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丹後半島ツーリング(1日目)

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京丹後市久美浜町 小天橋にて
 
20150910b.jpg 桜井駅0543発に乗車、奈良、京都、福知山経由で城崎温泉駅に向かいます。 1本後の0607発でも京都駅0805発に乗り継ぐ事はできるのですが、京都駅の奈良線と山陰本線のホームは両端の位置にあり、まして平日の通勤時間帯に掛かりますから、輪行袋を担いでの移動はかなり大変、ましてこのスジは8両編成の前寄り4両が福知山行き、早く行っておく事に間違いはありません、乗り替え41分は長い様ですが、30分もしないうちに折り返しの列車がホームに入ってきます。
 お天気は概ね晴れ、暫くは青空が見えていたのですが、綾部から福知山にかけては雨、兵庫県に入るとまた晴れていると、せわしないお天気です。
 昨年は初めての丹後半島周回、海岸沿いのアップダウンに恐れをなして、福知山まで輪行し、与謝峠を越え丹後大宮まで57キロ走り1泊、翌朝に間人(たいざ)の手前からR178に入ると云うコースをとったのですが、何の事はないお昼には舟屋で風名な伊根に着いてしまいました。 今回はR178により海沿いの府道も含めて西の端から丹後半島を巡る予定です。
 
20150910c.jpg 1133城崎温泉駅着、早速支度を始めます。 なにしろ取り外しの多いヘッド抜き輪行ですから、部品一つで走れなくなってしまうリスクが、ロード以上に少なくありません。 asuka号はエイドブレーキを付けている関係でブレーキレバー側からブレーキワイヤーを外す事ができませんので、完全にハンドルを分離する事ができずにトップチュープに引っ掛けておくと云う変則的な方法になってしまっています、リアのブレーキワイヤーの処理に一考が必要です。 カンチブレーキの調整に不十分な処があって時間を取られましたが、それでも30分位で無事に出発準備完了です。
 
20150910d.jpg 今日は府県境界を越えて京丹後市の木津温泉で宿を取るつもりです、と云っても最短ルートですと20キロ程の距離しかありません。 時間は充分あります、と云っても温泉巡りをする程の余裕はないのですが、城崎の温泉街を少しポタりながらどこか適当な処で昼食にでもしようかと思っていたのですが。 お天気の方が写真から判る様に晴れたり曇ったり、と云うより晴れたり降ったり、時折夕立の様な雨が降ってきます、雨雲レーダーには全く影が無いのですが。 足湯とかで雨宿りする場所は幾らでもあるのですが、濡れない処に自転車を置いておける食事のできる店が全くと云って良い程に見つかりません。 とにかく問題なく走れそうなので「じゃらん」で木津温泉の宿を取る事にしました、温泉街の方ではありませんが、駅近くのR178沿いでは貴重なコンビニも近い「金平楼」と云う処、入湯税込、「じゃらん」のポイント割引で都合素泊まり4,900円、まぁ温泉ですから良いでしょう。
 
20150910e.jpg 食事はできないままですがお昼の分位の食料は持っていますし、お天気も落ち着いてきたので、14時前に城崎温泉を離れ円山川左岸の県道3号を北上します、距離的には城崎大橋を渡り飯谷峠を越えるのが短いのですが、一応最も外側を走るのが今回のテーマなもので、円山川最下流に架かる港大橋で対岸に渡り府県道11号に入ります(写真左)。 京都府との境の三原峠(写真右)、ここで久美浜湾の北側に出る道が別れていますので、左の小天橋(しょうてんきょう)方面へ。
 
20150910f.jpg 峠を下り久美浜湾を右に見ながら走っていると瀟洒なレストランが、湾の見えるロケーションも良いので、中途半端な時間になってしまいましたが、別に豪華な夕食が待っている訳でもありませんので、ここで遅いお昼を頂く事にします。 席からも抜群のロケーション、スムースジャズとボサノバが流れて、3匹の黒猫のいる空間です。 「ほうれん草とベーコンのパスタ」とパン、スープ、サラダのセットにコーヒーを頂いて1,706円、14時までだと何やらお安い様ですね。 それからロッジ「SEG」の名が示す様にどうやら素泊まりもできる様です。
 
20150910g.jpg 小天橋は日本海と久美浜湾を隔てる砂嘴です。 小さな天橋立と云う事で名付けられたのでしょうね。 一帯は海水浴場になっていますが、もうその人影はありません、台風の波を狙ったサーファーがやってきている様です。 いまだすっきりしないお天気ですが、例によって「自撮り」に挑戦、結構な風なのでストーンバッグが活躍します、陽射しが入るのを暫く待ってみたのですが、なかなかそうは旨くは行きません。
 
20150910h.jpgかれこれ小一時間程頑張ってみたのですが、時間が押してきたので出発し、久美浜湾をぐるっとまわり神野村道路元標へ、ここを訪れたのは2007年3月、その時に印象深かったのは丹後神野駅前から真っ直ぐ伸びる道の先にある桟橋、再び訪れる事にしました。
 木津温泉までは後1駅、R178を避けて海寄りの道を急ぎます。 宿は思っていたより大きな旅館でしたが、シーズンオフの平日とあって静か、自転車は広い玄関に入れさせて貰い、早速温泉に浸かる事にしました、本日の走行33.5キロ、明日は天気に恵まれそうです。
 
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丹後半島ツーリング(前日)

