奈良県高市郡明日香村栢森にて
ほんと何度も云ってますが、天気予報に翻弄されている9月です。 昨日も東吉野へ行く話があったのですが、前夜に中止。 夜のうちに確かに降ってはいたのですが、結局は日中は降らず終い。 さて今週の予報と云えばご覧の通り、今日を逃すと安心して走れそうな日がありません、夕方から所用があるのですが、今月は距離的にも走り足りないので午前中だけでも走ろうかと。
朝目覚めるとお天気は最高なんですが、なにからグズグズと準備をしていて、走り出したのは7時、取り敢えず昨日予定していた東吉野方面へ向かおうかと明日香村から芋峠を目指します。 吉野側へ下って時間が足らなければ関戸峠を越えて帰ってきても良いかと。 ところが走り出しても1 キロも行かない内に、チェーンが外れた様な感触、見るとチェーンが切れたではありませんか。 確かに一昨日の「彼岸花の乱」 でも異音がする時があって気にはなってだいすけさん と話をしていたのです、それに昨日はディグリーザーでチェーンを洗った時にも異常は見当たらなかったのですが。 一応チェーンカッターも持ってきてはいるのですがメーターは0.88km、何もここで店を拡げる事はあるまいとトボトボと推して帰る事に。 さて気を取り直してErba号で仕切り直す事に、7月に「ヴィンテージレーサー鑑賞会」 で伊賀上野へ行って以来です、相変わらずディレーラーの調子が思わしくないのと、更に出遅れてしまったので、取り敢えず明日香村まで行って、自転車道を大和川河畔まで出て川沿いに走り、途中でイオンバイクに寄って替えのチェーンを仕入れて来ようかと。 ところが明日香村に入った処で写真を撮ろうとして、スマホを忘れてきた事に気が付きます、コンデジは持ってきてはいたのですが。 まぁ午前中くらい電話が使えなくてもどうって事はないかと先へ進む事に。
明日香村稲渕にて。
明日香村栢森にて、明日香村の彼岸花も、色褪せたものが目に付く様になってきて、今年の盛りも過ぎようとしています、月が変わると稲刈りが始まり、秋の光景が入れ替わって行きます
。
同じく栢森にて。
明日香村を後にして、自転車道を八木界隈まで走ってきた処で、今度は栢森にボトルを忘れてきた事に気がつきます。 ただのペットボトルにカバーだけで、大したものでもないのですが、使い勝手が良いと云うか気に入っているので、再び明日香村へ引き返す事に。
結局は桜井市、明日香村、橿原市の中をウロウロしているうちに時間もなくなってきて、大和川河畔まで行く事もな帰宅、本日午前中の走行46.6キロ、今月の走行距離500キロは越えましたが、明日からの天気回りを考える、今年最低になりそうな。 さてチェーンを継がなくては。
奈良県高市郡高取町 高取町道路元標前にて
「延陽伯」号こと片倉シルクグロワール24が突然やってきて1年になります。 うちに来てからでも走行距離が3,000キロを越え、先日何とこれだけ走って初めてのパンクをした事ですし、24吋と云う事もありますのでこの機会にタイヤ交換をしてあげる事にしました。
パナのパセラ24×1、24吋のタイヤそのものは幾らでもありますがアメクロばかりで、アメサイド、スキンサイドいずれにしても旧車に似合うタイヤはこれしかありません、どれ程の需要があるのか知れませんが、生産を続けてほしいものです。
ところで「延陽伯」号に初めて出逢ったのは2012年2月12日の「大阪渡船ポタ」 の時でした、一目惚れですね、日本有数のレストアラーの某氏の、人も羨む膨大なコレクションの中で、天の邪鬼な私がなんと目を付けてほしいと思った唯一の自転車です。 マスプロ車と云ってもちょっと変わり種の限定モデル、故に現存しているものはあるのか無いのかと云うシロモノ。 そんな彼女をお守りしてあげる技量は私にはありませんし、その後ご一緒する機会もありませんでした。 ちなみに当時の片倉シルクについてはGAMIさんのサイト をご参考に。
その彼女に再会したのは昨年7月11日、東吉野へサイクリングへ行って桜井に戻ってくると、八尾から某氏がお願いしていたErba号用のヘッドパーツを持ってサイクリングがてら走ってきてくれていました、なんとその彼女を駆って。 おそらくこの箱入り娘は初めて大阪を出て数十キロを走らされて奈良は桜井までやってきたのです。 なんやかやと世間話を済ませ「じゃ置いていくわ」と、氏は彼女を置いて電車に乗って帰って行かれたのです。 残されあっけにとられていたのは私と彼女。 (写真は桜井駅前にて)
