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大隅半島キャンプツーリング2022(2日目)

鹿児島県肝属郡錦江町 神川キャンプ場にて

 志布志行きの航路、今の季節ですと宮崎沖で明るくなり、右舷側では日南海岸から都井岬を望む事ができます。志布志港に着くのは0855ですので、朝食バイキングとか、サイクリストにはゆっくり過ぎる朝を過ごします。

 自転車が下船できるのは乗船とは逆に最後で、そのから参加者が全員揃った処で記念写真を撮ってからのスタートとなります。フロントバッグは西大寺の自転車工房「Delft」製のお揃です。(写真左)

写真提供 : ヴァンズ凸


 志布志港から皆さん思い思いのコースで走り出します。出口さんと角野さんは3年前に私が行けなかった中茶屋公園経由で垂水市へ、「大和川CC」の4人は雄川の滝経由で「財宝」がやっている垂水市の宿へ、「ゆるゆるCC」のこにたんさんは鹿屋市の宿へ、「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」のT君は今時のパッキングとは云えなんと佐多岬でキャンプ。港から一人旅の私は市街に寄り道の必要もないので10時過ぎには志布志を離れ、R220からR448へ、R448へ入ると交通量は少なくなり走り易くなります。ほぼ先頭を走っていたのですが、足の違いで休憩していると次々と抜かされてしまいます、R448を南の方へ行くグループが多い様ですね。
 東串良町に入った処で海岸寄りの防砂林の中の道へ、海側の展望は殆どないのですが車の殆ど来ない道を数キロ走る事ができます。柏原海岸沖の人工島には志布志国家石油備蓄基地があるのですが、タンクは全くと云って良い程見えません。なお柏原海岸には休憩所やキャンプ場があります。


 肝属川河口から支流の姶良川を経て吾平山上陵まで約20キロの県道東串良吾平自転車道線(肝属川河畔自転車道)が通じているのですが、先日の台風で河川敷の区間がご覧の有様、堤防上を河川管理道路が通じているので、そちらを走らせてもらいます。

 自転車道の案内板と分岐とかで路面の案内が幾つかあるのですが、四阿やベンチと云った設備は見かけませんでしたし、日陰が全くないので夏場はちょっと大変かも…


 支流の姶良川べりへと入り前回2019年には端折った「吾平鉄道記念公園」へ立ち寄ります。元の大隅線吾平駅跡地で、かなり傷んでいますがキハ20とヨ8000が保存されています。
 写真は「吾平麓の田の神」九州地方南部の薩摩、大隅、日向の一部には田の神(タノカンサァ)と呼ばれる石像が多く残っていて、年代の特定できたものだけで100以上あり、なかなかユニークな姿のものもあります。
 海岸沿いから川べりと走ってきたのですが、R220を離れてからはコンビニの類は全くありませんでしたので「吾平鉄道記念公園」の近くでファミマに立ち寄り補給、ここを外すと錦江湾側に出るまで補給はできません、自販機も関西の感覚からすると少ない様です。
 自転車道は支流の姶良川沿いに、ここまで来て地元ローディとすれ違います。さらに支流の苫野川沿いの県道561号神之川内之浦線に入り自転車道とはお別れです。ところが県道は途中で通行止、迂回路の標識が判り難く行き過ぎて引き返した上に激坂を登らされる事に。
 今回神川キャンプ場まで神川大滝経由と雄川の滝経由の2つのプランを考えていたのですが、雄川の滝が下流側から滝壺への遊歩道が通行止になっているとの事で神川大滝経由にする事にしたのですが。県道68号鹿屋吾平佐多線から肝属グリーンロードへの道、標高で200m程度の山越えなのですが、4サイドには結構堪える道筋です、10月に入ったとは云え結構暑かったですしね。広域農道の様な肝属グリーンロードと並行する旧道もある様なのですが、ルートファインディング不足で踏み込めませんでした、宿利原農村公園の四阿で一息入れてルートは錦江湾に向かっての下りへ、神川大滝は明朝にでもと端折って神川キャンプ場へ。

 16時過ぎには影絵のモニュメントとかで人気の「神川ビーチ 影絵の祭典」に到着。

 前後して鹿屋泊りのこにたんさん一行と「大和川CC」のHさん一行が神川ビーチに。しかしこにたんさん明るいうちに鹿屋へ戻れるのかなぁ、Hさん一行は宿に18時に入らなければならないのに… この先アップダウンがあるのに、皆さん目一杯走っている様です。
 神川キャンプ場、料金は1人1張で1,500円也、週末とは云え十数張程度で余裕があります、ただ国道と海岸の間で車の音が結構煩いのが、国道を挟んでローソンがありますし、ベンチとかをテーブル代わりできるのでもっと荷物を絞れたかと。錦江湾を挟んで開聞岳がかすかに見えます、写真を撮ったりしながらのんびりテントの設営を。本日の走行57.4キロ。
 一旦休んで23時頃目を覚ましてごそごそしていたのですが日付の変わった 0003 スマホに緊急地震放送が、暫くして揺れが来たのですが、大隅半島東方沖でマグニチュード5.8の地震が、宮崎市では震度5弱だとか、海岸だけに津波の心配が、有線で「おおじしん」と放送が流れます。「津波の心配なし」が出るまで4分間、貴重品と自転車だけで逃げる段取りを考えていましたが、旅先で災害に出遭う事を考えるとぞっとしますね。