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 今年の夏の「青春18きっぷ」、この機会に行きたい処は幾らでもあるのですが、予定の立たないうちに発売期間は過ぎお天気も思わしくありません。 しかし傘マークもいつまでも続かないだろとヤフオクで1回分をゲットする事にしたのですが、この天気模様だから値崩れするだろうとカレンダーを睨みながら入札をしたりするものの、なかなか相場は下がらない、結局は経費込みで3,140円かけて落札する事に。 そして向かう先は昨年と日程も同じく丹後半島へ、ところがお天気の方は突然発生した台風が本土直撃のコース、最悪は自転車は置いて消化試合と云う事になりそうな気配も。
 
20150909b.jpg ところで肝心の自転車の方はどうなのかと云うと。 すったもんだでヘッド抜き輪行に対応させたasuka号、用意してあった分割式マッドガードに交換しようとすると、分割金具のリベットが新たに付け加えたキャリアのステーに干渉してクリアランスがとれなくなってしまっています。 急遽ブリッジへの取り付け位置をずらした分割式ガードの前半分を作り直す事に(参考:「分割式マッドガードの加工」)、ずらすと云っても範囲には限りがありますので、ブリッジへの固定と取り付け金具を共締めにする事となりました、やり方はスマートでないかも知れませんが、実用上全く問題はないでしょう。 マッドガード本体の突合せ部分を綺麗に仕上げましたので、オリジナルより綺麗に挟まっているかも。
 asuka号での始めてのヘッド抜き輪行ですから、早いスジに乗るために王寺駅や奈良駅まで未明に走っていてぶっつけ本番なんで無茶はようしません、自室でじっくり検討しながら輪行支度を済ませて駅まで担いで行く事にします、それに第一路面はまだ濡れています。 日頃初めて輪行する人にはフレームのキズなんて、一度やったら諦めがつくよ、なんて聞いた風な口を利いていますが、さすがに再塗装後1ヶ月のasuka号、しっかり養生をします。 エイドレバー、ロングケージと色々課題はあるのですが、なんとか輪行袋に収める事ができました。 実際サドルを下げるとKHSで使っている小径車用の「ちび輪」にも収まるのですが、キャラダイスの巨大サドルバッグが入りそうにないのと、袋を畳んだサイズが変わらないので、ロード用の「emu」に入れる事にしました。 しかしこうなると昨年暮れに新調した巨大輪行袋が無駄になってしまいます。
 
20150909c.png ところでお天気の方は、台風は日本海へそれも若狭湾へ抜ける予想、通り過ぎても丹後半島は言葉通りの「余波」を受けるに違いありません。 今回は「18きっぷ」の最終日9/10に使って1泊、翌11日に普通の切符で帰って来ようと云う段取りですから余り遠くへも行けません、尾道へ向かって「しまなみ海道」を走って、虎の子の「えひめ旅行券」で今治に泊まってフェリーで帰ってくる案も視野に入れてみます。 しかし昔は地形図を用意したり色々な情報を集めたりとツーリングの準備はなかなか大変だったのですが、今ではネットとスマホのお陰で電車へ乗り込んでから行き先を決める事だって可能な、便利な時代になったものです。
 
 その後台風は速度を上げ予想より早く日本海に抜け、10日は多少の雨は覚悟が必要かも知れませんが、移動日と腹を括って丹後半島に向かう事にし、雨支度も整えて早めに休む事にしました。
 
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ちょっと奈良盆地ポタ

20150904a.jpg 久しぶりに天気予報から傘マークが消えたので、「延陽伯」号こと片倉シルクグロワール24(1983?)を駆ってポタってきました。 一応の目的は「ならサイクルスタンプラリー」のポイントゲットなのですが。
 
20150904f.jpg 大和川河畔を行きます。 自転車道ではないのですが、見通しの良い川沿いの道が続いています。
 
20150904g.jpg 庵治町でR24を跨いで旧街道の下ッ道に入り北上しますが、京奈和道のインターの完成で途中の風景が変わってしまいましたね。 写真右は「稗田環濠」、奈良盆地に点在する環濠集落の中でも綺麗に濠が整備され保存されています。
 
20150904h.jpg 近くにスタンプラリーのチェックポントである売太(めた)神社がありますので立ち寄って行きます。 少し寄り道して辰市村道路元標へ、長い事旧村役場の建物が廃墟の様に残っていたのですが、久しぶりに来てみると消防団倉庫となり道路元標も再建されていました、どうやらここが安住の地となりそうです。
 
20150904i.jpg 大和郡山市にはあまり来る事がないので、ひさしぶりに「本家菊屋」に寄って「城の口餅」を頂きます(300円)。 お店の佇まいは良いのですが、市役所のまん前とあって、結構前を車が行き交っています。
 
20150904e.png チェックポイントの平城宮跡に寄りたいので奈良市街まで北上してきたのですが、雲行きが怪しくなってきたと思ったら雨がパラパラと、ほんと聞いていないよって感じです。 新大宮のローソンで菓子パンをかじりながら暫し雨宿り。 一応は輪行袋を持ってきてはいるのですが、どうやら通り雨で済みそうなので、おさまった処でチェックポイントの平城宮跡へ向けて再スタート。 その後西大寺から近鉄奈良線沿いに西へ、これが結構アップダウンがあるのですよね。 富雄でTRANSITさんに立ち寄ってバーテープをGETしてさらに西へと。
 
20150904c.jpg 往馬(いこま)大社で奈良盆地エリア10ヶ所を完了です。
 
 
 