さて、この経緯から「延陽伯」号と云う名前が付くまでさして時間はかかりませんでした、「延陽伯」とは落語ファンならご存知のネタで、江戸落語では「たらちね」と呼ばれているもので、やもめ所帯に突然、分不相応な娘がやってくると云うお噺です。 ただうちに来て貰った限りは床の間の飾りと云う訳にも行きませんし、しっかり走って貰わんとあきません。 まずはポジションを出して、苦手なトゥークリップを交換し、暫くはご近所のポタリングに連れ出します。 今まで気軽に輪行できるのはKHSしかなかったのですが、こやつはヘッド抜き輪行もできて分割式マッドガードも装備しています、何と云っても素晴らしいのはKHSと違い日本の風景にとてもマッチすると云う事です、これであちこちの旧街道の街並みをのんびり散策してみたいと云うのは元のオーナーの希望でもあった訳です。
ところで車に乗らない私にとってはそこそこ走って貰わないと話にならない訳でして、凄まじいよがり声をあげるマファッククリテリムを安物ですがシマノの現行カンチに交換、復刻されたダイヤコンペのセフティレバーを取り付け、長過ぎるステムにブレーキワイヤーを貫通させアウター受けにもなっていたのですが、輪行時に不便でしたのでノーマルなセッティングに変更、私には勿体無かったフロントバッグをお返して、フレームカラーとお揃えのモンベルのバッグを前後にチョイスしてみました、フロントは少し加工してキャリアにEB金具で固定 、サドルは元はフロント用のドラム型のものを吊っています。 欲を云えばブルックスの限定版デニムカラーのC-17なんかを付けてあげたかったのですが。
御歳30幾つになろうかと、24吋5速と云う非力な彼女、100キロ越えとか無茶もさせてますが、「しまなみ」~「とびしま」も走りましたし、これからも日本の四季を共に愉しまさせて貰う事にします。
今日は
昨年 に続いて伊賀上野で
RRCB(Restoration and Riding of Classic Bicycles) の「ヴィンテージレーサー鑑賞会」が行なわれるのですが、朝8時半まで所用があって。 時間的に昨年の様に自走と云う訳に行きませんので、近鉄大阪線が三重県に入って最初の赤目口駅まで輪行する事に。 なんとも中途半端な処なんですが、西峠をパスしここまで輪行すれば殆ど国道を走る事無く、快適なコースを縫って会場の「サンピア伊賀」まで行く事ができます。 写真右下は名張市街を往く初瀬街道、七夕祭りの準備中でした。 ところでなぜ伊賀上野なのかと云う事ですが、ここなら名古屋方面からの参加者も参加し易いと云う事なんです、まぁ会場の料金や確保のメリットもあるかも知れませんね。
伊賀神戸付近からは田圃の中の長閑な道を北上します、風が田圃を渡って行きます。
「サンピア伊賀」にはお昼過ぎに着くつもりで来たのですが、久しぶりのロードバイクに追い風、ついつい飛ばしてしまいます。 時間調整も兼ねて木津川べりの木蔭のベンチで名張のイオンで買ってきたお弁当を広げる事に。
会場は3階なのですが、ロビーの前を大手を振って通りエレベーターへ、もちろん推してですよ。
扉を開けるとご覧の様な世界。
差し支えのない範囲で… 今年のエロイカで何やら賞を頂いたなかおさんのエクタープロトン(左上)
異彩を放っていたのは乾さんのタンデム、長い付き合いですが初めて見ました。
ちゃんとしたサイズの集合写真や自転車の他の画像は「ツーリングの記録 2016」(要認証)の方でご覧頂きます。
たっぷり目の保養をさせて貰った後、15時半にはお開きに。 なかなか撤収も大変、少しお手伝いをさせて貰って、タンデムは立ててどうにかエレベーターに。 帰途は木津までヤマタンさんの車に載っけて貰い、本日の走行69.2キロ、しかしこの暑さに些か疲れました。
今日は朝まで仕事の予定だったので、下り坂の天気の事も考えて近場で少しポタる事ができれば良いかな位に考えていたのですが… 昨夜遅くF氏から明日走りに行こうとのお誘い、10時位でないと出られないのでそれで良ければと云う事で、桜井駅で落ち合って初瀬ダムから大和高原に上がって奈良市街へ下り「まんま亭」でお昼にしようと云う事に、T御大はきっと田植えで忙しいかと2人で走る事に。
鈴鹿から帰ってきてからバラしたままだったErba号を組み立てて桜井駅に向いますが相変わらずディレーラーの調子は悪いまま走る事に。 10時過ぎには無事に合流、もちろんF氏は大阪から40キロ近くを自走です。 私は朝がまだだったので途中のローソンで買い食いして初瀬ダムへ、笛吹大明神の処で一息入れさせて貰います。 山辺高校の裏から山田町へ抜けてRRCBの「大和高原ラン」 とかでお馴染みの500m余りの無名の峠を越えます。
奈良市南田原界隈にて。 コンデジだけは持ってきたのですが、今日は走るのが精一杯で写真らしい写真はこれだけ、大和高原では早くに田植えは終わっています、癒される風景に暫し小休止。