※ こにたんさんこと京猫さんのブログ

プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目

大隅半島キャンプツーリング2022(1日目)

大阪南港にて

 好事魔多しとはよく云ったもので、昨夜は仮眠できず。9時過ぎに一旦帰宅、11時には出発するつもりでいたのですが、あれやこれやで出遅れてしまい、どうにか1124に桜井をスタート、大和川に沿ったコースを行きます。

 4サイドで走るのは今年5月の「琵琶湖キャンプツーリング」以来なのですが。キャリアに気になる箇所があり王寺のコーナンでM6のナットを調達し亀の瀬を経て、1336には柏原市役所前へ、大和川右岸を走り続け大阪公立大(元の大阪市大)の手前で左折して市街地へ、南港へはこの先のルート選びが課題です。河川敷を強引に走ればもう少し先まで行けるのですがネェ… 距離の割に時間が掛かります。

 1524 南港大橋の東側歩道を渡ります、自転車で南港島へ渡るにはこれが唯一のルートです。1540 にはトレードセンターに到着、受付には少し時間があるのでさんふらわあターミナルの見えるトレードセンターの海側へ、左側は志布志行き、今日は「きりしま」ですね、右側手前は別府行きです。勤務先から自宅までの分を加えてここまで65.9キロ。

 今回は「ゆるゆるCC」から出口さんと角野さん、面識はなかったのですが「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」から1名、「大和川CC」から4名の参加を聞いていたのですが、なんと「ゆるゆるCC」からこにたんさんとお友達が参加していて、参加者25名の内私を含めて10名が繋がりある方で、前回2019年の事を思うと賑やかな事になりました。乗船は自転車が先になり、甲板のスロープを降りなくてはならないのでSPDシューズをのWORKMANのスリッポンに履き替えておきます、キャンプの時にも重宝します。

 自転車は前回の往路同様にマットを引いた車両甲板に寝かせる事に、車同様出港後は車両甲板には入れませんので、船室に持ち込む荷物をリアの左サイドにまとめてあり、フロントバッグとサイド1つ持って船室階に上がります。今回キャンプ装備は私と「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」のT君だけの様です。

 速攻で浴室に行き南港まで自走の汗を流します。コロナ禍の酷い時期は弁当になった事もあった様ですが、お愉しみのバイキングへ、3年前は2,000円だったのですが現在キャンペーンで1,500円(65歳以上シニア割は1,200円)」となっています、スイーツ類が少し寂しくなった様な気もしないでも。しかし昔程には入らないのですよね、食べた分だけ走らないと思うと余計にです。
 お腹が一杯になったら流石に眠くなってきたので早々に休ませて貰う事に、台風の影響で少し揺れるかなと思ったのですが、さほどでもなかった様です。

※ 一部の写真を出口さんと角野さんが「ゆるゆるCC」の方へアップされたものから拝借しています。

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大隅半島へ船の旅

 この週末は台風襲来で色々と計画が吹き飛ばされて残念な事になりそうですが、先月ご紹介した大阪南港から九州志布志港まで往復タダで連れてって貰える企画「目指せ!自転車の聖地 大隅半島を走ろう!!」、先日「現地1泊プラン」9月30日~10月3日の日程で当選の連絡を受けました、3年前は一部定員割れしていたそうなんですが、今回は「現地1泊プラン」も「弾丸プラン」も定員の25名を上回る応募あったそうで、抽選の結果「ゆるゆるCC」の方から4名応募して2名が、私の聞いた範囲ではFacebookの「自転車キャンプツーリングを愉しむ会」の方で1名、「大和川CC」の方では4名が当選している様です、前回は見知った顔が全くいなかったので往復の船の旅は些か寂しかったのですが、今回は賑やかな事になりそうです。ただ私同様にキャンプツーリングの予定で申し込んでいたタックさんが外れたので現地では前回同様ソロツーリングになりそうです。
 前回の2019年10月は道の駅「すえよし」を回らなくてはならないと云う条件があったので、志布志から半時計回りに旧国鉄志布志線の廃線跡に沿って北上してから錦江湾沿いまで走り、桜島の見える道の駅「たるみず湯っ足り館」でゲリキャンして翌日には同じく一部が自転車道となっている大隅線の廃線跡を辿って志布志港へ戻りました。今回も現地での時間を考えると佐多岬は少々難しいので、飫肥や都井岬を考えてみたのですが、鹿児島県大隅地域振興局に主催して頂いているのにそれはないだろうと、前回見えなかった開聞岳を期待して根占方面へ向かう事にしました。ただ復路は前回同様としても往路はR448でしょうかね、鹿児島県道74号内之浦佐多線なんて魅力的な険道もあるのですが…
 ここからは前回の反省と参加される方には船旅で参考になりそうな点をご紹介… 
 前回志布志港到着後、自転車の下船が最後だったり出発のセレモニーがあった上に志布志駅や志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所に立ち寄ったりしたものですがから、結局志布志を離れたのは11時前になってしまいました、翌日帰りの便に乗り遅れると大変ですので、余裕を持って志布志に戻って来なければなりません、その辺りを考えると「志布志…」は志布志に戻ってきてからにしておけば良かったのですね。
 今回も私は4サイドで行く予定にしています、5月の「琵琶湖キャンプツーリング」で破損してリアのサイド枠がそのままなのですが、ショコラさんの応急処置が完璧なんで、取り敢えずこのまま行こうかと…