 
 
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 生駒からはR168を王寺方面へ走れば良いのですが、交通量がが多いのであまり好きではありません、何を思ったのかR308を富雄側へ越える事に、ここには榁ノ木峠と云う結構エゲつない峠があって、過去に西行きで越えた事はあるのですが、案の定私の脚力と「延陽伯」号の足回りでは登れるはずもなく、きっちり推しが入ってしまいました。
 せっかくですので富雄村道路元標に立寄った後、富雄川右岸沿いに南下すれば自転車道に自然と入りますので、大和八木経由で帰ってきました、走行81.1キロですが結構疲れました。

自在エンド金具の製作

 週末から鬱陶しい天気が続いていますが、こんな時にこそやっておきたい事を片付け様と思うのですが、だらだらしているばかりでなかなか何も片付かないものです。
 
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 近々にも輪行ツーリングをしようと云う話があって、輪行袋を一つお貸ししようと云う約束としたのですが、よくよく考えると輪行袋は幾つもあるのですが、エンド保護金具は使いまわしているので1組しかありません、それも何かの時に不自由なので、マルト製の安いものをポチったのですが、1,118円也。 クイックシャフトがないのは承知の上なのですが、なんと樹脂製なのですね、今風の超軽量ロードバイクならともかく、うちのチョー重たいasuka号には荷が重たそうです。 まぁこれはさておき、花嫁修業中の「延陽伯」号、どこぞへ連れて行ってやろうと思いつつも、私の脚力と彼女の足回りでは、芋峠も西峠もちょっと厳しそうで、国中(くんなか、概ね大和盆地の事)から脱出するのは難しそうです。 そこで輪行してどこぞの旧街道の街並みを散策するものよさそうだと思ってみたものの、よくよく考えると彼女に合うエンド幅120mmのエンド保護金具がないではありませんか、どうやら今は市販もされていない様です。 そこで思い出したのがつっちーさんのブログ記事、長い物を切って継いでやればエエやんかと。
 
20150901c.jpg 手持ちのオーストリッチの金具を120mm幅になる様に切断、ホームセンターで買ってきた金具(100x25mm)で継ぐ訳です。 理由は判りませんがオーストリッチの金具には既に穴があいていますので、それを利用してM6のネジで固定します。 つっちーさんの作例では蝶ナットを利用していますが、準備に怠りさえ無ければ現場で長さを変える必要はない訳ですね、念のために常時携行している5mmのアーレンキーと10mmのスパナで調整できるボルトナットの組み合わせにしておきます。
 
20150901d.jpg 後はつっちーさんのブログにある様に安定を良くするためにゴム足を取り付けてみました。 分厚いゴム板を全面に貼り付けるのも良いかなと思ったのですが、ネジ頭部分を避ける様に加工するのが大変なので今回は見送りました。 シャフトに通すパイプは同様にホームセンターで買った13mmΦのアルミパイプから切り出しました、オリジナルの130mm用は12mmΦ肉厚1.7mmのパイプですが、なぜか12mmΦより13mmΦのパイプの方が安かったもので。 なお入手したのは肉厚1.2mmでした。 9さんのasukaロードが里帰りすれば必要もないのですが、材料があるのでついでに126mm用も作っておきました、だったら135mm用も作ったらて云われそうですが、今の処そう云う予定はありませんので、もしもエンド幅135mmの魅力的なお尻の大きな彼女が現われでもしたらその時考えます。 しかしオーストリッチもすぐ失くしそうな5mm差を埋めるアダプターを付けるなんてケチ臭い事せんと135mmにあったパイプを付けてやればと思いますがね。
 別にマジックインキで書いておいても良いのですが、120,126,130mmと記したテプラを貼っておきました、間違って持って出掛けたなんて嫌ですもんね。
 
20150901f.jpg 出来上がり使用例はこんな感じですね。 強度的には十分でしょう、ジョイントしている金具が内寸ぴったりだと申し分ないのですが。 なおシャフトはオリジナルものは必要以上に長くなりますしあえて使わず、後輪から外して使いまわしています。 余談ですが輪行時に鬱陶しいので前後ともにシャフトは外す事にしています。 たとえ数mmでも邪魔臭くても、輪行は可能な限りコンパクトが鉄則です。
 

 

20150901e.jpg 組み立ては別として、加工に動員した工具はこんなものです、金工用の糸鋸の刃が見つからず、所詮アルミなんで100均で売っているマルチソーとやらで切断しましたが、綺麗に付き合わさる様にヤスリで仕上げる方が手間がかかりました。 ゴム足はナット止めだとジョイントしている金具に当たるのでM4のタップを立てました。 アルミパイプのカットはパイプカッターがあれば楽なもんです、どっかで安く売っていたシロモノなんですが。 さて、せっかく作って出番はいつなんでしょうね。

 

今月も無事に1,000キロ超え

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嵐山八幡木津自転車道 近鉄京都線木津川橋梁にて
 
20150824b.jpg 名馬と云うにはおこがましいですが、無事これ何とかで… 本日の走行105.8キロ、今月も走行1,000キロを超えました。 7ヶ月連続、年間走行距離も9,000キロを超えて、一応の目標10,000キロは目前です。 しかし時間さえあれば10,000キロは誰でも走れますが、鉄人児玉さんの20,000キロは時間だけでは走れないとつくづく感じる今日この頃です。
 

