って頂いて良いかと。なお下から来た場合は右の坂道を登る事になります。
時間を合わせて「めんどや」前を10時に出発。板蓋宮跡、入鹿の首塚、水落遺跡を経て北へ向い、明日香村を後にします。正面に見えているのは大和三山の一つ天香久山、三山の中で一番目立ちませんが、今回の中ッ道は天香久山がキーワードになります、しかし最高のお天気ですね。
まずはウォーミングアップがてらに少し登って貰い、天香久山の東側の万葉の森を抜けて行きます。
R165を跨いで横大路(初瀬街道)へ入り東へ、桜井へ向います。
今回のコース、前半にはコンビニの類はありませんので、桜井でスーパーに立ち寄る事もできます。















上ッ道は天理教本部界隈で分断されている様な形になりますが、近世の上街道は西寄りのルートを辿っていたのではないかと想像しています、そのルートと合流して北へ、櫟本で北の横大路と呼ばれる東西の古道と交差します、業平道とも呼ばれるのですが、ここを右折し西へ。
北の横大路は大和川の支流高瀬川に沿ったこの区間では県道192号福住横田線となっていますが、福住より東はR25旧道、横田より西もR25となり法隆寺から王寺へと繋がっています。
県道51号天理環状線との交差点を左折し南へ、これがかつての中ッ道(橘街道)をなぞったルートになります。
天理市喜殿町では中ッ道の遺構が発掘されていますが、現在では断片的にここに南北を結ぶ道があった事を示すものが残るだけです。
井戸堂の山辺御縣神社は中ッ道を考える上で重要なポイントです、万葉集や行幸の史実から裏付けられます。
田園風景の中を真っ直ぐ進む中ッ道は上ッ道や下ッ道とは少し趣が異なるのですが、この様な風景も、ただ全盛期の中ッ道は両側に側溝を持つ幅員18~28mの道だったとか。
この付近では南東から北西に向って流れる大和川ですが、田原本町蔵堂(くらんど)で中ッ道は川縁に突き当たります、ただ大和川と斜めに交差してそのまま対岸へと道が続いているのが見て取れます。時間は15時半そろそろ陽が傾き始めます、
蔵堂の集落を抜けて村屋神社から先は自転車ですら道を辿る事は難しくなります。ただ中ッ道の南北のラインは桜井市と田原本町や橿原市との境界として生きています。ところでこの区間でなぜ中ッ道ルートが失われたか、私の勝手な憶測ですが、大和川と寺川に挟まれたこの区域が度々水害に見舞われ、上ッ道や下ツ道と比べて里道としての必要性が少なく維持できなかったのではと思うのです。この先は耳成駅近くまでは残り時間を踏まえながら迂回ルートを選ぶ事に。ところで中ッ道を南にとると天香久山が真正面に見えるはずなのですが、現在では遮られていたものが中和幹線近くまで来てようやくその事に納得が行きます。
三輪神社の摂社のある中ッ道と横大路との交点、この位置が藤原京の北東端とされています。
16時半、ようやく中ッ道の南端へ、もちろん正面は天香久山、右側は藤原宮跡です。中ッ道が別名橘街道を呼ばれる様に中ッ道は天香久山の西麓を迂回し橘寺へと繋がっています。そして芋ヶ峠を経て吉野へ。
天香久山から望む畝傍山の夕景。
「あすか鍋サイク」下見ポタ
久しぶりに鳥見山へ
今日は行き当たりばったりで走り出し鳥見山公園へ登ってきました。鳥見山公園は桜井市と宇陀市の間にある標高734mの鳥見山の中腹にある公園です。実は桜井市外山(とび)にも同名の鳥見山がありますが、こちらは標高わずか245m、いずれも神武天皇所縁とか共通する伝承があるので、どこかでごっちゃになっているのかも知れません。
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RRCB 大和高原早朝ラン
RRCB(Restoring and Riding Classic Bicycles)の夏の恒例行事「大和高原早朝ラン」に参加してきました。と云っても仕事の都合で針テラス(名阪国道針I.C.)7時の集合にはとても間に合わないのですが、先々週の「ヴィンテージレーサー観賞会」、先週の「奥千丈林道」とRRCBの行事に参加できなかったので、頑張ってコースを逆回りして迎撃、合流する事にしました。ところで「大和高原早朝ラン」いつごろから始まったのでしょうね、真夏の一日朝の涼しいうちに標高のある大和高原の50キロ余りのコースを駆け抜けよう云うものです。昨年は不参加でしたが最近では一昨年に参加させて貰っています。
自宅の桜井市ではなく橿原市内の出先を出発したのが0840、初瀬街道(横大路)を東へ走り長谷寺から<38>桜井都祁線へ、一番の難関が初瀬ダムです。一行は針テラスをスタート、山田から田原と須川ダムの下流、京都府との県境近くまで北上した後、柳生経由で布目ダムまで戻って来るのですが、既に柳生だとか、これはちょっと早すぎ、エイドポイントになっている布目ダムでの冷たいスイカにはありつけそうにありません。
10時半頃には針を通過し小倉から<127>北野吐山線へ、一行はとっくに布目ダムに到着して冷たいスイカを頬張っている様です。このままダムに向かっても途中でトンボ返りになりそうなので、コース上で一番嫌な坂である<80>奈良名張線と合流する北野口で待ち構える事にしました。ところでここからは日本の原風景とも云える素晴らしい山村風景を見下ろす事ができます。
計算通り一行が坂を上がってきました、先頭は明日香村のチネリ怪人vivvaさんです。参加者はドタもあって私を含めると16名との事です、プログレスの三島さんの姿も。(写真右:kiyaさん)
北野口から<127>北野吐山線を折り返します。起点の北野から下深川まで未改良区間が続きます、渓流沿いの木陰が続き真夏でも快適、<25>月瀬針線と広域農道に挟まれて通う車も殆んどありません。
針テラスには丁度お昼前に戻ってきて「王将」へ直行です。「王将」の前にサンジェ、チネリ、デローザ、ロッシンetc.の名車が並びます。
今日は16時から有志が再来週の鈴鹿でのチームTTの練習との事で、昼食後はそれまでの間に山辺高校の近くにある「ミモザガーデン」にスイーツに行く事になりました。並松(なんまつ)池を見下ろすデッキのある素敵なカフェです、私は「なつみかんのかきごおり」を頂きました。(写真左:ショコラさん)
午後2時に「ミモザガーデン」を後にし集合場所の針テラスへ戻りますが、自走の私はここでお別れし帰途に就かさせて頂きましたが、来年はフル参加で。本日の走行59.8キロ。
当日の写真をうちのHPの「ツーリングの記録」にアップしています。[BICYCLE]→[ツーリングの記録]→[2017]とたどって下さい。なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧頂けません。ログインは’2017’、パスワードは「CanCan謹製卓上カレンダー 2017年版」奥付右下の数字です。以前のログイン、パスワードも現時点では使用できます。私の撮影分に関しては参加者の方は再利用して頂いて結構です。
ショコラさんのレポートはこちら
ヘキサ・コレクション(奈良県)
奈良県では100番までの地方主要道はともかく、以降の3桁県道は正式の路線番号案内標識がなく、補助標識があるのみと云う路線が結構あります。 和歌山県なんぞはさすが徳川御三家の末裔、ケチ臭い事はせずにしっかり正規の標識が建っています。 対して「三重乞食」と云われるだけあって、三重県では無駄ものは建てないと云う訳か、ガードレールにシールを貼っただけと云うのが多くて、われわれコレクターには残念なのであります。