  「現地1泊」組は往路と復路で船が変わります、前回は自転車の積載方法が行きと帰りでは違いました、往路はマットの上に寝かせ、復路はバイクラックでした、これは天候によって変わったのかも知れませんが、なお4サイドの私は壁に立て掛けて固定して貰いました。もちろん航行中に車両甲板には入れませんので、船室での1泊や入浴される方は予め荷物を揃えておいた方がが慌てずにすみます。
 前回2019年10月はコロナ禍の前で船内のレストランはバイキング形式だったのですが、その後なにやら弁当になった時期もあった様ですが、今はどうなんでしょ。写真はフェリーさんふらわのプライベートベット、もちろん個々にコンセントがありますので充電等が可能です。
 クリートシューズでなくても重宝したのが、WORKMANのスリッポン、ソールや踵が柔らくて使用しない時はコンパクトになります。それでも今時ロードの人には現地で走る時には余計な荷物ですよね、志布志港にはコインロッカーがあったと記憶しています。なお昨年から部屋に備え付けられていた共用スリッパも廃止されている様です。

 ところで志布志行きのフェリーさんふらわの出港する「大阪南港コスモフェリーターミナル」へのある南港北へは2本の海底トンネルと2本の橋が架かっているのですが、うち3つは自転車(125cc以下の単車や軽車両、歩行者も)が通れないので、ニュートラムかバスで輪行しない限り自走で行くには南側の南港大橋が唯一のルートなんです、私の様に奈良から大和川に沿って行くにはどうって事はないのですが、大阪市の中心部や北部から走られる人には結構遠回りなんですよね、それと南港大橋の西側はとても乗っては登れない写真左のスロープが、ただ東側は写真右の様になっています。写真はいずれも北から南に向かって撮っています。
 さて後2週間、走るコースをあれこれ考えるのも自転車ツーリングの愉しみです。
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「ゆめしま海道」へ (1日目 後半)

岩城島を後に

 小漕港を後に岩城島を反時計回りに走ります、上島町では防波堤アートなるものが行われているのですが、生名島では気付かずに通りすぎてしまい、岩城島では見つけたもの10mあるかないかのものでちょっと物足りなくて残念。

 岩城港から今治港への芸予汽船は7往復/日運航されているのですが、自転車を載せられない便があって、次に利用できるのは1620発、充分過ぎる時間があって「自撮り」の準備もあるのですが、良さげなポイントも見つけられずに14時前には岩城港に着いてしまい、こんな事なら午前中に弓削島を一周しておけば良かったなと考えつつ岩城島を一周して岩城橋まで戻ってきました。

 GoogelMapによると何やら「ゆめしま海道開通記念モニュメント」なるものがあるとの事ですので、岩城橋の下をくぐって海岸線に。

 新しく開通した岩城橋をバッグにモニュメントがありますが、上の2枚の写真の反対側から見ると草むらの中でなんとも殺風景な事になっています。ここには島を巡る県道とは別に岩城港への道が続いていますが何の案内もありません、「しまなみ」や「とびしま」の向こうをはって「ゆめしま海道」と謳っているのですから、この僅かな区間だけでも海岸に沿って自転車道と四阿くらい整備してもバチは当たらないと思いますけどね。将来的にも生口島と橋で繋がり「しまなみ」側からのアクセスが良くなったとしても、今のままでは橋と橋の間の通過されるだけの島になってしまいますよ。

 再び岩城港へ戻ってきました。岩城港務所(岩城観光センター)内には乗船券売り場に待合室、土産物売場、軽食喫茶があり、出発まで過ごす事にし「レモンポーク丼」を頂きます、青いレモンの島がキャッチフレーズに、今治の「焼豚玉子飯」をアレンジしたのでしょうか、しかしキャベツの食感がいけません。

 さて1620発今治行きがやって来ました、ベンチにカメラを置いて安直に「自撮り」を。この芸予汽船は因島土生港から生名島、弓削島、佐島、岩城島、伯方島木浦港、大島友浦港に立ち寄りながら今治港までを1時間10~20分程で結んでいます。運賃は今回の乗船した岩城港~今治港間で1.360円、自転車は区間にかかわらず一律580円ですが、現在上島町への航路へは小さな用紙に必要事項を記入して乗船券と一緒に渡すと自転車の料金が免除されます。自転車は後部デッキに載せられますが、潮を被ったりする事もありますし結構荒っぽいです、フェリーの車両甲板の様にロープで固定してくれるのかと思いきや、たまたまでしょうが倒れない様にペール缶で押さえつけられてました、なお航行中はデッキへは行けません。その割りに乗り場にはクリート付きのシューズで乗船するななんて厳しい事も書いてあります。
 港をでると凄い加速で「ゆめしま海道」を後に、2度目の「ゆめしま」辛口の内容になってしまいましたが、因島が対岸近くだけに造船所のクレーンばかりが目立って、ひなびた感では「とびしま」に及びませんし、御手洗地区の様な見処にも欠けます。今のままではリピーターが来ないでしょうね…
 と云いながら次の機会には因島東岸を走って今回取りこぼした弓削島外回りを走り、佐島の「汐見の家」にでも泊まるのも良いかなと、来春まで「かみじま応援割」をやっているそうですし。緑色は過去に赤色は今回走行コース。