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 そうそうモンベルオンラインのファクトリーアウトレットでサイクルフロントバッグが2,798円で出ていたのをポチっていたのが昨日届いたので、早速asuka号のサドルバッグとしてチョイスしてみました、ホント誂えた様な色です。 フロントバッグとしては開口部が狭いので使い易いとは思えないのですが、3気室に別れていて工具やスペアチューブなどを入れるサドルバッグとして丁度良いかも、輪行袋や三脚を積む時以外はキャラダイスは大き過ぎますからね。
 

asuka号復活です

20150815a.jpg 先月からドッグ入りしていたうちのasuka700cツーリングですが、月曜にフレームを引き取ってきましたので、明日の「野迫川避暑サイク PartⅡ」にはこいつで参加しようと押っ取り刀でパーツを組み付ける事に、バラすにはバラしたものの、はてさて無事に組みあげる事ができるのか心配でしたが、どうにかご覧の様に。
 
 1999年4月以来16年、延べ41,200キロ余り、北は能登半島、東は碓井峠、西は阿蘇まで酷使し続けてきたのですが、6月の末に鈴鹿のあびさん他へろへろ輪のキャンプにドタ参してみようかとと、リアキャリアを取り付けていた処、カンチ台座がちぎれてしまいました。 5月にkoga-miyataロードを潰してしまったばかりなのに災難続き、こやつのカンチ台座は直付けのシロモノ、ビルダーのシクロサロンあすかは親爺さんが倒れてからはフレームビルダーとしては事実上廃業状態ですので、T御大の伝手でエクタープロトン橋口製作所さんに修理をお願いする事にしました。 同じ台座も無いでしょうし、リア両側を交換して貰う事になりますが、火を入れるついでガードクリアランスの点で気に入らなかったシートステーのブリッジも付け直して貰い、再塗装して貰う事にしました。
 
20150815c.jpg 実はこの機会にやっておこうかと思っていた事が他にもありまして、ヘッド抜き輪行への対応。 ずいぶん以前からそう思ってタンゲの輪行用ヘッドパーツを入手してあったのです、ところが橋口さん処でその旨を伝えて元々のヘッドパーツを抜いて貰うと、なんとasuka号はイタリアン規格だったのです、何しろ自転車メカ音痴の私の事、走ってれば良しと云う人間ですからJISだろうとITAだろうとお構いなし、そんな事は露とも考えていなかったのです。
 ヘッド抜き輪行なんて文化はきっと日本だけだろうし、イタリアン規格の輪行用ヘッドなんてこの世にあるのだろうかと、T御大と橋口さんと3人で首を傾げるばかり。 しかし探してみるものですね、世の中にはあるもんです、ベロオレンジが出していました。 さっそく在庫のあった「ナニワ銀輪堂」へ直行です。
 
20150815d.jpg 他にも心配事は無きにしもあらず、長年の酷使に、塗装を剥がしたらシワが入っているよなんて云われたら、もう万事休すです。 そしてasukaのデカール、前回2006年に塗り替えた時には上村塗装に手持ちがあったのですが、さて9年後の今回はどうなんでしょうか。
 修理と再塗装でお盆にはなるだろうかと思っていた処、今月5日に橋口さんから連絡が、どうやらフレームもデカールも問題なしの様です。 早速10日には引き取りに伺い、目の前で件のベロオレンジのヘッドパーツを圧入して貰い引き上げてきました。 再塗装はこれで3度目ですが、ずっと黄色がトレードマークだったasuka号ですが、今度はオレンジ色にして貰いました、想像していたよりちょっと派手な仕上がりに当惑気味、もう少し渋くても良かったかな。 別に阪神ファンから巨人ファンに成り下がった訳でありませんので、念のため。
 
20150815e.jpg さて部品を組み付け、シートピラーを入れ様としますが、なかなか入りません、もちろん塗装を綺麗に剥がしペーパーで磨いてグリスを入れた結果です。 シートピラー径は27.0mm、火を入れた事で多少の歪が出たのかも知れません、リーマーなんて結構なものは持っていませんし、近所にそれをして貰える処があれば苦労もしません。 力任せに押し込んだら抜き差しならなくなる事は目に見えていますし、さりとて細い径のピラーを買うにしても寸法はいか程のものか。 ネットでぼやいていると skuram氏から26.4mmと26.6mmならお古の手持ちがあるよとの事。 リアのアウター受けも痛んでいる事ですし「ナニワ銀輪堂」へお邪魔した後、神戸は六甲道まで拝借しに伺う事に、今日は夕方からシーサイドポタ企画もあったので、久しぶりにsantaさんにお目にかかる事もできました。
 
20150815f.jpg シートピラーの方はさすがに26.6mmがすんなり収まりました、かなりキツく締め込めたので26.6mmでは細すぎるのかも知れません、馴染んで緩くなってくるかも知れません、それに交換したアウター受けも挟んでしまっています。 その後輪童さんからも26.8mmがあるよとの事ですので、一度試させて貰う事にしましょう、途中とんでもない失敗(写真右)をやらかしたりしましたが、なんとか無事に組み上げる事ができました。
 