横田町まで下ってきてまだお昼、大柳生まで北上するとちょっと辛いので、県道80号で奈良市街へ下ります。 土曜日とあって「まんま亭」は大繁盛なのですが、どうにかもぐりこむ事ができました。 F氏とは王寺あたりまでご一緒して別れ様かと思って、京終駅から佐保川沿いに入ったまでは良かったのですが、郡山市街を避けようとそのまま南下したら訳が判らなくなって、担ぎありダートありと別の意味で引きずりまわす事に。 どうにか平端駅界隈を抜けて大和川河畔へ、大和川に架かる昭和橋までご一緒してUターンして飛鳥川沿いから帰途に就きました。 結局帰ってみれば走行85.8km、久しぶりに平均速度20キロ以上と、がっつり走ってしまった一日でした。
朝風峠(上平田峠)にて
10日ぶりとは云っても年間でロードに乗るのは距離にして全体の1/4位、計算してみると過去1年間で3,500キロ位、それでも思っていたより多いなと思ったら、asuka号がドッグ入りしていた昨年7月に950キロ程走っていたのが。
さて今日は朝からasuka号で大和高原にでも行こうかと「自撮り」 用の三脚まで積んで準備してあったのですが、何かモチベーションが上がらないと云うか、ぐずぐずしている内に出掛けそびれてしまいました。
水の入った田圃とか緑鮮やかな茶畑とかを狙ってみたかったのですが。
結局、先週転倒してリムが少し振ってしまったErba号を治して、午後からのんびりと出掛ける事に。
週末の「スズカ8時間エンデューロ」はタモさんが代走を引き受けてくれる事になり、お役御免となって一安心なのですが、昨年のkoga-miyataと云い、私にとって5月のロードは祟られている様です。
明日香村石舞台から稲渕の案山子ロードへ。
稲渕の棚田を巡る回廊の様な小径の頂上近くに、朝風峠と云う洒落た名前の峠と云うか切り通しがあるのですが、明日香村村史にも記述はありませんし、古い飛鳥案内図には上平田峠と記してあります。
案山子ロードに朝風を詠み込んだ歌の碑がありますので、この辺りから近年名付けられたものの様ですが、近辺の案内標識にも「朝風峠」と記されていて、しっかり定着と云うか既成事実化しています。
なんたらニュータウンといったネーミングとあまり次元の変わらない、大して有り難くもない名前です。
いつもはその切り通しを見上げるだけなのですが、ちょっと上がってみると木蔭と通り過ぎる風が心地良いです。
西側からの陽射しと稲渕の集落が霞んでいなかったら、なかなか良さげな「自撮り」ポイントかも、条件の整いそうな時にでも来てみようかと。
ところで集落を見下ろす道ってシチュエーション、パターソンの画集にありましたよね、確か。
祝戸へ下り飛鳥葛城自転車道へ入り、飛鳥川に沿って大和八木へ、今井町道路元標 にチェックイン。
自転車道を走り三宅町のローソンで一息入れます。
ここまで飛鳥川に沿って北上してきた大和中央自転車道 はこの先で東側に回りこんで、非常に判りにくくかつ走りにくくなるのですが、保田橋から新保田橋の間を整備して大和川に出る様にすれば、どれ程走りやすくなるかと思うのですがねぇ、まぁ色々事情があるんでしょうが。
ところで先日の「ならクルT-1大和青垣ルート」の標識の間違いの件ですが、もう何年も放置されたままなので、先週金曜日に県道路環境課にメールを入れておきました、昨日返信があって「ならクルサインの誤記については、現地確認させていただき対応させていただきます。
」 との事です。
さて昨日同様に太子橋に出て大和川左岸を走り、2時間半あまりで早々に桜井に帰ってきました。
本日の走行46.6キロ、今月はまだ700キロに届いていません。
お昼を戴きに「延陽伯」号を駆って
「ぶれーど・う」 まで、云わずと知れた完全手打ち、奈良でうどんの一番旨い店です。 且つリーズナブル。
出掛けたついでにJR桜井駅で「青春18きっぷ」を買ってきました。 5回使う予定も決まっていないし、4月に入るとちょっと忙しいかも、でも有効期限の4月10日は週末だし、2回位残して4月に入ってからヤフオクに出すと、額面以上の値段が付きそうかもね。
一昨日、後輪のスポークを折ってしまったasuka号、スプロケットを外してみると折れた2本以外も結構ダメージが、そうなると手持ちでは足らないのでAMAZONでスポークをポチったものの届くまで時間が掛かりそうな感じ。
明日、月ヶ瀬梅渓に行く事になったのですが、そうなると走って行ける自転車がないので、今年になって埃をかぶっているErbaを出す事に、少し手入れをして試運転に、殆ど下駄履きみたいに格好で出掛けたもののさすがロード、踏んだら踏んだ分、前に進む感覚についつい足を伸ばして明日香村まで、ツーリング車や小径車ばかり乗っていると、ほんとこんな乗り物、反則ですわ。 本日の走行 「延陽伯」号+Erbaで39.3キロ。
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古稀に至ってもなお「走」「工」「趣」三拍子揃って三流のサイクリスト。ライフワークは「道路元標」と「自撮り」。なお「■ャリ」等の自転車に対する卑しい言葉をコメント等ではお使いにならないで下さい。