2016年1月に走った大島東岸の険しい道や亀老山を見上げ来島海峡を渡るともう今治港です。港から市街を抜けて今治駅前のゲストハウス「シクロの家」へ。


 「シクロの家」に泊まるのは2016年3月以来、ムラマサ君とは2017年7月の「しまなみキャンプライド」で会っているのですが、その折は今治入りしなかったので。もちろんシャワーがあるのですが、5分程歩けば昔ながらの銭湯「宝来温泉」がありますのでそちらへ。お昼が遅かったのでコンビニでおかずやつまみを買ってきて3人で愉しいプチ宴会。

 他のお客さんもいるのですがミックスドミトリーは私1人の貸しきりでした。本日の走行62.3キロ、気になるのは明日のお天気、愛媛県越智郡の桜井町道路元標と、予讃線で観音寺まで輪行し丸亀琴平観音寺自転車道を走って香川県綾歌郡の岡田村道路元標を経て丸亀駅から帰途に就くだけなのですが…

プロローグ 1日目前半 1日目後半 2日目

「ゆめしま海道」へ (1日目 前半)


弓削島 法王ヶ原

 今日の予定は因島に残る中庄村道路元標へ立ち寄る以外は、尾道から今治まで適当に「しまなみ海道」を走ればと行き当たりばったり、三原に着くまで何にも考えていませんでした、まぁ何度も走っている「しまなみ」ですからね。
 当初単純にR2を尾道へ戻るつもりでいたのですが、よくよく考えると目の前の三原港から因島へは航路があります。因島重井港まで自転車込みで1,290円は決して安いとは思えませんが、0620発の1便に乗れば因島西岸の重井港まで20分ほど、しかし自転車込みで20分で1,290円は高い、なんと因島土生港まで乗れば1,800円にもなります、またせとうちサイクルーズPASSの割引対象航路にもなっていない様です。

 とにかく一度は乗っておくのもと良いかと… 途中佐木島の鷺港に寄港しますが、あっという間に重井港へ。
 向島を飛ばした処で大して見処がある訳でもありませんし、時間に余裕ができたので今年3月に開通した岩城橋を含めて「ゆめしま海道」4島を走り小漕港から生口島の州江港へ渡る事を考えてみました。

 「しまなみ海道」のブルーラインの引かれた広島県道366号西浦三庄田熊線を少し尾道側へ戻り県道367号中庄重井線へ入り内陸部を走るR317へ。御調郡の中庄村道路元標はこざっぱりとした住宅地の中に残っています、通算1117基目。広島県下の道路元標は現在までに7基が確認されているのですが、今まで2007年、2009年、2015年と足を運んでいます、そうは一気に見つからないだけに大変です。
 R317を因島南岸に出ても朝の通勤時間帯で混んでいるだけですので県道120号中庄土生線の大山トンネルを抜けます、下った処の三差路を右に折れると自転車神社として有名な大山神社、そこを左折して少し登ると弓削島へ渡る家老渡(かろうと)フェリーのりばへ行く事が、結局因島は重井港から家老渡港まで内陸部を横断してしまいました。


 出港直前の家老渡港0820発に滑り込み、自転車込みで180円也、せとうちサイクルーズPASSを持っていれば160円で乗船できます、僅か数分の船の旅ですが「ゆましま海道」の佐島と生名(いきな)島の間に架かる生名橋を望む事ができます。
 弓削島の上弓削港に到着、ここはもう愛媛県です、休憩所とかがあるので小休止。弓削島の東岸を回る事も考えてみたのですが、少々険しそうなのでパス。

 2017年7月の「しまなみキャンプライド」の際にキャンプした法王ヶ原へ立ち寄ります。当時は無料のキャンプ場でしたが、現在は一部が決して安くはない有料のキャンプ場となっている以外はキャンプ禁止だとか。
 弓削大橋を渡り佐島へ。いま「ゆめしま海道」と呼ばれているのは愛媛県越智郡上島町の弓削島、佐島、生名島、岩城島の4島を弓削大橋、生名橋と今年3月に開通した岩城橋によって結ばれたルートですが、本土側とは架橋によっては繋がっていない離島です。

 
 佐島には南端までの道にブルーラインが引かれていて終点が「Uターンブルーライン」として知られる様になったのですが。
 佐島の周回コースから別れて片道3キロほど、幾つかアップダウンがありますが、思っていたより楽に着きましたが、思っていたよりしょうもなかったと云うのが正直な処です、「長磯の浜」と云う静かなビーチがあります。
 佐島西岸から見た生名橋。