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 さすがにこのまま明日、野迫川の山中に持ち込む度胸はありませんので、マッドガード無しの状態で、明日香村界隈を栢森まで30数キロ走ってきました、クランクが緩む様な事もなく、サドルが沈む事もなく、フロントディレーラーの調整が必要だなと思う位で帰ってきました。 前回の再塗装では黄色に乗せる黒色がなかったからなんでしょうか「factory shop ASUKA R-165 nara japan」とビルダーの松村さんのサインも復活しています。 さあ明日までに頑張ってガードの取り付けです。
 カンチ台座破断以来、多くの皆さんからアドバイスやご尽力を頂き感謝しております、無事にasuka号復活です、あとはちょっとハンドル回りに手を入れてみようかとは思っているのですが、今後ともツーリングの折などにお目にかかる事もあると思いますので、その時はよろしくお願い致します。
 

高野~野迫川避暑サイク

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奈良/和歌山県道<732>五條阪本線
 
20150809c.jpg連日の猛暑の中、涼を求めて、高野山から野迫川村を走ろうと云うsyokoraさんの企画に参加してきました。
 南海電車の高野山駅へ0811集合、参加者は15名、3名は麓から自走、残り12名は輪行で向かいますが、一度に12名もが乗り込みますと顰蹙の輩ですので、可能な限り分散して乗る事にします。 私は未明に桜井を出発し、南海高野線学文路(かむろ)駅0624に乗車する事に。 たまたま同じく先行のダイバーてっちゃんと乗り合わせます、さすがにこのスジだと乗客は4名です。 待ち合わせの1時間前には高野山駅に到着、朝の爽やかな空気の中、輪行支度を解きます。
 
20150809d.jpg上がってくるケーブルカー毎に何人かが到着、高野山駅も昨年の高野山開基1200年を機会にリニューアルされ、エレベーターなども設置され便利になりました。 0811着のケーブルで京都組も到着して輪行組も揃いました。
 
 
 
 
20150809f.jpg全員の準備もできた様でそろそろ出発です。 こうや君と並んで2ショット、御歳82歳の鉄人児玉さんは孫娘の様なお二人に囲まれてご満悦。
 

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今回は変則的な現地集合になるので、GPS機能付きスマホを持っている方には「スマココ」と云うアプリを入れて貰い、お互いに現在位置が判るようにしてみました。 高野山駅の位置は自走組には方向的には戻る形になるのですが、これでお互いロスなく高野山大門に全員集合する事ができました。 例年の「月うさぎキャンプ」などの現地集合の集まりの時など、キャンプ装備で走ってくる皆さんの到着時間が気になる処ですが、これが役立つかも知れません。
 なお、左の画像は当日のものではありません。

 

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高野山駅をスタートし大門で自走組3名と合流し、全員で集合写真を、結構車が通るのでセルフタイマーでの撮影もなかなか大変です、3連写を2回でどうにかOK。 今では高野山にもファミマがあるんです、ここでお昼の食料を仕込みます。
 折角の高野山ですから何人かが奥の院へお参りに、私を始め何人かはのんびりとベンチで過ごす事にします、しかし高野山の気温は何と26℃、自宅のクーラーの設定温度より低いのであります。 (左下の奥の院の写真はsyokoraさんからお借りしました。 )
 
20150809h.jpgいよいよサイクリング本番のスタート、今日のコースリーダーであるsyokoraさんを先頭に、ちょっとキツいですが摩尼トンネルの手前から桜峠への道へ入ります。
 
20150809i.jpg連日の猛暑とは云え、標高1,000mの木蔭の道は快適です。 桜峠を登りきると天狗木峠へと緩やかに登って行きます。
 
20150809j.jpg天狗木峠から<53>高野天川線を野迫川村役場方向へ行くと、吉野大峯の山々を見渡せる絶景ポイントが待っています。
 
20150809k.jpgさらに高野辻の三叉路まで下ります。 実はこの先<53>高野天川線は野川上までの間通行止との情報があり、<734>高野辻堂線と平川釜落林道を迂回して再び<53<高野天川線に戻る予定だったのですが、高野辻まで来てみると地元の車が上がってきますので、尋ねてみると、とにかく今日は工事はやってなくて通行は可能だとの事、当然そちらを下る事になります、野川上まで隘路ですが300m程のダウンヒル、その先は広くなって快走ルートです。
 
20150809l.jpg柞原の野川弁財天まで下り、弁天さんの裏にある、ステージの様なウッドデッキでお昼にします。
 
20150809m.jpgお昼の後は近くの「高野豆腐伝承館」でアイスクリームやお豆腐、揚げたてのあつあげを頂きます、何と云う組み合わせ。 (写真左はUG兄さんからお借りしました。 )
 
20150809n.jpg紀和トンネルまで登り野迫川村を後にして再び和歌山県高野町へ。
 
20150809o.jpg今井峠から筒香への下り、路面の悪い事は重々承知なんですが、案の定犠牲者が2人ばかり。 鄙びた風景の筒香の村の中の走り、富貴から深い谷を見下ろすダウンヒルです、ただ下ってきた下界の暑かった事と云ったら。
 <732>阪本五條線を火打口まで下ってきた処で、橋本へ戻る皆さんとお別れして、自走で桜井を目指す事にしますが、夕立を警戒して早めに下ってきたのが災いしたのか、まだまだ暑い中を走る事になってしまいましたので、五條で一息入れたりしながら吉野川河畔の道を遡上してのんびりと帰途に就きました。 本日の走行126.6キロ、高野山への登りは輪行だったものの、5月に自走で往復した時よりくたびれましたが、来週は野迫川村のさらに奥へ行こうという計画なんです。
 

 
 

20150809y.jpg 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます、参加者の方は再利用して頂いて結構です。 なお認証が必要です、パスワードをご存知でないとご覧になれませんのであしからずご了承下さい。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。