 今年3月に開通した岩城橋、歩道がない上に桁上も5%の勾配が、GPSの値で56mまで登らされてます。岩城島は周囲30キロ程の島で北岸の小漕港から生口島の州江港へ、南岸の岩城港から今治港までの航路があります。
 岩城橋を渡り北岸の小漕港へ向かいます、1時間に2~3本の便が出ているのですが、1230発が出た後、この間だけ1時間待ちの1330発、お昼休みなんですねぇ。所要5分対岸の生名島が目の前、州江港に渡れば「しまなみ海道」のルート上で今治まで約40キロ、1時間待って今日はやや向かい風、それに左膝の調子がいまいちと意気消沈。初めての岩城島にせっかく来た事ですし、岩城港まで走って1620発の今治港行きで横着するのも良いかな… (後半につづく)

プロローグ 1日目前半 1日目後半 2日目

今回も申し込んでみようかな

 3年前とある企画に乗っかって参加した九州鹿児島は「大隅半島」へのフェリーの旅、今年も同様の企画で「目指せ!自転車の聖地 大隅半島を走ろう!!」があるとの知らせが、なにしろ大阪南港から志布志港まで往復タダで乗せてもらえる美味しいお話ですからね。
 前回は志布志港を出発して1987年に廃線となった旧国鉄志布志線の廃線跡(一部自転車道)に沿って北上してから桜島を望む錦江湾べりまで西進、桜島の見える道の駅でゲリキャンの後、同様に旧大隅線跡に沿って志布志港に戻る現地1泊2日170キロ余りのキャンプツーリングでした。もし参加できたら前回は県道通行止で行けなかった「中茶屋公園」にリベンジしても良いですし、1泊2日で佐多岬は少々厳しいですが、都井岬とか2011年に訪れた飫肥とかを巡っても良いかも。まぁ抽選なんで捕らぬ狸の皮算用ですが、前回は15名の自転車枠に応募が7名で無抽選、今回は25名の募集枠だとか。

四国はやめて信州にします

 暫く連休がとれなかったのですが、27日明けから3連休が取れる事が確実になったので、和歌山港まで紀の川沿いを自走しフェリーで徳島に渡って久しぶりに四国を走ろうかと企んでいたのですが…
 なんと南海フェリー(左の写真は2018年3月)、原油高騰のあおりを食って、自転車を輪行袋に入れずにそのまま載せる場合は燃油調整金1,100円が加算されて、4,000円もかかる事に(さらに4/1からは4,200円だとか)、平常時は合計で3,000円未満だったのが… もちろん輪行袋に入れれば2,200円で乗れるのですが、ロードや小径車ならともかくキャンピングではね。海運業界も大変には違いないのでしょうが、自転車に対して燃油調整金の上乗せは、各社取ったり取らなかったりとまちまち、しかし南海フェリーの設定ははちょっと酷すぎ、暫く徳島は遠いです。しかし四国行きは2019年3月2020年10月2021年2月に続いて4回連続で中止と云う事に。
 キャンプなら往路自走で紀伊半島縦断で南紀も考えてみたのですが、一度ケチが付くと気分的に準備が億劫になってきました。今シーズンの「18きっぷ」の旅は諦めていて、いまからヤフオクで落としている日にちもなかったのですが、たまたま25日に大阪へ出た折に金券ショップで残3回分を8,000円でゲット、キャンプではなく宿利用で往復輪行で信州へ向かう事に。1回分余っても日帰りで使うなり売るなりすれば良い事、ちなみに残2回分って6,900円とかなり割高でした。
 さて走るプランだけは引き出しに一杯あります、今回は松本または塩尻スタートで旧塩尻峠を越えて未収の道路元標を拾いながら伊那路を飯田まで南下(青線)、2日目は伊勢神峠を越えて最近現存が確認された愛知県東加茂郡の阿摺村道路元標を経て名鉄猿投駅まで走る案と(緑線)、飯田から長野愛知静岡三県を跨ぐ県道1号飯田富山佐久間線を飯田線東栄駅まで走る案(茶線)を用意しました。お天気には恵まれそうですがただ何れも100キロ超ルートなのは…
 最近は紙の地形図を持つ事もないのですが、2001年9月に秋葉街道を走った時の五万図「時又」「満島」「佐久間」がすんなり出てきたので持って出掛ける事にしました。


「伊良湖へ」31.8キロでギブアップ

渥美半島伊勢湾側を行く

 先週「東の海へ」で鳥羽まで走った時の思いつきで、伊勢湾フェリーで伊良湖へ渡り渥美半島を走る事にしたのですが… 2010年に一時存続の危機にあった伊勢湾フェリー、過去2001年と2008年に利用しています。2001年9月は2サイドで鳥羽まで自走し乗船、さらに伊良湖から浜松まで都合208.6キロを走り、翌日から秋葉街道を信州はみどり湖まで走っています、まぁまだ40代でしたからね。2008年12月には伊良湖~豊橋他62.9キロをKHSで走っています。その後「御前崎オフ」に自走しようかと企んだ事がありますが実現せず。あと2012年3月に今は今治「シクロの家」のスタッフの日本縦断中のむらまさ君を鳥羽港でお見送りした事があります。そんなこんなで今回は13年ぶり3回目の利用なんです。
 伊良湖へ渡ってからの予定は未収の渥美郡泉村道路元標以外なんの予定もありません、7月末までの近鉄の優待乗車券が2枚あり、1泊も考えて勤務明けの今日出発にしたので、一旦帰宅後に準備をしておいたデモンタを担いで桜井駅 0937 の松阪行に乗車します。ただ西大寺駅での人身事故の影響とかで4分遅れ、伊勢中川での五十鈴川行への接続は僅か1分、それに乗り継げないと鳥羽FT 1210発への乗船ができなくなってしまいます。
 幸い伊勢中川で五十鈴川行が待っていてくれたので無事に乗り継げ、鳥羽で賢島行普通へ。鳥羽駅からフェリーターミナルまで歩いて行けなくもないのですが、次の中之郷駅からだと乗り場は目の前公称?5分の距離です。志摩線の普通電車は見慣れないクリームと緑のツートン、もしやと思って調べたらやはり三重交通志摩線時代の塗装を50周年記念で復活させている様です。小学校の修学旅行が伊勢志摩だったのでその時代の車両をリアルで見ていて写真もあったはず、ただモノクロですし色も記憶にありませんが。当時はまだ近鉄山田線とも繋がっておらず狭軌1,067mm、750V時代の話です。
 中之郷駅はエレベーターがなく無人化されてエスカレーターが停まっているとの情報で輪行袋を担いで昇り降りしなければならないのかと思っていたのですが、下りホームからそのままスロープを使って道路に出る事ができました。
 伊勢湾フェリーは輪行袋に入れた状態ですと徒歩客として片道1,600円で乗船でき、自転車として車や単車と同様に乗船する場合は2,700円になります。徒歩客の乗船開始は出港15分前から、車両甲板への乗船はそれより先の様です。

 南海フェリーとか利用するのは夜行便ばかりだったので昼間の船旅は久しぶり、伊良湖までの所要時間は55分、答志島と菅島の間を抜けて伊勢湾を横切り、右側に「潮騒」の舞台になった神島を間近に見るともう伊良湖です。概ね両港を同時刻に出港するので洋上で鳥羽行きとすれ違います(写真右)、

 1305 伊良湖着、鳥羽は徒歩客用の乗船デッキがあるのですが、伊良湖側にはないので急で狭い階段を車両甲板まで降りなくてはなりません、輪行状態ですとこれが難儀です、ショルダーベルトを目一杯短くしておいても気を付けないと階段にぶつけてしまいます。下船後日陰を見つけて輪行支度を解きます、そこはデモンタですから早いです。ここは「太平洋岸自転車道」の一部となっている渥美サイクリングロード(愛知県道497号田原豊橋自転車道線)の終点になっているのですが、今回はそちらへは向かいません、標高差は100mに満たないのですがこのクソ暑いのに伊良湖岬まで登るのはね。とにかくR259に沿ってまずは泉村道路元標を目指します。
 すぐにR259に入ってしまうのも面白くないので、暫く海岸沿いを行きます、伊良湖岬の右に見えているのは神島ですが、そこは三重県鳥羽市なんです。

 現在では渥美半島の大部分が田原市となっていますが、旧渥美郡泉村道路元標へ、R259の泉郵便局近くの山側の旧道沿いにすぐ見つかりました、都合1,112基目、愛知県では現存を確認されているのは海部郡大治村との北設楽郡園村の2基を残すのみです。
 さてこの後どうしたものか、福江町のスーパーマーケットで涼みながら作戦を練ります。昨夜はあまり眠れなかったのと走り出したのが13時半、判っていた事ですがこの暑さではテンションが上がりません。豊橋、名古屋経由で帰途に就くなら、伊勢湾フェリーを割引のある往復乗船して鳥羽へ戻った方が楽ちん、輪行状態なら往復2,880円、自転車なら4,860円になりますが事前に往復で買っておかなくてはならないのと、最終便は1740はちょっと今の季節早いですね。伊良湖へ戻るなら太平洋岸に出て自転車道で戻るのが良さそうですが。2001年に来た時は自転車道は不案内なよそ者には通して走れる様な状態ではなくR42に逃げてしまいましたが、最近は整備が進んでいるとか。
 とにかく今回は豊橋鉄道の三河田原駅を目指すしかない様です。R259を走ると海側に松林のある旧道が残されている区間があったりして、車も殆ど入って来ないのでなかなか快適です。

 16時過ぎには三河田原駅に到着、この先豊橋に向かっても車が多くなりますし、豊橋鉄道には乗車した事もないので、ここでお開きにする事にします、僅か31.8キロしか走っていないのですが、やはりこの季節に13時半スタートはあきまへん。しかしお洒落で立派な駅です、駅舎の東側に日陰を見つけて輪行支度を、デモンタですから楽は楽なんですが前後輪を連結するカップリングがなかなか上手くつながらないのですよね。黄色いベルトはオリジナルで、片側をループ状にしてあってサドルとトップチューブを縛ってハンドル側と締め付けます。なおサドルバッグをフロントに付け替えています。

 ところで豊橋鉄道ではサイクルトレインが運行されています、100円払えばそのまま載せて貰えるのですが、新豊橋まで行っても、その先がありますんで。基本的に土日休日は終日、平日日中は利用できます、詳しくはこちら
 豊橋~名古屋は「18きっぷ」の機会にJRを利用する事が多いのですが、名鉄の方が安くて早いので今回は名鉄で、混雑する時間帯ですので頑張って先頭車両まで移動したのですが、怖いぐらいに飛ばしますね快速特急、東岡崎を出ると120km/hとは。ただ勝手の判らない名鉄名古屋駅でウロウロさせられましたが…