今月の月例「東吉野サイク」は

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お気に入りの染谷峠を行きます。
 

毎月の様に走っている吉野~東吉野~宇陀の周回コース、今月は今週末に行く事にしたので、NちゃんとSさんに声を掛けてみたら、お二人とも来て頂ける事になってしまいました。 両手に華と云うよりも、それぞれ乗鞍ヒルクライムにGF吉野ロング経験者ですから、まぁこちらが軽く揉んで頂くと云う事で(^_^;)

 
20150802a.jpg橿原神宮前駅まで輪行で来るNちゃんをお迎えに行き、奈良から自走のSさんと待ち合わせの明日香村石舞台へ、待ち合わせ場所の行き違いで少しスタートが遅れましたので、芋峠への道を急ぎます。 案の定Sさんには置いて行かれましたよ。
 
20150802b.jpgいつもの様に吉野町河原屋のローソンに立ち寄った後、対岸の県道を走り宮滝で再び国道へ入り、高見川に沿った県道で東吉野村へ、御馴染みのポイントでお二人にはやらせ写真に出て貰います。
 
 

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吊り橋ではないのですが、Sさんはちょっと駄目な様で、そこは百戦錬磨ののNちゃんが果敢に。
 
 
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東吉野と云えばもう定番です、木津(こつ)川の手打ち蕎麦「よしの庵」でお昼を頂きます。 今日の変わりご飯とのセットには目にも涼しい「夏野菜のゼリーよせ」が点いていました。
 
20150802e.jpg高見山を見上げるいつもの定点観測ポイントで、そしてヒゲ爺は少し散髪して貰った様です、東吉野とは云えさすがに暑いですもんね。
 
20150802f.jpg谷尻(たんじり)の古民家カフェ「月うさぎ」も何やら三日月ログの組み立てで何やら忙しそう、その上雑誌の取材とかで番頭さんも忙しそうです。 しかし標高600m超の「月うさぎ」は涼しいです、お湿り程度ですが少し雨が降ってきました。
 
20150802h.jpg「月うさぎ」の後は一谷峠を越えて菟田野へ下る事が多いのですが、今日は染谷峠を越えて室生へ向かう事に、その前に滝野で「投石(なげし)の滝」へ、少し判りにくいかも知れませんが白馬寺の境内を抜けて行くとすぐで、自転車も押して行けます。 今日はT御大もmillonさんもいませんので泳いだりする人はいませんよ。
 
 
 
 
 
 
 
20150802j.jpgシクロツーリスト誌の峠特集でも紹介させて頂いた染谷峠への道です、南側は峠近くはなだらかで良く手入れされた明るい杉林の中の道が続きます。 午後の陽射しが射し込むこの季節この時間が最高ですね。 ネタ切れの「CanCan謹製カレンダー」に使える写真も撮れた様な
 峠を越えると旧室生村(現宇陀市)、旧R369へ下って大内峠を下り栂坂バイパスを跨いで再び県道<28>吉野室生寺針線となり室生寺に向かって長いダウンヒルです。 タイミングが良いと云うのか龍穴神社の手前で再び雨が、今度は本降りです、神社前で暫し雨宿りしNちゃんはこのまま県道で室生口大野駅から輪行で帰途に就く事に、私とSさんはやまなみロードの室生トンネルが目の前ですので、雨の中先に出発させて貰います。
 室生トンネルを抜けると雨は全くと云って良い程降っていません、滝谷の集落を抜けて菖蒲園から三本松へ出て旧街道の阿保越伊勢街道を海老坂峠へ、更に登って行くといつもの私設展望台の手前で再び雨が、その上今度は雷まで、展望台の屋根の下に逃げ込みます。
暫く雨雲レーダーを見ながらこの先のルートを思案します、30分程でしょうか足止めを食らい、雨雲レーダーにはまで山添村あたりに強い雨雲が暫く居座る様ですが、北西の空が明るくなってきたので、鳥が飛び立ち蝉が再び鳴きだしたのを合図に再出発です、便利な世の中になりましたが、最後は長年の勘です。 向淵(むこうじ)の集落へ出る頃には西日に輝く雨上がりの風景が見事に輝いていました。
 Sさんを旧R25を越えた辺りまでお送りし、ここから先は県道80号を練習コースにしている彼女の縄張りみたいなものです、お見送りして桜井へと帰途に就きました、本日の走行129.3キロ、三山木まで自走しているNちゃんを含めて三人三様に100キロ超えをした一日でした。


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青山~美杉~御杖 避暑サイク

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高座峠にて(Microsoft Image Composite Editorを使用)
 
昨日、近鉄賢島駅まであと僅かの処を走っていたらスマホに着信が、UG兄氏が明日どこかへ走りに行こうとのお達し、既に走行距離は170キロを越え、明日は休足日だよと終盤のアップダウンを飛ばしまくって、本日売りつくしでお疲れ気味、なのに断れない浅はかさ。 どこか適当なところまで積んで行って貰って適当な距離を周回ならばと、では涼しいところをと云う事でコースを一任され、とりあえず名張市の比奈知ダムへデポして青山高原方面へ走りに行こうと云う事にして、T御大にも声を掛けて3人で走る事になったのですが。
 普通電車の乗り継ぎで桜井へたどり着いたのは23時前、輪行支度をほどいて風呂に入って速攻で寝て、3時過ぎには起き出してコースファインディング、ところが三重県の道路情報を見ているとあちこちで通行止の情報が、それを避けながらコースを練っていると周回75キロ程になってしまいました。
 
20150725e.jpg隣町のT御大宅へ7時集合と云う事なのですが、せっかくですので早めにでて蓮が見ごろの藤原京へ寄って行きます。 早朝とは云え休日とあって結構な人です。
 
 
 
 
20150725f.jpg早速トランポのハイエースに自転車を積み込みます。 私は9さんのasukaロード、T御大はセンチュリオン、UG兄氏はHRモーリスです。
 
 
 
 
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デポ地の比奈知ダムを出発し少し下って三重県道<691>名張青山線に入ります。 今では伊賀コリドールロードと云う広域農道ができていて、この道を通う車は少なくなり、ずいぶんと道も荒れていますが、涼しげな木蔭の続く雰囲気の良い道です、取り付きはきついのですが、高座峠と云う名の峠を緩やかに越えて行きます。 峠を越えると昔は青山町だったのですが、今では伊賀市となっているので妙な感じです。 <29>松阪青山線に出て少し下り再び<691>となって種生集落へ、ここは吉田兼好所縁の地で兼好塚と云うのがあって、少し入ってみたのですが結構登らさせられそうなので引き返してしまい、涼しげな神社の境内で一休みする事に。
 
20150725h.jpg今度は<39>美杉青山線に入ります、結局は木津川の源流部にあたる名張川、前深瀬川、川上川の谷を跨いで走っている事になるのですが、<39>はメナード青山と云うリゾート地に向かうメインルートなのでやや車が多いです。
 
20150725i.jpg一応おにぎりとかの携行食は持ってきたのですが、メナード青山の案内所の隣にある「霧生そば」と云う蕎麦屋に入る事に、開田高原産の蕎麦が売りな様で、お蕎麦そのものは悪くはなかったのですが、冷たい山菜おろしを頼んだものの、結構なお値段の割には具がしょぼかった様な。 後で聞いた情報では案内所をはさんだ隣の「熊笹ラーメン」がいけるとか、標高500m超えとは云えこの炎天下でラーメンはちょっとね。 なお道路沿いに自動販売機の類はありません、ホテルの中と美杉側に少し下った処のテニスコートで見かけました。 で布引峠でお決まりの記念写真をば。
 当初ここから<755>老ヶ野古田青山線で桜峠を経由して伊勢奥津方面へ向かいたかったのですが、通行止とされているだけで状況が判りません、昔何度か通った事があるのですが、かなりデンジャラスなロケーション、県道と云うより林道。 今日は避けて<39>を家城へ下ります、標高差400m程のダウンヒルは快適なのですが、家城まで下ってくると標高が無いだけに暑い事と云ったら。
 
20150725m.jpg家城からは雲出川とJR名松線に沿って<15>久居美杉線を走ります、斜度は知れているのですが、昨日からの疲れかだんだんお2人さんには付いて行くのが辛くなってきます。 ところで名松線は2009年の台風禍で家城以南が不通となり、紆余曲折を経て来春運行再開と云う事であちこちで復旧工事が続いています。
 
20150725j.jpgようやくR368との交差点にたどり着いて伊勢本街道に入ります、奥津宿の中の風情のある道を辿って、名松線の終着駅伊勢奥津駅へ、綺麗な駅舎は開放されていますが、ホームや蔦のからまるSL時代の給水塔の方へはは入れません。 しかしここまで登って来るとやはり涼しいです。
 
20150725k.jpg駅から少し西に行くと奥津宿休み処「かわせみ庵」と云う古民家を利用したミニ道の駅みたいなのがあります、冷たいお茶をサービスして頂いたのですが、お菓子やパックに入れたかやくご飯とかもあって、縁側のある和室で食べて行けるようです。 「みょうが餅」と云うのがあったので買って帰ったのですが、中は普通のかしわ餅なのですが、つつんでいるミョウガの葉の香りがなんとも、アホになりそう。
 ここからデポ地の比奈知ダムへ戻るには県境を跨いでさらに鎌広峠(465m)を越えて行かなければなりません、極力涼しげな旧道を縫って行くのですが、最後は置いて行かれましたよ。
 
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道の駅「伊勢本街道御杖」に着くと何やらおふたりはピナレロに乗ったローディと歓談中、名張の方だそうです。 ところで道の駅「伊勢本街道御杖」は「ならサイクルスタンプラリー」のポイントですから1個GET、いずれ曽爾高原と一緒に回るつもりだったのですが。
 ここまで来れば後はR368を下るだけ、途中からダムサイトの対岸路が通る事ができてトンネルを通らずに天端道路を走ってパーキングへ。
 T御大宅までの自走を含めて本日の走行86.1キロ、健脚のおふたりと一緒で疲れましたが、明日は「大和高原早朝ラン」です。 最後の写真は道の駅から比奈知ダムまでご一緒して頂いたロードの方に撮って頂きました。
 
 
 集合写真を含む写真をうちのHPにアップしています。 [BYCYCLE]→[ツーリングの記録]→[2015]と辿って下さい、大きなサイズの画像もダウンロードできます。 今回はG2を持っていったのですが、正直云ってロクな写真がありませんので、おふたりの写真にお世話になりました。 ログイン名は’pal’、パスワードはうちのFAX番号下4桁です、CanCan謹製カレンダー等でご確認下さい。