 どうにか近鉄名古屋駅へ、やはりJRからの乗換えが楽です。話題の「ひのとり」にはもう2回も乗りましたし、大和八木から引き返すのも何なので、次のアーバンライナーに乗車し名張で急行に乗り継ぐ事に。2135 無事に桜井に帰投。31.8キロ/1時間41分走るのにフェリーを除いても6時間以上輪行していたのはね。
 伊勢湾フェリーは事実上「太平洋岸自転車道」の一部になっていて、今回は平日とあってか他のサイクリストは見かけなかったですが、大阪を朝一に出て鳥羽 0930 出港に乗れば伊良湖で夕刻の最終便まで8時間は走ってられます、渥美半島も豊橋の方に行くだけ車が多くなりますし、伊良湖から渥美半島西半分位を周回するのがお勧めかと、1740の最終便も9月から10月ならサンセットクルーズが愉しめるかも、但し前方デッキは別途320円の要る特別室のみですけど。



大隅半島キャンプツーリング(4日目)

 大阪南港到着予定は0850、志布志航路は日曜の朝の到着が両港とも遅く設定されている様で、平日より1時間前後遅くなっています。7時頃にエントランスにでてみると淡路島南岸、丁度沼島沖を通過した処、一昨年秋に走った「南淡路水仙ライン」が手に取る様に望む事ができます、船は生石岬を見ながら紀淡海峡(友ヶ島水道)を抜けて大阪湾へ。
 今回は思いがけなく往復タダでさんふらわあに乗って大隅半島へ連れてって貰える企画のお陰で、贅沢な気分の旅行をさせて貰いました、ただツアーと云っても参加者の多くは単車ばかり、自転車と云っても私以外は2世代は違うだろう今風ローディ達と些か寂しかったのと、現地1泊2日は勿体なかったですね、志布志市そのものには申し訳ないですがさしたる見処にも欠けますし、やはり大隅半島となると錦江湾側へでるか佐多岬方面へ走るとなると自転車の行動範囲では限界があります。さんふらわあも往復や別府や大分航路との組合せで格安プランを提供しているので、再訪のプランを練ってみたい処です、「中茶屋公園」や「あっちん」とか今回の宿題もある事とですしね。
 着岸後、案内に従って車両甲板に降りたのは9時半、下船後は特にセレモニーなどは設定されてはいなかったのですが、揃って下船した自転車組が主催者のLike a Windのスタッフの取材を受けて解散と云う事に。
 さて後はひたすら奈良は桜井への帰途に就くだけなのですが、せっかく大阪まで出てきた事ですし、時間はあるし天気の心配もないしと云う事ですし久しぶりに「ナニ銀」こと「ナニワ銀輪堂」へ寄って行く事に。ただ大阪港咲洲トンネルは自転車が通れないので10キロにも満たない大正区までぐるっと迂回して行かなくてはなりません。
 3日前に渡った南港大橋(写真左)と、更に平林大橋(写真右)を渡ります。
 その上大正区へは木津川大橋が架かっていて歩行者自転車通行不可、ただここには大阪市営木津川渡船があります。
 日曜とあってか大正通も大型車や路駐も少ない様で、11時半には到着、お願い事やら世間話やら、根っこが生えない内に退散します。
 再び大正通を南下して千本松大橋の下の千本松渡船で西成区へ、期せずして大阪渡船巡りに。長居辺りを通って大和川べりへ抜けます「アヴィ・ワン」がなくなって、大阪へ出ても寄り道する処がなくなったのが返す返す残念です。
 行基大橋で大和川べり、少々向かい風が。二上山が、あの向こうが奈良県です。
 14時には柏原市役所前、1425 国道25号で奈良県へ、往きと同じく飛鳥川沿いの自転車道に入り橿原から桜井へ、無事帰投。本日の走行71.6キロ、4日間の走行距離306.2キロとなりました。
 往復の交通費がタダで道の駅でゲリキャンですから、掛かった費用はなんと9,780円也、内訳は食料・飲料4,544円、外食4,266円、入浴350円、お土産660円でした。
 そうそう今回のツーリングで特に役立ったもの、キャンプ仲間で話題になっていたワークマンの踵の踏めるスリッポン、ツーリング直前に買ったのですが、SPD-SLやLOOKヴィンディングでなくとも替えのシューズは欲しいもの、軽くてコンパクト、自転車を押して車両甲板のスロープを駆け降りる時も安心でした。

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大隅半島キャンプツーリング(3日目)