無駄にしないゾ「伊勢志摩ツーリング」

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剣峠からの展望(Microsoft Image Composite Editorを使用)
 
 先日、有効期限が残り僅かだと云う事に気がついた近鉄の「株主優待乗車券」、春に名古屋方面からの帰途に利用しようと金券ショップで1,400円で買ったものなんですが、計画が変更になって使わず仕舞いになっていたのです。 貧乏性な性格なものでどうにも使わず仕舞いで無駄にしてしまうと云う事ができません、1,400円の元を取ろうとすると桜井からだと伊勢若松か五十鈴川より先に行かなくてはなりません、伊勢市でも1,380円ですから20円損する計算なのです。 そこで取り敢えず伊勢までは走る事にして、調子が良ければその先へ行ってみようと云う事にしました。
 伊勢志摩へは2月4日に「ツールド紀伊」のスタンプラリーで走っていったのですが、「ツールド紀伊」も今年は奈良県だけのスタンプラリーになってしまったので、特にそちらへ行く目的もないのですがとにかく伊勢南街道と云われる和歌山街道と和歌山別街道をできる限りなぞってみようと。 前回は冬場と云う事もあって6時に出発して伊勢の「おかげ横丁」にたどり着いたのは17時過ぎ、「伊勢うどん」も「赤福」もお店は仕舞いかけで、名物にはありつけずにコンビニのおにぎりで虫養いをして帰ってきたので、今度こそは15時までには着きたいと4時過ぎにに桜井を出発しました。
 
20150724b.jpgR165西峠を越えて宇陀市へ、いつもの芳野川沿いのルートをとってR166で佐倉峠を越えて東吉野村へ、新木津トンネルを抜けるといつもの定点観測地点です。 時刻は6時半、いつもとは赴きの違う高見山の姿です。
 
 
20150724c.jpg2,470mの高見トンネルを抜けて高見ループを見下ろすいつものポイントで休憩を入れます。 600m近い標高の朝は日向でも涼しい位です。
 
 
 
 
20150724g.jpg今日はできるだけ早く伊勢に着きたいのですが、やはり旧道と脇道巡りは外せません。 まずは波瀬の集落(左上)、極端に遠回りになる区間は端折っりましたが現R166を縫うように走る旧道を選んで行きます、そして忘れてはならない和歌山街道の名所珍布(めずらし)峠へ(左下)。
 
20150724d.jpg珍布峠、今日は朝もやと岩盤をひたたり落ちる水が印象的です。
 
 
 
 
 
 
20150724e.jpg櫛田川の対岸の県道を走ったりしながらR368桜峠に入ります、ここから和歌山別街道となります、旧街道をトレースして行くのがなかなか厄介なのと、標高も下がりそろそろ陽が高くなってきて暑くなってきます。
 丹生大師の向かいの「ふれあいの館」と云う道の駅の様な処でアイスでも買おうかなと入ったのですが、食事のできる店が開いていたので、少し早いですがお昼にする事に、日替わりで賄いが変わるお店で今日は洋食、パスタがメインのランチメニュー(800円)を戴く事にします。
 丹生から先は小さな山越えがあったりして玉城へ、田丸町道路元標に立ち寄ったりしながらも、暫くは我慢の走行が続きます。
 
20150724f.jpg13時20分、伊勢内宮「おかげ横丁」は「赤福本店」に到着、さすがにお伊勢さん、平日でも満員です、当然「赤福氷」(520円)、観光地の有名店としてはなかなかリーズナブルな価格だと思いますよ。
 ここまで約120キロ、時刻もまだ14時、「赤福氷」ですっかり元気を取り戻して、剣峠を越えて賢島は充分に射程範囲です、幸いお天気も少し曇ってきてくれた様ですので、とにかく剣峠へ向かう事にします。
 
20150724h.jpg内宮へお参り、自転車連れですので、ここで失礼します。 宇治橋の前で礼をされている方は関係ありませんので、あしからず。
 
 
 
 
 
20150724i.jpg剣峠は両方向から何度か越えていますが、標高こそ知れているものの素晴らしい雰囲気の道です、峠直下のつづら折れが始まるまで五十鈴川沿いにアップダウンのある1.5車線路が続きます、地方主要道ながら伊勢市側はガードレールが殆どないと云うのが。 峠の切り通しを抜けると駐車スペースと剣峠のモニュメントが、そして五ヶ所湾の展望。
 五ヶ所へ下り、遠回りですが海岸沿いに浜島経由で賢島まで行くのが机上でのプラン、海岸沿いに結構なアップダウンがありますが、いくらでもショートカットするコースが考えられますので、気楽に行きます。
 
20150724j.jpg曇り気味とあって展望は今一つですが、五ヶ所湾やあご湾を望みながら、磯笛峠展望台を回って、浜島の旅館街を抜けひたすら走ります。 真っ直ぐ行けば鵜方駅が目の前なのですが、帰りは優待券ですしここまで来たのですから終点の賢島駅まで行っても変わりません、大橋と云う程でもない賢島大橋を渡って18時40分賢島駅へ到着、走行176.6キロ。
 失敗したのは輪行支度を済ませてから駅構内の「駅ファミ」で何か買おうと思っていたのですが、何とここの「駅ファミ」は19時で閉店、結局は携行食にしていた大福餅の残り1個だけで桜井まで帰ってきました。 ちなみに宇治山田、伊勢中川のホームの「駅ファミ」は20時までした。 たまには缶ビールにつまみも良いかなと思ったのに、残念。


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