鹿屋市高須町フィットネスバース(国鉄大隅線廃線跡)にて

 今日の予定は鹿屋市まで錦江湾沿いに南下、大隅半島を横断する様に志布志市へ、フェリーターミナルへ16時半~17時にはに戻らなくてはなりません、コース的には国鉄大隅線の廃線跡に沿ったさして勾配のない約75キロのコースです。
 明るくなる前にはテントを撤収してしまったので、キャンプツーリングと銘打っていながらテントの写真がありません、バックに桜島を望む最高のロケーションなのですが、暗い間はずっと雲がかかっていました。道の駅「たるみず湯っ足り館」は国道と錦江湾に挟まれて東西に細長いのですが、西の端にあたるこの場所は駐車スペースとは芝生広場をはさんで離れているために、エンジンをかけたまま休憩する大型車や車中泊の車その騒音も幾分ましかと、国道220号もさすがに夜中は車は少ない様です。
 「国旗日の丸のふるさと」のモニュメントと足湯(10時~日没)。
 道の駅の向かいの「マミーズカフェ」、「あっちん」なるご当地スイーツがお目当てだったのですが、営業時間に間に合いませんでした。せっかく教えて頂いたFさんごめんなさい。

 

 7時には道の駅を後にし国道220号を桜島へ。一応「自撮り」の準備もしてきているのでトライしてみますが、正面に桜島を望むだけの写真ですね。
 大隅半島側の旧道が通行止になったままですので否応無く牛根大橋を渡って桜島側へ、桜島口前後が一番のロケーションですね、ここで「自撮り」するべきだったと。
 海潟のコンビニで補給、北国の様な風除室があるのは火山灰対策なのでしょうね。
 海潟の「ホタル公園」、やはり桜島は手前に錦江湾が写っていないと駄目ですね。
 海潟漁港、高倉健と田中裕子が主演した映画「ホタル」のロケ地だけに桜島を望む最高のロケーションです、漁港なのに「ホタル公園」があるのはそのせい、ただ色々と批判もあったこの映画は好きではないのですがね。
 さらに国道を南下し、垂水市街を過ぎた辺りから国鉄大隅線の廃線跡(写真左)に入ります、大隅線も志布志線同様、国鉄民営化直前の1987年3月に廃止されますが、古江~海潟間は1961年、海潟~国分間が開通したのは1972年で、この時に古江線から大隅線と改称されていますが、僅か15年後の1987年には廃止されている訳です。多くが道路として供用されている廃線跡ですが、見通しが良く信号がなくて交通量が少なくて安全快適なのですが、国道の山側を走っていて錦江湾の展望が今一つなのが。
 余談ですが九州にはチェリオの自販機はありませんが、こちらでは水色の財宝の自販機がリーズナブルなんです。 10時には鹿屋市域に入ります、古江駅跡は古江駅跡記念公園となっています。
 古江では「みなと食堂」が人気だそうで、志布志まで一緒にきたローディとばったり出逢いますが、営業時間が11時からですので、私はパスする事に。
 ミニュチアの様な陸繋砂州に立つ荒平天神(菅原神社)の鳥居、県道を挟んだ四阿は荒平駅跡です。
 高須海水浴場の手前から廃線跡は自転車歩行者専用道「フィットネスバース」となります、こちらも志布志線跡の「マインドロード」と同様、主に地元の人のランニングコースと云う扱いですね。

 錦江湾をバッグに緩やかにカーブしながら登って行く廃線跡を行きます、対岸は薩摩半島ですが、開門岳は見えない様です。

 

 廃線跡らしい雰囲気のある切通しが続きます。

 

 視界が明るく開けると、風景は一変して高原ぽい風景に一変します、標高は100mにも満たないのですが、暫く走ると大隅野里駅跡。

 

 自転車道と一般道に挟まれた一画、製茶工場でしょうか、その前に小さなお店が、地産のお茶の葉を販売している様ですが「抹茶アイス」もある様ですので、休憩がてら寄り道する事に。関西に暮らすものにはピンと来ないのですが、この辺り輝北地方(合併で鹿屋市となった旧輝北町域)はお茶の産地なのだそうです。
 かつての特攻出撃基地であった鹿屋飛行場、現在の海上自衛隊鹿屋航空基地の南端に沿って、自転車道は2キロ余り真っ直ぐに延びています。こちら側を走ると横が自衛隊基地だと気づくものはありません。なお鹿屋航空基地史料館は反対側になります。
 廃線跡は北側へ迂回する様に鹿屋市の中心部へ、鹿屋駅跡が鹿屋市鉄道記念館となっており、キハ20が保存されています。自転車道はさらに続きますが、住宅地の中で車止めが続いて非常に走りにくい事になっていまて、肝属川の支流大姶良川の手前で消える様に終わっています。
 鹿屋市を後には東串良町を経て志布志市へ戻ります、断片的に道路に転用された廃線跡をたどりますが、さしたる見処もなく国道448号から国道220号に戻ります。
 1550 志布志港フェリーターミナルに戻ってきました、本日の走行は88.1キロ。受付は1630からですが、トラブルで乗り遅れたりすると自腹で帰らなくてはなりませんからね、1時間の余裕を持って走ってきました、自転車組の他6名も追々帰ってきました、ロードバイクとは云え2日で260キロ走って佐多岬まで行ったご仁も。さて土曜日の出港時刻は1830、1719に乗船開始です、なお帰りの船は「さんふらわあ さつま」に変わって、自転車は寝かせるのではなくてサイクルスタンドが用意されていました、キャンピングはちょっと無理ですので単車と同じ様に立て掛けて固定し貰いました。大型の長距離フェリーの旅は快適ですが、どうしても乗下船のロスタイムが大きいですね。(つづく)

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